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朗読の教科書

朗読の教科書


著者 渡辺知明
定価 本体2,100円+税
2012年3月発売
A5判 344頁 オーディオCD付き
ISBN 978-4-7759-4018-1

試聴する特典CDの一部を試聴できます。
※試聴サンプルでお聴きいただける音声には演出上BGMがございますが、
特典CDではよりクリアな音声をお聴きいただくため、BGMなどの効果は付与されておりません。


目次 | 著者紹介

文部科学省学習指導要領準拠 一般社団法人 日本朗読検定協会公認

言葉にして伝えたい想いはありますか?

読み砕く→理解する→コトバを発する→表現する

聴き取りやすく、美しい日本語の朗読がしっかり身につく。

初心者から経験者まで、生徒にも先生にも。
日本語を表現したい全ての人に向けた教科書の決定版

将来、「話すこと」や「読むこと」を仕事にしたいあなたへ。
将来、「話すこと」や「読むこと」で人の役に立ちたいあなたへ。



本書『朗読の教科書』は、学習指導要領・小学校国語科にのっとりながら、「話す力」や「読む力」の上達を目指したことばの学習書です。本書を読むと次の力が上達します。

◎自信にあふれた、強い声が出せるようになる
◎リズムに乗った、人に聞かせる読み方ができる
◎文章をらくに読むためのコツ(文分析・記号づけ)が身につく
◎伝えるべき(大事なこと)ことをきちんと伝える力がマスターできる

付属CDには、本書の中で例に挙げている文章の読みを録音しています。目で見るだけでなく、耳も使いながら、自分のペースで読んでみてください。
何度も何度も繰り返し読むこと、聴くことで、あなたの「話す力」「読む力」は確実に上がります。


■目次

※本書付属CDには、98トラックに及ぶ、膨大な発声、記号づけの読み上げ例の他に、 表現よみの例として下記作品の一部朗読を収録しています。

【CD録音作品一覧】

◆「思い出」太宰治
◆「クローディアスの日記」志賀直哉
◆「濁った頭」志賀直哉
◆「Kの昇天」梶井基次郎
◆「蜘蛛の糸」芥川龍之介
◆「オツベルと象」宮沢賢治
◆「最後の一句」森鴎外
◆「吾輩は猫である」夏目漱石
◆「藪の中」芥川龍之介
◆「駈込み訴え」太宰治
はじめに

第1章 朗読とはなにか

1 「読む」ことと「聞く」こと
2 朗読を成り立たせる8つの要素
3 朗読には3つの段階がある――音読・朗読・表現よみ
「読み」は大きく3つに分かれる/朗読上達のために考えること

第2章 姿勢・発声・発音

1 姿勢――上体のリラックスと落とし込み
腰かけた姿勢/立った姿勢
2 声はどのようにして出るのか
3 声を出すときの4つの働きとその練習方法
声を出すための息の吐き方の練習法/声を出すための「ノドの使い方」の練習法/
声を出すための「舌の使い方」の練習/声を出すための「口のかまえ」
4 5分間でできる課題集

第3章 リズムある朗読の仕方

1 日本語のリズムとアクセントについて
共通語のアクセント/高さアクセントと強さアクセント/
強さアクセントとリズム/自由自在にアクセントをつける/
2 2音3音の区切りとリズム
3 2音3音ごとに強さアクセントをつける
語句レベルでの2音3音ごとのアクセントについて/
文のレベルでの2音3音のアクセントについて
4 フレーズ作りと目玉アクセント
5 リズムある読み方をするための課題集

第4章 朗読のための文法入門

1 なぜ朗読に文法が必要なのか
2 文分析入門
文分析と文の成分/文分析の段階
3 文の意味を明確にするイントネーションの原則
イントネーションの原則/文の成分の3種類
4 文の組み立てとイントネーションの変化
主文素+述文素(主要成分)/必要成分の加わった文/自由成分の加わった文
5 文分析による理解と読み深め
文分析で想像力を鍛える/文の文法的な読解力/文分析による読み深め
6 文分析の練習課題

第5章 記号づけの方法とは

1 記号づけとは
2 記号づけの記号一覧
3 記号づけの方法
カッコでくくる記号/文の切れ目の記号/強調のための記号
4 記号づけの応用法
作品を理解するための準備として/仕上げよみの目標として/
聞き取りの手がかりとして/作品朗読法の共有財産として
5 記号づけの課題集

第6章 文学作品の表現方法

1 文のいろいろな形
だれが語るのか/だれが「どうだ」と語るのか
2 描写と説明の読み方
描写の読み方/説明の読み方
3 文におけるプロミネンス
基本的な語句のプロミネンス/語順によるプロミネンス/
文脈から生じるプロミネンス/解釈によるプロミネンス
4 文と文とのメリハリ
文のつながりと段落の転換/接続語による文のメリハリ
5 人物・会話・対話の表現
内言の表現/「会話」と「地の文」との関係/対話とプロミネンス
6 文学表現の復習課題

第7章 文学作品の文体と「語り口」

1 文学作品をどう読むか
2 ことばの背景にあるもの
背景感情のとらえ方/背景行為のとらえ方
3 文学作品の「語り口」
4 文学作品の表現よみ

あとがき
参考にした文献

※コラム関連

重要コラム:朗読での声の表現法――アクセント・イントネーション・プロミネンス
コラム:コトバには4つの要素がある/黙読にもいろいろある
コラム:腹式呼吸と腹式発声
重要コラム:声の質とは何か
重要コラム:滑舌の訓練と早口ことば
重要コラム:日本語の2音・3音のリズム
重要コラム:現代の発声法と伝統的な発声法
重要コラム:地声とウラ声
コラム:(1)高さアクセントと強さアクセントについて (2)日本語のリズムについて
コラム:音声合成と朗読の表現
コラム:修体文素と修用文素のイントネーション
コラム:コトバを伝える「テーマ・レーマ展開」
重要コラム:オーラル・インタープリテーション
重要コラム:詩の記号づけ
重要コラム:プロミネンスの表現方法
重要コラム:(1)文学言語と理論言語 (2)コトバの背後にあるもの
重要コラム:朗読を楽しむために
重要コラム:言語理論と朗読のつながり

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著者紹介

渡辺知明(わたなべ・ともあき)

1952年、群馬県桐生市に生まれる。法政大学卒業後、日本コトバの会に入会。
大久保忠利氏より言語理論、国語教育理論、表現よみ理論などを学ぶ。現在、コトバ表現研究所所長、日本コトバの会講師・事務局長、表現よみオーの会代表、日本朗読検定協会副理事長。
著書=『放し飼いの子育て―やる気と自立の教育論』(1994一光社)、『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995明治図書出版) 編著書=日本コトバの会編『コトバ学習事典』(1988一光社)、『大久保忠利著作選集・第3巻 生きたコトバI―話し・聞き』(1992三省堂)、『大久保忠利著作選集・第4巻 生きたコトバII―読み・書き』(1992三省堂)


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