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美しき株式投資
 http://www.panrolling.com/etc/users/cyclical/
鈴木一之氏×村田雅志氏
洞察鋭い2人の対談です
ファンダメンタルズに基づいた株式投資のスタイルは、成長型・企業価値型・循環型・再建型の4種類といわれています。 ここでは、企業価値型、すなわちバリュー株投資と循環型と訳されるシクリカル投資をテーマにした株式投資の話です。

Profile
鈴木一之
Suzuki Kazuyuki

大和證券にて株式トレードに携わる。マジメにおかしく分かりやすく解説する投資分析は人気がある。 ジム・ロジャーズ講演会では特別インタビュアーを努める。現在、ストックキャンパス・リサーチ部チーフアナリスト。


オニールの空売り練習帖


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▼ 11月16日 Murata
おはようございます。
今朝は曇りがちでしたが、今はかなり秋晴れモード。
株価もこういう展開がいいのですが、はてさて?

>あいかわらずの高水準だが、11/1〜11/9にかけて3.0兆円を
>上回っていたことを考えると明らかにパワーダウン。

そうですね。だけど、1〜9日が異常だった気がします。
違いますかね?

>内需大型株はどうしても頭が重い。
>時間がたつほどその頭の重さがプレッシャーになってくる。

そうですね。140割れたらフリーフォールな気がする。

>年末相場はこんな感じでいくのでしょうか。

いや〜調整あると思いますよ。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 11月16日 Suzuki
【11月16日(水)】

日経平均は小幅続落、それでも1万4000円台はキープ。

出来高は25.1億株、売買代金は2.2兆円、
あいかわらずの高水準だが、11/1〜11/9にかけて3.0兆円を
上回っていたことを考えると明らかにパワーダウン。

11/11時点の信用買い残は4.0兆円乗せ、
5年7カ月ぶりの高水準(2000年3月31日以来)、
東証1部の売買代金が10月の月間平均(2.36兆円)を
下回ってくるようだと、信用買い残の重荷を意識してくる
ようになると(市場関係者)。

--------

内需大型株はどうしても頭が重い。
時間がたつほどその頭の重さがプレッシャーになってくる。
ひとつ、またひとつと急落する銘柄も増加中。
ダイエー(8263)、大京(8840)、鉄鋼株全般

反対波動でハイテク株、新興市場の小型株、が徐々に復活、
IPO以降、売られ続けたオールアバウト(2454)や
同業のエキサイト(3754)にうねりが生じる。

サイバード(4823)、半導体のミライアル(4238)
似たような銘柄コードばかりだが底練りから上伸へ。

年末相場はこんな感じでいくのでしょうか。
オールアバウト(2454)

以上、鈴木一之

▼ 11月15日 Murata
こんにちは。ご無沙汰しております。
すみませんでした。

>日経平均は4日ぶりの反落、
>ハイテク株の戻りも一服、内需株、素材株もともに安い。
>全体にはぼんやりとした気迷いムードが強い。

そうなんですよね。「そろそろ天井じゃないか?」みたいな雰囲気がすごいある。

>グリコ(2206)にスティール・パートナーズ、
>松坂屋(8328)に村上ファンド、株集め、買い占めが横行。

だらしない企業がターゲットになるということでしょうか。
8328は、銀座の土地をいいかげん解放してほしい。

>鉄鋼株が厳しい。

まあ、ようやくフェアバリューに戻りつつあるというところでは。

全然関係ないけど井上金属(6246)ってすごいですよね。
今日は下げているけど。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 11月15日 Suzuki
【11月14日(月)】

日経平均は4日ぶりの反落、
ハイテク株の戻りも一服、内需株、素材株もともに安い。
全体にはぼんやりとした気迷いムードが強い。

グリコ(2206)にスティール・パートナーズ、
松坂屋(8328)に村上ファンド、株集め、買い占めが横行。

「対抗策として三菱グループが株式持ち合い強化」
などと新聞に書かれるようになるとそろそろ一巡か。

東証1部の出来高は25.0億株、売買代金も2.2兆円、
昔に比べればあいかわらずの大商いだが、
今や大商いと感じないところがおそろしい。

-------

鉄鋼株が厳しい。
新日鉄(5401)、住金(5405)が小さく直近安値を下回る。
地銀株、小型不動産株も急落を始める。

逆に小型材料株が急騰。
河合楽器(7952)、近ツリ(9726)、日本ピストン(6461)
モロゾフ(2217)、山村硝子(5210)、東京機械(6335)

少し早めだが、新興市場の小型株に順番が回ってくる。
年末の損出し確定売りは今年もあるのか。

動きとしては
オールアバウト(2454)、セプテーニ(4243)、ディップ(2379)
セプテーニ(4243)

ディップ(2379)

以上、鈴木一之

▼ 11月10日 Suzuki
【11月9日(水)】

日経平均は3日ぶり反発、といっても+35.47円、
他の指数はほとんどが反落、ジャスダックは今年最長の14連騰。

東証1部の出来高は39.2億株にダウン、売買代金も3.0兆円、
前日の記録的な大商いから見ればどちらも減少したが
それでも相当な分量をこなしている。

前日にぎわった鉄鋼株が下落。銀行も安い。
内需系、素材系は大半がマイナス、中でも含み資産関連として
買われた銘柄はマド空けして下落。JT(2914)までが急落する。

日経平均の上昇はハイテク株がリード、
ハイテク株の底入れ反発は、それが短期間だとしても
常に「そんなはずはない」、「いつまでも続くわけがない」
という状態でスタートする。

--------

いすゞ自動車(7202)
普通トラックの買い替え需要がこの秋から顕在化。
営業利益は3期連続で最高益を更新する見通し。

自動車・自動車部品株ではトラック関連ばかりに
目が行ってしまう。
NY市場でGM株が13年ぶりの安値まで下落中。
GMが揺らいでいる間は動きが鈍いだろうが。

--------

マクロ経済指標をひとつ、

10月の景気ウオッチャー調査(11月9日、内閣府が発表)
現状判断指数は前月比-1ポイントの50.7。
6カ月連続で「50」を上回る。

3カ月ぶりの低下だが、10月は全国で気温が高めに推移したため、
秋冬ものの衣料品販売が低迷。一時的な影響が出ているそうだ。
いすゞ自動車(7202)日足

以上、鈴木一之

▼ 11月9日 Murata
今日はいい天気です。だけど風は冷たい。
今年は暖冬のようですが、株式市場にどういう影響を及ぼすのでしょうかねぇ。

>日経平均は2日続落、
>しかし「続落」という感じがまったくしないほどの活況相場。
>さらに言えば、「大活況」というほどの活況感が感じられない
>ままの大活況の一日。

鈴木さんが監訳された「オニールの空売り練習帳」に書かれていた
「チャーニング」が頭をよぎりました。
分からない方は、ぜひ本書を一読されるといいと思います。
http://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775970577

>東証1部の出来高は記録更新の45.5億株、
>11月2日の37.0億株を一気に抜き去る、40億株時代の到来
>売買代金は少なめで3.2兆円、それでもたいしたもの。

鈴木さんは、今の局面を「チャーニング」と思われませんか?
少なくとも日経225は怖くて仕方がない。。。
SQまであと2日なんだけど。

>三菱マテリアル(5711)も比較的無理なく上伸。
>鉄鋼株は意外感もあるし異常な買い物。しかしこれが
>何日か経てば異常ではなくなっているかもしれない。

本当ですか?いや〜、私は臆病なんで疑問視。

>あの富士通(6702)までが新高値更新。

こうなると理屈も何もありませんね。
う〜む。

>機械株にも安定して上昇する銘柄が目立つ。
>(村田さん好みの業種)

>そこで日本製鋼所(5631)

ありがとうございます。だけど5631ですか〜。

>ご存知「アーム」。防衛庁御用達だが
>中国の発電所建設プロジェクト用のガスタービン、
>燃料電池用に水素を取り出す水素プラント、
>パソコン、DVDレコーダー用の射出成型機、など
>大型機械の百貨店的存在。

たしかにそうなんですけど、
それにしても高く過ぎませんかぁ?
PER70倍ですよ?

