商品・為替市況 by フジトミ
1月のUSDA農務省需給報告
01月13日
昨晩アメリカ農務省から需給報告の結果が発表されました。
主な内容は以下の通りです。
【トウモロコシ】
《耕地》 *単位は100万エーカー、今月・前月の順。
作付面積 86.5 86.4
収穫面積 79.6 79.3
単収 165.2 162.9
《供給》 *単位は100万ブッシェル
期初在庫 1673 1674
生産 13151 12921
合計 14834 14605
《需要》 *単位は100万ブッシェル
国内 11020 10880
輸出 2050 2050
合計 13070 12930
期末在庫 1764 1675
在庫率 13.5% 13.0%
【大豆】
《耕地》 *単位は100万エーカー
作付面積 77.5 77.5
収穫面積 76.4 76.6
単収 44.0 43.3
《供給》 *単位は100万ブッシェル
期初在庫 138 138
生産 3361 3319
合計 3507 3465
《需要》 *単位は100万ブッシェル
圧砕 1710 1695
種・飼料等 175 173
輸出 1375 1340
合計 3262 3210
期末在庫 245 255
在庫率 7.5% 8.0%
ここにきてトウモロコシの作付面積・収穫面積が上方修正され、
さらに単収も改善するというサプライズがありました。
その結果NY・東京ともに穀物は大幅安。
東京トウモロコシは20,000円台の攻防へと推移していきそうです。
大きく異なった貴金属と石油市場
01月12日
貴金属と石油市場で大きく分かれましたね。
弱い雇用統計の結果を受けて買い進められた貴金属市場、
最高値(12月3日、3477円)更新まであと35円に迫っています。
NYはまだ1200ドルに達していないので、
東京市場の金は少し買われすぎの感もあると思います。
ストキャスティクスのSlowKラインは11月26日以来の高値圏に。
うーん、、、金はユーロにつられて価格を下げることが多いような気がします。
さて、今晩はUSDA農務省発表です。
トウモロコシなどは生産高の下方修正が予想されていますが、
果たして結果は…??
突き抜けている中国の新車販売台数
01月06日
日本と米国の新車販売台数が発表されました。
2009年の国内新車販売台数は、前年比9.1%減の292万1085台(軽自動車除く)。
6年連続で前年実績を下回り、その上1971年以来38年ぶりに300万台を割り込んでいます。
軽自動車との合計台数も前年比9.3%減の460万9255台と、こちらも31年ぶりに500万の大台を割り込んでいます。
一方アメリカ。
2009年のアメリカ新車販売台数は前年比21.2%減の1042万9553台。
前年割れは4年連続で、1982年以来の低水準となりました。
ただ、日本とは違って12月単月の販売台数でみると、前年同月比15.1%増の102万9936台に。
12月は日本車メーカーを中心に販売台数が伸び、トヨタは前月比32.3%増、ホンダが24.5%増などとなっています。
明るい兆しは見え始めているものの、2008年のリーマン・ショックの影響からまだ脱し切れていないようです。
さて、中国。
09年の中国の新車販売台数は、前年比42.4%増の1223万台(09年11月まで)。
新車販売世界一の座は長年君臨してきた米国から09年に中国へと移っており、
販売台数の差もこれからますます大きくなることが予想されます。
今年2010年に中国のGDPが初めて日本のGDPを追い抜くことが予想されていますが、
新車販売台数1つをとってみても中国の成長と規模は圧巻で、
他の追随を許さないといった感がありますね。
2009年終了!!!
12月30日
東工取銘柄の立会もさきほど無事に終了を迎え、これにて2009年は完全終了です。
みなさんどんな1年でしたでしょうか?
いいこと悪いことつらいこと悲しいことたくさん笑ったこと、、、
本当にいろいろありましたね・・・・・(私だけ?)
2010年もASSISTはいろいろ新しいことに挑戦していきたいと思ってます。
なので、どうぞ宜しくお願いします。
2010年は商品先物市場に追い風が吹くことを切に祈ります。
帰省される方も多いと思いますが、あいにく31日は大荒れの予想。
気を付けて帰って下さいね。
それでは良いお年を〜
年末年始のご案内
12月25日
2009年のクリスマスも終わってしまいましたね…
サンタさん、来なかったなぁ(笑)
さて、週が明けるとほんっとうに「年の瀬」なので、
年末年始の営業についてご案内したいと思います。
■大納会:12月30日(水)
東京穀物商品取引所:前場のみ、後場の立会はなし
東京工業品取引所:日中立会のみ、夜間立会はなし
*ASSISTは16:30で電話・メールの問い合わせを終了します。
■大発会:1月4日(月)
東京穀物商品取引所:前場のみ、後場の立会はなし
東京工業品取引所:通常通り(日中立会+夜間立会)
*ASSISTは通常通り電話・メールでの問い合わせを受け付けます。
(8:30〜18:00)
立会はあと3日間あります。
お正月気分にはまだ早いですよ!!
上昇フラッグを抜けたところ?
12月24日
粗糖のチャートを見てみると、上昇フラッグのよう。
本日急騰したおかげで、
終値ベースでは約3ヶ月ぶりに雲の上に出てきました。
その結果、1)転換線が基準線を上回り上向き、2)遅行線が実線より上に、3)実線が雲の上、という三役好転に。
RSI、MACDも上昇となっているので、
しばらくは粗糖の基調は強そうですね。
尚、粗糖は期先とそれ以外の限月では証拠金・値幅制限が異なりますので
取引するときにはしっかり確認してくださいね。
あ、今日はクリスマスイブ☆☆
素敵な夜を〜
東工取軽油先物再開!
12月22日
東京工業品取引所は、
2006年2月に取引を休止した軽油先物の取引を再開することを決定。
再開時期は、2010年5月になる見込みとのことです。
軽油先物は2003年9月に上場。
軽油先物取引再開の背景には、政府が本日閣議決定する10年度税制改正大綱で、
軽油引取税の扱いを巡る特例措置が認められる見通しとなったことがあるようです。
2010年の金相場は?―モルガン・スタンレー
12月17日
モルガンスタンレーは16日、
2010年には金相場が1オンス=1300ドルを上回る可能性があることを
16日に発表したリポートの中で伝えています。
それによると、金利上昇によるドル高になる前に、金価格は一段と上昇。
基本シナリオでは10年に1オンス=1250〜1300ドルに上昇する可能性があるとした上で、
市場の強気ムードを考慮したケースでは1325〜1350ドルに上昇する可能性もあるとしています。
それぞれの確率は60%、15%。
60%の確率で金価格が1300ドル乗せって…!!
12月の日銀短観
12月14日
本日日銀により、12月の企業短期経済観測調査(短観)が発表されました。
それによると大企業製造業の業況判断指数(DI、「良い」から「悪い」を引いた割合)は、
-24となり、前回9月の調査の-33から9ポイント改善。
改善は3期連続となっていますが、前回調査では15ポイント回復したのと比較すると、
改善ペースは鈍化しています。
また、大企業非製造業の業況判断DIは-22で、こちらも小幅ながら3期連続改善となっています。
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