優利加の「生涯現役のトレード日記」

当面はボックス圏での動きとなりそう

04月22日
昨日の米国株式相場は大きく反発した(DJIA +316.01 @34,137.31, NASDAQ +163.95 @13,950.22)。ドル円為替レートは108円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,822に対して、下落銘柄数は287となった。騰落レシオは88.10%。東証1部の売買代金は2兆274億円。

TOPIX +34 @1,923
日経平均 +680円 @29,188円

米国株式相場が大きく反発した。前日までの2日間で大きく下げていたため空売りの買戻しや新規の買いも入混じり大きく反発した。オランダ半導体製造装置大手ASMLホールディングが好決算を発表したことで、東京市場でも東京エレクトロン、アドバンテスト、レーザーテック、信越化学工業などの半導体銘柄関連が大きく反発した。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日は下値支持線(@28,300円前後)で踏みとどまり、本日は大きく反発した。しかし、上を見ると上値抵抗線(@30,700円前後)があり、ボックス圏での動きとなりそうである。昨年3月以降、業績回復を織り込んで株価は上昇して来た。想定した業績水準に見合う程度まで株価が上昇したため上昇が止まり、横ばいとなっている。さらに上昇するためには今までに織り込んだ以上の業績改善が求められる。もう直ぐ始まる決算発表に注目したい。

33業種中31業種が上昇した。上昇率トップ5は、海運(1位)、鉄鋼(2位)、電気機器(3位)、機械(4位)、精密機器(5位)となった。

「緊急事態宣言」は前2回と同じように絶好の買い場となるか?

04月22日
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -256.33 @33,821.30, NASDAQ -128.49 @13,786.27)。ドル円為替レートは107円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が132に対して、下落銘柄数は2,028となった。騰落レシオは85.65%。東証1部の売場代金は2兆6462億円。

TOPIX -38 @1,888
日経平均 -592円 @28,509円

米国株式相場は続落し、日本国内で新型コロナウィルス感染の再拡大が止まらず、早期景気回復のシナリオが崩れ始めた。大阪府が4月20日に緊急事態宣言の発出を政府に要請し、これに東京都と兵庫県も追随する意向を示した。この流れから5月の大型連休の経済活動は大幅に制限されることは確実となった。鉄鋼や非鉄金属など景気敏感株を中心に全面安となった。さらに、日銀が昨日の大幅株安でもETF買いを行わなかったが、本日もETFを見送ったのではないかとの不安が強まり(結果的には2%超安となったところでETF買いがあった)、日経平均は一時700円超下げた。

日銀のETF買いに期待しすぎるのは馬鹿げている。日銀のETF買いは確かに株価の下げるスピードを一時的に落とす効果はあるが、株価の水準を動かし決定する力はない。そもそも株価Pは理論的に「P=EPS x PER」で決まるもので、予想EPSが切り上がってきたから、今後も予想EPSがさらに上がると期待されてきたからPERも拡大してきた。この2社の掛け算の結果が株価の上昇となって現れている。この株価決定式の中に、日銀のETF買いは入っていない。

今回で3度目となる「緊急事態宣言」は前2回と同じように絶好の買い場となる可能性が高い。伝染病の蔓延により経済活動は確かに停滞する。しかし、それは永遠に続くものではなく、必ず終わりが来る。2回の世界大戦のような悲惨な出来事でさえ終わりがあった。賢明な投資家はそれを理解している。恐怖に怯えた無知な衆愚が何でもかんでも投げ売りするバーゲンセールを虎視眈々と狙っている。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の大幅下落でも止まらず本日も窓を空けて大幅続落した。これで昨年3月19日安値と10月30日安値とを結んだ上昇トレンドライン、10月30日安値と3月24日安値を結んだ上昇トレンドラインのどちらも下方ブレイクした。これで昨年3月中旬を起点として始まった上昇トレンドは一旦終了したと見る。これからの反発は2月16日高値を上抜けるまでは戻り売り圧力にさらされる。3月5日安値@28,308円と3月24日安値@28,379円が目先の下値支持線として意識され、本日はこの下値支持線で辛うじて止まった。この下値支持線も突き抜けて下げたら、次の下値目途は2月1日安値@27,649円と切り下がる。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、パルプ・紙(2位)、非鉄金属(3位)、鉱業(4位)、精密機器(5位)となった。

「感染者数」から「ワクチン接種率」に関心が移ってきた

04月20日
昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -123.04 @34,077.63, NASDAQ -137.58 @13,914.76)。ドル円為替レートは108円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が240に対して、下落銘柄数は1,899となった。騰落レシオは94.57%。東証1部の売買代金は2兆3866億円。

TOPIX -30 @1,926
日経平均 -585円 @29,100円

米国株式相場が反落したところへ、新型コロナウィルス感染がの再拡大に対処するために緊急事態宣言がまた発令された。これが回復しかけている景気をまた下押しするとの懸念が高まり売りが優勢となり、横ばいが続いていた日経平均は大きく下落した。日本は欧米諸国と比べてワクチン接種率が非常に低い。世界の投資家の関心はこれまでの国ごとの「感染者数」から「ワクチン接種率」に関心が移ってきたようである。それが、半導体や電子部品などが「外需株」は強いが、百貨店などの小売りや飲食、鉄道、旅行などの「内需株」は弱いことに反映されている。日経平均の下げ幅は一時600円を超えた。日本とは対照的にワクチン接種が進んでいる米国は経済回復を続けており、FRBが年央には金融引き締めの議論を始めるのではないかと市場が心配するほどである。

