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ウィザードブックシリーズ Vol.8

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トレーディングシステム徹底比較 第2版
代表的39戦略の検証結果

定価 本体 19,800円+税 /A4判 429頁
ISBN 4-939103-27-7/2000年7月5日発売

著者●ラーズ・ケストナー(Lars N. Kestner)
訳者●柳谷雅之

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目次 | 本書に寄せて | 参考資料(図表見本1 / 図表見本2) | 訂正

20世紀トレーディングシステムの通知表
―どれが本物で、どれが偽者なのか!
あらゆる角度から分析しつくした「良いシステム」への探求

 投資・相場界で、一番の関心事は、必勝システムの開発・探求である。現在では、至るところで、「儲かる」ソフトウエアに少額を投資するだけで、無尽蔵のカネ儲けを約束するような広告が氾濫している。
 また、多くのトレーダーたちは、専門家が本で発表した機械的システムを模倣したり、それに自分流の解釈を加えて、トレードしている。
 しかし、それらはどのくらい信頼性のあるもので、どのくらい儲かるシステムになっているのだろうか?
 本書では、トレード界の重鎮たちが考えたり、古くから知られている39の戦略について、15年間の日足データを用いて詳細かつ明確に検証を行い、何が機能し、何が機能しないのか、すべてを白日の下にさらされている。
 自ら投資戦略を考えてトレードしている者には絶対に見逃せないのが本書である。損をしていた投資家が上のステージに行くには必須本である。
 また、本書の付録は、日本の全銘柄(商品・株価指数・債先)の検証結果も掲載され、プロアマ垂涎のデータが満載されている。


著者/ラーズ・ケストナー(Lars Kestner)

〜親愛なる読者へ〜
 私は、3年前に第三者の立場でトップ・トレーダーたちの書いたことに有効性があるかどうかを見極めるために、彼らの戦略を取り上げ、それらのアイデアをプログラムし、彼らのシステムを検証することを始めた。多くの建設的な反響に応えて、内容を拡張し、現時点に合わせて更新することを決定した。本書を構成し、そしてそれを更新することは大変面白く、そしてきつい仕事の連続でもあった。これらの戦略を実行、解剖、分析することに何週間もコンピューターを動かし続けた。 以下のページには大変多くの情報が詰まっている。その情報が私をとりこにしたように、読者を引きつけることを祈っている。楽しんでほしい。そして、良いトレードを。  敬具

原書『A Comparison of Popular Trading Systems Second Edition


はじめに

 商品の購入と販売は何千年もの昔にさかのぼることができる。穀物はローマ人とエジプト人の時代に取引された。日本人は中世に、将来のあらかじめ指定された期日に倉庫で米を受け取る証書を取引することにより、世界最初の先物市場を立ち上げた。

←ジェシー・リバモア(『孤高の相場師 リバモア流投機術』) と ←W・D・ギャン(『ギャン 神秘のスイングトレード』)はそれぞれ綿と大豆市場での冒険的な売買の伝説で知られている。最近では、ハント兄弟による80年代前半の銀の買い占めがマスコミに大きく報じられ、商品市場に対して多大な動揺をもたらした。

 商品先物市場と金融先物市場は恐らく永久になくなることはないだろう。金融、農産物、石油、繊維製品にかかわらず、買いと売りは投機家を魅了し続け、生産者と消費者に価格変動リスクのへッジ手段を提供することだろう。とりわけ投機家にとって、500ドルの証拠金で100万ドルもの売買が可能であることは、どの政党がホワイトハウスにいようが、経済が成長していようが後退していようが、何百万ドルも損したトレーダーが何人いようが、魅力的なのである。チャンスは無限にある。リスクも同様である。

 ここ20年間における技術の発展とホーム・コンピューターの出現により、システム・トレーダーという新種のトレーダーが誕生した。システム・トレーダーは機械的なアルゴリズムを用いて、いつ買い、いつ売るかを決定する。これらのアルゴリズムは実行するのに何時間もかかる長大なプログラムであることもある。終値の20日移動平均を更新するような手作業でもできる単純な計算であることも、それ以上によくあることである。こうした売買戦術はほとんどコンピューター化されているので、成功したシステム・トレーダーは彼らの手法を一般大衆に伝授することができる。

