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パニック障害になったら読む最初で最後の本

パニック障害になったら読む最初で最後の本
カリスマ催眠療法士が送るセラピストたちへのメッセージ

2026月3月発売/四六判 並製 176頁
ISBN978-4-7759-4310-6
定 価 本体1,500円+税
著 者 林貞年


目次著者紹介

ある日いきなり強烈な恐怖心や不安に襲われ、心臓が激しく鼓動し、手足のしびれが起こり、現実が崩れるような感覚を味わったとしたら?

パニック障害とは、ある日突然現れる原因不明の恐怖の発作――いわゆる「パニック発作」を特徴とする病気で、近年著名人などが発信することで広く知られるようになりました。ですが、けっして稀な病気ではありません。年齢や性別、生活環境に関わらず、あなたやあなたの大切な人にも起こり得るのです。

しかし、認知度が上がった一方、数多くの誤解もされています。パニック障害は完治しない病ではありません。向き合い方次第で、完治させることが可能なのです。そう、重要なのは「向き合い方」。症状の強く出ている時期や落ち着いてきた時期など、患者それぞれの段階に応じて実践すべきことや心掛けることが違ってくるのです。

本書では、ヒプノセラピスト(催眠療法士)や心理カウンセラーとして医療機関で働いてきた著者が、心の悩みを抱えた多くの人たちと関わってきたからこそ知る、患者の症状や心理状態、周囲とのかかわり方など、パニック障害への正しい向き合い方を日常生活レベルの具体例で提示します。

心の病は原因が違えば、そのアプローチの仕方も違ってきます。また、複合的に原因や症状が出てしまうことも少なくありません。そのため、パニック障害の診断は専門医による慎重な評価が必要です。とはいえ、現状、不安を抱えている方が、自分がどの状態にいるのかをある程度把握しておくことも大切です。本書では、不安障害のクライアントに対して用いられる、心の状態を確認する「GAD-7」と体の状態を確認する「BAI」というスクリーニング・テストも紹介します。

著者が伝えたいテーマは2つ。「“パニック障害を患っている方”を対象とした正しい対処法」。そして、「“セラピスト”に向けた、パニック障害のメカニズムとクライアントに対するアプローチの方法」です。

心の病気は上辺だけの症状をみるだけではなく、その病気を引き起こした原因によって、対処法を大きく変えなくてはなりません。ですが、セラピストの誤った認識や根拠のない民間療法なども世の中に数多く存在しています。第一線で患者と接してきた著者だからこそ、逆効果だったり、長引かせる原因となる認識を変えていきたいと考えているのです。

本書は3章までの構成ですが、パニック障害に苦しんでいる方々は第2章で読み終えても大丈夫です。本書は、つらい時期を医師や家族とともに乗り越え、不安に襲われる日々から解放されるためのヒントがつまった1冊です。


目次

まえがき
第一章 パニック障害とは何か

パニック障害と不安神経症
自律神経へのダメージが引き起こすパニック障害
なるべくしてなった神経虚弱
パニック障害とトラウマの違い
適応障害とストレス過多
離婚寸前にまでなった初頭の合理化
恐怖と心配の見極めは大事
スクリーニング・テスト
 ・GAD−7
 ・BAI

第二章 日常生活での心掛けとやってはいけないこと

病気について情報をあさった結果
コレクターからマニアへ
仲間を作る一時の安心と長期の苦痛
甘く見てはいけない疾病利得の罠
心の病気であることを周囲に告げるメリットとデメリット
エキサイティングと予期不安の関係
「とらわれ」と「はからい」
意識が外に向かう唯一の方法
スピリチュアル・カウンセリングの門を叩く
心の病気の人がスピリチュアルに関わる怖さ
関わると離れるのが難しくなるスピリチュアル
ドクター・ショッピング
医師の能力も様々
減薬・断薬について
しつこく残る尾っぽの対処法

第三章 セラピストへ
認知行動療法(CBT)の効果
認知行動療法で効果が出ない理由
車いすの患者が歩き出すのはそれが「レムナント」だから
過去の苦い思い出とトラウマはまったく別のもの
インスタント療法の領域
トラウマの仕組みと暴露療法
演劇療法と自助グループ療法
催眠を使わないセラピー(教育)
ヒプノセラピー(催眠療法)の現状
あとがき


著者紹介

林 貞年(はやし・さだとし)
1964年、香川県生まれ
※催眠誘導研究所 所長
※催眠誘導研究会 会長
※日本催眠誘導研究学会 代表理事
※株式会社ニック 代表取締役社長
※婚前セラピー CEO

 催眠療法士(ヒプノセラピスト)およびプロ催眠術師の育成を行う。現代催眠から古典催眠まで幅広いスキルの提供を行い、ハイレベルな催眠技術と本当に治せる心理療法を指南。
 長年にわたる催眠療法の実績と心理カウンセラーとして勤務した香川労災病院での経験を基に、潜在意識の性質を考慮した独自の願望達成法を考案。
 心の病気からの回復と、目標を達成する自己実現のプロセスが同じであることに着目し、確実に目標を達成させるNIC成功法を開拓。現実に基づいた確実な願望達成法として話題になる。
 催眠技術指導では、初心者に対する催眠術のかけ方からプロに対する催眠療法の技術まで、個人に合わせた指導を実施。凝縮された催眠習得プログラムは海外からも高く評価されている
。  テレビやバラエティー番組などに出演するほか、人気ドラマの監修および技術指導を手がける。
 2010年「婚前セラピー」の商号を取り、「母子家庭・父子家庭を減らそう運動」を実施中。
 著書に『最強の催眠術』(総合法令出版)、『催眠術の教科書』(光文社)、『催眠術入門』(三笠書房)、『催眠セックスの技術』『催眠療法の教科書』『催眠術のかけ方』『魅惑の催眠恋愛術』(現代書林)、『潜在意識をコントロールする自己催眠術』(パンローリング)などがある。各書籍はパンローリングからオーディオブックとしても発売されている。
 著書は海外でも翻訳され、中国、韓国、香港、マカオ等で出版されている。雑誌掲載も多数。
 DVD映像で学ぶ催眠術講座シリーズ『催眠術のかけ方』、同じく映像で学ぶプロフェッショナル催眠術シリーズ『高等催眠術の技法』『現代催眠術の技法』は技術者のスキルアップに大きく貢献している。

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