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ウィザードブックシリーズ Vol.15

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『魔術師たちのトレーディングモデル』 増刷決定!!
 テクニカル分析の新境地

定価 6,090円 (本体 5,800円+税5%) /A5判上製本365ページ
ISBN4-939103-36-6/2001年2月発売

リック・ベンシニョール(Rick Bensignor)編
訳●長尾慎太郎、世良敬明、増田丞美、柳谷雅之、増沢浩一

→お申し込みはトレーダーズショップからどうぞ!!


目次 | 訳者まえがき | 関連書籍一覧
ファンダメンタルの分析を徹底的に行ったとしても、株を買ったり、利益を確定したりするのに最も良いタイミングをつかむことはなかなか難しい。テクニカル分析をすることによって、株式、商品、あるいは他の金融商品の市場参加者は、これからの数週間や数カ月のうちに起こる価格変動の手掛かりと予測を手にすることができる。

読者の方がこれからトレードをするときに、論理的で情報に基づく意思決定のためにマーケット・タイミングが欠かせないならば、テクニカル分析は強い味方になるはずである。テクニカル分析の新境地では、ウィザードと称される「トレードの達人である12人の著者たち」が、トレードで成功するためのテクニックと戦略を明らかにしている。

この本はマーケット関係者や個人投資家に対し、それぞれユニークで、実績に裏付けされた見地から、投資パフォーマンスを改善するツールの宝庫である。読者は、この12人のウィザードたちの重要なエッセンスと、応用が豊富な形で提示されている戦略・戦術に、大きな価値を見いだすことになるだろう。

競争力のあるエッジを探し求めているすべてのトレーダーにとって、本書は良き永遠の伴侶となるであろう。


原書『New Thinking in Technical Analysis: Trading Models from the Masters』

■著者/リック・ベンシニョール

モーガン・スタンレー・ディーン・ウィッターの副社長で、上級テクニカル・ストラテジストである。
ニューヨーク大学助教授でもあり、大学ではテクニカル分析を教えている。彼はいくつかのニューヨーク先物取引所でフロアトレーダーを14年間勤めた後、ブルームバーグLPのテクニカル分析、先物、商品に関する上級プロダクト・スペシャリストだった。
『インベスターズ・ビジネス・デイリーのマーケットガイド』に1章を寄稿したベンシニョールは『ブルームバーグ・マーケット』誌に広範囲にわたり記事を執筆し、業界のカンファレンスでは人気のある話し手である。
本書45ページに掲載のチャートより

第1章 スイング・トレーディングとそのテクニカル分析の基本原理
――リンダ・ブラッドフォード・ラシュキ



LRBグループの社長であり、パシフィック・コースト証券取引所の会員として、株式オプションをトレードして、トレーダーとしての歩み始めた。1984年にフィラデルフィア証券取引所の会員になり、株式、オプション、先物の独立したトレーダーを続けた。1990年初期にLBRグループを立ち上げ、公認の商品取引アドバイザーになる。

現在は、ウォーターマーク・ファンド社の取締役であり第一のトレーダーである彼女は、金属市場で生産者のへッジプログラムを管理している。彼女は、ジャック・シュワッガーの『新マーケットの魔術師』(パンローリング刊)や、スー・ヘレラの『ウイメン・オブ・ザ・ストリート(Women of the Street)』にも紹介された。

ブラッドフォード・ラシュキは、コメントだけでなく自身のトレードをリアルタイムで公表する、オンライン・トレードの教育目的のサイトも経営している。投資カンファレンスの話し手として全米を回った後に、テクニカル分析家協会の理事となった。『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』(パンローリング刊)の著者の1人でもある。

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ストックマーケット
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の短期売買入門


本書64ページに掲載のチャートより

第2章 市場間分析を利用したトレンド予測法
――ジョン・マーフィー



7年間CNBC−TVのテクニカルアナリストを務め、25年以上もの間、プロのマーケットアナリストであり、『テクニカル・アナリシス・オブ・ザ・ファイナンシャル・マーケット(Technical Analysis of the Financial Markets)』『ビジュアル・インベスター(The Visual Investor)』『市場間分析入門』などのベストセラーの著者である。

