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ウィザードブックシリーズ Vol.52

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バーンスタインのデイトレード実践

バーンスタインのデイトレード実践
『バーンスタインの
デイトレード入門』

『バーンスタインの
トレーダー入門』

定価 本体 7,800円+税 /2003年4月30日発売
A5判上製本/ISBN 4-7759-7013-5 C2033

著者 ジェイク・バーンスタイン
監訳 長尾慎太郎
訳者 岡村桂


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著者紹介 | 目次 | 関連書籍  ◆立ち読みコーナー 日本語版への序文 ・ 監修者まえがき ・ 第1章 (本テキストは再校時のものです)
著者

原書

『The Compleat
Day Trader II』

あなたもプロ級の「完全無欠のデイトレーダー」になれる!
デイトレードのプロになるための「勝つテクニック」や「日本で未紹介の戦略」が満載!

現在のマーケットはボラティリティが高く、デイトレーダーにとってパーフェクトな環境といえる。ちゃぶついたマーケットが何百という機会を毎日提供してくれる。さらに、高性能のコンピューターが開発され、今ではフロアトレーダーだけでなく、だれもがデイトレードを行うことができる。
 それでも、デイトレーダーとして成功するには、正しい標的を見極め、慎重に狙いを定め、適切なタイミングに行動を起こすスキルと規律が必要である。トレーダーとして30年間経験を積んできたジェーク・バーンスタインは本書のなかで、読者を成功に導く戦略、心理的ヒント、その他多数の手法を紹介している。本書は入門書ではなく(初心者は、前著『バーンスタインのデイトレード入門』から読むことをお勧めする)、マーケットやトレードの基本についてある程度理解し、プロフェッショナルトレーダーか、あるいはトレーダーとして独立を目指す方々を対象としている。次のレベルに進む方法、マーケットを理解する方法、そしてデイトレーダーの心理について詳しく説明している。本書を読めば、トレーダーとして成功するための機能的で心理的なツールを開発するのに大いに役立つだろう。
 本書では、デイトレーディングの「アート(芸術)」面を紹介している。深く考えずに1つのシステムだけに従うのではなく、各自のトレーディングスタイルにベストフィットさせるために5、6種類のシステムを組み合わせ、自分なりのトレーディングシステムを作り上げる方法を説明している。前著発表後のマーケットの変動を考慮し、本書は以下のように構成されている。  現在、S&P500先物、Tボンド、通貨など、さまざまなマーケットにデイトレーディングの機会がある。しかし、このチャンスをつかむのは、スキルを身につけ、優れたシステムを持ち、実践を積んだトレーダーだけなのだ。このハイリスク・ハイリターンのゲームにだれでも勝てるわけではない。損失はすぐに膨れ上がってしまう。本書は、デイトレーダーとその志望者の両方に対して、さまざまなリスクの対処方法を解説している。マーケットをどのように理解するか、その理解に基づいて効果的なツールをどのように開発するか、精度の高いそのツールをどのように使用するか、ということを教えてくれる。

「私は、先物トレーダーや株式トレーダーとして25年間の経験を積んできた。私がそこで得た知識を皆さんも身につけたいと考えるなら、本書を読むことをお勧めする。本書は、皆さんを教育し、指導し、支援し、物事を解説し、成功への道を照らすだろう」――ジェイク・バーンスタイン



著者/ジェイク・バーンスタイン(Jake Bernstein)

国際的に有名なトレーダー、作家、研究家。MBHウイークリー・コモディティ・レターの発行者で、トレードや先物取引に関する約30もの書籍や研究を発表している。邦訳には『
バーンスタインのデイトレード入門』『バーンスタインのトレーダー入門』(パンローリング)、『投資の行動心理学』(東洋経済新報社)がある。トレーディングセミナーを収録したDVDには『バーンスタインのパターントレード入門――相場の転換点を探せ』(パンローリング)がある。ウォールストリート・ウイーク、そして世界中の数々のラジオやテレビ番組に出演し、また、投資やトレードに関するセミナーでも講演している。トレードとタイミングに関するあくなき追及は、トレーダーに新たなツールを提供している。

監修者/長尾慎太郎(ながお・しんたろう)
東京大学工学部原子力工学科卒。米系銀行でのオルタナティブ投資業務、および金スワップ取引、CTA(商品投資顧問)での資金運用を経て、現在は株式ファンドマネジャーとしてオルタナティブ運用を行う。マーケットに関連した時系列データをもとにしたシステムトレードを専門とする。

訳者/岡村桂(おかむら・かつら)
青山学院大学国際政治経済学部(国際金融専攻)を卒業し、東京海上火災保険株式会社に入社。その後渡米し、翻訳の仕事に携わる。帰国後は、大手電機メーカーの翻訳部を経て独立し、現在はフリーランスで翻訳をしている。



■目次


日本語版への序文
監修者まえがき

第1章 デイトレーディングの展望――観測、主張、警告
 なぜデイトレードか?
 デイトレーディングの規律と根気
 デイトレードとは有利なのか、不利なのか?
 本書を読むにあたって
 自己規律の重要性
 規律とは?

