株式コーナー MENUへ 

FAI投資法(バックナンバー)

第1章 FAI投資法の概要と月足グラフの準備


 大阪のP投資法を引き継いだFAIクラブ。30項目のルールに基づいてメンバーが、銘柄を選定し(月1回の銘柄選定委員会)、その銘柄を個人個人で売買している。その成果はP投資法に負けない高い水準を維持している。
 「序章」において、FAIクラブの誕生を述べた。次に売買法を具体的に説明する前に、その概要について述べることにする。

[1]倍加する銘柄を選定する投資法

 FAIでは、低位株を対象とする。ただ単に値の安い銘柄を対象とする売買ではなく、選んだ銘柄が2倍になることを目標とするやり方である。この場合のやり方とは、売買法というより、銘柄選定法と言ったほうが正確である。(もちろん、売買法もきちんとルールによって確立されている。後述。)東証1部上場銘柄からガス、電力、金融を除いた全銘柄を、価格帯によって3つに分ける(P投資法は2部も対象とするが、FAIでは1部のみ)。高いほうから値嵩株、中位株、低位株という。この低位株から2倍となる銘柄を選定して売買をするわけである。
 そんなうまい話があるのか?あるのである。いや、現実に証明されているのである。
 低位株の有利さは、下げにくい、上昇したときの効率がよい、心理的に買いやすい、ことである。反面、数多くの銘柄の中で安値に放置されている理由がある。倒産する銘柄は低位株から出るものである。倒産しないまでも、安値の保合が長引けば気持ちが持続できないし、何より投資効率が悪い。この欠点を補って長所だけを引き出すのがFAIの30項目のルールなのである。
 メンバー全員が規定の月足グラフとファンダメンタルズの資料(データスリップ=会社情報の切り抜きと新聞の業績修正発表)を使い、系統立ってまとめられたルールによって銘柄を絞っていく。多くの人間が同じ物差しを持って議論することは、相場で最もはまりやすく最も良くない独善性を廃し、最も間違いのない答えが出される。そして、正しい感覚をつくりながら積み重ね、次につながっていく効果があるのである。
 

[2]月足グラフ

 FAIでは、月足グラフを使用する。月足グラフは長期の足を見るのに非常によい。株価のサイクルは考える以上に長い。上げ相場と下げ相場がそれぞれ1〜3年、底練りが2〜3年、合計すると5〜10年がひとつのサイクルとなる。その大きな流れをつかみ、底値圏から上昇に向かう有望銘柄を探し、多少やり方がまずくても大けがせずに資産を増やしていくのがFAIのやり方である。それには長期のグラフが必要なのである。
 また、月足グラフは形や型(かた)ができやすい。形・型とは、株価の先行きを見るために足を部分的に集合体としてパターン化するものである。ポピュラーなものとしては天井圏の三尊や、持ち合いながら小動きになる三角形などがある。月足は株価の一般的なサイクルに合っており、週足と比べて形・型が出やすいのである。FAI投資法は目先の形・型を頼りに売買する方法ではなく、長期のトレンドを合理的に判断するやり方だが、銘柄選定や選定後の売買において形・型を重視する。FAIのバイブルである30項目のルールの1から5は、月足グラフの型や形についてである。

[3]グラフは手描きで作成する

 月足グラフはすべて手描きで作る。市販のチャートブックや株価分析ソフトは使わない。
 チャートにはいろいろな種類がある。特殊なチャートとして、新値足やポイント・アンド・フィギュアーのように時間の経過(横軸)を無視した非時系列のものがあるが、多くは横が時間の経過(日柄)で縦が価格という2次元のものである。FAIで使用するローソク足も、やはり2次元の時系列グラフである。2次元のチャートでは、株価の推移を加工しないまま足を視覚的にとらえることが重要になる。このとき、チャートブックのように縦横の縮尺を無視したものでは役に立たない。チャートブックでは、横軸(時間)はだいたいそろっている。しかし、小動きだった銘柄が大暴騰したりすれば、次の号では縦の軸を縮めて表示することになるので、チャートの姿が狂ってしまうことになる。コンピュータソフトのチャート表示も同じである。
 FAIでは、正しい変動感覚を持つためと、複数の人間が同じ物差しでチャートを見られるように、全員が同一の規格のグラフを手作業で描いているのである。
 パン・ローリングで販売している底型88例原寸コピー(No.34)は、原寸のFAI規格のグラフを使用している。きちんと比較検討するには、基準を揃えることが必要なのである。

