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一流のトレードは、一流のツールから生まれる TradingView 入門【第2版】
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一流のトレードは、一流のツールから生まれる
TradingView 入門【第2版】

著者 向山勇
定価 2,200円+税
A5判 424頁 2026年7月発売
ISBN 978-4-7759-9201-2

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目次著者紹介

TradingViewの単なる機能紹介の本ではありません。
「自分だけの優位性を作る」ための本です。


1)頑張っているのに結果が出ないのは「なぜ?」


株式投資やFX、先物、暗号資産など、
どの市場であっても、利益を上げ続けている
人たちにはある「共通点」があります。

それは、「何となく」で売買していないことです。

市場の状況を分析し、自分なりのルールを持ち、
そのルールに従って行動しています。

もちろん、それ自体は簡単なことではありません。

多くの個人投資家は、日中は仕事をしながら、
あるいは家事や育児の合間を縫いながら
相場と向き合っています。

限られた時間の中でチャートを確認し、
ニュースや決算書などを読み、割安な銘柄を探し、
「どこで買うのか」という、
売買の判断をしなければなりません。

でも……。
頑張っているのに、結果が出ない。

毎日チャートを見ているのに、なかなか成果につながらない。

気になる銘柄は増えていくのに、
すべてを監視する時間がない。

SNSや動画で新しい手法を見つけても、
本当に有効なのかを検証する方法がわからない。

売買ルールを決めたつもりでも、
相場が動き始めると不安になり、
結局は感情で売買してしまう。

「もっと効率よく分析できたら……」
「もっと客観的に判断できたら……」

そう感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際、投資で成果を上げるうえで
重要なのは、チャートや資料を見る 時間の長さではありません。

真に大切なことは
自分にとって必要な情報を効率よく集め、分析し、
それを売買ルールとして仕組み化することです。

他人のやり方に合わせるのではなく、
自分の得意(好きな)やり方を確立することです。

ところが、その環境を
自力で構築するのは簡単ではありません。

銘柄探し、
チャート分析、
アラート通知、
ルール検証、
バックテスト――。

これらを別々のツールで行おうとすると、
多くの時間と手間がかかってしまいます。

でも、もしも、それらをひとつの環境で
効率良く行えるとしたら、どうでしょうか。


2)投資家の「時間の使い方」を変える、TradingView


こうした悩みを解決するために、
世界中の投資家やトレーダーたちに
利用されているツールがあります。
それが、TradingView(トレーディングビュー)です。

TradingViewは、
単なるチャート表示ソフトではありません。

株式やFX、先物、暗号資産など、
世界中の金融市場の情報をひとつの環境に集約し、
投資判断に必要な作業を効率化するための
総合プラットフォームです。

例えば、以前であれば、

銘柄探しは証券会社のスクリーニングツール。
チャート分析は別のチャートソフト。
ニュース確認はニュースサイト。
売買ルールの検証はExcelや専用ソフト。

というように、
投資家は複数のツールを行き来しながら
分析を行うのが当たり前でした。

しかし、使うべきツールが増えれば増えるほど、
作業はさらに複雑になります。

気になる銘柄を見つけてはチャートを開き、
移動平均線や出来高を確認し、
ニュースや決算情報を調べ、
ようやく分析を始める。

そんな作業を繰り返しているうちに、
気がつけば何時間も経っていた――。

そんな経験をしたことがある人も少なくないでしょう。

本来、投資家は「情報を探すこと」に
時間を使うべきではありません。

その銘柄を買うべきなのか。
見送るべきなのか。
どのようなルールで売買するのか。

そこにこそ、時間を使うべきなのです。

しかし……。

人間の時間には限界があります。
どんなに優秀な投資家であっても、
24時間すべての市場を監視することはできません。

仕事中に、狙っていた銘柄が買い条件を満たしていた。
しかし、帰宅してチャートを見たときには、
すでに大きく上昇していた。

あるいは、

夜遅くまでチャートを監視していたのに、
席を外したわずかな時間に
絶好の売買チャンスが訪れていた。 そんな経験はないでしょうか。

用意周到に準備をしていても、
チャンスに気づかなければ、
それをモノにできなければ、
利益にはつながりません。

だからこそ、
「自分に合った投資環境を作ること」が必要になるのです。

そして、それを
個人投資家でも実現できるようにしたのが、
TradingViewです。

条件に合った銘柄だけを探し出す。
売買チャンスが来たら通知を受け取る。
過去のデータを利用して、
自分のルールが本当に通用するのかを検証する。

さらには、自分の考え方や投資スタイルに合わせて、
分析環境そのものを作り上げることもできます。

TradingViewの価値は、
単に情報が見やすいことにあるわけではありません。

投資家の時間の使い方そのものを
変えてくれることにあります。

投資家が本来使うべき時間を、
「情報を探す時間」から「自身のトレードを考える時間」へ。

そして……。

「自身のトレードを考える時間」から
「自分にとって期待値の高い売買ルールを作る時間」へ。

相場を監視するために時間を使うのではなく、
相場を理解するために時間を使う。

感覚で判断するのではなく、
ルールに基づいて判断する。

思いつきで売買するのではなく、
検証されたルールで行動する。

そのための環境づくりを支えてくれるのが、
TradingViewなのです。

だからこそ、個人投資家からプロトレーダーまで、
世界中の市場参加者に支持され、
今では1億人を超えるユーザーに利用される
プラットフォームへと、TradingViewは成長したのです。