日経平均の日足チャートを見ると、一気に25日移動平均線も60日移動平均線も割り込み、10日、25日、60日の各移動平均線の傾きは若干下向きに変わった。すぐに25日移動平均線の上に再浮上すれば良いが、時間がかかると少し上がっても戻り売りが出易くなり上値が重くなる。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、不動産(2位)、倉庫・運輸(3位)、機械(4位)、電気機器(5位)となった。

予想EPSが現在の1,300円程度から1,700円程度へ30%ほどアップする必要がある

04月19日
先週金曜日の米国株式相場は続伸した(DJIA +164.68 @34,200.67, NASDAQ +13.58 @14,052.34)。ドル円為替レートは108円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,000に対して、下落銘柄数は1,094となった。騰落レシオは104.32%。東証1部の売買代金は2兆601億円。

TOPIX -4 @1,957
日経平均 +2円 @29,685円

相変わらず狭い範囲内での上下動が続いている。米国株式相場は主要指標が高値更新を続けているのに対して、日本株が横這い相場が続いている。日本国内で新型コロナウィルス感染が再拡大していることが一つの大きな要因であるが、それに加えて外交問題も急浮上してきた。4月16日に開かれた日米首脳会談後の共同声明で「台湾」が明記されため、今後は日米同盟と米中対立の板挟みとなる。日本のサプライチェーンは対中依存度が大きいため、米中関係の悪化は即日本の対中ビジネス悪化につながり、それが日本企業の業績悪化となって現れる。

需給面からの強弱を判断するため投資部門別売買動向を見ると、信託銀行(年金基金の動きを反映する)は4月第1週まで13週連続で現物株を売り越している。今現在もリバランスが進行中と思われる。決算発表と同時に自社株買いを発表する企業も少なくないが、その動向次第ではリバランスのための売りを吸収して余りある買い需要となることが期待される。しかし、一番大事なことは業績見通しが今までの期待以上に改善することである。日経平均ベースの予想PERは現在の22〜23倍というのは、日本経済の長期的な成長率(2〜3%)から逆算すると高すぎるため長期的にが持続不可能である。持続可能な予想PERは17倍程度であるため、30,000円台を盤石な水準とするためには予想EPSが現在の1,300円程度から1,700円程度へ30%ほどアップする必要がある。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線、25日移動平均線、60日移動平均線の3本の移動平均線が横向きになり収斂し始めている。いよいよ煮詰まってきた。エネルギーが蓄積され、どこかの時点で上下どちらかへ大きく放れ始めると見ている。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、空運(1位)、陸運(2位)、不動産(3位)、その他金融(4位)、鉱業(5位)となった。

決算が出揃うまでは動けないか

04月16日
昨年の米国株式相場は大きく上昇した(DJIA +305.10 @34,035.99, NASDAQ +180.92 @14,038.76)。ドル円為替レートは108円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,021に対して、下落銘柄数は1,051となった。騰落レシオは110.63%。東証1部の売買代金は2兆555億円。

TOPIX +2 @1,961
日経平均 +41円 @29,683円

米国ではダウ工業株30種平均が最高値を更新し、ナスダックもS&Pも上昇した。この流れを受けて日本株も買い先行で始まったが、日本国内では新型コロナウィルス感染が拡大であるため上値は重い。米国ではワクチン接種が進んでおり、小売り売上高が回復しているが、日本ではワクチン接種率が低く、非製造業の景気回復が思うように進んでいない。市場の雰囲気は決算発表の結果を見てから決めようということだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ横向きとなった10日移動平均線に沿うように横這いが続いている。上下の方向感は全くない。2021年3月期決算が出揃う5月中旬(決算期末から45日以内に決算短信を発表する)までには方向性が見えてくるはず。逆に言えば、決算が出揃うまでは動けないか。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1)、保険(2位)、空運(3位)、不動産(4位)、精密機器(5位)となった。

数カ月先までには上下どちらかにトレンドを描き始めているはず

04月15日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +53.62 @33,730.89, NASDAQ -138.26 @13,857.84。ドル円為替レートは108円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,259に対して、下落銘柄数は845となった。騰落レシオは112.44%。東証1部の売買代金は2兆200億円。

TOPIX +7 @1,959
日経平均 +22円 @29,643円

決算発表が相次いでいるが、高すぎた期待に届かないために売られる銘柄も少なくない。特に、小売り株ではその傾向が顕著だ。製造業も業績の急回復を期待して買われてきたが、高値警戒感が高まっており、頭打ち傾向である。それでも以前ほど強くはないが、景気回復期待は続いていおり、これが株価を押し上げようとする力である一方、日本国内での新型コロナウィルス感染が明らかに再拡大しており、こちはら株価を押し下げようとする力である。両者の力がほぼ均衡しているため、横ばい相場が続いている。今日の業種別上昇率トップ5はどれも景気敏感業種であるが、上昇率トップの海運は昨日時点での空売り比率が56.6%とダントツで高かったためその買戻し圧力によって大きく上がったと見られる。