 ソフトウエアを利用することにより、比較的主観的なアイデアを取り上げ、それらをコンピューター・プログラム化し、それらの理論を検証することが可能である。以前のトレーダーは、こうしたアイデアが過去において利益になることを推測できたにすぎないのに対して、現在では世界的な100もの市場に対し何千ものパラメータの組み合わせて、仮説を最適化することが可能である。このすべてはほんの二分で実行可能である。

 先物市場のレバレッジ性に魅力を感じ、現在は仮説を迅速に検証する能力で武装することになった新種のトレーダーは、売買技術を学ぶと同時にそれらの利益性を過去にさかのぼり検証することができる。多くのトレーダーは、専門家が書籍等で発表した機械的システムを模倣することに決めている。しかし、書籍等に記載されたトレーディング・システムは、成績を厳しく検証されたわけではなかった。読者は、どのシステムが最善で、長い目で見てシステムは利益を生み出すのか、という問いに対して答えを持ち合わせてはいなかった。それならば、投資家はどのシステムで売買するべきなのだろうか。コインを投げるべきだろうか。投資家は、自分が一番納得できるシステムを取り上げるべきなのだろうか。
 さあ、本書の結果をご覧あれ。


本書で達成したこと

 本書ではトレーディングに関して最も人気が高い人物から最も人気のあるシステムまで、いくつかを取り上げた。
ロバート・バーンズ(Robert M. Barnes)、 ジェイク・バーンスタイン(Jake Bernstein バーンスタインのデイトレード入門)、 トゥーシャー・シャンデとスタンレー・クロール(Tushar S. Chande, Stanley Kroll)、 トーマス・デマーク(Thomas R. Demark デマークのチャート分析テクニック)、 アルフ・イェンセン(Ulf Jensen)、ジョー・クルトシンガー(Joe Krutsinger)、 ウエルズ・ワイルダー (J. Welles Wilder ワイルダーのテクニカル分析入門)のアイデアをプログラム化し、世界で最も流動性の高い29の先物市場から、15年間の日足データを用いて検証を行った。先の質問に答えるために、結果を考え得るすべての方法で分析した。

 この冒険を始めたとき、私はものすごく興奮していた。何が機能するかという自分なりの考えを持っていた――そして今それを見いだすことができるのである。これらの結果は嘘をつかない。私は滑らかな損益曲線を見せつけるために、結果をカーブ・フィットする(こじつける)動機など持ち合わせていなかった。真実だけに興味を持っていた。この本の目的は、専門家が出版した内容に関して、それが真実かどうかを決定することであった。私を一種の「独立した検査機構」と考えてほしい。私の希望は、読者が私の半分でいいから検証結果に興味を抱いてくれていれば、ということである。もしそうなら、読者が結果に対して驚き、印象づけられ、興味を持つことに疑いはない。

 真実が明らかになった今、われわれはどう進むべきか。本書は基礎を提供するだけである。もし、なんらかの結果が読者の目を開いたなら、それを追求してほしい。シグナルを生成するのに使用したオメガ・リサーチ社のイージー・ランゲージのコードを付録,謀塞佞靴討いた。提供されたアイデアを吸収し、それらに何かを付け加えてほしい。恐らく読者は、これらのシステムの1つにでも組み込むことのできる指標やルールの集合を持ち合わせているはずである。多分、仕掛けか仕切りを工夫することにより、結果を改善できることだろう。本書は、売買というパズルの終わりではなく、始まりなのである。


著者たち

 登場する著者たちには大きな謝意を表するべきである。
彼らのアイデアの多くは決してキャッシュ・マシンではないが、彼らのアイデアはカネでは買えないものである。新しい技術と戦略の公開がなかったら、システム・トレーディングの分野は現在ある姿より大きな遅れを取ったであろう。著者たちの手法が公共の場で綿密に調査されることに対する彼らの勇気を私は称えるとともに、彼らが偉大な成果を上げ続けることを祈っている。この本で彼らの技術の概要を記述したが、読者にはこれらのアイデアの原典をお読みになることをお勧めする。
原著には、詳細な記述がなされており、各戦略の素晴らしい例と欠点とを提供してくれている。