マーフィーはニュージャージーに本拠地を置くコンサルティング会社を率い、また、投資家のために教育目的のソフトウエア製品とオンライン・サービスを作るために作られたMURPHYMORRIS.COMの社長でもある。世界中の金融カンファレンスの講演者でもある彼は、よく金融メディアで取り上げられる。CNBC−TVへの出演のほかに、「ルイス・ルキーサーのウォールストリート・ウィーク」「ナイトリー・ビジネス・レポート」「CNNのマネーライン」でインタビューされている。マーフィーはテクニカル分析家協会の理事を務め、ニューヨーク・インスティチュート・オブ・ファイナンスで教鞭を取っている。彼は、マーケット間分析の世界で高名な達人であるとされ、1992年の第5回テクニカル分析家国際会議で、世界的なテクニカル分析に貢献したとして最初の賞を与えられた。

関連書籍

 市場間分析入門  ジョン・マーフィーの値上がる業種を探せ


第3章 ポイントアンドフィギュア移動平均の利用法
――ケネス・G・タワー

CMTであるケネス・G・タワー(Kenneth G. Tower)は、UST・セキュリティーズの副社長兼最高マーケット・ストラテジストを務め、また、マーケット・テクニシャン協会(MTA)の会員および前議長でもある。彼は第11回目のMTAセミナーにおいて講演者を務めるとともに、MTAジャーナルの寄稿者でもある。

タワーは、MTAやアメリカン・アソシエイション・フォー・インベストメント・マネジメント・アンド・リサーチ(AIMR)の支部、ニュージャージー大学、ペース大学、ラトガース大学でのテクニカル分析の客員講師である。彼はマーチン・ツヴァイのベストセラー本『ウイニング・オン・ウォール・ストリート(Winning On Wall Street)』やジョン・マーフィーの『テクニカル・アナリシス・オブ・ザ・ファイナンシャル・マーケット(Technical Analysis of the Financial Markets)』におけるポイントアンドフィギュアの章に寄稿したことで広く知られている。タワーはCNBC、CNNfn、ロイターTV、ブルームバーグ・テレビジョン、ブルームバーグ・ラジオとAPラジオの経済番組でしばしばゲストとして出演し、よくマスコミに引用される。

 本書95ページに掲載のチャートより






第4章 ローソク足を利用した転換シグナルの早期発見法
――スティーブ・ナイソン

CMTのスティーブ・ナイソン(Steve Nison)は、ナイソン・リサーチ・インターナショナルの社長であり、日本のテクニカル分析の手法で、欧米では「キャンドル・チャート」として知られるローソク足を最初の紹介した人物として知られている。彼は、このローソク足関して国際的に認められた権威であり、アメリカやびヨーロッパにこれらの方法の紹介したことによって、テクニカル分析に革命を起こしたとされている。彼は国際的に称賛を受け、8カ国語に翻訳された、『ジャパニーズ・キャンドル・スティック・チャーティング・テクニックス(Japanese Candlestick Charting Techniques)』、、『ビヨンド・キャンドルスティック』の2冊の著者である。ナイソンは『ウォール・ストリート・ジャーナル』『バロンズ』『インスティチューショナル・インベスター』『ユーロウィーク』の他、多くの金融雑誌で取り上げられている。彼は、連邦準備制度理事会と世界銀行はじめ、世界中の聴衆を前に講演している。NRIを通じて、ナイソンはウェブベースや実際のセミナー、団体への顧問業を専門にしている。読者のみなさんは彼のウェブサイトwww.candlecharts.comを訪問するか、電子メールを出してもよいかもしれない。


本書114ページのチャートより  


スティーブ・ニソンの「ローソク足のツボ」


第5章 マーケット・プロファイルでマーケットの言葉を読む方法
――ロビン・メッシュ

ロビン・メッシュ・アソシエートのロビン・メッシュ(Robin Mesch)は、マーケット論評とカスタマイズしたオンライン教育のプログラムを通じて、世界中のトレーダーたちにマーケットの言葉を解釈・理解する術を教えている。

彼女のユニークな手法とは、彼女の取引方法論の基本としてマーケット・プロファイルとドラモンド・ジオメトリを結びつけていることだ。彼女は金利市場の著名な権威で、しばしばCNBCに出演し『ブル・ベア・アンド・ミリオネア(Bulls,Bears,and Millionaires)』『アウター・ゲーム・オブ・トレーディング(The Outer Game of Trading)』『デイ・トレーダー・アドバンテージ(The Day Trader's Advantage)』、、『タオ・オブ・トレーディング(The Tao of Trading)』『ウイメン・オブ・ザ・ピット(Women of the Pits)』、に小伝が載っている。

