2021年8月発売/A5判 384頁 ISBN9784-7759-4255-0 定 価 本体2,800円+税
著 者 ジョセフ・G・アレン/ジョン・D・マコンバー 監修者 坊垣和明 訳 者 長谷川圭
本書は、建物の建築材料や設計、入居後の管理・運用が、いかに人の健康に影響するのか、そして、そのコストが何倍もの利益になって返ってくることを分かりやすく説明した、ヘルシービルディング(健康的な建物)の入門書です。
現代人は、食事や睡眠、休養など、生活の9割の時間を屋内で過ごしています。たとえアウトドアでの活動を好む人でも大部分の時間は自宅や職場などにいる“屋内種”なのです。これはつまり、建物の設計や建設、管理の適不適が、私たちの健康に大きな影響を及ぼすことを意味します。
職場での仕事や会議中に眠気に襲われたことはないでしょうか? その主な原因として、わずかな空気=酸素しか供給されていない換気量の不足が挙げられます。また、建築材料に含まれる化学物質なども不健康の要因になります。そうした環境下に居続ければ、会社、病院、学校そして家庭でも、私たちは作業や学習の効率が落ちたり健康を損なう可能性があると言えます。逆に、たとえコストをかけてでも良好な室内環境を整えれば、私たちのパフォーマンスを上げ、健康的に働き続けられることにつなげられることになります。
本書の共著者のうちジョセフ・アレンは公衆衛生学の、ジョン・マコンバーは経営学の見地から、長年米国でヘルシービルディングの普及推進に努めてきました。その2人が本書で、ヘルシービルディングの9つの要件を示し、そこで暮らす人たちの健康状態のデータや、要件を満たしたビルで活動する企業の利益の変化を明らかにしていきます。
本書を読めば、ヘルシービルディングが私たちの健康維持にいかに寄与し、それによる生産性の向上がコストの数倍の利益を生み出すことが、自ずと納得できるでしょう。また、随所に皮肉やユーモアを交えた文章は、読み物としても十分に楽しめます。 私たちの建物に対する認識を変える、一冊です。
[原題]HEALTHY BUILDINGS: How Indoor Spaces Drive Performance and Productivity
建物を健康的に改善することは、経済的利益を得るために重要なうえに、何百万もの人々の生活を変える力があるという主張に、私は完全に納得しただけでなく、どこから始めればよいかもはっきりと理解できた。 ――レベッカ・ヘンダーソン(ジョン・アンド・ナティ・マッカーサー大学教授)
本書は、建築に関して私たちに�犒鮃�を第一に考える�瓩茲βイ后F汎辰弊擇蠍�でヘルシービルディングについての知識を補い、地球規模の持続可能性における重要な役割を明らかにし、自宅やオフィス、学校で留意すべきポイントに関する実践ガイドになっている。 ――クリスティーナ・ガンボア(世界グリーンビルディング評議会CEO)
本書は、ヘルシービルディングの斬新な科学について学び、ヘルシービルディング戦略に従うことで自らと社会の利益にどれほどのインパクトがあるのか知りたいと願うすべての建物オーナーや経営者にとって必須の読み物である。 ――クリストフ・ラインハート(MIT建築技術プログラム・ディレクター、サステナブル・デザイン・ラボ所長)
室内空気質は肺に直接影響を及ぼす。私たちには、喘息や肺癌をはじめとした重篤な疾患を引き起こす屋内の大気汚染物質を除去する責任がある。本書が、私たちが健康になるために踏むべき簡単なステップを示している。 ――ハロルド・ウィマー(米国肺協会会長兼CEO)
ジョン・D・マコンバー(John D. Macomber) ハーバード・ビジネス・スクールで、ファイナンス部門の上級講師を務める。執筆論文が『ハーバード・ビジネス・レビュー』『フォーブス』『ウォール・ストリート・ジャーナル・アジア』『ボストン・グローブ』に掲載された。アメリカのオフィスビル、インドの住宅、メキシコの水供給施設、アフリカの革新的なプロジェクトファイナンス、アジアにおける民間主導の新都市開発などのテーマを中心に30以上のインフラストラクチャ計画に関するケーススタディに携わった。
第2部 ヘルシービルディング戦略 第6章 ヘルシービルディングの9つの基礎 第7章 世界規模の化学実験 第8章 ヘルシービルディング認証システム 第9章 KPIからHPIへ 第10章 4枚の壁の向こう 第11章 ヘルシービルディングのこれから 結 論 建物、ビジネス、健康、富
ページのトップへ
自分の本業に活かしていきたいと思いました。 CASBEEファミリーの構成はわかりやすく、初めて知ることもありました。 ありがとうございました。
(30代男性 建設業)
トレーダーズショップから送料無料でお届け