同著者書籍 |
2018年11月発売
ISBN 978-4-7759-4920-7 C0076
定価 本体2,800円+税
A5判 並製 284頁
著 者:エド・ミラー
訳 者:松山宗彦
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エリートポーカープレイヤーは私たち一般プレイヤーとは違います。彼らは一瞬で何万ドルも動くテーブルについています。違いはそれだけではありません。
エリートプレイヤーは、一般のプレイヤーとはまったく異なる戦略・思考でゲームにのぞんでいます。あなたがゲームのレベルを上げたいのであれば、戦略を見直すだけでは成功できないでしょう。ポーカープレイヤーの99%は考え方に根本的な欠陥があるのです。トップ1%に入るためには、本書の内容を理解し実践する必要があります。
その内容は多くのポーカープレイヤーが知っています。しかし、理解しているプレイヤーはほとんどいません。ポーカーの「公然の秘密」として誰も隠そうともしません。それはゲーム理論のナッシュ均衡を用いたプレイです。自分以外のプレイヤーを観察し戦略を最適化していきます。それぞれのプレイヤーの戦略が確定し変更する意味がなくなった状態がナッシュ均衡です。ナッシュ均衡に沿ったプレイをGTO(game theory optimal)戦略といいます。
GTO戦略を実行するためにはゲーム全体の期待値を計算する必要があります。その計算は膨大で複雑なものになり、プレイ中に対応するのは容易ではありません。しかし、複数パターンに分類し大枠を把握することは可能です。更に多くのパターンを検証することによって、ハンドの頻度も把握できます。
「正しい頻度でプレイせよ」がエリートプレイヤーへのキーワードです。本書は一般プレイヤーにとって珠玉の1冊となるでしょう。
ノーリミットホールデムをスロットマシーンのようにプレイしない
真逆の結果となる場合
もう1つの問題
結論
タイトアグレッシブなプレイヤーを打ち負かす
全体的イメージ
不都合な真実
結論
頻度のゲーム
フォールド頻度
ベット頻度
トップ1%の秘密
2つのルール
副産物
ピラミッドを土台から築き上げる
プリフロップでハンドをプレイしすぎる
ボードテクスチャーに対する不適切な反応
終わりに
ポーカーピラミッドの分岐
大きな例外
小さな例外
これらのアイデアを実践に移す
ブラフとバリューベットの頻度
実戦にみるブラフ頻度
今後君はもうやらなくなるはずの5つのよくあるエラー
シナリオ1:エースハイまたはキングハイのスタティックなフロップで、ベットしたりコールしたりする。
シナリオ2:リバーでレイズするのはドローを実際に引けた後だけ
シナリオ3:小さなベットサイズへの反応
シナリオ4:トップペアでベットフォールドする頻度が高すぎる
シナリオ5:モノトーンフロップで諦めが良すぎる
戦略の微調整
良い出来事、不味い出来事、出来事が起きないという出来事
これよりひどいことは起き得たのだろうか?
全てはレンジに対して起きていることを忘れない
ハンド選択
ベットやレイズすべきハンド
チェックやコールをするハンド
例
これらはどう使いこなせばいいのか?
こんなもの全部やれっていったいどうやりゃいいんだ?
相手がクロック要求して来そうなんだけど?
これって今自分がやってるゲームとは関係あるの?
その頻度のミスはどうやったら見つけ出せるの?
ならば完璧な頻度プレイをめざすべき時はいつ?
結論
レイズされた場合
レイズ
多人数ポット
掘への宿題
さらなる学習のために
謝辞
原書『Poker's 1%: The One Big Secret That Keeps Elite Players On』