メッシュは、マーケット・プロファイルとドラモンド・ジオメトリの数少ない専門家の1人であり、それらの創始者と一緒に大規模な個人的研究を行った。マーケット・プロファイルの作者、ピート・ステイドルメイヤーと一緒にした仕事としては、ピートの最近の本である『114 ウエストジャクソン、ジャーニー・スルー・マーケット・ディスカバリー(114 West Jackson,A Journey Through Market Discovery)』の編集も含む。チャールズ・ドラモンドとは、現在、オメガ・トレード・ステーションから発売されている彼の考えを製品化したソフトウエア開発に携わった。ロビン・メッシュ自身や彼女のマーケット論評、サービスについてより深く知りたい読者は、robinmesch.comという彼女のウェブサイトにログオンするとよいだろう。

 本書154ページに掲載のチャートより






第6章 売買チャンスを予測するためのオシレーター使用法
――トム・デマーク

マーケット・スタディーズの社長であり、様々なデータ・ネットワークやデータベンダーに独自のマーケット指標を提供。機関投資家のレベルでは、彼の指標はブルームバーグや他の大手のネットワークで利用可能である。デマークは大手へッジファンドのコンサルタントとしても活躍している。

現在、彼はSACキャピタル・ファンドのコンサルタントである。かつてデマークは数百万ドル規模のへッジファンドであるチューダーの副社長、数十億ドル規模の債券ファンドのマネジャーであるバン・ホシングトンの運用パートナーだった。彼は40億ドル規模のへッジファンド・マネジャーであるレオン・クーパーマンの特別アドバイザーでもあり、シカゴ・ボード・オブ・トレードの独立した最も大規模なトレーダーの1人であるチャーリー・ディフランセスカのかつてのパートナー、企業向けソフトウエアの提供者であるロジカル・インフォメーション・マシーンズの会長でもあった。彼は大規模な金融機関のコンサルタントを務めてきたが、それはソロス、モルガン・バンク、シティバンク、ゴールドマン・サックス、IBM、ユニオン・カーバイドを含んでいる。

デマークは 『デマーク・オン・デイ・トレーディング・オプションズ(DeMark on Day Trading Options)』 『ニュー・マーケット・タイミング・テクニックス(New Market Timing Techniques)』 『ニュー・サイエンス・オブ・テクニカル・アナリシス(The New Science of Technical Analysis)』の著者である。広く読まれる金融誌の多くの特集やカバー記事にも登場し、国内、国外を問わずテレビ、ラジオ、セミナーにもよく登場している。

 本書183ページに掲載のチャートより






第7章 株価変動の予測に関するサイクルの活用法
――ピーター・エリアデス

株式ブローカーとして金融の経歴を始めたが、1973年にスタートした最初の金融テレビ局であるロサンジェルステレビ局KWHYのマーケットアナリストとして数年間出演した。1968年から6年間継続して平均株価が下落していた1974年の秋に、彼は出演していたKWHYで、大底は1974年の12月9日から13日の週になると何回か予言した。ダウ平均の安値570.01ドルは1974年12月9日につけた。その素晴らしく、有名な予測のために、彼は1975年に『ストックマーケット・サイクル(Stockmarket Cycles)』を刊行し始めた。

彼が初めて独立した格付け機関に評価された1985年には、『タイマー・ダイジェスト』のタイマー・オブ・ザ・イヤー賞を受賞した。1986年には2位にとどまったが、年の最終取引日まで結果が分からないというとても僅差の戦いだった。1989年に『ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト』は1985、1986、1987、1988年に、エリアデスを彼のタイミングシグナルについて『最も一貫性の高い投資信託のスイッチャー』と称えた。1985年1月から1990年8月まで『ストックマーケット・サイクル』は、比較対象のウィルシャー5000のリターンインデックス119%に対して、174.3%というタイミングによる収益率を示し、国内第1位の記録を残した。

エリアデスは、1986年6月から1996年6月までその成績を維持した。1996年9月の『AAII(アメリカ個人投資家連盟)ジャーナル』誌の記録によると、その10年間、『ストックマーケット・サイクル』が示すフィデリティ・セレクトの投資信託ポートフォリオは、評価対象となる国内の他の投資信託ポートフォリオを大きく引き離し、完全な勝ち組だった。エリアデスはABCの『ビジネスワールド』のレギュラーパネリストであり、FNN、CNBC、ウォールストリート・ウィーク、ラリー・キング・ライブ、ナイトリー・ビジネス・レポートに頻繁にゲスト出演してきた。彼は『バロンズ』『ウォール・ストリート・ジャーナル』『フォーブス』『フューチャーズ』を含む多数の雑誌で取り上げられている。最近では、トレーディング・システムの開発に意欲を注いでいるが、株式市場を分析するためのテクニカル指標の研究も続けている。