第2章 タイミング指標について
 典型的な移動平均(MA)指標
 さまざまなタイプの移動平均
 ストキャスティック指数(SI)と相対力指数(RSI)
 チャートのパターンとフォーメーション
 パラボリック
 ADXとDMI
 サイクル
 季節性
 モメンタム(MOM)/変化率(ROC)
 マーケットセンチメント
 ブレイクアウト

第3章 デイトレード――芸術か科学か?
 規律の問題
 芸術と科学の分かれ目
 科学が芸術に変わるとき
 芸術と科学――何をするべきか?
 ベストポジション
 デイトレード――良い点、悪い点、そして厄介な点
 ほとんどのトレーディングシステムはうまくいかない
 手数料に食いつぶされる
 プロが勝ち、大衆は負ける
 不利な価格での執行を回避できるか?
 誤報と偽情報の蔓延
 トレーダーはS&Pを好むが、その多くは損を出す
 先物オプション――現実と神話
 インサイダーが利益を得る
 成功の見込みはますます悪化している
 コンピューター――役に立つか? 障害物か?

第4章 30分ブレイクアウト
 基本的手法
 その他のパラメータ
 ストップロスとトレイリング・ストップロス
 30MBOを使用して何ができるか
 検証結果の分析
 最適なマーケットは?
 リスクと報酬――現実と合理性

第5章 曜日のパターン
 主な季節性の例
 曜日と日付の価格パターン
 曜日、日付、月中の位置
 月曜日のパターン
 ほかの曜日パターン
 曜日パターンとタイミング
 DBOのルールとパラメータ
 日中ベースのDBO

第6章 トレーディングシステム――賛否両論
 純粋なテクニカルトレーダー
 純粋なファンダメンタルトレーダー
 テクノ・ファンダメンタルトレーダー
 直観的で勘と経験に頼り、気合いで成功を収めようとするトレーダー

第7章 インサイドデイ(はらみ足)のパワー
 はらみ足の例
 はらみ足とトレンドの転換
 はらみ足のルール

第8章 システム検証と最適化――友か敵か?
 なぜトレーディングシステムを検証するのか?
 各自のトレーディングシステムを検証する
 最適化
 システム開発の合理的なアプローチ

第9章 感情、トレーダー、そしてマーケット
 ルールの作成
 システムトレーディング、規律、そして利益
 トレードで損を出す「見事な」方法
 建設的な提案
第10章 どんなマーケットでデイトレーディングをするのか?
 出来高
 ボラティリティ
 両刃の剣
 状況の変化
 異銘柄間スプレッドのデイトレーディングは可能か?
 デイトレーディングに推奨されるスプレッド

第11章 大引けと寄り付き
 高値、安値、終値の関係
 始値と終値の関係
 始値と終値の関係に基づくトレーディングシステムの作成

第12章 ギャップ手法
 デイトレーダーの理想
 ウップスについて
 基本的な買いシグナル
 基本的な売りシグナル
 ギャップトレードの心理
 「ベスト」のギャップトレード
 ギャップトレードの実践
 さまざまなタイプのギャップトレード
 複数日のギャップシグナル(マルチギャップ)
 ギャップトレードの日中フォローアップ

第13章 アキュムレーション/ディストリビューションのオシレーターと派生指標
 典型的な状況
 アキュムレーションとディストリビューションの理論
 A/Dオシレーターを使用する
 騰落派生指標(ADD)

第14章 注文の重要性
 成行注文
 条件付き成行(MIT)注文
 フィル・オア・キル(FOK)・オーダー(即時執行注文)
 ストップオーダー(逆指値注文)
 ストップリミット・オーダー(指値条件付逆指値注文)
 グッド・ティル・キャンセル(GTC)・オーダー(オープン注文)
 ワン・キャンセル・アザー(OCO)注文
 注文をうまく利用する

第15章 デイトレーディングの心理
 忍耐、短気、感受性
 デイトレーダーとして成功する特性
 柔和の危険性
 自制心について
 デイトレーダーのその他の心理について
 成功に必要な自己規律
 損失を受け入れる
 資力を超えた売買をしない
 マーケットの限定
 十分な資金で始める
 ニュースの活用
 一瞬の値動きの利用
 毎日の目標を忠実に守る
 マーケットセンチメントを利用してデイトレーディングの機会を見つける

第16章 デイトレーダーとして成功するルール
 方向性を決めること――自分の方向を知ること
 最初に損を出しても驚かないこと――成功しない人もいる
 期待を最小限に抑えること――過大な期待を持たないこと
 他人の意見を遮断すること――自分のルールでゲームをすること
 シグナルが示しているときは損切りをすること――言い訳はしないこと
 デイトレーダーとしての目標を立てること
 利食いを急がないこと
 利益を長く持ちすぎないこと
 シグナルが出現しない場合は「無理に」トレードしないこと
 躊躇しないこと
 トレードの記録をつけること――良くても悪くても、面白くないときでも
 適切な情報を入手していないかぎりトレードしないこと
 確かでないときには何もしないこと
 ホームワーク(下調べ)をすること
 トレード結果を追跡すること
 複雑であることが必ずしも利益を意味するわけではない
 マーケットの作り話の危険性
 増し玉(ピラミッディング)の危険性
 薄商いのマーケットを避けること
 レミングと一緒に走らないこと
 大きなイベントやニュース後のデイトレーディング機会に気をつけること
 正しくタイムリーな価格データの重要性
 手数料とブローカーについて

第17章 よくある質問

あとがき――本書を終えるにあたって
 なぜ本書を書いたか
 では始めよう

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/J・ウエルズ・ワイルダー・Jr.著
本書第2章のタイミング指標の中で、ワイルダーのパラボリック、ADX、DMIについて触れている。それらの指標の基本的な使い方や計算式などが細かく掲載されています。
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