3)「知っている」と「使いこなす」は違う


しかし、ここでひとつ問題があります。

それは、TradingViewを導入しただけで、
期待値の高い売買ルールが
作れるようになるわけではない、という話です。

実際、TradingViewを使い始めても、
チャートを見るだけで終わってしまう。
そんな人も多いのではないでしょうか。

・便利な機能があることは知っている
・インジケーターも表示できる
・アラートも設定できる
・スクリーニング機能も使える

それでも、思うような成果につながらない。

なぜでしょうか。
理由は簡単です。

「機能を知ること」と、
「利益につながる使い方を身につけること」は、
まったく別の話になるからです。

多くの人は、この違いを見落としてしまいます。

例えば、 包丁の使い方を知っていても、
料理が上手になるとは限りません。

車の運転方法を知っていても、
最適なルートで目的地に行けるとは限りません。

TradingViewも同じです。

どのボタンを押せばよいのか。
どこで設定を変更するのか。

それだけなら、
今の時代はインターネットで調べれば
いくらでも見つかります。

動画もあります。
SNSにも情報があります。
AIに聞くこともできます。

しかし、本当に重要なのは、
その機能をどのように組み合わせるのか。
どのような場面で使うのか。
自分自身の投資スタイルにどう落とし込むのか。

という部分です。

だからこそ、本書では、
単なる操作方法の解説で終わりません。

なぜなら、
投資で成果を上げ続けるために必要なのは、
機能の知識ではなく、
「自分なりの優位性」を確立することだからです。

そのために、
・カスタムスクリプトによる独自ツールの作成
・計算機能を利用した分析の効率化
・実戦で活用するためのトレードテクニック
・テクニカル分析への応用
・オリジナルルールの構築

までを、あますことなく紹介しています。

目指しているのは、
TradingViewの使い方を教えることではありません。

TradingViewを利用しながら、
自分だけの分析環境を作り上げることです。

なぜなら、投資の成果は、情報そのものではなく、
情報の使い方によって決まるからです。

事実、投資の世界では、同じチャートを見ていても、
利益を上げる人と、そうでない人がいます。

その違いは、情報の量ではありません。

情報をどう解釈し、どうルール化し、
どう検証しているかにあります。

だから本書では、 単なる機能解説ではなく、
「考え方」や「応用方法」にも重点を置きました。

読者の皆さんに、
単なるTradingViewユーザーになってほしい、
というわけではありません。

自分にとって期待値の高い売買ルールを見つける。
検証する。改良する。そして、育てる。

そんな投資家になってほしいのです。

それを実現するための情報が、本書には詰まっているのです。


4)他人の手法を学び、自分の手法へ育てる


投資の世界には、
数え切れないほど多くの手法があります。

移動平均線を使う人もいれば、
RSIを重視する人もいます。

成長株投資を好む人もいれば、
高配当株を長期保有する人もいます。

成功している人たちの
考え方や手法を学ぶことは大切です。

しかし、それをそのまま真似するだけでは、
長く成果を上げ続けることは難しいでしょう。

なぜなら、 生活環境も違う。
性格も違う。
資金量も違う。
許容できるリスクも違うからです。

他人にとって期待値の高い手法が、
あなたにとっても期待値の高い手法になる、 とは限りません。

だからこそ、大切なのは、
学んだ知識や手法を参考にしながら、

自分自身で検証し、改良し、自分にとってやりやすい、
そう、期待値の高い形へと育てていくことなのです。

本書で紹介するTradingViewは、
そのための強力なパートナーです。

情報を集める。分析する。検証する。
ルール化する。そして、改善する。

その一連の流れを支えてくれます。

投資に絶対はありません。
しかし、自分に合ったやり方を見つけ、
それを磨き続けることはできます。

情報を追いかけるだけの投資家から、
自分の考えで判断できる投資家へ。
そして……。
自分にとって期待値の高い売買ルールを作り、
それを育てることのできる投資家へ。

本書が、あなた自身の投資スタイルを築くための
第一歩となれば幸いです。


目次



著者紹介

◆著者 向山勇
角川SSコミュニケ-ションズ(現・KADOKAWA)にてマネー情報誌『マネージャパン』の編集に携わったのち、『マネープラス』の編集長を経て、2004年に独立。以降は、プレジデント、週刊エコノミストなどの雑誌でライターとして活躍するほか、経済、金融分野の書籍の編集などに携わる。

◆監修 TradingView-Japan
「TradingView Inc.」は米国オハイオ州に本社を置き、世界各地に現地スタッフを配置。TradingView-Japanは、主に営業、サポート、SNSの3つのチームで活動し、日本の法人・個人ユーザーのお手伝いをしている。




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