マルチチャートでAI的トレードシステムを作ろう
定 価:本体2,800円+税
体 裁:A5判/312ページ
発売日:2021年9月
ISBNコード:978-4-7759-9181-7
プログラムはMT4の10分の1!
制限のある世界からの卒業!?
トレードアイデアはあるけれどシステム化は難しいから諦めている。そんな方々に最適なのが、マルチチャートでのプログラミングです。
FX、米国株、株式指数、CFOなど幅広い市場を対象にしているマルチチャートならば、プログラムはMT4に比べて10分の1程度と各段に少なく、投資プログラム において1・2位を争うほど簡単といわれています。
本書はプログラム知識ゼロの方を対象としています。しかもマルチチャートの30日の無料試用期間中でできるようになることを目指しています。それが可能なのは、システムトレードのプロである著者がすでに搭載されているプログラムをコピー&ペーストして、オリジナルアイデアを形にする最短アプローチを伝授しているから。
自分の記述で、一目均衡表の雲がチャートに表示できたり、自分で決めたトレードルールの中で条件に合致したポイントでシグナルを出したり、ロスカットを実行したり、書籍などで紹介されたストラテジーの有効性を検証したり。そんなことができるようになるのです。
そのポイントは、イフゼン呪文。
「if 条件 then アクション いつ いくら ;」の呪文をベースにプログラミングを組んでいけば、未経験の方でもポイントが明確なためアレンジができるようになります。
また、「システムトレード=自動売買」ではありません。裁量トレードのみの方も、その戦略に優位性があるのか、トレードに適した時間・曜日は何かということも検証できるのです。
ゼロスタートのあなたも、本書を読めばシステムトレーダーの仲間入りです。
目次
はじめに〜ご挨拶〜
マルチチャートとメタトレーダー
MT4とマルチチャート
第1章:はじめに ― セットアップ(準備)
マルチチャートのセットアップ
データフィードの設定について
チャートを表示してみよう
プログラミングの扉を開く前に…
第2章:投資プログラミングの基礎知識
搭載インディケータの活用
主要インディケータ
オリジナルのインジディケータを作成してみよう
コピペで作成ストラテジー
最適化してみよう
第3章:プログラムを構成する要素
時間の概念
トレード用語をプログラム言語にしてみよう
プログラム記述を確認しよう
最重要! と言っても過言ではない「変数」
コラム〜プロからのアドバイス〜
第4章:インジケータを作成する思考を整理しよう
インディケータを作成しよう!
【練習問題1】当日の始値にラインを引く
【練習問題2】ピボット・ポイント
【練習問題3】一目均衡表
第5章:自動売買システムの構築
自動売買システムを構築してみよう
戦略に名前を付けよう!
コラム〜システムを作る際に気をつけていること〜
第6章:ストラテジーを試してみよう
ストラテジー(戦略)を試してみよう!