[4]実際のグラフの描き方

 用紙は、全紙の1ミリ方眼紙(1,000mm×700mm)を縦長に使用する。下端をゼロ円とし、100円(1mm=1円だから10cm)毎に鉛筆で横線を入れて見やすくする。(これをやらないと、描いていて必ず位取りを間違える。)下端がゼロだから上端は1,000円ちょうどになる。もし1,000円を超えるところがあれば、グラフ用紙を縦に継ぎ足す。継ぎ足すほうの用紙は下の余白部分を切り、糊で張り合わせる。両方の紙の端にきちんと糊を塗って位置を合わせ、糊付け部分に紙を乗せて上からタオルで押さえつけるようにこする。こうすると、糊付け部分が汚れずにピタッとつき、日数が経ってもはがれない。
 「1mm=1円」といったが、1,000円を超える部分まで同じように描いたら、動きの大きい銘柄はグラフが長くなってしまい、たいへんなことになる。なんといっても長期の月足グラフである。銘柄によっては相当な上下があるものである。だから、1,000円以上は1mm=10円で描く。つまり取引所の呼び値の単位を1mmにするわけである。FAI発足当時、これを知らずに大化けした銘柄をバカ正直に全部1mm=1円で描いた人がいた。なんと縦7mのグラフ用紙を廊下に置いて描いたらしい。驚いた。
 1,000円以上は1mm=10円だから、半分の用紙を継ぎ足せば、一番下がゼロでも6,000円まで描ける。場合によっては、下端をゼロ円にしなくてもいい。もし下端を100円にすれば、継ぎ足しなしで2,000円まで描くことができる。しかし、先行きを勝手に予測して下端を200円または300円にしてしまうとあとで困ることがある。下端の価格を下に割ったときは、下に継ぎ足さなければならないからである。控えめにしたほうが無難。
 用紙ができたら、足を書き入れる。幅は2mm。そして足と足の間は1mmの間隔をあける(くっつけて描く方法もあるが以外と見づらい)。したがって1ヶ月で3mmだから、1枚の用紙に約19年の足が引けるわけである。足はボールペンがよい。速記用などの太すぎるものや極細は描きにくい。やや細目のボタ落ちの少ないものを選ぶ。陰線の塗りつぶしはサインペンでやる。水性のペンのほうがにじまず、はみ出る失敗がないが、油性のほうがきれいに塗りつぶせる。どちらでも使いやすいほうでいい。足はインクで描くが、その他(100円毎の線や銘柄名など)はすべて鉛筆で書く。見たときに線だけを感覚的にとらえやすくするためである。
 用紙は、そのまま保管するには大きすぎるから、折ってかまわない。まず縦に2つ折りにする。縦1,000mm横350mmのものを横に3つ折りして保管する。グラフの量が増えてきたら銘柄コード順に分けて保管すれば便利である。



自宅の書斎でFAIグラフを描く林輝太郎



林輝太郎の書斎のグラフ棚



[5]グラフをはやく上手に描くテクニック (1)ペン

 グラフの描き方は、人それぞれである。また、製図屋さんの修行をするわけではないので、細かいことはどうでもよい。目的は、自分の手で描いて変動感覚を身につけることである。しかし「きれいにはやく描く」ことができれば申し分ない。筆者の描き方を紹介するので、参考にしていただきたい。

