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『個人投資家のための貴金属取引入門』
〜70問70答でわかるしくみと分析ノウハウ〜
2002年10月30日発売!!
定価 本体 2,800円+税 /A5判 256ページ/ISBN 4-7759-9001-2 C2033
編著者 渡邉勝方
監修者 加藤洋治
共著者 陳晁熙/藤澤広宗
●目次
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監修者紹介
加藤洋治(かとう・ようじ) 氏
現在 日本ユニコム�蝓…敢塞堯�貴金属アナリスト。
1965年東京大学経済学部を卒業後、総合商社勤務を経て
1977年住友金属鉱山�蠧�社、貴金属ディーリングに従事。
1987〜90年東京ブリオンディーラーズクラブ初代会長を務める。
1994年日本ユニコム�蠧�社、1995〜2000年同社取締役として
法人事業本部等を担当。
1996年「早わかり商品先物取引」(東洋経済新報社)を監修。
編著者紹介
渡邉勝方(わたなべ・かつのり)氏
現在 日本ユニコム�蝓…敢塞�長として市況商品分析、
取引プログラム開発、国内外エネルギーデリバティブ取引に従事。
1982年、東京大学経済学部を卒業後、�螢函璽瓮鵑貌�社、原油部
等にて石油の現物・デリバティブ取引に携わる。
1986~1990年まで米国トーメン社ニューヨークにてNYMEXの
石油デリバティブ取引を専任。
著書に「個人投資家のための原油取引入門」(2001年)、
「個人投資家のためのガソリン灯油取引入門」(2002年、いずれも小社刊)がある。
共著者紹介
陳 晁熙 (ちん・ちょうき) 氏
現在 日本ユニコム�蝓…敢塞�副長として市況商品
アナリストを務める。
日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
1986年東京理科大学理学部を卒業後、予備校講師を経て、
1990年日本ユニコム�蝓貌�社、現職に到る。
本書ではPART1およびPART2の一部を担当。
藤澤 広宗(ふじさわ・ひろむね) 氏
現在 日本ユニコム�蝓…敢塞�員として商品市況分析、取引プロ
グラム開発に従事。2000年、関西大学法学部を卒業後、現職。
日本テクニカルアナリスト協会正会員。
2002年、「個人投資家のためのガソリン取引入門」を共著。
本書ではPART3の一部を担当。
人気の「原油」「ガソリン・灯油」に続くシリーズ第3弾登場
トレード戦略の具体例が満載!
70問70答でわかる貴金属取引のしくみと分析ノウハウ
いま、日本では金への投資が活況を呈している。長引く不況で脆弱化した日本の金融システムに不安を持つ投資家が、「実物資産」である金に資産をシフトさせているのだ。2002年、日本の金の輸入量は今年6月末時点で50トンを超え、すでに昨年の年間実績を大きく上回った。さらに、東京工業品取引所の金先物市場も賑わいをみせ、2002年2月7日には346,076枚という空前の出来高を記録。これは346トンの金が取引されたこととなり、1日でバブル期の年間輸入量に匹敵する取引量である。
また、米国でも金投資が注目を集めている。ITバブルの崩壊以降、軟調だった米国および主要国の株価は、9・11テロ事件を契機に連鎖的な急落に見舞われ、世界中の投資家の肝を冷やした。原油などの主要商品も軒並み下落するなか、金はドル建て価格を上昇させ、「有事の金買い」を立証。その後も株価が急落局面に陥るたびに金価格は堅調となり、金が金融資産の避難先として機能していることを示している。
本書は、個人投資家が貴金属(金、銀、白金)先物をトレードするためのノウハウを提供するものだ。
これまでに出版された金(貴金属)投資に関する本の多くは、将来のインフレ到来リスクを説くことで、金を「保険」としてポートフォリオの一部に組み込み、長期投資(保有)を推奨するという単純明快な論理で構成されているようだ。しかし、売買のタイミングを誤れば「保険」どころか新しいリスクを抱え込んでしまうことさえある。
その点をふまえて本書では、金を「相場商品」ととらえ、投資の主目的である「売りと買いのタイミングをどう把握して利益を確保するか」というテーマを中心に構成した。また、『個人投資家のための原油取引入門』や『個人投資家のためのガソリン灯油取引入門』の姉妹編として構成されており、どこからでも読める70問70答形式となっている。トレードの実践で悩める個人投資家に大きな力となるだろう。
本書の主眼は、個人投資家の立場から貴金属(金、銀、白金)先物をどのようにトレードすればよいかという実践的課題に対し、ノウハウ例を紹介する点に置かれています。