ボリンジャーバンドとケルトナーバンド
ボリンジャーバンドとケルトナーバンドを使った戦略
アプローチからまとめるストラテジー
ストラテジーのプログラミング
コラム〜システムトレードとは〜
第7章:米国市場の傾向分析と出来高分析
米国株式市場のバイアス(傾向)分析
TPOチャート
序章 MT4とマルチチャート
メタトレーダー4(5もあとでまとめて登場)とマルチチャートの比較のお話。まずは誰もがご存じのチャートのお話をさせてください。
1.チャートのあれこれ
例えば、メタトレーダー4(MT4)のチャートの時間軸は9種類の時間足に限定されているのに対して、マルチチャートのチャートの時間軸には制限がありません。
チャートは視覚で見るツールで、投資家にとっては最も重要なツールの一つです。人間の体の部分に例えるなら、目ですね。重要なファクター(要素)の条件としては、自由度を挙げることができます。
つまり、チャートは非常に重要となります。
できる限りなんでもできた方が良いため、制限がないに限ります。
〇タイムフレーム(時間軸)について
・MT4:9種類
(1、5、15、30分足、1、4時間足、日足、週足、月足)
・マルチチャート:制限なし
投資家にとってチャートは視覚、目だとお伝えしました。チャートの制限は、見え方に制限が出てくるとお考えいただくとよいかもしれません。例えばあなたの見ている世界が、限定されたものだとしたら。正しい情報を得るために、何らかの苦労は出てくるかもしれません。投資の世界はお金と直結します。ならば、その制限されている世界にお金をかけてもよいのでしょうか。
与えられた制限を正しいと思えるのは、小学生まで。すみません。サンタクロースを信じるのは、小学生の前半までという話をしています。まだチャートの話しかしていませんが、自由度を求める大人の話をこれからしていきます。
もう一度、話を戻します。といっても、もう少しだけチャートのお話。MT4は日本時間でのチャート表示をデフォルト(最初)からはできません。最初からは‥ということは、できるということなのはお分かりですね。そう。できるか、できないかで言えば「できます」。ですが、そこにはリスクも伴います。
その詳細は、もう少し後にします。まずはマルチチャートとの比較のお話。
マルチチャートのチャート時間は、お使いの「パソコンの時間」になります。つまりPCの時間を変えるだけで、チャートの時間を変えることができるのです。具体的にはチャートの時間を東部標準時にしたい場合は、PCの時間を東部標準時に変更することで変更できます。
どの時間軸のチャートも、簡単に見ることができます。ここにも自由度が存在します。
マルチチャートでは自分で簡単にできることが、MT4では顔も知らない他人の作ったインディケータをダウンロードして適用することでやっと可能になります。もちろん、プログラムが記述できるなら、自分でできます。がやはり、PCの時間を変更するだけなのは圧倒的にラクですよね。
制限がある世界からフリーダムへ。
まだチャートだけのお話ですが、されどチャートです。
2.保証しているインディケータ
保証されているもの。安全安心(オフィシャル)も大切というお話。
これは多少の誤解を招くかもしれませんが、現在、MT4にあらかじめ内蔵されているインディケータは、約30種類。対してマルチチャートのインディケータは、約300種類。
オフィシャルの種類は、これだけの違いがあります。
もちろんネットの世界には、MT4のインディケータは無数にあります。ただし、これらを信用して使用するかは投資家の皆様次第。私としては、ここに答えを提示することを控えたいと思いますが、無料で使えるものにはそれなりのリスクがあると考えて利用すべきかと思います。すみません。当たり前のお話ですね。
3.制限から次のステップ
読み飛ばしても問題ありません。
「制限のある世界に生きたいですか?」
ぜひ、そこから脱却してください。
この本を読んでいる方々は、いずれ私の敵になるでしょう。なぜなら、私は現役トレーダーだからです。
さて、このフリは多いかもですが、話をもとに戻しましょう。
勝つためには、オリジナリティーが必要です。15分足もいいですが、
そこにオリジナリティーはありますか? 誤解しないでください。知識の話ではありません。ここで私が伝えたいのは、あくまで制限がない自由な世界。つまり「あなた次第」という話です。
4.無料と有料のお話
・MT4:無料
・マルチチャート:サブスク3か月3万円。買い切りの生涯版は15万円(アップデートは無料)
「無料で制限あり」と「有料で無制限」うーん、難しい選択だと思います。
やはり有料には抵抗感がありますか? では、アマゾンプライムはどうですか?
無料サービスには制限がありますが、有料には制限がありません。かつ安心安全の範囲が広い。これは勝ち負けにかかわると思いますか? 有料より、無料が良いってどういうこと?
