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ウィザードブックシリーズ Vol.133


資産価値測定総論3
新興企業から不動産、金融派生商品まで


定価本体5,800円+税/A5判 上製本 608ページ
ISBN 978-4-7759-7099-7 C2033/2008年3月発売

著 者 アスワス・ダモダラン
訳 者 山下恵美子

■資産価値測定総論

目次 | 練習問題(第24章より) | 関連書籍
価値評価で投資が変わる

あらゆる資産価値を測定するためのツールとテクニック

投資評価の第一人者、ニューヨーク大学スターン経営大学院教授アスワス・ダモラダンによる資産価値評価解説の決定版がついに完成。株式から債券、オプション、先物、実物資産まで、ありとあらゆる資産の価値を測定するための、最新かつ旧来のさまざまなツールとテクニックが満載。投資評価のすべてを網羅した実用的な指南書といえる。

本書では現在の最新事例と評価ツールをフルに活用して、評価が難しいとされるドットコム企業や非公開企業、金融サービス会社をはじめとするニューセクターの評価にも果敢にチャレンジする。さまざまな評価モデルの理論と応用を通じて、キャッシュフロー評価から相対評価、企業買収のための評価にいたるまで、評価の全プロセスを明確に理解するのに格好の内容だ。

本書は信頼のおける情報、分析・洞察のための貴重なアドバイスを提供し、以下をはじめとする、資産評価のカギとなる重要な題材のすべてを解説する。

筆者は評価プロセスを基礎から徹底して解説するとともに、資産の価値評価に対する柔軟なアプローチのいくつかを提供する。本書に関連するデータ・セットとワークシートは著者のホームページから入手可能で、オンライン上の評価内容は絶えず更新される。リアルタイムな評価と関連づけて考えることで、読者の理解はさらに深まるはずだ。

ケーススタディと実績のある評価モデルをフルに活用した本書は、投資評価とその手法をさらに深く理解したい人にとって必携である。評価プロセスの第一人者が贈るアドバイスを、今すぐ実用に役立ててもらいたい。




■目次

第24章 非公開企業の価値評価
  公開企業と非公開企業の違い
  非公開企業の評価に必要な入力量の推定
  評価の動機と推定値
  プライベートエクイティの評価
  まとめ
  練習問題


第25章 企業買収
  企業買収の背景
  買収が価値に与える影響の実証的証拠
  企業買収のステップ
  買収の評価―偏見と犯しやすい過ち
  買収のスケジュール設定
  マネジメントバイアウトおよびレバレッジドバイアウトの分析
  まとめ
  練習問題


第26章 不動産の価値評価
  実物資産と金融資産
  割引キャッシュフロー評価
  類似資産と相対評価
  不動産会社の価値評価
  まとめ
  練習問題


第27章 その他の資産の価値評価
  キャッシュフローを生み出す資産
  キャッシュフローを生み出さない資産
  オプション的性質を持つ資産
  まとめ
  練習問題


第28章 遅延オプションとそれが評価に与える影響
  プロジェクトの遅延オプション
  特許の価値評価
  天然資源オプション
  その他の応用
  まとめ
  練習問題


第29章 拡張オプションおよび放棄オプションと
それらが価値評価に与える影響

  拡張オプション
  拡張オプションが価値を持つのはどういう場合か
  拡張オプションを持つ企業の価値評価
  財務的柔軟性の価値
  放棄オプション
  正味現在価値評価とリアルオプション評価の調整
  まとめ
  練習問題
第30章 経営不振企業における株主資本の価値評価
  巨額の負債を抱える経営難企業における株主資本
  株主資本をオプションと見なすことの意味
  オプションとしての株主資本の価値評価
  意思決定における影響
  まとめ
  練習問題


第31章 価値向上―割引キャッシュフロー評価の枠組み
  価値を創造するアクションと価値中立的アクション
  価値を向上させる方法
  価値向上連鎖
  価値向上のまとめ
  まとめ
  練習問題


第32章 価値向上―経済付加価値、キャッシュフロー投資収益率、その他のツール
  経済付加価値
  キャッシュフロー投資収益率
  価値向上に関する補遺
  まとめ
  練習問題


第33章 債券の価値評価
  債券価格と金利
  金利の決定要素
  債券の特殊な特性と価格付けに対する影響
  まとめ
  練習問題


第34章 先物契約と先渡契約の価値評価
  先物契約、先渡契約、オプション
  先物契約――制度的細目
  先物契約の価格付け
  先物契約の持つ特徴による影響
  まとめ
  練習問題


第35章 総論
  評価モデルの選択
  どのアプローチを用いればよいか
  正しい割引キャッシュフローモデルの選び方
  正しい相対評価モデルの選び方
  オプション価格モデルを用いるケース
  まとめ

参考文献

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原書
Investment Valuation:Tools and Techniques for Determining the Value of Any Asset』



■著者/アスワス・ダモダラン (Aswath Damodaran)

ニューヨーク大学・レナード・N・スターン経営大学院のファイナンス理論教授。ニューヨーク大学・教育優秀賞をはじめとする教育における数々の賞を受賞。1994年には、ビジネスウィーク誌の全米ビジネススクール教授トップ12人のひとりに選ばれる。また、多くの大手投資銀行でコーポレート・ファイナンスおよび評価の研修コースの講師も務める。主な著書に『ダモダラン・オン・バリュエーション』『コーポレート・ファイナンス』『インベストメント・マネージメント』『コーポレート・ファイナンス戦略と応用』(東洋経済新報社)『ザ・ダーク・サイド・オブ・バリュエーション』がある。

著者ウエブサイト: http://pages.stern.nyu.edu/~adamodar/
補足ページ http://pages.stern.nyu.edu/~adamodar/New_Home_Page/Inv2ed.htm



■練習問題(第24章 非公開企業の価値評価)

2.ある企業をDCFモデルを使って評価したところ、非公開企業への売却を目的とした評価額は2億5000万ドルになった。同社は利益を出しており、直近の年収は2億ドルであった(平均企業の収益は1000万ドル)。この企業に適用される非流動性割引率を求めよ。

  a.ジルバーの回帰方程式に基づいて。
  b.平均割引率(25%)を企業規定に基づいて調整する方法で。

※ 本書は原書に忠実に翻訳しており、模範解答は掲載されておりませんが、著者のサイトに参考例がございます。
ホームページ


■関連書籍


資産価値測定総論1
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資産価値測定総論2
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