 本書201ページに掲載のチャートより






第8章 エリオット波動理論の利用法
――スティーブン・W・ポーザー

国際市場に関する投資顧問、ポーザー・グローバル・マーケット・ストラテジーの社長である。ポ−ザー・グローバル・マーケット・ストラテジーを作る前に、ポーザーはニューヨークにあるドイツ銀行証券でテクニカル・ステラテジストとして、10年以上働いた。最初は、固定収入調査部門のコンピューターアナリストとして、次は定量化分析のコーディネーターとしてだった。関係が深い国際市場の見通しをするためにファンダメンタルズとテクニカル情報を統合することで有名な彼は、米国債券、通貨、株式市場の予測をして多くの名声を得た。

CNBC、CNNfn、ロイター・ファイナンシャル・テレビジョンのレギュラーゲストとして出演し、またよくニュースにも取り上げられる。ポーザーは『フォーブス』『バロンズ』『フューチャーズ』や『インターナショナル・ファイナンシャル・レビュー』など、財界のマスコミによく寄稿している。1996年に、ポーザーはブリッジ・ファイナンシャルのトレーディングゲームで優勝した。彼は、ニューヨーク・インスティチュード・ファイナンスで市場一般とテクニカル分析コースを教え、アメリカで最も古く、最大のテクニカル分析家のカンファレンスであるTAG21の講演者にもなった。


本書230ページに掲載のチャートより


ポーザーのエリオット波動


本書292ページのチャートより

第9章 オプション市場におけるボラティリティ・トレーディング法
――ローレンス・マクミラン


マクミラン・アナリシス社の社長として、彼は個別株オプションの出来高の異常な増加を探すことによって、短期の株トレードを選び出すユニークな日刊のファックスサービス『デイリー・ボリューム・アラーツ』の執筆者であり、また、個別株、インデックス、先物オプションをカバーしているデリバティブ専門のニュースレター『オプションステラテジスト』を編集、発行している。彼は『デイリー・ストラテジスト』というニュースレターの編集者としても活躍している。マクミランは、www.option-strategist.com という株とオプションの短期トレードに関するウェブサイトを持ち、また、アメリカ、カナダ、ヨーロッパにおける多数のカンファレンス、セミナーや研究討論会でのオプションの戦略に関する人気の高い講演者である。

彼は、『オプションズ・アズ・ア・ストラテジック・インベストメント(Options as a Strategic Investment)』『マクミラン・オン・オプションズ(McMillan on Options)』という2冊のベストセラーの著者であり、また『コンサーバティブ・インベスターズ・ガイド・トゥ・トレーディング・オプションズ(The Conservative Investor's Guide to Trading Options)』の共著者である。1982年から1989年までの間、マクミランは、トムソン・マッキン証券で株式裁定取引部門の上級副社長を務め、1989年から1990年までは、プルーデンシャル・バッシュ証券でオプション専門取引部門を担当していた。

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第10章 市場心理によってテクニカル分析を強化する方法
――バーニー・シェファー

1981年に月刊のニュースレター『オプション・アドバイザー』の刊行し始めた。編集者として、安定したマーケットと変動の激しいマーケットでの利益の機会を見いだすためにオプションの使い方をトレーダーに教えることに熱心だったのだ。

シェファーズ・インベストメント・リサーチの会長かつCEOとしてシェファーは、国内最大の発行部数を持つまでにオプション会報を成長させた。ニュースレターや推奨サービス、SchaeffersResearch.comを発展させるともに、『オプション・アドバイザー(The Option Advisor)』を執筆した。マーケット・タイミングのシェファーの成功したアプローチは、マーケット・テクニシャン協会からセンチメント分析における『ベスト・オブ・ベスト』賞を受賞するとともに、『タイマー・ダイジェスト』からは過去10年間の評価で5位のランキングを獲得した。『ディック・デイビス・ダイジェスト』の名誉の殿堂は、1987年の暴落の前に弱気を唱えたことによってシェファーをメンバーとして迎えた。

