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『実践FXトレーディング
2007年8月中旬発売
ISBN 978-4-7759-7089-8 C2033
定価3,990円(本体3,800円+税5%)
A5判 上製本 262頁
著 者 イゴール・トシュチャコフ (L・A・イグロック)
訳 者 古河みつる
FXトレードを長くやっていれば、100%勝ち続けることなどあり得ないことは、だれでも思い知らされることだ。トレーダーにできることは、繰り返し現れる信頼性の高いパターンを見極め、不確実ではあっても勝率を高めるトレードシステムを構築することだ。
本書は当てにならない予測法に取って代わる具体的なチャートパターンを明らかしている。それらのパターンは読者のパフォーマンスを劇的に向上させるはずだ。FXトレードの達人であり指導者であるイゴール・トシュチャコフ(L・A・イグロック)があいまいな勘や感覚的な推測に依存せず、メカニカルで明確なルールに従った売買を可能にする簡単明瞭で精緻な「裁量的システマティック・イグロックメソッド」を披露している。
イグロックメソッドでは、相場が特定の時点において特定の方向へ動く確率を推定するために統計に基づくシグナルが使用されている。本書では、実績に裏付けられたその強力な手法がステップ・バイ・ステップで説明されているため、読者は以下のことができるようになる。
考えすぎは、ベテランのトレーダーといえども、失敗のもとになることがある。本書は、考えるのではなく、長年の経験から勝率が向上することが実証されている手法を駆使して為替相場を見極め、対処する方法を示す。余計な公式や机上の数式を排除し、実証済みのメソッドとテクニックを駆使し、発想と戦術の両面から読者の取引手法を大幅に強化するFXトレード決定版!
原書:BEAT THE ODDS IN FOREX TRADING
How to Identify and Profit from High-Percentage Market Patterns
by IGOR TOSHCHAKOV (L.A.IGROK)
「FX市場で勝ち抜くことは至難の業だが、本書を読めばその可能性を確実に高めることができる。FX市場におけるトシュチャコフ氏の卓越したパフォーマンスがなによりの証拠だ」――バル・シガエフ・ペレグリン・フィナンシャル・グループ・ディレクター(東欧部門)「本書に記されているソロス以来の驚異的なFXサクセスストーリーを築き上げた手法と発想はトレーダーにとってまさに宝だ」――アレキサンダー・デ・キアール・フォレックス・インターナショナル・インベストメンツ社社長
「著者の相場観はきわめて革新的だ。理論もきわめて実践的であるうえ、単なるテクニックの紹介にとどまらず、著者自身の息づかいまでが感じられる。FXに関する書籍は数々あるが、本書こそが正真正銘の本物だ。世界最大の市場におけるトレードで勝ち抜くための最高の手法を伝授してくれている」――ジーン・スペクター・アメリカン・ヘリテージ・キャピタル・グループCEO
「トシュチャコフのFXトレードの手法と戦略は、ロシアの偉大なチェスマスターの戦法をほうふつさせる。初心者にとっては手引きとなり、プロ級のトレーダーにとっては有益な指針となるだろう」――ジョセフ・A・ボイスタック・ショパン・キャピタル・パートナーズ社長兼CEO
パート1 新人トレーダーへのアドバイス
第1章 はじめに
第2章 取引口座を開く
第3章 適切な取引会社を選択する
パート2 取引手法を開発する
第4章 投機取引における心理的課題
第5章 裁量トレードとメカニカルトレー
第6章 テクニカル分析とファンダメンタル分析
パート3 イグロック・メソッド
第7章 イグロック・メソッドの発想の原点
第8章 テクニカル分析を利用して確率を評価する
第9章 基本的なトレード戦略とテクニック
第10章 トレードする通貨ペアを選ぶ
第11章 マネーマネジメントのルールとテクニック
第12章 相場の動きとトレーダーの規律
パート4 イグロック・メソッドによる短期トレードとデイトレードの戦略
第13章 デイトレードプランの原則
第14章 仕掛け
第15章 手仕舞い
第16章 タイミングの重要性
第17章 中央銀行介入時のトレード戦略
パート5 短期トレードとデイトレード用テンプレート
第18章 平均値幅に基づくテンプレート
第19章 テクニカル・フォーメーションに基づくテンプレート
第20章 トレンドライン、サポート、レジスタンスに基づくテンプレート