日経平均の日足チャートを見ると、やや上向きの10日移動平均線の下に僅かだが沈み込んでいるが、2月中旬以降のトレンドは横這いである。数年先は確実にそうなっているだろうが、数カ月先までには上下どちらかにトレンドを描き始めているはずだ。それがどちらになるのかは今の時点では明確には分からないが、動き始めたらその波に乗ることが正解である。

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、鉱業(2位)、石油・石炭(3位)、非鉄金属(4位)、鉄鋼(5位)となった。

目先のトレンド横這い

04月15日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -67.13 @33,677.27,NASDAQ +146.10 @13,996.10)。ドル円為替レートは108円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が739に対して、下落銘柄数は1,376となった。騰落レシオは114.91%。東証1部の売買代金は2兆2534億円。

TOPIX -6 @1,952
日経平均 -131円 @29,621円

米当局が4月13日に米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製コロナワクチンの使用について、血栓症を理由に一時中止を勧告した。また、日本でも新型コロナウィルス感染が再拡大(第4波)しており、経済活動の本格的再開が遅れるとの懸念が高まった。大阪府の新規感染者は13日に始めて1,000人を超えた。ドル円相場が1ドル=108円台後半まで円高に振れたことも株式相場の重しとなった。ただ、ナスダックが上昇したことで、東京市場でもハイテク株が買われたため株価指数は大きくは下げなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、この3日間はほぼ横向きの10日移動平均線を挟んで小さく上下に動いており、目先のトレンド横這いである。昨年3月16日安値と10月30日安値を結んだ上昇トレンドライン、昨年10月30日安値と3月24日安値を結んだ上昇トレンドラインのどちらもまだ有効である。ただ、後者はこのまま横ばい相場が続くと間もなく下方ブレイクされそうである。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、繊維(2位)、非鉄金属(3位)、電気・ガス(4位)、石油・石炭(5位)となった。

上下の方向感は出ていない

04月13日
昨日の米国株式相場は小幅下落した(DJIA -55.20 @33,745.40, NASDAQ -50.18 @13,850.00)。ドル円為替レートは109円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方がややが多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,110に対して、下落銘柄数は975となった。騰落レシオは116.22%。東証1部の売買代金は2兆3028億円。

TOPIX +4 @1,959
日経平均 +213円 @29,752円

米国株式相場は小幅反落したが、日経平均は昨日割と下げていたため、今日は買いが優勢となった。アジア株が堅調だったことも日本株を下支えした。3月の中国のドル建て輸出額は市場予想を下回ったが、輸入額は前年同月比38.1%増と、市場予想の25.0%を超えた。これは中国の内需が増加していることを意味し、日本からの輸出が増えると期待された。日経平均の上げ幅は一時350円超となる場面もあった。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は再び10日移動平均線の上に僅かに浮上した。しかし、トレンドは依然としてまだ横這いであり、上下の方向感は出ていない。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、鉄鋼(1位)、証券(2位)、ガラス・土石(3位)、小売り(4位)、保険(5位)となった。

高値圏での横ばい相場が続く

04月12日
先週金曜日の米国株式相場は上昇した(DJIA +297.03 @33,800.60, NASDAQ +70.87 @13,900.19)。ドル円為替レートは109円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かったが株価指数は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,292に対して、下落銘柄数は811となった。騰落レシオは122.60%。東証1部の売買代金は2兆635億円。

TOPIX -5 @1,955
日経平均 -229円 @29,539円

先週金曜日の米国株式相場はダウ工業株30種平均もS&P500も史上最高値を更新した。これを好感して日経平均は高く始まったが、すぐに戻り待ちの売りや利益確定の売りで失速し始めて、結局、陰線で終えた。上海総合指数も香港ハンセン指数も軟調だったので、日本株には下押し圧力となった。東京都を含む3都道府県で、新型コロナウィルスの緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用が始まったことも少しは影響したようだ。象徴的だったことは、先週末に大幅増益を発表していた安川電機が売られて7%安となったことだ。増益見通し(=噂)を先取りして大きく買われてきた銘柄が良い決算発表(=事実)すると売られることは珍しいことでない。事前の市場予想並みの改善では駄目なのだ。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線を少しだけ割り込んだ。25日移動平均線は上向きなので、上方向への力の方が強いと言えるが、2月中旬以降はトレンドとしては横ばい相場が続いている。昨年9月19日安値と10月30日安値を結んだ上昇トレンドラインも、10月30日安値と3月24日安値を結んだ上昇トレンドラインも、どちらもまだ下方ブレイクされていない。したがって、まだ下降相場に転じたとは判断できない。しかし、高値圏で横ばい相場が続けば続くほど、一旦下放れしたときの勢いは強くなるので注意が必要である。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、非鉄金属(2位)、その他金融(3位)、鉱業(4位)、石油・石炭(5位)となった。

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