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 11月9日 Suzuki
【11月8日(火)】

日経平均は2日続落、
しかし「続落」という感じがまったくしないほどの活況相場。
さらに言えば、「大活況」というほどの活況感が感じられない
ままの大活況の一日。

東証1部の出来高は記録更新の45.5億株、
11月2日の37.0億株を一気に抜き去る、40億株時代の到来
売買代金は少なめで3.2兆円、それでもたいしたもの。
含み資産、不動産、倉庫が売られて
素材系が軒並み急騰。特に集中したのが鉄鋼三羽烏。
何だかかなり強引なかんじもあるが、一気に住金は新値。

東邦亜鉛(5707)は静かなタイミングで切り返し。
三菱マテリアル(5711)も比較的無理なく上伸。
鉄鋼株は意外感もあるし異常な買い物。しかしこれが
何日か経てば異常ではなくなっているかもしれない。

地味にハイテク株がしっかりしている。
東芝(6502)、三菱電機(6503)が新高値、
あの富士通(6702)までが新高値更新。
ハイテク株は年末年始に小勢高もありうる。

-----

機械株にも安定して上昇する銘柄が目立つ。
(村田さん好みの業種)

そこで日本製鋼所(5631)
ご存知「アーム」。防衛庁御用達だが
中国の発電所建設プロジェクト用のガスタービン、
燃料電池用に水素を取り出す水素プラント、
パソコン、DVDレコーダー用の射出成型機、など
大型機械の百貨店的存在。
日本製鋼所(5631)日足

以上、鈴木一之

▼ 11月8日 Murata
こんにちは。昨日、今日と暖かいので体調を崩された方も多いようです。
私もあまり調子が良くありません。お互いに気をつけたいものです。

>週初にがんばった時は、週末は安くなるもの。
>(週初に安かったときは反対に、週末はがぜん高くなるもの)

そういうもんなんですか。知りませんでした。
今週は週末に期待ですね。

>200円前後の低位株が乱舞。
>きっかけは、三菱自動車からなのだろうが、
>エスバイエル(1919)、兼松(8020)、蛇の目(6445)
>みずほ信託(8404)、みずほインベスターズ証券(8607)、

なんだかなぁ。という感じですね。最近こればっかりだけど。

>シクリカル的に行けば、電線の
>三菱電線工業(5804)、昭和電線電纜(5805)や
>非鉄の住友軽金属(5738)

非鉄ですからねぇ。相場は先祖返りして、またスタートといった感じでしょうか。

>滝沢鉄工(6121)、再掲。
>好調の東証2部から出来高のできる工作機械株。
>EPS20円予想で、PER20倍として単純に400円もありうる。

う〜む。鈴木さんも繰り返しますね。
私も繰り返しで、ややネガティブ。
だけど私のほうが分が悪いですね。。。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 11月8日 Suzuki
【11月7日(月)】

日経平均だけが小幅安。その他の指数はすべて上昇。
週明けから東証1部の出来高は36.8億株、売買代金は3.1兆円の
大商いが続く。

週初にがんばった時は、週末は安くなるもの。
(週初に安かったときは反対に、週末はがぜん高くなるもの)

今週末発表分の信用取引評価損率はひょっとしたらプラスに
浮上しているかもしれない。

200円前後の低位株が乱舞。
きっかけは、三菱自動車からなのだろうが、
エスバイエル(1919)、兼松(8020)、蛇の目(6445)
みずほ信託(8404)、みずほインベスターズ証券(8607)、

飛島建設(1805)、極洋(1301)

シクリカル的に行けば、電線の
三菱電線工業(5804)、昭和電線電纜(5805)や
非鉄の住友軽金属(5738)

ほとんどが200円前後の低位株。

---------

機械株が地味ながら高値追いを続ける。
本業部分の好調と円安のダブル効果。

滝沢鉄工(6121)、再掲。
好調の東証2部から出来高のできる工作機械株。
EPS20円予想で、PER20倍として単純に400円もありうる。
滝沢鉄工(6121)

以上、鈴木一之

▼ 11月2日 Murata
やや行き過ぎの感が強い。甘いかな?

>銀行、不動産、建設の上昇が続く。遅れて電鉄、保険、倉庫
>かつての「不良債権3兄弟」が全面高

不良債権3兄弟は、バブル時の金儲け3兄弟でした。
今の相場を象徴している気がします。

>資源・エネルギーはさえない。WTIが60ドル割れ。
>三井物産(8031)、三井金属(5706)が決算失望感で大きく下落。

今まで相場で上げてきましたからね。
相場で下げるのも当たり前な気がします。

>エルピーダメモリ(6665)が連日の上場来安値更新。

エルピーダは、坂本さんは好きなんだけど、やはりねぇ。

>石川島運搬機械(6321・東2)
>石川島の子会社、筆頭株主の石川島が株式の67%を保有。
>中国の発電所建設需要で三菱重工とともに石川島がにぎわっている。

石川島運搬なんて自動駐車場の会社だろうが。まったく。。

>石川島運搬機械は建築現場用クレーンの草分け的存在、
>現在は立体駐車場(タワーパーキング)がメイン。

ああ、ここに書いてありました。失礼しました。

>来年6月より現在の道路交通法が改正され、
>駐車違反の取り締まり業務の一部が民間委託される。
>路上駐車に対する取り締まりが強化されると予想され、
>これに伴って駐車場の需要が高まりそう。パーク24(4666)も上昇中。

僕でしたらパーク24ですね。6321はあくまで機械屋さん。
なんか、今日は熱くなってしまいました。すみません。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 11月2日 Suzauki
【11月1日(火)】

東証システムトラブル発生。立会い時間が後場の1時間半だけ。

それでも日経平均は高値を更新。売買代金は2兆円に迫るほど。
これまでシステムダウンがなかったほうがおかしいくらいに、
記録的な大商いが続いている。

日経ジャスダック平均は9連騰。
オールド的なジャスダック銘柄が軒並み上昇。

---------
銀行、不動産、建設の上昇が続く。遅れて電鉄、保険、倉庫
かつての「不良債権3兄弟」が全面高

資源・エネルギーはさえない。WTIが60ドル割れ。
三井物産(8031)、三井金属(5706)が決算失望感で大きく下落。
エルピーダメモリ(6665)が連日の上場来安値更新。

--------

石川島運搬機械(6321・東2)

石川島の子会社、筆頭株主の石川島が株式の67%を保有。
中国の発電所建設需要で三菱重工とともに石川島がにぎわっている。

石川島運搬機械は建築現場用クレーンの草分け的存在、
現在は立体駐車場(タワーパーキング)がメイン。

来年6月より現在の道路交通法が改正され、駐車違反の取り締まり業務の一部が民間委託される。 路上駐車に対する取り締まりが強化されると予想され、これに伴って駐車場の需要が高まりそう。パーク24(4666)も上昇中。

石川島運搬機械(6321)

以上、鈴木一之

▼ 11月1日 Suzauki
【10月31日(月)】

10月相場の最終日、日経平均は大幅高+259.96円
これで月足では6カ月連続での陽線を記録。
1999年9月〜2000年3月の7カ月連続、1988年9月〜1989年5月の9カ月連続
にどこまで挑戦するか。とりあえずは11月相場が焦点。

月末&週明けだが東証1部の出来高は27.1億株、売買代金は2.7兆円
非常にしっかり。

内需関連株を中心に全面高。1312銘柄が上昇。
中でも地銀、都銀、不動産、電鉄、損保、証券、ゼネコン、小売
内需関連株なら何でも買われる。

早くも調整脱出の声多し。
過去3年間、10月、11月、12月は月半ばに必ず押し目を入れていた。
本当に上値を取ってきたのは12月後半〜年明けから。
今年は4年目のジンクスを振り払うのか。

