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ウィザードブックシリーズ Vol.74

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『投資家のための企業会計革命』
『クオリティ・ファイナンシャル・レポーティング』によるUS.GAAPへの挑戦

A5判 上製本/定価 本体4,800円+税/2004年5月27日発売
ISBN4-7759-7036-4 C2033

著者  ポール・B・W・ミラー、ポール・R・バーンソン
監訳者 西麻布俊介 訳者  月本潔

→お申し込みはトレーダーズショップからどうぞ!!


■立ち読みコーナー
1章まるごと立ち読みできます(テキストは再校時のものです)

  • 目次
  • 監訳者まえがき
  • 序文
  • 第I部 4つの原理と7つの大罪
  • 第1章 改革の基礎

  • 会計学は投資の言語!

    画期的な財務報告方針の活用による株主価値の確立!
    会計学は事業活動の言語!
    財務報告の透明性を向上させ、投資家の混乱を取り除き、しかも資本コストを低下させる強力な新システム

    「多くの経営管理者は真の業績を管理せずに会計報告書に細工をすることに注力している。著者の想定する『クオリティ・ファイナンシャル・レポーティング(QFR)』とは、高い頻度、オープン、真実あるいは信頼できるコミュニケーションで特徴付けられる新しい関係を投資家および債権者と構築するために旧来の姿勢を改める改革である。さて、この改革はどのように実現されるのであろうか? この質問の回答は本書の残りの部分に明示され展開されている……」――序文からの抜粋

     過去数10年間、経営管理者は、従業員、顧客および製造供給業者と公然と取引する目的で設計されたHRM、TQM、JITなどのシステムを考案し導入してきた。それでは、事業が成長・展開していく過程において自己資本リスクを負う、重要な資本市場参加者である債権者や投資家が大事に扱われるどころか敵として扱われているのは一体なぜなのであろうか? 一般に認められた会計原則(GAAP)はこの状態を食い止めるどころか助長しているのはなぜだろうか?
     最も重要なのは、この謎解きを行い、経営陣が各投資家から信任され歓迎される方法を見つけることである。
     本書では時間をかけてこの目標を達成する方法を説明している。財務報告の利用者が読解可能な財務報告書の作成し、投資家の信頼を増大させると同時に資本コストを削減させるためのより高い基準としてQFRを説明している。
    下記のような、説得力がある本書の内容に注目いただきたい。

     事業経営者と投資家との間では信頼関係が機能していないのが実態である。QFRは、画期的と形容されるに相応しい道理にかなった財務報告処理方法であり、米国の事業が現在の競争力あるグローバル市場で繁栄するために必要であるより明瞭かつ実直な関係構築の出発点への案内といえよう。QFRを読解し実践することは、投資家だけでなく経営者および会計士にとっても、実務上注目に値するものであり、QFRが明日の事業および運用業界を改革するための新しい適正な会計報告手法になるであろう。

    本書への賛辞

    「会計学は事業活動の言語である。最近はこの言語が不明瞭な水準にまで歪められてきた。本書にはこの言語の有効性を回復させる方法が書かれている」――ウォーレン・バフェット

    「読者の目線に合わせた文体で表現された本書は、投資家が熱望してやまない、確認できる情報を提供するという挑戦に応えるために経営者が取り組むべき義務が記されている。資本市場の真実の要求を認識・実行する著者の方針を私は心から推薦する」――アーサー・レビット(前SEC議長)

    「この議論の内容は洗練されており、かつ取り組まざるをえないものである。エンロン事件を踏まえて、本論の提唱者が主張する財務報告が荒廃しているとする意見に、関係者すべてが耳を傾けることを強く要望する」――ジョン・ビッグス(TIAA-CREF社長兼CEO)

    「本書には投資家が資金を投入する前に企業に要求すべき一連の財務情報開示の青写真が書かれている」――デビッド・ヘンリー(ニューズウィーク紙副編集長)

    「アメリカ株式会社の市場を侮ったIR方針は終焉した。ミラー、バーンソン両氏がこのこの解決法を提供している」――ジャスティン・フォックス(フォーチュン誌編集者)