ボールペンはパイロット

 製図用のペンを使ったほうが仕上がりはきれいだが、手間がかかる。ボールペンで十分である。線を引くときはペンを往復させてクッキリと描く。往復させずにクッキリと描けるタイプのボールペンは、ボタ落ちが多くて線が均一に引けない。筆者はパイロットのボールペン「ステンレスチップ細字」というヤツを使っている。割と最近の新製品「SUPER−GP」の0.7mmあたりも試してみようと思っている。

陰線塗りつぶしは油性のマジックペン

 定規を当てて塗りつぶしていると時間がかかりすぎる。慣れればフリーハンドでも大丈夫。ボールペンで引いた線の幅がビヨビヨにはみ出るのを防いでくれるから。ただし、油性のペンは素早く塗らないとアッという間に滲んでしまうから注意が必要である。しかし、慣れれば非常にはやくきれいに塗ることが出来る。コツは「ペン先をそっとなでるように当ててサッサッと素早く動かす」ことである。使用するのは油性の「ゼブラ マッキー極細」。両側に太さの違うペン先があるので、通常は「細」の方を使い、権利落ちで左右に1mmずつの細い実体を塗るときは「極細」の方を使ってきれいに仕上がる。

[5]グラフをはやく上手に描くテクニック (2)線を引く

 グラフは、見るときの縦方向ではなく、横向きにおいて描いた方がやりやすい。左が0円、右が1,000円というように置いて描いていく。
 筆者の線を引く順序は、下の図の通り。

       陽線の描き方


 1.実体部分の高安を描く

 2.実体にフタをする

 3.ヒゲを描く



       陰線の描き方

 1.実体部分の高安を描く

 2.ヒゲを実体の中まで描く

 3.実体にフタをする

 4.黒く塗りつぶす


 陽線の時は先に実体を完成させたあとヒゲを描く。陰線の時はヒゲを先に描き、実体の中まで線を引いてしまう。機械的な作業の中で、陽線と陰線を間違えないように工夫しているわけである。

 毎月の描き足しは1本ずつだが、新しい銘柄を描くときは線をまとめて描くことになる。陰線は、あとでまとめて塗る。この場合、1年分(12本)描くごとに「抜けている月がないかどうか」を確認しながら次に進む。1年で区切りをつけ陰線を塗ったり鉛筆で年の境の線を書き込んだりするのも、作業にアクセントがつくので間違い防止に効果があるかもしれない。何でもいいから気分良く間違えずに作業するパターンをつくることである。

[5]グラフをはやく上手に描くテクニック (3)定規とペンワーク

 毎日数銘柄の引け値を結ぶだけなら手間はかからないが、たくさんの月足を描き足したり5年10年の足を描くには定規にも気を配ってみたい。
 まず基本は三角定規だ。小学校で使った小さなものではなく、製図用のしっかりしたもので目盛りのないものがいい。ローソク足の実体とヒゲを描くのは、縦と横の線を連続して引く作業である。三角定規を使えばひとつの角が90゜なので、定規の向きを変えずに線を引くことが出来る。製図用の三角定規も、いろいろな大きさがある。筆者が使っているのは、長い辺が240mmで厚さが2mmの二等辺三角形のものである。
 しかし、この定規では1ヶ月の値動きが大きかったときの長い線が引けない。少し長いくらいなら線を継ぎ足せば大丈夫だ。例えば300円幅の実体を描くとき、最初に半分か3分の2くらいの線を引く。実体の端から描き始めて、途中でスーッっと筆圧を弱くして終わる。筆の使い方と同じようにやるのである。続きの線は、残りの線を引けるところまで位置をずらした定規をきちんと合わせ、筆圧を弱めて細くなっている部分から弱い筆圧で描き始めたあと、反対側の実体の端までしっかりと引いていく。2本の線は、一気に描いたようにきれいに1本の線となる。[5]の(1)で「ペンを往復させる」と書いたが、このときは一方通行で2度描きすればいい。また、このときのために長い定規をもう一つ用意する手もある。500〜600mmくらいでいいだろう。定規を持ち直さなければならないが、長い線が一気に引ける。ただし、すでに折って保管してある用紙に描くときは要注意。折り目をまたいだときに、折り目の上下で紙が角度を作ってしまうことがある。角度が出来た状態で線を引けば、あとで見るときに線がく の字に曲がってしまい、気になる。また、折り目をまたいで陰線を塗るときも注意が必要だ。折り目の部分は紙が傷んでおり、陰線を塗りつぶすインクが横にジワジワッとはみ出して、みっともない。折り目の部分は、細心の注意を払って塗らなければならない。