--------

証券セクターが活況。

出遅れは大証金(8512)と大阪証券取引所(8697)。
特に大証金はBPSが872円でPBRは0.70倍。
日証金と大証が村上ファンドに買い集められているだけに
大証金だけが無風状態でいられるか。
大証金(8512)

大阪証券取引所(8697)

以上、鈴木一之

>
▼ 10月28日 Murata
おはようございます。昨日は欠席してしまい申し訳ありませんでした。
外出ばかりで気付いたら夜でした。。。すみません。

>日経平均は引けで押し戻されて3日続伸(+0.16%)、

今日も強いですよね。NYダウは大幅安。鉱工業生産も予想以上に弱い。
今日の生産をみると、ハイテクは結構キツイ感じです。

>ハイテク株の下落は続く。
>NECエレクトロニクス(6723)、パイオニア(6773)
>宮越商事(6766)輸出比率100%、円安メリットの象徴が
>ストップ安。強かった日本CMK(6958)も値を崩す。

やはり株価は景気の先行指数なのでしょうか?
といっても翌日に発表される鉱工業生産を予測できるわけないか。

>滝沢鉄工(6121・東2)

またまた渋いところを指摘しますねぇ。
ただ、工作機械の内需は、今がピーク。
まだ市場は拡大する余地はあるとはいえ、当社は増産投資しない。
利益成長がないのであれば、
たしかに割安なんでしょうが、個人的には乗りたくない銘柄です。
鈴木さん、ごめんなさい。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月28日 Suzuki
【10月27日(木)】

日経平均は引けで押し戻されて3日続伸(+0.16%)、
TOPIXは+1.15%で日経平均を凌駕、
出来高は28億株台をキープ。値上がり銘柄数は1000銘柄を超える。

ジャスダックは連日の新高値更新、6連騰だが、
マザーズは5日ぶりに反落。

--------

地銀、損保、ゼネコン株の急騰がとにかく目立つ。
含み資産相場が波及して株式の含み益を評価。
石川島(7013)も新高値。飯野海運(9119)続伸。

ハイテク株の下落は続く。
NECエレクトロニクス(6723)、パイオニア(6773)
宮越商事(6766)輸出比率100%、円安メリットの象徴が
ストップ安。強かった日本CMK(6958)も値を崩す。

売り込まれすぎた銘柄の反転も徐々に始まる。
インボイス(9448)から始まって、リソー教育(4717)、
グッドウィル(4723)、黒田電気(7517)、

豊田通商(8015)、トーメン(8003)
明日、中間決算の発表。統合比率はそこで明らかになるか。
あまりよい比率ではなさそう?

--------

滝沢鉄工(6121・東2)

地合いが温まれば二部の小型株にも物色は波及。
岡山県に本社、経営再建の成功例。
工作機械の老舗でNC旋盤やMCがフル生産。
能力増は行っておらず、これ以上の増額修正はなさそう。
ただし利益水準から見ればまだ割安。
滝沢鉄工(6121・東2)

以上 鈴木一之

▼ 10月27日 Suzuki
【10月26日(水)】

日経平均は2日続伸、主力銘柄が一斉に上昇。

9月末〜10月5日に目先天井をつけてからというもの、
久しぶりに見せる力強い反発。日経ジャスダック平均は
連日の新高値更新。小型株の反攻もありうる。

----------

物色の中心は銀行(地銀限定)、ゼネコン、小売の
内需関連株に偏る。証券株も新値目前が多い。

原油価格、WTIで+2ドル以上の上昇、60ドル割れ
目前で踏みとどまる。千代田化工建設(6366)や
コマツ(6301)、帝石(1601)がさっそく反応。
原油高よりも原油安の方がリスク、という考えもある
だろうか。

幕間つなぎ的に買われた含み資産関連株では
飯野海運(9119)、東京會舘(9701)が残るのみ。
あとは大半が沈静化。

ハイテクセクターは中間決算が出始めてボロボロ。
シリコンウェハーのコマツ電子金属に続いて
東芝セラミックス(5213)、ミライアル(4238)。
なぜか軒並み高。DRAM価格は激しい下落が続き、
今年の最安値間近。

出遅れ狙いでは、商社の出遅れ・トーメン(8003)と
「玄品ふぐ」の関門海(3372)。鍋物の季節ですね。
トーメンはいつ豊田通商との統合比率が発表されるか。
関門海(3372)

トーメン(8003)

以上 鈴木一之

▼ 10月20日 Murata
こんにちは。今日も遅くなりました。
最近外出ばかりで。。。

>日経平均は6日続落、下げ幅も一時-200円以上に拡大

一気にきましたね。ちょっとあれは効いた。
NKY225の13000円が怪しい感じ。

>ヘッジファンドの決算(11月)、ミューチュアルファンドの
>換金売り、外国人買いがどうしても細り気味の10〜11月
>2001年〜2004年(昨年)も10月から11月中旬までは
>相場ははっきりと調整に入った。ここから1カ月は仕方がない。

そういうもんですか。こまったもんだ。

>ファンダメンタルでは、民間企業の設備投資は高水準を維持。
>自動車、自動車部品、工作機械セクターの堅調さに表われる。

そうですよね。近いうちにパンレポートで書く予定ですが、
設備投資はストックから考えると、まだまだ無理なくいける感じです。

>通信設備投資にいつ回復の芽が出るか、それとも
>すでに出ているのか。古河電工(5801)の中間決算は
>経常利益が事前予想を6割上回る。

すでに出ているとみるべきではないでしょうかねぇ。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月20日 Suzuki
【10月19日(水)】

日経平均は6日続落、下げ幅も一時-200円以上に拡大

東証1部出来高は30.5億株、売買代金は2兆1737億円。
出来高は高水準だが、調整ムードが俄然強まる。

ヘッジファンドの決算(11月)、ミューチュアルファンドの
換金売り、外国人買いがどうしても細り気味の10〜11月
2001年〜2004年(昨年)も10月から11月中旬までは
相場ははっきりと調整に入った。ここから1カ月は仕方がない。

---------

ファンダメンタルでは、民間企業の設備投資は高水準を維持。
自動車、自動車部品、工作機械セクターの堅調さに表われる。

通信設備投資にいつ回復の芽が出るか、それとも
すでに出ているのか。古河電工(5801)の中間決算は
経常利益が事前予想を6割上回る。

昭和電線電纜(5805)
東芝系、借金過多の体質を徐々に是正、BPSは202円。
USEN(4842)が好決算。光ファイバーが伸びる。
昭和電線電纜(5805)

以上 鈴木一之

▼ 10月19日 Murata
こんにちは。本日は外出ばかりで返信が遅れました。すみません。

>日経平均は5日続落、ただし5日間の下げ幅は156円程度、
>出来高は30億株台に戻り、売買代金も2兆円を1日で回復する。

今日は激しく下げましたね。
11月限の125Pも60円になるなど、
13000円台のキープも怪しくなってきた、と考える方も多いようです。

>上がったものは翌日下がり、下がったものは翌日上がる
>というトレンドのない相場が続く。

トレンドは、今日の下げで下方向かなぁ?と思う今日この頃。
調整はやや厳しめに考えた方がよさそうです。

マクロの観点では、あまり不安はないのですが、
そもそも上げ過ぎだ、ということもあって
短期では弱気派がおおいようです。
ということは、今が一番の買い場ともいえます。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月19日 Suzuki
【10月18日(火)】

日経平均は5日続落、ただし5日間の下げ幅は156円程度、
出来高は30億株台に戻り、売買代金も2兆円を1日で回復する。

中身は・・・
三菱自動車(7211)4.38億株
山水電気(6793)1.53億株
東海観光(9704)1.47億株
S・サイエンス(5721)1.36億株
それなりに凄い相場。

鉄鋼株にいきなり反発の機運、20日移動平均タッチから。
押し目を待っていた国内機関投資家の買いだとか。
銀行株でもみずほFG、りそなHDが商いを伴って上昇するが
ただし周辺銘柄がついてこない。

