中原駿の「短期トレードブログ」

TDラインの適格ブレイクアウト

11月14日
225の本格上昇が始まっている。

図にあるように、a-b-cという3つの下降するトレンドラインを適格にブレイクした。

この場合のデマークブレイクはトレンドラインを抜けて始値がスタートし、そこから1テイッィク以上上昇するというものである。

単純であるが、非常に有効なブレイクアウトであった。





ドル円相場の季節性

10月18日
ドル円相場は秋口に安値をつけて上昇する傾向(いわゆるアノマリー)があると指摘する相場参加者が多いが、実際にはどうなのだろうか。

図はここ9年の10〜1月相場を見たものだが、過去9年のうち最終的に上昇した(図の○)は6回である。66%の確率で最終的には上昇したものとみなすことができる。

しかし、注目してほしいのは波形である。図のVはいったん下落してから上昇したもの、Λはいったん上昇してから下降したもの、単純な上昇、下落は斜線で示している。

実はVの波形を描くことが圧倒的に多く、これも9回のうち6回である。上昇から下降は1回しかなく、一方的上昇、下降も1回ずつしかない。

つまり、ドル円相場は1月に向けて最終的には上昇するが、その前に一度急落する可能性が高いということだ。

留意しておく必要があるだろう。





岐路に立つ日経平均

10月04日

日経平均が岐路に立っている。13500円どころのサポートラインを割り込むと、調整の第5波がフェイル(失敗)したこととなり、下落トレンドへの転換であろう。

個人的には第五波はサポートライン上にとどまるか、割り込んでも一瞬であろうと推定している。

いずれにしても、大きな岐路であることに間違いはない。

この1週間の動きに注意したい。





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