[5]グラフをはやく上手に描くテクニック (4)間違えないようにする工夫

 グラフ描きで一番悲惨なのは描き損じである。ボールペンとインクで描いたものが間違いだったときは、本当にガッカリする。忙しい合間を使って少しずつ描いていた新規の銘柄を、ちょっとした時間で2,3本書き足したときに陰線を書き損じたりしようものなら、世界中の不幸を全部背負ってしまった気分になる。ミス防止のための工夫を、いくつか紹介する。

(1)位取り

 もっとも多いミスがこれ。とくに長い線や不自然な線(月足なのにそこそこの幅の陰線が続く、など)を描いたとき、50円あるいは100円単位で位取りがずれてしまうことがある。すぐに気づけばまだ救われるが、その後たくさんの線を引いてしまったときなど、「どこで間違えたか」を探すだけで、たいへんな労力である。罫線をつける人はだれでも、これで発狂状態になったことがある。
<ミス防止策>
 新しい用紙にあらかじめ鉛筆で100円毎に線を引いておく。あとは、集中することと注意するしかない。黙々と線を引いていくだけでなく、ときどき値動きを辿りながら見直すと間違いに気づきやすく、小さな区切りが集中力を持続させる。
<鉛筆で線を引く方法>
 用紙は50枚単位で買うと丸まって箱に入っている。丸まった状態の紙を横長(広げたときは縦長。よこ70cm、たて100cm。)に机に置いてに重りになるものを2つ使って数十センチの隙間を作る。重りは前後に置く。前後とは、机の向こう側と手前側のこと。そして長い定規を横長に使ってシャープペンで線を引く。あまり濃い線にならない方がグラフが見やすいので、HBの0.5mmくらいが無難。定規は75cmのものを使えば横の長さ70cmが一気に引ける。75cmの定規は1,000円ちょっとの値段で売っている。2本くらい引いたら重りを机の向こう側にずらして紙を手前に引く。手前で余った部分(すでに線を入れた部分)は机の端から落としせば自然に丸まる。

(2)線が抜ける

 毎月の描き足しでは起こらないミスだが、まとめて描くときにやってしまう。1年分描いて一息入れながら見直したとき「2月の足が抜けていた」なんてことになると、一瞬うなだれたあと上を向き、大声で吠え、酒を飲みながらテレビを見て寝てしまい、グラフが出来なくなってしまう。
<ミス防止策>
 資料(月足データ)は、1枚の紙にしてグラフの上に置く。描き込む線ギリギリの位置にして、目線をずらす距離を小さくする。手に汗をかいても、資料の紙が汗を吸い取りグラフ用紙が汚れない効果もある。また、権利落ちのある月は、うっかり通常の月と同じように描いてしまわないように、あらかじめ印を付けておけばよい。そして、書き終わった月のデータは、持っているペンで横線を引くかデータの頭にチェックをしてしまえば資料が見やすい。細かな数字を見続けていると目がチカチカするのである。
 あとは必ず1年ごとに本数のチェックをすること。1年分で36mmだから、36mm毎にグラフ用紙の下の部分(0円のところ)に短い線を鉛筆で描いておくと良い。ついでに、年の数字も鉛筆で書き込んで1年ごとにチェックすれば、「全然違った年を描いてしまった」というバカな間違いも防止できる。
 株価総覧を使って描くときは、コンビニにでも行ってコピーをとってくると良い。