上がったものは翌日下がり、下がったものは翌日上がる
というトレンドのない相場が続く。

---------

今のところ新しいアイディアは枯渇状態だが、
概して今は東証2部の動きがキビキビしているようだ。

サイボウズ(4776)グループウェア
ニッセイ(6271)減速機や歯車
帝国ホテル(9707)名門ホテル
東京會舘(9701)名門宴会場
大都魚類(8044)築地市場の荷受け業者
紀文フード(4065)豆乳最大手

非鉄品目の上昇基調は強いため、
東邦亜鉛(5707)にこだわる。
大都魚類(8044)

以上 鈴木一之

▼ 10月18日 Murata
こんにちは。東京地方は雨続きです。
10月に入ったら雨ばかりでやや悲しい。

>日経平均は4日続落、終値では-20.25でほとんど動きなし。
(中略)
>低位株が軒並みにぎわい、
>含み資産株(倉庫、ホテル、映画館、興業)も人気。
>典型的な調整相場。

本当にそうですよね。やることないから低位株、というパターン。
晴耕雨読ではありませんが、こういうときはお休みした方がいい気がします。

>8月中間決算の消費関連株に好決算が相次ぐ。
>株価はいずれも堅調。

消費関連の中間期はいいでしょうね。
言い換えればここでダメなら相当ダメ。
小売は競争激しいから、こういう局面で
長期銘柄をスクリーニングするといいのでしょうね。

>ベンチャーキャピタル、
>順張りではNIF(8458)、日本アジア投資(8518)

金余りですよね。ほんと。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月18日 Suzaki
【10月17日(月)】

日経平均は4日続落、終値では-20.25でほとんど動きなし。
小さな三角保ち合いに入る。
出来高は26億8170万株、売買代金は1兆9530億円
2兆円の大台割れ。

低位株が軒並みにぎわい、
含み資産株(倉庫、ホテル、映画館、興業)も人気。
典型的な調整相場。

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8月中間決算の消費関連株に好決算が相次ぐ。
株価はいずれも堅調。

ABCマート(2670)、ユナイテッドアローズ(7606)、
ライトオン(7445)、ハニーズ(2792)、エイベックス(7860)
コロワイド(7616)

中核はヤマダ電機(9831)でわずかに残っている外国人買いの
継続を示しているか。

トヨタ自動車が高い位置につけている。
住金、新日鉄も好位置をキープ。証券株もさほど下がらない。
ただ素材系では、海運セクターが短期下落トレンド入り。
代わって郵船航空サービス(9370)、近鉄エクスプレス(9375)

ハイテク株はさほど押し目を作らないが、
東証2部ではコマツ電子金属(5977)。
シリコンウェハー専業、SUMCO上場、信越化学の好決算、

ベンチャーキャピタル、
順張りではNIF(8458)、日本アジア投資(8518)

コマツ電子金属(5977)

鈴木一之

▼ 10月14日 Murata
今日も良い天気ですね。株式市場は曇りがちですが。。。

>鉄鋼、機械、商社、資源エネルギーは見送り。

機械に関しては、やや行き過ぎ感はありました。
資本ストック統計では、05年4-6月期の前年比が鈍化しましたが
人口がほぼ横ばい、名目GDPが伸び悩んでいる状況では、
ストックの伸びが前年比3%前後で推移しても
さほど不足感は出ない気もします。

設備投資については、建設投資と同様、中期循環で
上昇局面に入ったとの指摘が増えてきました。

私も同様の認識ですが、では、
86〜96年当時のようなペースで拡大するか?
という問いには自信を持って答えられません。
むしろ、人口要因、企業競争力の低下、サービス業へのシフト等を考えると、
当時ほど伸びないと考えるのが自然ではないでしょうか。
私は、ストックの伸びのピークは5%がせいぜいと最近感じています。

とはいえ、今後機会セクターを見ていく上では、
短期循環ではなく、中期循環に注目すべきと思います。
ただ、中期循環上昇=強気の買い、という図式ではなく、
中期循環上昇=だけど行き過ぎの場合はショート
というスタンスで望むべきではないでしょうか。

>本日はやはりTBS(9401)。
>村上ファンドが筆頭株主に登場。同時に楽天も株式取得へ。

村上氏については、いろいろと意見があるようですね。
私は、あまり興味がありませんが、好んでウォッチしたいとは考えておりません。
なんとなくですが、彼には花がない気がして仕方がありません。
まあ、自分にあるのか、といわれれば、「はい。ありません。すみません」
と言うだけなのですが。。。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月14日 Suzuki
【10月13日(金)】

日経平均は2日続落、
月曜日に今年最大の上げ幅を記録したのがうそのよう。

東証1部の出来高は22億9770万株、売買代金は2兆2650億円、
それでも以前から見ればかなりの高水準である。
全体に日柄調整入り。

鉄鋼、機械、商社、資源エネルギーは見送り。
米国株式の下落にしたがってハイテクセクターが下げる。

地銀株が高い。つれてメガバンクも。
大京(8840)、ダイエー(8263)、
ハザマ(1719)、藤和不動産(8834)も。

本日はやはりTBS(9401)。
村上ファンドが筆頭株主に登場。同時に楽天も株式取得へ。

プロ野球と放送という、参入障壁の異常に高い業種を
2つも抱えていながら、2カ月前まではPBR1.0倍割れ。

テレビ東京(9411)に相対的な割安感が出てくる。

-------

内需関連の循環物色で含み資産株が人気。
中村屋(2204)、飯野海運(9119)、松屋(8237)、
日本空港ビルディング(9706)、渋沢倉庫(9304)、
買い本尊がしっかりついていれば別だが、
そうでなければいつまでも上昇は続かない。

日本空港ビルディング(9706)

▼ 10月12日 Murata
こんにちは。
先日は、お返事できなくてすみませんでした。
カゼ引いたみたいで体調悪く、会社を早退してしまいました。。。

>日経平均は4日ぶりの反発、+328.97 今年最大の上げ幅
>出来高は27.2億株、押し目待ちの買い多し、
>テクニカル的な反発の色彩強い。

え〜、そうなんですかぁ。単なる反発ですか。。。

>中心は銀行、特に地銀株。小口買いが集中

銀行は買っていいのかなぁ?
融資という業務が長期でみて、さほど拡大しない可能性が高いだけに
競争力のない地銀を買うのはありなんでしょうか?

>鉄鋼株はいずれも強い、機械・石油・商社もつれ高。

昨日の機械受注には笑ってしまいました。
7-9月期は前期比3〜5%増になりそうですね。
だけど9月は反動で減少するだろうから、
そこで意味もなく売られるかも。。。
今から要注意ですね。

>伊勢丹(8238)、高島屋(8233)、良品計画(7453)の
>消費関連株には堅調さが目立っている。

消費関連はいったん外した方が無難かと。
冬のボーナスは改善するのでしょうが、
その改善を市場は120%織り込んでいると判断します。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月12日 Suzuki
【10月11日(火)】

日経平均は4日ぶりの反発、+328.97 今年最大の上げ幅
出来高は27.2億株、押し目待ちの買い多し、
テクニカル的な反発の色彩強い。

中心は銀行、特に地銀株。小口買いが集中
鉄鋼株はいずれも強い、機械・石油・商社もつれ高。

物色の流れにはいまだ変化は見られない。ただ、
伊勢丹(8238)、高島屋(8233)、良品計画(7453)の
消費関連株には堅調さが目立っている。

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東邦亜鉛(5707)
20日移動平均まで後退(こういう銘柄が多い)して
下げ止まり。銅市況の高騰が続く。
銅関連といえば、三菱マテリアル(5711)、古河機械(5715)

東邦亜鉛(5707)

大新東(9785、ジャスダック)
周回遅れのリストラ成功例、
「日光江戸村」を完全に切り捨てて、本業の自動車運行管理
ビジネスに完全に回帰。地方都市では過疎化、高齢化が
都市部よりもはるかに深刻。地域コミュニティの復活を賭けて
各自治体はコミュニティバスの運行業務を続々と導入。
大新東(9785)