1990年代を通じて、彼が強気姿勢を崩さなかったことも、多くの人々が知っている。個別株とインデックス・オプション、投資家心理の達人として広く知られる彼は、『ブルームバーグ・パーソナル・ファイナンス』誌とCNBC.comにオプションのコラムを毎月書いている。『ナイトリー・ビジネス・レポート』『ビジネスウィーク』『インベスターズ・ビジネス・デイリー』『USAトゥデー』などのニュース・メディアは、彼に株式市場と経済に関するコメントをよく求める。さらに、シェファーは『ウォール・ストリート・ジャーナル』の銘柄選択コンテストで3回優勝し、CNBCのマーケットの達人でもある。

 本書317ページに掲載のチャートより






本書344ページのチャートより

第11章 個別株市場における投資家心理の測定法
――ラリー・ウィリアムズ


35年のトレード経験を持ち、1987年に先物のロビンズ・ワールドカップ・チャンピオンシップでは、S&P500指数先物とTボンドをトレードし、12ヶ月たらずで元金1万ドルを110万ドルに増やして記録的な勝利を収めた。この記録は20年以上経った今でも破られていない。

10年後、彼の16歳の娘は史上2番目の収益を上げて、同じコンテストで優勝した。ウィリアムズは、「オメガリサーチ生涯業績賞」と『フューチャーズ』誌の「ドクター・オブ・フューチャーズ賞」の最初の受賞者だった。

全米先物協会(NFA)の委員を務め、出身地のモンタナから2度上院議員に出馬した経験もある。彼はリアルタイムで、100万ドルを売買し、出席者に利益の20%を与えるという短期売買セミナーでよく知られている。ニューズレターもいくつか発行し、『ラリー・ウィリアムズの短期売買法』『ラリー・ウィリアムズの株式必勝法』『ラリー・ウィリアムズの「インサイダー情報」で儲ける方法』(パンローリング刊)、『デイ・トレード・フューチャー・オンライン(Day TradeFutures Online)』、『相場で儲ける法』(日本経済新聞社刊)を含む7冊の本の著者でもある日本でセミナーを開催したときのビデオ・DVDには『マーケットタイミングの追及 日本株戦略』(パンローリング)がある。

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第12章 マネーマネジメント・テクニックでリスクをコントロールする方法
――コートニー・スミス

現在、1990年から個人と機関投資家のために投資管理サービスを提供しているコートニー・スミス社(courtneysmithco.com)の社長兼投資部門の最高責任者である。彼は、またヘッジファンドを運営するピナクル・キャピタル・ストラテジー(Pinnacle Capital Strategies,Inc.)の社長兼投資部門の最高責任者である。フラッグシップのファンドはマクロファンドと呼ばれ、株式市場あるいは他のヘッジファンドとは事実上相関性を持たずに、約5年にわたり年複利で23%強の収益を上げた。彼は、ニューズレター『コートニー・スミスのウォールストリートの勝者』と『コートニー・スミスのホットリスト』の編集者である。スミスは『コモディディー・トレーダーズ・コンシューマー・レポート(CTCR)』(ctcr.investors.net)の社主兼編集長である。(→『トレーディングシステム徹底比較』原書出版元)

CTCRは、先物業界で第一の検証追跡サービスかつ先物取引の知識に関する最も高名な出版物とみなされており、1983年以来先物業界に洞察を提供し続けている。彼はオービテックス・マネージメント社の投資戦略家および投資部門の最高責任者でもあり、機関投資家と個人のために、投資信託とポートフォリオで50億ドル以上を運用管理している。スミスは『オプション・ストラテジーズ(Option Strategies)』『プロフィット・スルー・シーズナル・トレーディング(Profits Through Seasonal Trading)』『ハウ・トゥ・メイク・マニー・イン・ストック・インデックス・フューチャーズ(How To Make Money In Stock Index Futures)』を含む数多くの本の著者でもある。彼は北アメリカとヨーロッパで行われる金融カンファレンスの講演者であり、また、「ウォールストリート・ジャーナル・レポート」「マネーライン」といったテレビ番組やCBS、フォックスニュース、ブルームバーグ・テレビジョン、CNN、CNNfnなどをはじめ、多くの番組にも出演している。



訳者まえがき

 マーケットには様々な参加者がいる。投資家に限ってその目的を考えても、数週間から数カ月ぐらいの時間枠で短期的な絶対リターンを狙う者から、より長期的な観点からマーケットをアウトパフォームすることを目指す者もいる。また、各々の拠り所としている手法も千差万別であって、ファンダメンタルからテクニカル、さらには投資家のセンチメントを基準にしたり、秘密情報をもとにしているものもある。同じマーケットでありながら、その参加者の構成はこれほどバラエティーに富んでいるのである。