[5]グラフをはやく上手に描くテクニック (4)間違えたときの対処

 いろいろ工夫をしても、間違いがゼロにはならない。間違ったときの対処方法を紹介する。

(1)小さな線のミス

 これは、よくあること。最初に思いつく修正方法は白い修正液である。修正液は、簡単に、しかも素早く修正できるので便利であるが、欠点がある。グラフ用紙の線が消えると、ふだん眺めるときにまったく気にしていなかったつもりが、思ったより気になるのである。「別にかまわない」という方は、これでも良い。「なるほど、気になる」という方に必殺の方法を伝授する。

<修正方法>

 道具は、ナイフ・細かめの砂消しゴム・ふつうの消しゴム。
 間違った線の部分の紙の表面を、ナイフで丁寧に削る。ある程度ペンのインクが見えなくなったら、砂消しゴムでこする。紙の表面の毛羽立ちが気になったら、ふつうの消しゴムで仕上げる。20〜30mmの線なら、あまり時間はかからない。
 ナイフ使いを慌てたり、ペンのインクが見えなくなるまでしつこくやると紙に穴があいてしまう。この場合は、別のグラフ用紙を小さく切って裏から張り付ける。ヤケになってグラフを引きちぎったり、家族に当たり散らして近所のスナックに出かけたりしてはいけない。金儲けのスピードが落ちてしまう。
 なお、間違ったときに天井を見上げて大きく深呼吸するのがポイントである。

(2)たくさんの本数あるいは塗りつぶした陰線の場合

 これは、たいへんである。しかし「ヤケになってグラフを引きちぎったり・・・・・・・」してはダメ。深呼吸を2回したあと、早速修正作業である。

<修正方法>

 この場合は、削っていたら気が狂ってしまう。修正液だと、かなり見てくれが悪くなるので使えない。別のグラフ用紙を切って上から張り付けるのである。
 方眼紙には色の薄い線と濃い線がある。通常は5mm、10m、50m間隔で濃い線が来る。この線の濃い薄いをきちんと合わせるように貼り付ける紙を用意する。左右(日柄の方向)の端は、0.5mm余分に切る。ピッタリだと隠す線(間違った部分)がはみ出たり、隣の線にかかったりする。

(コツその1)紙の角を落とす
 貼り付ける紙の角をわずかだけ切り落とす。時間がたつと角の部分からはがれてくることがあるが、こうすると防止できる。書き足すときに定規が引っかかってもめくれにくい。
(コツその2)糊付けのやり方
 糊は貼り付ける紙に塗る。別の紙の上に貼り付ける紙を裏返しに置いて、周囲(5mm〜10m幅)にむらなく糊を塗る。足りないと後ではがれてしまうが、つけすぎに注意。
(コツその3)圧着
 紙をグラフ用紙に乗せて位置を決めたら、指先で軽く糊を塗った部分を押さえて安定させる。次に別の紙を上に乗せて、タオルでその上からこする。これをしないと、紙にシワが寄ったりしてしまう。紙を直接こすったりしてはいけない。はみ出した糊を引きずったりして汚れてしまうからである。
(コツその4)後で紙が浮いたときの修正
 芸術的に直したはずなのに、後で紙が浮いてくることがある。しかもほんの数ミリずつ何カ所も。そんなときは、隙間から糊を入れるのである。別の紙(小さいものでいい)の角に糊を塗って浮いている隙間に差し込む(糊を塗った面は上向きにする)。上から手で押さえると貼り付けた紙の裏側に糊がつく。糊を塗った紙を引き抜いてから、再び押さえつければ見事出来上がり。

(3)どうしようもないくらい広範囲に間違えた場合

 落ち着いて新しい用紙を出し、全部描き直す。間違えた用紙は修正用に使えるので、捨てずに取っておけばいい。



この連載は「FAI株式投資法」(相場ライブラリーNo.018)より要点をまとめて補足説明を加えたものです

 株式コーナー MENUへ