第21章 サンプルトレード
トレード指南書にも、素直に読ませてくれる本もあれば、読みこなすのに「技」がいる本もある。本書『Beat the Odds in Forex Trading』は、相性の向き不向きを含め、読者が試される秘伝書のような本だ……と言ったら言いすぎだろうか。
「同じチャートを見ても、フォーメーションが見える(見えてしまう)人もいれば、見えない人もいる」というようなことを著者は書いているが、それは本書自体にも当てはまるようだ。
実際、某インターネット書店での評価も見事に分かれている。確かに非ネイティブが書いた英語のような分かりにくさや意図的とも単なる怠慢とも考えられる過不足な箇所という「石」も混じっているが、そこでダメを出してしまえば「玉」はつかめない。
焦点距離を適度にずらしたときに新たな画像が浮かび上がってくる裸眼立体視(ステレオグラム)のように、読み進むうちにあるとき突然「奥義」が鮮明に浮かび上がって見えるかもしれない。
とはいえ、初心者でも、『FXトレーディング』(パンローリング)などでFX市場の基本知識を補い、実際の相場チャートと見比べながら随時読み返すことによって、勝率の高いトレードプランを構築するための強力なアイデアを数々得られるはずだ。
2007年盛夏古河みつる
通貨投機を行ってきた期間、私は幸運なことに、貴重な経験を積む機会を得ただけでなく、多くの個人トレーダーの仕事ぶりを観察する機会を得ることもできた。10年以上にわたり通貨取引の理論と実践方法を個人投資家に教えてもいる。また、私自身も、書籍、各種の出版物、各種の専門的なセミナーやフォーラムでのディスカッションを通じてほかのトレーダーたちの経験を学んでいるし、世界各国のトレーダーや同業者たちとメール交換をしてきた。これらもろもろの経験のおかげで、思慮深いトレーダーがプロとしてのキャリアを通じて遭遇するであろう問題に関して、総合的な調査を自分なりに行うことができた。また、本書の基盤となり、私独自の取引手法を構築するのに使用した、広範な情報を収集することもできた。そもそも世の中に完璧なものなど存在しえないが「裁量的システム的イグロックメソッド(Igrok Discrete-Systematic Method)」が、為替投機を職業として選択する人や副収入を得る手段として考えている人にとって、真剣に検討する価値のあるものだと確信している。
まず最初に申し上げたいことは、為替投機トレーダーとしての私自身の経験、そして実際に会ったり、出版物を通じて知っている私が尊敬する同業者たちの経験からいえることは、すべての個人トレーダーが対処しなければならない問題は基本的に同じだ、ということだ。だがそれらの問題に対する解決策は、トレーダーの数とほぼ同じだけある。時を経て現れる実際の結果には、完全な勝利から完全な敗北までの、幅が生じる可能性がある。それぞれの参加者にとって、このビジネスは、あのシェイクスピアのハムレットの名ゼリフもどきの「トレーダーになるべきか、ならざるべきか」という問いかけから始まる。未知の分野で成功を追い求めるために、金と時間(場合によってはさらにほかの職業で築いたキャリア)をリスクにさらす価値があるだろうか? この市場に参加するにしても、統計上5〜7%といわれている、あこがれの成功者の仲間入りをするにはどうしたらいいのか? このビジネスに投資する資金、時間、エネルギーが正当化されるだけでなく、十分な見返りが得られるようにするにはどうしたらいいのか? 参加者は自らそれらの問いに答えることが必要だ。それに比べれば、私ができることははるかに些細なものだ。すでに「トレーダーになる」ことを選択した人たちに、マーケットというゲームに屈せず、勝ち抜くための私なりの秘訣をお教えすることだ。新人トレーダーは、本書によって、過ちから学んで必要な経験を積んでいくという従来の試行錯誤的な学習方法をとっていれば失ったであろう時間と資金をかなり省くことができる、と私は確信している(本書では、基本的なトレード用語、テクニカル分析用語、チャート、一般的に知られている記号、通貨取引に関連する略語などについては特に詳しい説明なしに使用しているので注意してほしい。それらの事項に関する説明が必要な場合は、さまざまな書籍や、私のウエブサイト(http://www.igrokforex.com/)を含む、多数のインターネットサイトで容易に見つけることができるはずだ)。
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