▼ 10月7日 Suzuki
【10月6日(木)】

日経平均、今年2番目の下げ幅、-330.38 13359.51
今年1番の下げは4/18(月)の-432.25

原油価格が5日続落、今年2回目(4/4〜4/8)
その前は昨年12/20〜12/27にも5日続落がある。
6日続落は今年はまだない。

値下がり銘柄数は1508銘柄で今年2番目。
今年1番はやはり4/18(月)の1622銘柄。
こういう時は素直に下げたほうがよい。

銀行株の下げが際立つ。
みずほFGが6万3000株の売出を発表。値決めは10/26。
石油、海運、機械株の下げも大きい。鉄鋼、商社はまだ堅調。
ハイテク株は直近の急騰分をすべて打ち消した。

米国株が木曜までで4日続落、本日が雇用統計の発表。
日本は3連休、立会い日で米国は2日間ある。
大きな変動がなければいいが、とみんなが思っている。
「魔物の棲む」10月の米国市場。しかも三日新甫。

バリュー株が逆波動でしっかり(代表核はJ-REIT)。

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自動車鋳物(5605)

いすゞ系部品メーカー、第2弾
鋳造部品でいすゞ向けが売上の8割、稼働率がほぼ100%状態、
前期2円復配。今期1円増配予定、いずれは5円配実現を計画。
借入金負担はまだ大きいが、高水準のキャッシュフローで負債返済へ。
自動車鋳物(8737)

▼ 10月6日 Murata
こんにちは。
日本株はようやく押し目らしい押し目がでてきましたね。
ただ、いざ出てくると、「うわ〜下げきついなぁ」と
思ってしまうのが人間の弱さでしょうか。

>世界は石油価格が値上がりすること
>よりも値下がりすることによるリスクを抱えている。

う〜ん。言わんとすることは分かりますが、
まだ値下がりのリスクはない気がします。
もし値下がりリスクがあるのだとしたら、
資源企業の設備投資は相当ヤバイ。

>循環物色はきわめて旺盛。ほとんど食い散らかし状態。

今日で少しは後片付けが進んだかもしれませんね。

>商品先物会社にも出番近し。アンダーバリューの最右翼
>2月のひまわりHDショックを払拭できるか。
え〜、本当ですか?どうも商品先物って買いにくい。。。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月6日 Suzaki
【10月5日(水)】

日経平均は反落、ザラ場高値は更新、13783
東証1部出来高も30億株を下回る。

ここまで世界中が原油価格が上昇することで潤う産業を
買い進んできた(日本では鉄鋼・商社・機械・石油)。
原油価格は4日続落、世界は石油価格が値上がりすること
よりも値下がりすることによるリスクを抱えている。

これで調整入りとなれば、しばらくは原油価格とは無関係の
出遅れセクターを物色することになる。
(小売、外食、サービス、ヘルスケア、ハイテク)

循環物色はきわめて旺盛。ほとんど食い散らかし状態。

砂糖株の上昇力強い。
三井製糖(2109)、塩水港精糖(2112)、日新製糖(2116)

商品先物会社にも出番近し。アンダーバリューの最右翼
2月のひまわりHDショックを払拭できるか。
大洸HD(8737)、豊商事(8747)、小林洋行(8742)
大洸HD(8737)

▼ 10月4日 Murata
おはようございます。
今日は久しぶりの雨でした。
株価は相変わらず晴天ですが。。。

>大企業製造業・業況判断DIは△19(前回比+1)、先行きは△18
>予想を下回る内容で、株価は総じて売り基調。

短観は予測の下限でした。
全然よくない。
私の感想は、鈴木さんとはむしろ逆でして、
短観があれだけ悪くても、株価はほとんど下げなかったなぁ、
という感じです。

>鉄鋼、商社、機械、資源、銀行は利食い優勢だが、
>大引けではかなり値を戻す。

すごかったですね。
ボラティリティがものすごくあがったはず。
こういう時って、上げのスピードって、落ちにくいんですよね。
>東京応化工(4186)半導体と液晶のフォトレジストで世界トップ。
>気がついてみれば、ほんの1カ月前までPBR1.0倍割れだった銘柄が
>かなり値上がりしている。バリュー株物色も健在。

応化買っておくんだったなぁ。。。。
近所なんですよ。私。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 10月4日 Suzuki
【10月3日(月)】

日経平均は久しぶりに2日続落
東証1部出来高、30億6648万株、売買代金は2兆8565億円

三日新甫の10月はスタートから日銀短観、
大企業製造業・業況判断DIは△19(前回比+1)、先行きは△18
予想を下回る内容で、株価は総じて売り基調。

鉄鋼、商社、機械、資源、銀行は利食い優勢だが、
大引けではかなり値を戻す。

--------

反対波動でハイテク株と新興市場株の逆襲続く。

特に電子部品株、半導体素材。
日本CMK(6958)、エプソントヨコム(6708)、
新川(6274)、新電元(6844)
クラリオン(6796)、ケンウッド(6765)も強い。
先行した光ファイバー周辺に続いて、携帯電話部品にも脚光。

東京応化工(4186)半導体と液晶のフォトレジストで世界トップ。
気がついてみれば、ほんの1カ月前までPBR1.0倍割れだった銘柄が
かなり値上がりしている。バリュー株物色も健在。

同じ例ではTBS(9401)。こちらは村上ファンドが取得。
→横浜ベイスターズに出資。

ニッポン放送→フジテレビ→ヤクルト・スワローズに出資。
阪神電鉄→阪神タイガースを所有。
村上ファンドのプロ野球球団買占め。
10-12月相場はコンテンツ産業(無形資産)にも再び出番到来か。

---------

いすゞ(7202)が急騰。特需再び。

今年10月より世界で一番厳しい「新長期排ガス規制」が実施される。

日本は1994年から今回までで計4回の排出ガス規制を制定したが、 中でも今年10月の「新長期排ガス規制」は、窒素酸化物(NOx) 規制で88%の減少(NOxが未規制であった1974年以前との比較)、 粒子状物質(PM)規制で97%減少(1994年以前との比較)が課さ れる。2010年に予定されている米国の排ガス規制が実施されるま では、日本が実質的に世界最高のレベルになる。

2003年10月に実施された首都圏でのディーゼル排ガス規制では、
大型トラックの買い替え需要が盛り上がり、それまで8万台割れが
常態化していた国内の全トラック需要は、2004年3月期に11万7000
台まで急増。前年比+50%を超える大きな伸びを記録した。

2004年はその反動が出たため一転して落ち込んだが、兵庫県など関
西圏で新たに首都圏と同様の排ガス規制が実施され、国内総販売台
数は2003年に次いで10万台の大台を維持。前年比では-5.8%のマイ
ナスだが過去5年間では2番目に高い水準を維持している。

いすゞ系部品メーカー:
自動車鋳物(5605)、TBK(7277)、自動車部品工業(7233)、
TDF(5641)、曙ブレーキ(7238)、プレス工業(7246)、
ほかにも日産ディーゼル(7210)、日野自動車(7205)

以上 鈴木一之

TDF,TBK

▼ 9月30日 Murata
こんにちは。今日はちょっとだけ暑いですね。
だけどトレンドは秋へまっしぐら。

>来週早々の日銀短観を前に、日銀が量的緩和策を
>年度内か来年度早々に解除の方針。

思ったよりも早目にコメントを出しましたよね。
おそらく現在の株高を意識しているのだと思います。
今の段階だったら、まだ間に合う。
福井さんって、この辺りの感性はすごいですね。
速水さんと偉い違いだ。
能力の差といってしまえばそれまでですが。。。

>9月相場も終わり、中間決算を前に業績の上方修正が相次ぐ。

そうですね。私は年度当初は、中間決算で下方修正が増えると思っていたので
まったくの逆の展開。プロ失格ですね。反省反省。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月30日 Suzuki
【9月29日(木)】

