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孤高の相場師リバモア流投機術
Kindle版

孤高の相場師
リバモア流投機術
大恐慌を売り切った増し玉の極意

『マンガ 伝説の
相場師リバモア』

著者 ジェシー・ローリストン・リバモア
訳者 増沢和美/河田寿美子
監訳 長尾慎太郎

定価 本体700円+税
2007年12月発売 約192頁
ISBN 978-4-7759-3041-0 C0133

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目次 | 第1章 投機という挑戦 | チャートと説明 | 監修者まえがき
オーディオブック版

電子書籍
Kindle版

金融恐慌すら売り切った偉大なる「投機王」!
世界的な大不況を前に、リバモアの投機術に学べ!
How to Trade In Stocks by Jesse Livermore

相場の世界で大勝利と破産を繰り返した稀代の投機家ジェシー・リバモア――彼はトレーディングにおいて厳しく徹底したルールを自らに科し、ほかからの情報には一切流されず、己の分析のみで相場に挑む孤高の投機家であった。独力で作り出した投機のルールとそのルールを守る規律、破産に至った要因、そして数々の挫折から復活を成し遂げた相場の法則と、その後の多くの賢人たちに影響を与えた増し玉の極意とは……!

大勢のマーケットの魔術師のなかでも、その壮絶な最期ゆえに語られることの多いジェシー・リバモア。没後70年近くになる現在でも、その投資手法や哲学はマーケットに生きる人々に多大な影響を与えている。彼を100万ドル長者にのし上げたのは、そのたぐいまれな数学的センスと卓越した相場眼、そして成功への強い信念であった。しかし、そんな彼も何度かの破産の憂き目に遭い、その都度、華麗なる大復活を遂げてきた。 本書は、彼が亡くなった1940年に彼自身の手で書かれた唯一の相場書である。14歳から相場の世界に一人で立ち向かった彼がその手法や相場観、そしてリスク管理などを余すところなく明らかにしている。これら「リバモア流相場の極意」は現代のトレーダーにとっても福音となるだろう!

著者紹介

ジェシー・ローリストン・リバモア(Jesse Lauriston Livermore)
14歳で株式の世界に入り、20歳でニューヨーク証券取引所での取引をスタート。「投機王」としてウォール街に確固たる地位を築き、株価暴落の原因とまで噂された相場師。しかし、その人生は波瀾万丈そのもので、巨額の利益を得る大成功と破産を繰り返すが、そのたびに自身の相場眼で見事に復活を果たしている。的確な売りによって「グレートベア」と称された。

目次

第1章 投機という挑戦 
(立ち読み) 第2章 株が正しく動くのはいつか? 第3章 先導株に従え 第4章 資金の管理 第5章 ピボットポイント 第6章 100万ドルの損失 第7章 300万ドルの利益 第8章 リバモア流マーケットの秘訣 第9章 ルール解説 チャートと説明


■監修者まえがき

 本書は、ジェシー・リバモアが彼のトレード手法を著した『How to Trade in Stocks』の邦訳である。リバモアに関する著作といえば、エドウィン・ルフェーブルの手による『Reminiscences of a Stock Operator』(邦題『欲望と幻想の市場』)があまりにも有名であり、「マーケットの魔術師」の多くがこれを参考書として挙げていることからも、非常に優れた相場書であることがわかる。
 現に日本においてもそれは高い評価を得ており、リバモアが相場師としてたたき上げていく様子が詳しく描かれている様は、ノンフィクションの読み物としても楽しい。
 だが、後者はあくまでもルフェーブルの著作であって、細部には脚色もあろうし、何よりトレードに関する記述については、細かい機微まで再現できているか否かは不明であった。その意味では、本書はリバモア本人の手による著作であり、彼が何を意図して投機を行ったのかを、我々は正確に把握することができる。読者は本書においてリバモアのトレードに関して多くの発見をすることになろう。