うーん、無料について話をすると少し話がそれますし(言っていいのかな…?) 皆様もある程度、理解していると思います。本当に便利なものや有益なものが無料で提供されるということはありませんよね。やはり話がそれてしまうので、これくらいで。
無料だからチャートに制限があっても仕方ないと思えるし、システムトレードのツールとしてイメージしたいという場合には、無料だから有用だと素直に思いますね。制限がある無料のツールということを理解していて、いろいろな事情を前提に考えている投資家の皆様にとっては、イメージを作りたい、こういう世界もあるんだという入り口としては良いのではないかと思っています。
よく、「有料チャートよりMT4のチャートは無料で使えるので最強」というコメントを耳にしますが、(最強かどうかはさておき)制限があるものを勧める場合は汎用性の話もしてほしいかなとは思っちゃいますね。それで十分っていう「限定的に最強」って話だと思いますね。
無料は、制限のある世界。フリーダムになるために投資で真剣に勝負をするなら、時間的効率も加味して比較することが大事ではというお話です。
「じゃあ、その有料のツールをお前の本を読んだだけで、モトをとれるほど使いこなせるようになるのか?」当然の疑問です。いきなりの有料は不安ですよね。マルチチャートは30日間無料で利用できます。そこで、その無料期間中に、明確な目標を2つ掲げます。
1)制限のないチャートに安心安全のインディケータを適用して、新しい世界を見ていただくこと
2)そのインディケータをトレーディングシステムにすること
トレーディングシステムにすることで、バックテストができるようになります。売買のタイミング(売り買いの場所)をチャート上の矢印で視覚で確認できるようになるのです。しかし大切なのは再現性。本書を読まれる方にはプログラムに慣れていない方も多いと思います。 「プログラムの知識は最小限に」
そう。目指すのは、誰でもできる・コピペでできる。しかも簡潔な手順。作ったシステムを拡張するためには、プログラムの知識は必要ですが、インディケータのトレーディングシステム化にはプログラムの知識はほぼ不要です。皆様がイメージするよりもはるかに簡単だと思います。だから安心して、30日間無料期間中に試していただくことができます。
5.使用容量
「bit」は、データを扱うときの最小単位です。bit数が大きいほどPCが情報を一度に処理できます。
・MT4のbit数:32bit版のみ
・マルチチャート:32bit版、64bit版のどちらもあり
処理能力の違いなど、メモリの容量の壁についてお話をするのが正確だと思いますが、bitなどの話の代わりに私の実体験をお伝えさせていただきます。
経験則としては、20通貨ペア程度表示すると処理は遅くなり、フリーズすることもあります。チャートを複数利用する場合で、インディケータを適用していれば、処理が遅くなる面は否めません。
PCのスペックが低いのでは?という声が聞こえてきそうですが、それは本末転倒で、高スペックのPCを数十万で買う投資家がトレードにおいて無料のメタトレーダーにこだわるとは思えません。これ、偏見でしょうか。
マルチチャートは、32bit版、64bit版のいずれも用意されています。
32bit版はメモリの問題もありますが、一般論で語るなら64bit版の方が処理能力は高く、処理が早いです。アップデートについては、随時更新されています。
取引対象はFXのみならず、株式、先物、債券、オプション、CFDなど、その証券会社が取り扱っている商品は基本的に売買が可能となります。マルチチャートというプラットフォームの理論値の話をするのであれば、取引対象も無制限。
マルチチャートではそもそもそのようなことが起きません。言語も変わりませんし、高速化にもアップデートでしっかり対応しています。
マルチチャートは金融機関が制限しているもの以外は、無制限の世界を同じ環境で提供しているのです。
6.形式的なお話
・MT4:ロシア製
・マルチチャート:アメリカ製
ここでは、事実ベースのお話をしていると思って聞いていただければ幸いです。形式的に比較をしてみます。
補足として。使用容量は、処理の速度に影響します。メモリと関係しますが、64bitの方が処理能力は高いでしょう。また、圧倒的に簡単なのは、BASICなのも確かです。
つまり、時間軸に制限がなく、オフィシャルな安心安全のインディケータも300種類と多数内蔵されて、それらのインディケータをベースにコピペでトレーディングシステム化を実現可能にする。
環境面にも制限がなく、FX以外も取引可能。おまけにプログラムの言語は圧倒的に簡単。なのがマルチチャート。
そして、無料には制限があるということ。
7.プログラムとトレーディングシステムを簡単に
プログラムを習得する難易度をイメージしていただくために、英検に例えたいと思います。プログラミング言語を外国語テストで例えるのもどうかと思いますが、学生時代に受けた方も多いのではないでしょうか。
・MT4のC言語ベース:英検準1級
・MT5のC++言語ベース:英検1級
・マルチチャートのBASIC(ベーシック)言語ベース:英検5級
実は、どの言語で書いてもでき上がるものに差はないのです。ならば、簡単な言語の方がいいに決まってますよね。
簡単な言語でもでき上がるものは同じ!
