優利加の「生涯現役のトレード日記」

ギリシャの再選挙はまだ織り込み済みではなかった

05月16日
昨日の米国株は続落した(DJIA -63.35 @@12,632.00, NASDAQ -8.82 @2,893.76)。ギリシャの再選挙は織り込まれていたようでまだ十分織り込まれていなかった。これを受けて本日の日本株全般も続落した。東証1部では、上昇銘柄数が325に対して、下落銘柄数は1,260となった。騰落レシオは64.88%。東証1部の売買代金は1兆1862億円。

TOPIXも日経平均も陰線で続落した。日経平均ベースの予想EPSは765円(5月15日)まで高まっており、日経平均ベースPERも11.6倍まで低下した。東証1部ベースのPBRも0.91倍まで下げてきた。バリュエーション面ではかなり割安感が高まってきたが、市場は恐怖に駆られるとそんなことはお構いなしに売りが殺到する。ギリシャのユーロ脱退が真剣に議論され始めた。もし、本当に脱退すると史上初であり未体験ゾーンへ突入するので欧州経済は勿論、世界経済に与えるインパクトの大きさを市場は図りかねている。どんな相場も下げ続けることは決してなく、いずれ陰の極は必ずやってくるが、つなぎ売り玉はまだ外せない。

TOPIX -9 @738
日経平均 -99円 @8,801円



続落したが下げ渋りの兆候も

05月15日
昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -125.25 @12,695.35, NASDAQ -31.24 @2,902.58)。ギリシャが組閣できずに混迷し再選挙が濃厚となったためだ。仮に再選挙の結果、緊縮財政を放棄する政権が誕生すると、ECBを中心としたギリシャに対する追加融資が実行されなくなる。すると、ギリシャは債務不履行に陥るだろう。さらにギリシャがユーロを脱退するとドラクマは暴落し、ユーロ建ての既存債務は返済できない。するとギリシャ国債に大量投資している欧州の銀行を中心に大量の不良債権が発生し、銀行の信用不安につながり、銀行株は暴落するだけでなく、その信用不安がマネーの流通を止めるので世界経済が大きなダメージを受けるという連想が市場に拡大した。当然、ユーロは売られて安くなり、米ドルや日本円が買われて高くなった。

このような海外市況を受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が358に対して、下落銘柄数は1,237となった。騰落レシオは66.85%。東証1部の売買代金は1兆1584億円。

TOPIXも日経平均も下放れて始まり、一時は深く下げたが切り返して、実体部分に比べ長い下ひげを引いた短陰線で終えた。つまり、下げ渋った。ギリシャの再選挙が決ったが、既に相場に織り込み済みのようだ。

TOPIX -9 @747
日経平均 -73円 @8,900円

依然として弱い罫線であるが

05月14日
先週金曜日の米国株は終値ではほぼ変わらずであった(DJIA -34.33 @12,820.60, NASDAQ +0.18 @2,933.82)。本日の日本株全般は下落銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数は391に対して、下落銘柄数は1,198となった。騰落レシオは68.14%。東証1部の売買代金は9,919億円へ低下し、再び1兆円を割り込んだ。大統領によるギリシャの組閣の仲介も失敗し、再選挙が濃厚となってきた。ギリシャ債務問題の先行きは不透明なままなので、市場は警戒モード継続中だ。

TOPIXは続落し日経平均は小幅反発した。依然として弱い罫線であるが、かなりの安値圏にあるのでさらに下を売り込もうという動きではない。昨年11月の安値では3市場信用評価損が-20.97%(11.25.2011)まで拡大した。最新の数値がまだ公表されていないが、4月27日時点では-11.78%であった。

TOPIX -2 @756
日経平均 +20円 @8,973円

日経平均ベースの予想EPSが663円へ上昇

05月13日
昨日付の日本経済新聞の1面記事によれば、2013年3月期の連結経常利益は前期比24%増の見通しであるとのこと。ならば予想EPSも増加しているはずなので、チェックして見ると5月11日(金)現在の日経平均ベースの予想EPSは663円に増加している。10年物国債の利回りを0.9%、株式リスクプレミアムを5%、日本の名目GDP成長率をゼロと仮定して日経平均株価のフェアバリューを簡易計算して見ると、11,237円となる。これは今年3月27日高値@10,255円よりも高い数値である。現在の業績見通しが正しければ、これ以上の下げは長くは続かないだろう。

今日は東京Eureka!!会支援のため東京へ行きます。ついでにパンローリングの編集者とも打ち合わせをします。

下げ渋り感が強まってくる

05月11日
昨日の米国株は高安まちまちとなったが実質的にはほぼ変わらずであった(DJIA +19.98 @12,855.04, NASDAQ -1.07 @2,933.64)。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が198に対して、下落銘柄数は1,415となった。騰落レシオは66.54%。東証1部の売買代金は1兆2328億円。

ソニーの株価は私が大学1年生の頃の1980年以来32年ぶりの安値まで下げてきた。業績悪化に歯止めがかからない。"It's a Sony"のCMが見られなくなって久しい。中学生の頃からソニーの短波ラジオ「スカイセンサー」で内外のラジオ放送を聞きながら勉強をしていた。私の学友の殆どもスカイセンサーを持っていた。大学生になると「ウォークマン」に魅せられた。あのソニーはどこへ行ってしまったのだろうか?