今年(2002年)に入り、日本では金への投資が活況を呈しています。日本の金の輸入量は今年6月末時点で50トンを超え、すでに昨年の年間実績を大きく上回っています。東京工業品取引所の金先物市場も賑わいをみせています。今年2月7日には346,076枚という空前の出来高を記録しました。346トンの金が取引されたこととなり、これはバブル期の年間輸入量に匹敵します。
これらの背景は、長引くデフレにより脆弱化した日本の財政・金融システムに不安を持つ個人投資家が、資産の一部を「実物資産」である金にシフトさせていることにあります。
米国でも金への投資が注目を集めています。
ITバブルの崩壊以降、やや軟調だった米国および主要国の株価は、昨年の9・11テロ事件を契機に連鎖的な急落に見舞われ、世界中の投資家の肝を冷やしました。原油などの主要商品も需要減少懸念から軒並み下落しましたが、金はドル建て価格をむしろ上昇させ、「有事の金買い」を立証しました。その後も株価が急落局面に陥るたびに金価格は堅調となり、金が金融資産の避難先として機能していることを示しています。
これまでに出版された金(貴金属)投資に関する本の多くは、将来のインフレ到来リスクを説くことで、金を「保険」としてポートフォリオの一部に組み込み、長期投資(保有)を推奨するという単純明快な論理で構成されているようです。
本書はそれに対抗して、金を「相場商品」と捉え、投資の主目的である「売りと買いのタイミングをどう把握して利益を確保するか」というテーマを中心に据えました。
金の売買タイミングの取り方が重要であるという点に関し、最近の事例を挙げてみます。
2002年に入り、金先物価格はペイオフ対策がらみの買いを背景にして、年初(1月4日)の1,171円/kgから3月29日には1,293円まで上昇しました。しかしペイオフの部分解禁が実施された4月からは一転買い手不足になり下落し始め、さらには円高も重なって、7月末には1,150円に下がってしまいました。この間、先物で買った人は無論のこと、現物の地金を買った人も売買タイミングの重要性を痛感されたに違いありません。
また、かつて1gあたりの金価格が3,000円を下回った1982年や、2,000円を下回った1986年にも金地金投資がブームになったことがありますが、そのころに地金を購入して保有している人は未だに元本割れを余儀なくされています。そのために1999年に1,000円割れとなった時には金に目を向ける人はとても少なくなってしまいました。しかし皮肉なことに、その年につけた836円が今度は歴史的安値を形成した観があります。
本書は、前著『個人投資家のための原油取引入門』や『個人投資家のためのガソリン灯油取引入門』の姉妹編として構成し、どこからでも読める70問70答形式としています。ささやかながらも、悩める個人投資家の方々の参考になれば幸いです。
本書の執筆にあたっては、多くの方々のご協力を賜りました。
まず、PART1の基礎知識編、PART2のトレード実践編を通じ、加藤洋治氏(元住友金属鉱山�蠅龍皀妊�ーラー、日本ユニコム�蠍擬萃�役)に監修をお願いし、さらに木原大輔先生(日本ユニコム�蠍槎筺砲醗羮綵稠圭�氏(元三井物産�蟲�金属部長、現日本ユニコム�蟯萄彩髻砲帽睛�いただきました。
また編集と装丁担当の細田聖一氏には、今回も鮮烈なイメージで表紙を整えていただきました。
ここに記してお礼を申し上げます。
2002年9月9日
筆者
【お詫びと訂正】
本書24頁「図5」に間違いがありました。2001年が2箇所ありますが、右欄は2001年ではなく2002年です。なお、数値に誤りはございません。
お詫びして訂正致します。
本書130頁「図74」に誤りがございました。 (印刷)
『1月号 月間TGマネー No.46』で兜町を知りつくした本屋さんおすすめ
【ビジネス書最新刊ベスト3】で紹介されました。

「原油」「ガソリン灯油」に続く個人投資家のための先物選書シリーズの第3弾である。前2書も含め、このシリーズの逸脱な点は実践的な取引手法の示唆とその検証を行っているとのこと。初心者が最初に学ぶべき、「価格変動にどのようなセオリーがあり」、「どのようなシナリオで売買を行うべきか」という点を主眼に執筆されている。一問一答形式の採用や、図表を盛り込んで分かりやすさも追求した編集方針も読者にはうれしいことだ。貴金属取引の最初の一歩としての有用な一冊。
※上記は『1月号 月間TGマネー No.46』の14頁より引用しました。
| 関連書籍 | |
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