日経平均は大幅続伸、1万3600円台、
売買代金は史上最高の3兆2835億円、出来高も36億524万株、

鉄鋼、商社、機械、銀行が連日の活況、大幅続伸。
特に本日は石油・資源株に急騰目立つ、
トヨタ、ホンダ、日産自も新高値

ジム・ロジャーズ「商品の時代」(日本経済新聞社)
に詳述されている通りの世の中になってきたみたい。

来週早々の日銀短観を前に、日銀が量的緩和策を
年度内か来年度早々に解除の方針。

9月相場も終わり、中間決算を前に業績の上方修正が相次ぐ。
住友重機(6302)、セガサミーHD(6460)、大日本製薬(4506)、
住友林業(1911)、ダイセル化学(4202)

---------

アサヒプリテック(5855・東1)
もともとは歯科用合金、電子部品から貴金属のリサイクルを手がける。
液晶パネルからインジウムを回収する業務が繁忙、価格も上昇し業績を牽引。

アサヒプリテック(5855)日足

インジウムは世界的な需要増加、供給不足で価格が高騰。
9月末で1kg=1000〜1070ドル。7月中旬に比べて+18%上昇。
2003年初めの10倍の水準で、今年になって騰勢を強めている。

(新聞記事より抜粋)
インジウムはレアメタルの一種で、主に亜鉛の副産物として産出され、世界の生産量の7割が中国とカナダで占められる。光をよく通し電気に敏感に反応するため、用途の9割が液晶パネルの透明電極材として使われる。インジウムとすずの粒子からITOターゲット材(酸化インジウムすず)を作り、液晶パネルのガラス基板に吹き付けると透明電極材ができあがる。

インジウムを亜鉛鉱石から取り出すには特殊な装置が必要で、コストが高く採算が合わないため、製造は長年ストップされていた。それが液晶テレビが普及し始めてがらりと風向きが変わった。亜鉛鉱石中の「不純物」として扱われてきたインジウムの世界的な争奪戦が沸き起こっている。

▼ 9月29日 Suzuki
【9月28日(水)】

日経平均は大幅反発、ザラ場高値で1万3500円目前。
出来高は軽々と30億株を超え、売買代金は7日連続で2兆円突破。

鉄鋼、商社、非鉄、機械、銀行の活況相場が続く。
住金、新日鉄、三菱重工、三菱東京FGクラスが軽々と7〜9%高。

どうにも止まらない上昇が続く。
1986〜87年の含み資産株相場をそのまま再現しているみたいだ。
あの時も動く銘柄は毎日上昇し、それ以外の銘柄はまったく上がらない。

出遅れ銘柄への物色もそろそろ始まる。

鉄鋼〜大同特殊鋼、冶金工
商社〜兼松、トーメン
銀行〜三井トラストHD

小型株相場の値崩れはひとまず止まったようだが、
今度は東証1部でもIT系銘柄の下落が始まった。
特にコンピュータソフトとコンテンツ系。
資源高に連動した相場ではコンテンツ系は最も弱い。

---------

問い合わせがかなり増える。最も多いのが、
「この相場、どこまで上がるのですか?」
「調整はいつからですか?」というもの。

相場がどこまで、いつまで上がるかはまったくわからない、と
W・オニールは著書の中で述べている。

ラリー・ウィリアムス氏は、
株価にはアマチュアサイドとプロサイドがあって、
・前日の終値から当日の始値への動きをアマチュアサイド、
・当日の始値から当日の終値への動きをプロサイド、
と表現していた。ゴルフのパットの軌跡のようだ。

その段で言うならば、朝一番の寄り付きから大きく窓を空けて、
上放れて寄り付いた後に、大きく陰線で終わるような日が来れば、
それはいったんの売りシグナルになるのだろう。
ここまで住金や新日鉄はほとんど窓らしい窓を空けずに
急騰を続けている。これらが窓を空けるようになったら警戒。
大量のアマチュア買いが入っている。


ここから1カ月くらいを費やして、年末に買い場の来る
小型株、新興市場株の仕込み場・銘柄探し。
もちろんシクリカル銘柄へのフォローは継続。

以上

▼ 9月28日 Murata
こんばんは。お返事遅くなってすみませんでした。
私は風邪を引いて難渋しております。。。

>日経平均は多少反落、

結局、今日は大幅反発でした。
なんだんだ、この相場は。

>(高値づかみとわかっていてIPO銘柄の初値を買っているのは
>誰なんだろう)

最近、よく思うのですが、成功した個人投資家の手法が
ことごとく通用しなくなっている気がします。
個人的には大変歓迎しております。

>「強気相場では決してカラ売りをしてはいけない」
>(W.オニール)

>「私は『信じられないくらいの高値にある』と思った時だけ
> カラ売りをする」
>(ジム・ロジャーズ)

ほんと。そうですよね。こういうときは流れに逆らわずに
プカプカ浮いているのが最善。
流れが多少速いからといって、プールサイドで休憩するのも
ダメだし、流れに逆らって泳ぐのは最悪。

>取得した根拠は不明だが、阪神電鉄は先週末から新規の証金
>貸株が急増。
>9/21(水)が+492万株、9/22(木)が+1380万株、9/26(月)が
> +1926万株
>合計4000万株の貸株残が一斉に買い戻しを行わざるを得ない。
>強烈な踏み上げ相場が待っている。

こわいこわい。ほんと。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月28日 Suzuki
日経平均は多少反落、
しかし東証1部の出来高は34億6376万株。9月21日の36億9898万株に匹敵。
売買代金は2兆5173億円、6日連続で2兆円超の連続記録を更新中。

鉄鋼、石油、商社、機械、銀行の大商いが続く。

遅れて造船、倉庫、証券、ノンバンク、金属にも徐々に波及。
住金4.1億株、新日鉄3.0億株、石川島1.0億株

小型株の下落が顕著。
ヘラクレス指数は7日続落、マザーズは5日続落。
動きの止まった新興市場から資金が流れ出している。

(高値づかみとわかっていてIPO銘柄の初値を買っているのは誰なんだろう)
--------

LMEで銅が5日連続して史上最高値を更新、
亜鉛は8年ぶりの高値、鉛は3カ月ぶりの高値、
そうなると、世界的に資源開発の機運高まる、

新聞ニュースより
「亜鉛鉱山の開発相次ぐ」(日本経済新聞、9月28日、13面)

三井金属がペルーで2006年1月より1万2000トン(同社の年産20万トンの6%に相当)、
東邦亜鉛が豪州で2007年夏より4万トンを合弁生産(同社の地金生産量の1/3に相当)、

自動車や家電向けめっき用に亜鉛需要が世界中で増加中。

---------

「強気相場では決してカラ売りをしてはいけない」(W.オニール)

「私は『信じられないくらいの高値にある』と思った時だけカラ売りをする」
(ジム・ロジャーズ)

阪神電鉄(9043)の26.7%を村上ファンドが取得。
取得金額は1000億円、村上ファンドとしては過去最高の投資金額だとか。

取得した根拠は不明だが、阪神電鉄は先週末から新規の証金貸株が急増。
9/21(水)が+492万株、9/22(木)が+1380万株、9/26(月)が+1926万株
合計4000万株の貸株残が一斉に買い戻しを行わざるを得ない。
強烈な踏み上げ相場が待っている。

以上(鈴木一之)

▼ 9月27日 Murata
こんにちは。だいぶ涼しくなってきましたね。というより夜は寒くなってきた。
昨夜は冬の布団を出しました。

>三連休明けから日経平均が大幅高、13392.63 +233.27
>上昇幅は今年2番目の大きさ、出来高30億株、新高値銘柄が442銘柄、

なんだか、もう、どうしようもないですね。
こう上げ続けてばかりだと、ついていくのが精一杯。
とはいえ、おっかないんですよねぇ。いつ落とされるかと思うと。

>モノ作りニッポンの復権、重厚長大産業の大相場続く。
>そうなると反対に新興市場のネット関連企業は沈みがち。

こういう相場の方が長続きしそうですよね。
個人的にはネクストコム応援したい。

>次はヨータイ(5357)。借入金負担は小さく、PBRは0.58倍。
>大証金(8512)と並んで低PBR銘柄、期待の星。

そうですかぁ?期待していいのでしょうか?
鈴木さん、何がいいのか教えてください。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月27日 Suzuki
三連休明けから日経平均が大幅高、13392.63 +233.27
上昇幅は今年2番目の大きさ、出来高30億株、新高値銘柄が442銘柄、