原著はトレーダーズ・ライブラリートレーダーズ・プレスから入手可能である。

 1つ警告しておく必要がある。この本で取り上げたトレーダーのほとんどはやみくもにシステムに従うことを主張していない。彼らのほとんどは、自分のシステムは「道具」であり、人間の判断とともに用いるべきであると述べている。この主張と自己裁量を加えることにより収益を増加できるという考えにはおおむね賛同する。しかし、基本となるシステムが利益にならないなら、何の意味があるだろう。最初から利益になるアイデアから出発し、改善していく方が良いはずだ。

■目次

日本の読者へ(コートニー・スミス)
本書に寄せて(コートニー・スミス)
親愛なる読者へ

序論
 はじめに
 本書で達成したこと……
 著者たち
 検証のガイドライン
 市場
 成績統計値
 何を探すべきか

第1章 システム

標準対照システム――様々な著者たち

A.リチャード・ドンチャン    

  1. 40/20ドンチャン・チャネル・ブレイクアウト    
  2. 10/40移動平均交差    
  3. 20日モメンタム    
  4. 14日相対力指数    
  5. 14日%Kスロー・ストキャスティック

B.ロバート・バーンズ著
 『ちゃぶつきやすい相場での売買』(Trading in Choppy Markets)    

  1. ボックスのブレイクアウト逆張り法(10日)    
  2. ボックスのブレイクアウト逆張り法(40日)    
  3. DRV利食い法    
  4. オシレーター法    
  5. ADXフィルターを併用したオシレーター法

C.ジェイク・バーンスタイン著
 『バーンスタインのデイトレード入門』(Short-Term Futures Trading)
(参考)『バーンスタインのデイトレード実戦
    『バーンスタインのデイトレード入門
    『バーンスタインのトレーダー入門』    

  1. ストキャスティックの破裂    
  2. ストキャスティックの破裂(ラーズ・ケストナーによる修正版)    
  3. 1日(週)の重要な時間(ラーズ・ケストナーによる修正版)    
  4. DEMA:2つの指数移動平均
    (参考)『アペル流テクニカル売買のコツ

D.トゥーシャー・シャンデ、スタンレー・クロール著
 『新テクニカル・トレーダー』(The New Technical Trader)
(参考)『売買システム入門』トゥーシャー・シャンデ    

  1. 5日%Fと3日移動平均との交差    
  2. 20日%Fと10日移動平均との交差    
  3. 0.2と0.1のVIDYAとの交差:動的平均の可変指標    
  4. 8日Qスティックと8日移動平均との交差    
  5. 20日Qスティックと20日移動平均との交差    
  6. 移動平均交差を併用したシャンデのモメンタム・オシレーター

E.トーマス・デマーク著
(参考)『デマークのテクニカル分析テクニック』    

  1. 強さ1のTDライン抜き    
  2. 強さ3のTDライン抜き    
  3. RSIによる穏やかな買われ過ぎ/売られ過ぎ    
  4. 移動平均フィルターを併用したREIによる穏やかな買われ過ぎ/売られ過ぎ    
  5. 移動平均フィルターを併用したデマーカーによる穏やかな買われ過ぎ/売られ過ぎ    
  6. 買われ過ぎ/売られ過ぎ移動平均システム

F.アルフ・イェンセン著
 『先物市場で資金を3倍にした方法』
(How I Tripled My Money In the Futures Market)
(参考)『ロビンスカップの魔術師たち』    

  1. アルファ=0.03による尖度    
  2. アルファ=0.10による尖度    
  3. FSRS    
  4. 1−2−3反転システム

G.ジョー・クルトシンガー著
 『トレーディング・システム・ツールキット』
(The Trading Systems Toolkit)    

  1. ワンナイト・スタンド    
  2. ジョーズ・テキサス2ステップ(3日移動平均)    
  3. ジョーズ・テキサス2ステップ(10日移動平均)    
  4. ジョーズ・クオーター・パウンダー    
  5. ジョーズ・ギャップ    
  6. フィブ・キャッチャー    
  7. ジョーズ・ジェシー・リバモア