 この本を手に取った読者の場合はどうであろうか? あなたが個人投資家であれば、機関投資家のように、長期的な観点から何らかのインデックスに対しアウトパフォームすることを目指す運用ではなく、おそらくより短い時間枠で、絶対リターンを上げることが目的だと思う。

 この不確実で国家や所属組織に頼ることができない時代にあっては、もはや投資における一般投資家の短期時間枠かつ絶対リターンへの流れというのは止めようがない。私たちは自分の資産は自分で運用し、何らかの利益を上げていく必要に迫られているのである。そこでは、インデックスは30%下落したが、自分のアセットは25%しか目減りしなかったから大満足とか、あと10年持っていれば買い値に戻るかもしれないなどといった投資スタンスを取る余裕はなくなってきているのである。さらに昨今は、アメリカに続いて日本でも、コンピューター技術の発達と通信インフラの整備、売買手数料の自由化がマーケットにおける短期時間枠指向を加速し、以前では考えられなかったスタイルの投資が個人投資家にも可能となってきたのである。

 こういった環境の下、私たちにとって拠り所となるツールの筆頭はテクニカルな手法である。マーケットにおける効率的市場仮説を信奉する学者や評論家、あるいは一部の運用担当者にとっては無縁なものかもしれないが、絶対リターンを目標に実際にマーケットで運用を行っている人間にとって、それは極めて有用で不可欠なツールなのである。テクニカルなトレード手法の意義、有効性については、それを使って成功を収めている投資家が世界中にいることからも疑いようがないと私は思う。

 さて、本書は、テクニカル分析の権威12人によるトレード手法の要約書(New Thinking in Technical Analysis)の邦訳である。筆者の中には日本でもおなじみの名前も多く、ここでは各々の手法の最先端の技術について興味深く学ぶことができる。一読されて分かる通り、すべての章が貴重な記述で示唆に富んでおり、マーケットや投資環境の変遷という意味で日本の数段先を行くアメリカにおいて、実績を上げているものばかりである。読者は、この中から個々人の事情や好みに合った手法を選んで実行する、あるいはさらに自分でそれを発展させて使うことが可能である。実際に役に立つテクニカルなトレード手法を身につけることで、私たちは自分自身の手で自らの資産を守り、マーケットで生き抜いていくことができるはずである。日本の読者に対し、ウイザードたちのトレード手法のエッセンスをこうして凝縮した形で提供できることは、本書の関係者一同の喜びとするところである。

 翻訳にあたっては次の方々の協力をいただいた。ここに深く感謝の意を表わしたい。翻訳にあたっては柳谷雅之氏(第1章、第11章)、世良敬明氏(第2章、第4章、第5章)、増田丞美氏(第7章、第9章、第10章)、増沢浩一(第8章)に分担をお願いした。多忙にもかかわらず、4氏には迅速な翻訳を実現していただいた。なお、第3章、第6章、第12章の翻訳は長尾が担当した。

2001年2月 長尾慎太郎


 50年前、ほとんどの投資家は有益な情報を持たず、そのためにある種の恐怖を抱きながら株式投資に取り組んでいた。対照的に、今日の投資環境下では情報の洪水にさらされ、投資家たちは有益な情報だけをより分けるという大きな課題に直面している。また、優良企業の株が必ずしも良い株とは限らず、駄目な企業の株への投資が利益を生むことも珍しくない。時間には限りがあり、われわれはみんな複雑なデータを素早く解読し、そこから結論を導き出すための方法を探している。

 長年の経験から私は、テクニカル分析が自分にとって、投資家としても戦略家としても、非常に有用であることに気づいた。テクニカル分析を用いることで、私はマーケットや個別銘柄のパフォーマンスを判断する上で極めて重要となる心理要因をしっかりとらえることができる。リック・ベンシニョーレが集めた素晴らしい実践的専門家たちによって書かれた各章は、素人からプロまでが、テクニカル分析の起源、その発達過程、最近の利用法について理解する手助けをしてくれるだろう。それは魔法ではなく、価値ある技術だ。本書の内容を適切に利用するならば、テクニカル分析ツールはあなたにとって、うまくいっているときに株式市場でさらなる利益を上げ、振るわないときは損失を限定する助けとなるはずである。

           バイロン・R・ウィーン
           モルガン・スタンレー・ディーン・ウィッター
           アメリカチーフ投資ストラテジスト



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