鉄鋼、機械、商社、銀行、証券が大商い。特に地銀株が軒並み急騰。
大証では阪神電鉄(9043)が7850万株の大商いで株価配信に遅延。

週末のG7では原油価格の上昇に歯止めをかけるべく、
産油国に対して供給能力の増加努力を要請。
探鉱、生産、エネルギーインフラ、精製能力を世界的に増強。

トーヨーカネツ(6369)、石川島(7013)
日立建機(6305)、コマツ(6301)から始まって総合商社、非鉄株へ。
石油株もおおむね切り返す。

モノ作りニッポンの復権、重厚長大産業の大相場続く。
そうなると反対に新興市場のネット関連企業は沈みがち。

ネットワン(7513)売りのネクストコム(2665)買い。
Eコマースの裏側で、決済代行の信販会社に収益拡大。
日本信販(8583)、オリコ(8585)、セントラルファイナンス(8588)

黒崎播磨(5352)、九州耐火煉瓦(5362)が来たら、
次はヨータイ(5357)。借入金負担は小さく、PBRは0.58倍。
大証金(8512)と並んで低PBR銘柄、期待の星。

以上(鈴木一之)

▼ 9月22日 Murata
こんにちは。今日も涼しくて、秋モード進行中ですね。
株価もやや調整気味で天候と連動でしょうか?はてさて。

>東証1部出来高は36億9898万株、2日連続で史上最高を記録、
(中略)
>よく見れば売買代金上位10傑の中に、1株単位の銘柄が5銘柄もある。
(中略)
>昔の感覚で、これらをすべて1000株単位に換算し直してみると、
(中略)
>実質的にはすでに
>出来高「40億株」時代が到来していることになる。

これ面白いですね。他でも使えそう。
今度マスコミの取材が来たらパクらせてください。うそです。ごめんなさい。
だけど、40億株かぁ。すごいな。

>売り長銘柄の上昇が続く。
>武田(4502)、住友重機(6302)、横河電機(6841)
>イオン(8267)、東急リバブル(8879)、ヤマダ電機(9831)
>その他数え切れないほど多数

そうでしょうね。過去15年の相場をよく知る人ほど売りたくなる展開ですね。

>機械株はやはり強い。

でしょうね。しつこいですが、逆資本ストック調整ですから。

>ハイテク株に徐々に始動の動き

こういう展開になると、年末まで強いまま続く可能性が高まりますね。それはそれで恐ろしい。

>LMEで急落していた非鉄市況が急騰。
>海運市況も急上昇に転じる。

市況が強く、株価も強い。
オイルショックのころの世界経済ですね。
若い投資家さんからすれば、もはや歴史の話。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月22日 Suzuki

日経平均は2日続伸、13,196.57、連日の高値更新。

東証1部出来高は36億9898万株、2日連続で史上最高を記録、
ただし出来高は前日より増加しても、株価の上昇幅は縮んだ(+189.89→+48.00)

よく見れば売買代金上位10傑の中に、1株単位の銘柄が5銘柄もある。

みずほFG(8411)67.3万円、192,000株
三井住友FG(8316)103万円、53,000株
三菱東京FG(8306)124万円、52,000株
りそなHD(8308)24.6万円、138,000株
NTTドコモ(9437)19.6万円、164,000株

特にりそなHDは8月に1000株を1株の株式併合を行ったばかり。
昔の感覚で、これらをすべて1000株単位に換算し直してみると、

みずほFG(8411)673円、1億9200万株
三井住友FG(8316)1030円、5300万株
三菱東京FG(8306)1240円、5200万株
りそなHD(8308)246円、1億3800万株
NTTドコモ(9437)196円、1億6400万株

合計で5.95億株。実質的にはすでに
出来高「40億株」時代が到来していることになる。

信用売り残が1兆6829億円(9月16日現在)、
過去最高の1兆7300億円に接近。
信用買い残は3兆0438億円に乗せたばかり。

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売り長銘柄の上昇が続く。
武田(4502)、住友重機(6302)、横河電機(6841)
イオン(8267)、東急リバブル(8879)、ヤマダ電機(9831)
その他数え切れないほど多数

機械株はやはり強い。

CKD(6407)無理なく新高値を更新

東芝機械(6104)2006年3月期・純利益80億円(連続最高益)
岡野バルブ製造(6492・東2)第3四半期決算発表、
経常利益は7.3億円、通期の見通し(7.5億円)をほとんど稼ぎ出した が、通期の上方修正はせず。
愛知製鋼(5482・東1)も中間経常を40億円→61億円に上方修正

ハイテク株に徐々に始動の動き
先日からFDK(6955)、丸文(7537)
タツタ電線(5809)はバリューからグロースへ。

クラリオン(6796)、ケンウッド(6765)は今度こそ本物か。

LMEで急落していた非鉄市況が急騰。
海運市況も急上昇に転じる。
市況反騰の動きが続くかどうかだが、やはり続くだろう。
そうなると再び資源株へ。
東邦亜鉛(5707)鉛精錬では国内トップ、亜鉛精錬では第2位、
鉛精錬会社が世界的になくなっている。

以上(鈴木一之)

▼ 9月21日 Murata
おはようございます。
FOMCは期待が高かったわりに結果が平凡で、
なんだかなぁ、という感じでした。

米株は利上げもあってやや下落。
だけど日本株は、何があろうと買い気配が強いですねぇ。
NYをみてから朝の戦略を立てるというスケジュールが全然通用しない。。。
日本市場が自主性を取り戻したという点でいいのでしょうか。

>鉄鋼、非鉄、機械、商社は変わらず強い。

鉄鋼、非鉄の強さの背景は、まさに需給ギャップ。
作り手が強くなる時代を全く意識しなかった方々が多かったこともあって
強さが大きく見えるのでしょう。
だけど、あれだけ高炉を廃棄したら
今みたいな状況になるのは当たり前なんですけどねぇ。

機械は資本ストックの「逆」調整が主因。
これも私が2年前から言い続けてきたことだが。。。
まあいいんだけど。

>銀行株が大活況、三井住友FG(8316・東1)が100万円乗せ

貸出がようやく前年比プラスですしね。
鉄鋼と同じで、これからは貸し手が強くなるかもしれません。
地銀と第2地銀は関係ないですが。。。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月21日 Suzaki
3連休明けで日経平均は13,000円乗せ
2001年6月22日以来、4年3カ月ぶり

東証1部出来高は32億6131万株(過去最高)
売買代金は2兆3483億円、東証33業種はすべて値上がり
値上がり銘柄数は1282銘柄

鉄鋼、非鉄、機械、商社は変わらず強い。

銀行株が大活況、三井住友FG(8316・東1)が100万円乗せ
みずほFG(8411・東1)も窓あけで上場来高値、
三菱東京FG(8306・東1)も強いが、何と言っても
三菱グループが全面高、

ここまでは千代田化工建設(6366・東1)と
三菱マテリアル(5711・東1)がリードしてきたが、
三菱自動車(7211・東1)が大商いで急伸。

新たに、三菱紙(3864・東1)ストップ高
三菱化工機(6331・東1)、三菱電線(5804・東1)、
三菱重工(7011・東1)、キリンビール(2503・東1)、
日本郵船(9101・東1)、ミレアHD(8766・東1)が
大商いのうちに買われる。