そして、システムを構築する際、難しい言語の方がたくさんのことを記述しなくてはいけないのです。例えば、単純移動平均のシステムを作成する場合、マルチチャートよりもメタトレーダーで作成する方が10倍以上多くのことを記述することになります。誤解を恐れずざっくりイメージでお伝えするなら、マルチチャートで2行の記述ですむところを、メタトレーダーでは50行程度の記述が必要となります。
マルチチャートの言語は簡単かつ記述も少なくてすむ。
言語に関して言えば、難しいし、たくさん書かなくてはいけないし。っていうのが、メタトレーダーです。いいところなしです。
無料プラットフォームのメタトレーダーは難しい言語。
プログラムと聞くと「書く」ことに注目されがちですが、プログラムを「読む」ことも非常に重要です。インディケータをカスタマイズする、コピペでトレーディングシステムを作る場合、書く能力より読む能力の方が重要です。 読む能力が重要。
次にプログラムは難しいほど優れているように思われがちですが、 難しいだけ損です。難しくても簡単でもできあがるもの(トレーディングシステム)は同じですから、簡単な言語の方が良いに決まってますし、長く書く分、ミスもでるので簡単に短く書けるほうが良いです。
マルチチャートのプログラム言語は他の言語と比較して簡単です。でき上がるものが同じで簡単ということは、読むのも簡単ということ。 簡単に読めるのならば、自由にカスタマイズできる。そして、読めたら書くこともスムーズにできるのです。
特にメタトレーダーで挫折した人なら大丈夫! 挫折したということは、トライしたから挫折したってことだと思います。ならば、マルチチャートのBASIC(ベーシック)がメタトレーダーの言語よりどれだけ簡単かを体感できるはずです。
8.まとめから知ってほしい将来性
�.船磧璽箸砲弔い�
メタトレーダー制限あり。マルチチャート制限なし。
�▲�フィシャルな安心安全のインディケータの種類
メタトレーダー30種類程度。マルチチャートは300種類程度。
��処理の速さ
MT4は32bit。マルチチャートは64bit。
�ぅ▲奪廛如璽�
MT4はなしと言って良いレベル。マルチチャートは随時更新。
�ゼ莪�対象
MT4はFX専用。マルチチャートは、FX、株式、先物、債券、オプション、CFDなどなど。
�Ε廛蹈哀薀犖生�
メタトレーダーのプログラムは超絶難しい。マルチチャートは超絶簡単。
ネットでググる、ヤフると違う着眼点でいろいろな比較サイトがあると思いますが、どちらも長年使っている投資家の私としては、このようなまとめになります。
私の話を信じる必要はないので、皆様の手で? 目で? マルチチャートの30日間無料トライアルを試して、この本のまずは目標であるインディケータをコピペでトレーディングシステム化して、バックテストができることなどを実感してください。
プログラミングは難しいとこれまで挑戦しながらも残念ながら挫折してしまった経験のある方に、ぜひ実際に体験していただければと思っております。
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