TOPIXも日経平均もさらに小幅下落した。既に指摘されているが、昨年11月25日安値から今年3月27日高値までの上昇幅に対して黄金比率である61.8%押しまで下げてきた。日本企業全体としての業績見通しは悪くないので、よほど大きなショックでも続かない限り、下げ渋り感が強まってくると見ている。

TOPIX -7 @758
日経平均 -56円 @8,953円

下げ渋り

05月10日
昨日の米国株は続落した(DJIA -97.03 @12,835.06, NADAQ -11.56 @2,934.71)。ギリシャの政局混迷により欧州諸国の支援策実施が不透明となったらだ。これを受けて本日の日本株も続落する銘柄が多かったが、下げ過ぎという意識も強くなってきた。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は696となった。騰落レシオは68.17%。東証1部の売買代金は1兆1473億円。

TOPIXも日経平均も続落して始まったが、TOPIXは切り返して陽線で終えた。日経平均はほぼ寄引同事線となり下げ渋りを示した。海外株式市況次第だが、5月7日に空けた窓を埋められるかどうかに注目したい。

TOPIX ±0 @765
日経平均 -36円 @9,009円

当面はギリシャの政局から目が離せない。

騰落レシオ65.97%へ

05月09日
昨日の米国株は続落し、これで5日続落となった(DJIA -76.44% @12,932.09, NASDAQ -11.49 @2,946.27)。ギリシャの政局混迷により欧州株が全面安となったことが背景にあった。中国株をはじめとしてアジア株も全面安となり、対ユーロで円高が進み、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が152に対して、下落銘柄数は1,478となった。騰落レシオは65.97%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1941億円。コンプリートガチャで問題がクローズアップされたグリーもディーエヌエーも大きく続落した。

TOPIXも日経平均も下放れて、且つ陰線で終えた。欧州情勢と為替相場次第でもう少し下げ余地は残っているが、騰落レシオは60%台半ばまで下げてきたので、特に悪材料がなく連れ安している銘柄は下げ渋りそうだ。

TOPIX -11 @765
日経平均 -136円 @9,045円

下振れしやすい脆弱な相場

05月08日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA -29.74 @13,008.53, NASDAQ +1.42 @2,957.76)。ユーロ安も一応止まり、円高も一服した。これを受けて本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,137に対して、下落銘柄数は416となった。騰落レシオは70.43%。東証1部の売買代金は1兆1070億円。昨日消費者庁がコンプリートガチャが景品表示法に抵触する可能性を示したことで、ストップ安となったディーエヌエーとグリーは今日は乱高下した。中学生が月に40万円も請求されるような仕組みは問題があるだろう。

TOPIXも日経平均も小幅反発したが、前日の陰線の範囲内にあり強い反発とは言えない。まずは昨日空けた窓を埋められるかどうかに注目したい。関西電力やシャープなど100銘柄以上が年初来安値を更新したので、まだ下振れしやすい脆弱な相場である。そうはいっても騰落レシオが60%台まで低下し、今期業績見通しが悪くない状況ではポジショントレーダーなら銘柄次第だが打診買いも可ではなかろうか。

TOPIX +4 @776
日経平均 +63円 @9,181円

騰落レシオ67.94%へ低下

05月07日
先週金曜日の米国株は雇用統計が市場予想より悪かったため景気の先行き不安から大幅下落した。さらにフランス大統領選挙の決選投票で現職のサルコジ氏が対抗するオランド氏に敗れた。フランス国民は緊縮財政一辺倒に「ノー」を突き付けた。欧州債務危機を乗り切るため、ドイツのメルケル首相と推し進めてきたギリシャをはじめとする欧州の緊縮財政政策の実行が危ぶまれ、ユーロ安・円高となった。この結果、本日の日本株は大きく下放れて始まり、大幅安で終える銘柄が多かった。東証1部では上昇銘柄数が109に対して、下落銘柄数は1,516となりほぼ全面安。騰落レシオは70%を割り込み、67.94%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1732億円。

TOPIXも日経平均も大きく下放れ、陰線で終えた。欧州債務危機がまだ解決していないことを改めて印象付けた。十分な流動性を供給することでその場その場をしのいできたが、構造的な問題には手つかずであるため、欧州債務危機は何度も蒸し返されるだろう。その度に世界の金融市場に大きな悪影響を与える。私の記憶では、緊縮財政政策は80年代に南米各国がディフォルトしてIMFの管理下に置かれた時からの常套手段である。他に処方箋はないのかと言いたくなるほど毎回同じ処方箋が繰り返される。大衆は易きに流れる。緊縮財政は嫌われる。

TOPIX -20 @772
日経平均 -261 @9,119円

騰落レシオは60%台へ突入したので、割安銘柄も増えてきたはずだ。ポジショントレーダーには絶好の仕込み時が来た。但し、銘柄分散と時間分散は必須だが。

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