住友、三井、芙蓉Gにも波及するのだろうか。

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低位株の大活況で取引所に混乱も。
ジャスダックの約定報告が遅れ。
日経225先物活況で、大証(8697・HC)、大証金(8512・大1)
ヘラクレスは11月よりIPO再開。新興市場の不人気続く。

大阪といえば、NEOMAX(6975・大1)。プリウス用モーターの磁石
トヨタは2010年に「プリウス100万台計画」を策定、
プリウス向け部品メーカーは一斉に増産投資に走る。

東証2部の機械株。
野村推奨の帝国電機製作所(6333・東2)から波及。

岡本工作機械(6125・東2)、小池酸素工業(6137・東2)
滝澤鉄工(6121・東2)、北越メタル(5446・東2)

以上(鈴木一之)

▼ 9月16日 Murata

今日は涼しくて過ごしやすいですね。
株式市場はともかく、天候は徐々に秋模様です。

>日経平均が昨年4月の高値を更新し、1万3000円に
>乗せようとしている。
>東証2部株指数は1990年8月20日以来、15年ぶりの高値に到達。
>まだ乗っていない投資家は「出遅れ株を探せ」を合言葉に、
>物色はさらなる横への広がりを見せる。

マクロ指標で確認する限り、日本経済はインフレモードへ切り替わったようです。
仮にその考え方が正しいのであれば、現在の株価は、5年くらいのスパンで考えれば さほど高くないと考えています。

おそらく、現状水準を高いと感じる方々は、 (意識しているかどうかはともかく)昨年までのデフレ経済モードを 前提にしている気がします。

>原油高騰でブラジルまでが原油を増産、との記事。
>ブラジルは石油も天然ガスも海底油田が多く、生産コストが高い。
>それでも採算に合うようになり、ペトロブラスの2006〜2010年
>設備投資計画は6兆2000億円に増額された。
>計画比+64%とのこと。

経済学の教科書にでてきそうな事例ですね。
●市況上昇⇒新規参入者増加⇒供給過多⇒市況下落
あと2年くらいは供給過多が意識されないでしょうから、 それまでは商品関連はありなのでしょう。
ジムロジャーズは2年ではなく30年だと言うかもしれませんが。。。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月16日 Suzuki

鉄鋼、機械、造船、大商い続く

個人の信用カラ売り、機関投資家の現物買いで新高値。特に・・
住金(5405・東1)、新日鉄(5401・東1)
三菱マテリアル(5711・東1)、古河機械(5715・東1)

日経平均が昨年4月の高値を更新し、1万3000円に乗せようとしている。
東証2部株指数は1990年8月20日以来、15年ぶりの高値に到達。

まだ乗っていない投資家は「出遅れ株を探せ」を合言葉に、物色は
さらなる横への広がりを見せる。
 ↓
今年3月高値をまだ抜いていない銘柄(三菱電線のパターン)
(そして出遅れ修正の動きが見られる銘柄)

昭和電線電纜(5805・東1)
兼松(8020・東1)
トーメン(8003・東1)
第一中央汽船(9132・東1)
JFE商事HD(3332・東1)
ヨータイ(5357・大2)

ヨータイ(5357・大2)に対しては、さすがに弱気だった
会社四季報もコメントのトーンを変えた。
(「増額」、「好調」、「拡大」の文字が氾濫)
鉄鋼業界向け耐火煉瓦が伸びる、株価350円に対して、
BPS・616円、借入金負担小さい

原油高騰でブラジルまでが原油を増産、との記事。
ブラジルは石油も天然ガスも海底油田が多く、生産コストが高い。
それでも採算に合うようになり、ペトロブラスの2006〜2010年
設備投資計画は6兆2000億円に増額された。計画比+64%とのこと。
文字通り、三井海洋開発(6269・東1)

世界第2位の海洋油田プラント会社。
上場来高値をゆっくりと更新中。
親会社の三井造船(7003・東1)も出遅れ銘柄のひとり。

以上(鈴木一之)

▼ 9月15日 Murata

こんにちは。

年金、総選挙、郵政民営化など国内の不透明要因が、
ひとまずクリア(というか無視)されたので
市場は楽観的になってもいいかなあ、と思っておりましたが、
今度は上げスピードのすごさに投資家がビビッていて
イマイチポジションが作りきれていないようですね。

こういう「おっかなびっくり」の時って、じつはジリ高が続くんじゃないか、 などと想像してはいけないのでしょうかね?
さてさて、

><高配当>
>9月末の配当取りの動きは着実に出ている。

そうですね。ベータをとりに行きたいところだけど、
いつやられるか分からないから、とりあえず配当確保といったところでしょうか?

前澤はシブイ銘柄ですよね。
だけど2%という利回りを「よい」とみる市場もなんだかなぁという気もします。

><個人消費>
>連日の大商い・急騰銘柄続出で活況。

消費はこれから長い目で見ても良いでしょうね。
個人的には日本経済はインフレモードへ切り替わりつつあると
みているので、消費関連でもインフレを追い風に利用できるところが
強いだろうと考えております。
逆に書くと、吉野家とかハニーズ、しまむら、ゲオとかってキツイ気がします。


><携帯部品・半導体>

個人的にはやや疑問。というか、ややお手つきかなぁ〜という印象。
半導体サイクルは確かに良化の兆しありますが、
今から買っていっていいのでしょうか?
まあ、とりあえず最初なんで今日はこんな感じで。
ではでは。

村田雅志(むらた・まさし)

▼ 9月14日 Suzuki

(鉄鋼、商社、機械、資源関連、銀行は当然として・・)

(動きの気になった銘柄、テーマ)

<高配当、個人消費、携帯部品、半導体>

<高配当>
9月末の配当取りの動きは着実に出ている。

・前澤給装(6485・東2)1885円+85円
最高益付近、実質無借金、PBR1.06倍、
50周年記念で中間15円配当、通期で30〜35円、
株価水準によるが利回りは2.0%弱
(大株主である前澤工業(6489・東1)の急騰が  影響しているだけかも)

都築電産(9884・東2)、都築電気(8157・東2)も同様
中間配当はないが、出遅れ証券セクターでは
丸三証券(8613・東1)、東海東京証券(8616・東1)

-------
<個人消費>

連日の大商い・急騰銘柄続出で活況。

オートセブン(7508・東1)、ワタミ(7522・東1)、
ハニーズ(2792・東1)、ニッシン(8571・東1)

昨日まではそれこそ百花繚乱。
CCC(4756・東1)を筆頭に、
しまむら(8227・東1)、ゼンショー(7550・東1)、
ABCマート(2670、東1)、ポイント(2685・東1)、
ラインドワン(4680・東1)、ヤマダ電機(9831・東1)、
サンドラッグ(9989・東1)、ハピネット(7552・東1)、
ゲオ(2681・東1)、ケーヨー(8168・東1)まで。

これらは個人投資家好みでもあり、外国人好みでもある
銘柄がミョーに多い。

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<携帯部品・半導体>

日本電波工(6779・東1)、UBS証券の買い推奨以来、人気化。
同業の東洋通信(6708・東1)や周辺のMARUWA(5344・東1)
もほぼ同じ時期から上昇を再開。
忘れてならないのがタツタ電線(5809・東1)
光ファイバーではなく携帯電話用シールドフィルムに比重を
移している。これがやはり同時期より急騰。仕手化の様相。

彼らの動きが富士通やソニーの動意につながっている。

遅れてコマツ電子金属(5977・東2)、東芝セラミックス(5213・東1)
のシリコンウエハ銘柄にも動きが出る。

以上(鈴木一之)


Profile
村田雅志
Murata Masashi

マクロ関連レポートの発行に加え、個人投資家向け講演、雑誌寄稿など、 マクロエコノミストの視点から企業行動および金融市場を分析。 UFJ総合研究所を経て、現在、GCIキャピタルにて 為替市場を中心にグローバルマーケットをウォッチ。 著書に『景気予測から始める株式投資入門』 『絶対的リターンを目指すオルタナティブ投資』 などがある。


景気予測から始める株式投資入門


DVD 景気と季節で分かる循環投資法


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