 一例を挙げると、『Reminiscences of a Stock Operator』を読むかぎりでは、リバモアは文字通り相場操縦者であるような印象を受けるし、そこから一歩踏み込んだ解釈をしても、彼の相場技術は、合百時代に培った経験と天性に依拠しているように読める。
 しかし本書によれば、そういったとらえ方は必ずしも正しくないことがわかる。なぜならここでリバモアが述べていることは、極めてメカニカルな分析・売買手法だからである。少なくとも本書に記述された範囲においては、リバモアは彼自身を、現代の言葉で言うシステム・トレーダーであると定義しているようだ。これは驚くべきことではないか。

 さて、リバモアが本書で明らかにしたアルゴリズムは、典型的なモメンタム・トレードの手法である。それは細かい点では違いはあるものの、ほぼ同時代に生きた著名な相場師であるニコラス・ダーバスが『How I Made $2,000,000 in the Stock Market』(邦題『私は株で200万ドル儲けた』)で明らかにした「ボックス売買法」とかなり類似したシステムである。
 両者は前者がマーケットの主導株、後者がグロース株を対象にしているという違いこそあれ、ともに、持ち合いとブレイクスルーを、定型のルールで識別するというアプローチによって、トレンドに効率よく乗っている点で共通している。
 一般に知られているように、過去においても現代においても、米国のマーケットはモメンタム・ファクターの説明力が高いマーケットである。この環境下にあって、いまをさかのぼること数十年も前にこれだけ精緻なルールでもってトレードに臨んだリバモアやダーバスが、他のなんら規律・規則をもたないマーケット参加者に対して、結果として非常にうまく立ち回れたことは想像に難くない。
 彼らが相場で財を成すことができたのは当然と言えるだろう。

 さて、私たちがリバモアの書き残した文章から学ぶべきことは、上記のモメンタム・トレードの原則の外に何があるだろうか? その代表的な教訓のひとつは情報の取り扱いに関する知見である。
 彼は投機を、次に起こる価格変動を予測することと定義した。そのために情報を収集・分析し、根拠に基づいて判断するべきだと述べた。そして同時に、その判断に固執するなとも説いている。これは矛盾した主張であろうか? いや、そうではない。なぜなら、人間の知りえる範囲や知力には限界があるからだ。
 マーケットはさまざまな要因によって動く。したがって、知力の優れた人、情報を収集することに長けた人であれば、マーケットの行く末について他人よりも正確な見通しが立てられることが多いのは事実であろう。
 しかし、ここで私たちが決して忘れてはならないのは、いかに自分が賢く見えようとも、実際に見えている範囲はたかが知れたものであるということだ。マーケットは自分の思ったとおりには動かない。少なくとも、定性的であれ、定量的であれ、あなたが立てた見通し、構築したモデルどおりに動くとは限らないのである。そして、この誤謬による失敗は、インテリであるほど、他の分野において少ない変数による事象の説明、解析に成功した経験のある人間ほど、抜けがたくなる。

 この陥穽を避けるためには、自分が正しく扱える範囲内に情報を限定する必要がある。この件に関しては本書でも、カリフォルニアの山中に住みながら投資で成功している投資家のエピソードが出てくるし、ダーバスも『How I Made $2,000,000 in the Stock Market』において、自身の体験として、情報を意図的に制限することの大切さを繰り返し強調している。そして、情報の取り扱いの正しさ、下した判断の正しさを判定するのは、何よりもマーケットの動きである。
 モメンタム・トレードは、この、事実に依拠したアプローチとして非常に優れている。モメンタムに付くという行為それ自体が、判断の過ちを浄化し、独善的なトレードを許さない構造になっているからだ。それが、この手法によって、現代に至るまで多くの成功者が生まれてきたゆえんである。

 最後に、翻訳にあたっては以下の方々に心から感謝の意を表したい。増沢和美氏、河田寿美子氏には、正確な翻訳をしていただいた。また、本書が発行される機会を得たのは、パンローリング社社長である後藤康徳氏のおかげである。この古典的名著の邦訳を刊行できることは関係者一同にとって大変な喜びであり、本書が読者の成功の一助になることができれば、また望外の幸せである。

2007年11月                         長尾 慎太郎



第2章 空売りで巨万の富を築いた『世紀の相場師ジェシー・リバモア』P.75

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