    著者紹介

    ポール・B・W・ミラー博士・公認会計士(Paul B. W. Miller)
    現在コロラド・スプリングズ所在のコロラド大学の会計学教授。クオリティ・ファイナンシャル・レポーティング(QFR)の概念を生み出すための準備となったミラーの特異な経歴はライス大学で経済学の学位、およびテキサス大学オースティン校で博士号の修得から始まる。ミラーの経歴は、さらにFASBおよびSEC会計事務局(Chief Accountant Office)双方の職員として財務報告規制当局の最高峰への関与も含まれる。また、3年間AICPAの技術基準小委員会(Technical Standard Sub-committee)で多くの職業倫理違反疑惑を調査した。ミラーの業績としては12冊以上の著作および30以上の論説記事がある。その著作の中には好評を博し著名な作品として挙げられるのは、ロブ・レディングおよびポール・バーンソンと共著の『財務会計基準審議会(The FASB)――人々、プロセスおよび政治力』がある。さらに、ミラーとバーンソンは1996年1月以降に発行されたアカウンティング・トゥデーの全米配信コラムにおいて「会計の精神(The Spirit of Accounting)」を執筆した。SECの前での証言を含む著述および演説によって、ミラーは会計方針、会計機関および指導者に対して意欲的で、洞察力のある、楽観的な批評家しての国際的な評判を確立した。さらに教育者および改革者としても賞を受賞している。実際、クオリティ・ファイナンシャル・レポーティング(QFR)に結びつく概念は1996年に考案され、このころミラーおよびその仲間は大学で画期的な合同会計/財務課程を開発し、現在では非常に成功したインターネット配信のMBAプログラムとなっている。ミラーおよび妻ダイアナの間には、デービス(経営コンサルタント)、グレッグ(芸術家)およびアンジェラ(中学生)の子供がいる。2002年秋にミラーは彼の母校におけるプロゴルフマネジメントのPGA公認プログラムの学術的な管理者に任命されることになっている。

    ポール・R・バーンソン博士・公認会計士(Paul R. Bahnson)
    現在ボイシ州立大学の会計学助教授。オーガスタ大学で会計学および政治学の学士、またインディアナ大学でMBA、さらにユタ大学(ポール・ミラーと最初に出会った)で会計学博士号を修得。バーンソンはコロラド大学ボールダー校およびモンタナの大学で教鞭を取った経験を持ち、この経歴の中で5つの教育優秀賞を受賞した。教師になる前に5大会計事務所で会計検査官として勤務し、FASBで1年間の大学院のインターンに就いた。さらに、多忙な講演者および職業教育セミナーの指導者でもある。バーンソンの研究は企業財務報告規則の制約を明らかにすることを専門とするが、専門および学術的定期刊行物に多数の公表された記事がある。この研究の多くの部分はポール・ミラーと共同で行われた。クオリティ・ファイナンシャル・レポーティング(QFR)は新しい改善された財務報告方針を展開するもので、彼の研究を論理的に拡大したものであり、頂点ともいえよう。 バーンソンおよび妻キャシーの間には2人の十代の子供サラおよびアンディーがいる。

    両著者との連絡はpaulandpaul@qfrから直接取られたい。

    監訳者

    西麻布俊介(にしあざぶ・しゅんすけ)
    東京大学経済学部卒。前職は信託銀行にて年金資金運用のポートフォリオ・マネジメント業務に従事。現在は、公的研究機関で年金運用や年金制度に関する調査研究を行うかたわら、業界の専門書を中心とした翻訳でも活躍中。証券アナリスト。

    訳者

    月本潔(つきもと・きよし)
    1982年一橋大学経済学部卒業。同年住友生命保険に入社。その後、WestLB、バイエルン州立銀行、シグマベイスキャピタル等で、国内事業会社の資金調達、国内機関投資家向け投資情報提供等の職務に就く。現在はフリーランスの翻訳者として活動。

    原書

    『Quality Financial Reporting』 by Paul B. W. Miller, Paul R. Bahnson

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