H.ウエルズ・ワイルダー著
(参考)『ワイルダーのテクニカル分析入門
(New Concepts in Technical Trading Systems)    

  1. ボラティリティ・システム    
  2. 方向性指標

第2章 評価
 複数枚数取引システムの成績一覧(売買コスト0)
 複数枚数取引システムによる純益の順位表(売買コスト0)
 純益の度数分布
 複数枚数取引システムによるKレシオの順位表(売買コスト0)
 Kレシオの度数分布
 複数枚数取引システムによるシャープ・レシオの順位表(売買コスト0)
 シャープ・レシオの度数分布

第3章 結論
 検証したシステムの全体的な成績に関するコメント
 これからどうするべきか

付録1――イージー・ランゲージによるコード
(参考)『勝利の売買システム
    『トレードステーション入門
付録2――日本市場での検証結果



日本の読者へ

 最近では巨大な富が絶えず作られ、そして失われている。日本の経済は、この10年間景気後退時期にあった。
 何トンものカネを儲ける答えを知っていると宣伝する、いわゆる「グル」が数多く存在している。彼らの多くは機械的なトレーディング・システムを富への手段として提供している。果たして、本当だろうか。
 ラーズ・ケストナーによるこの偉大な本は、見事にその質問に答えを与えてくれている。最も著名なグルたちの有名なシステムに対して利益と損失を示し、それらの成績について真実を明かしてくれているのである。
 読者は、この本が利益を上げるための基本と損失から身を守る手助けを提供してくれていることを必ずや見いだすであろう。


本書に寄せて

 必勝システムの探求は続いている。至るところで、ソフトウエアに少額を投資するだけで1トンものカネ儲けを約束するような広告が鳴り響いている。トレーディング・システムに関する全知識の泉の栓を抜くという理由で、無限のカネ儲けを約束している本がある。もちろん、これらの大部分が純粋な誇大宣伝である。けれども、どのシステムが本物で、どれが偽物なのだろうか。
 2年前に、トム・デマーク、ジョー・クルトシンガー、マーレー・ルギエロといった著名なシステムの権威による有名なシステムの成績を比較した質素な本をラーズ・ケストナーから受け取った。
結果は驚くべものであった。多くのシステムは非常に巧妙なアイデアを持っていたが、古典的なシステムのいくつかをしのぐことさえできなかったのである。これだけで、本の値段に見合う価値がある。加えて、ラーズは鋭い見地からシステムを見ている。彼はシステムを過小評価しようとしたのではなく、純粋にそれらを機能させようとしていたのだ。より良く機能するように、ルールのいくつかをいじくりさえもした。私は非常にその本が好きであったので、『コモディティー・トレーダーズ・コンシューマー・レポート』のエディターズ・チョイス賞を与えた。この賞は、トレーダーのカネ儲けに本当に助けとなる特別な製品だけに与えられる。この本は読者のカネ儲けの手助けとなるだろう。それが結論だ。

コートニー・スミス/『コモディティー・トレーダーズ・コンシューマー・レポート』編集長



【訂正とお詫び】

249ページ14行目の 「SecondHighBar=SwingHigh(2,High,TDstr,50);」は、
「SecondHighBar=SwingHighBar(2,High,TDstr,50);」の誤りです。

訂正してお詫び申し上げます。


参考書籍


バーンスタインの
トレーダー入門

バーンスタインの
デイトレード入門

バーンスタインの
デイトレード実践

アペル流テクニカル
売買のコツ

売買システム入門

デマークのチャート
分析テクニック

ロビンスカップの魔術師たち

ワイルダーの
テクニカル分析入門

ワイルダーの
アダムセオリー

勝利の売買システム

トレードステーション入門

システムデイトレード

魔術師たちの
トレーディングモデル

トレーディング
システム入門

孤高の相場師
リバモア流投機術

ギャン 神秘のスイングトレード

アルゴリズムトレーディング入門

究極の
トレーディングガイド

マーケットの
テクニカル秘録

マーケットの魔術師
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