Pan;ウィザードブックシリーズ第44弾 証券分析【1934年版】
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ウィザードブックシリーズ Vol.44

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証券分析【1934年版】 現在6刷

定価 本体 9,800円+税 A5判上製本 955頁
ISBN 4-7759-7005-4 C0033 2002年9月発売
著者 ベンジャミン・グレアム/デビッド・L・ドッド
訳者 関本博英/増沢和美

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目次 | 訳者まえがき | まえがき | 序文 | 本書紹介記事 | 読者からのご意見

70年間不滅のロングセラー 「不朽の傑作」ついに完全邦訳!

 「古典」――この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアム(グラハム)とドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。 →つづき
■各国版の紹介 ――世界中で読まれているベストセラーです。


原書
『SECURITY ANALYSIS――
The Classic 1934 Edition』

1940年版
『Security Analysis:
The Classic 1940 Edition』

ドイツ語版
『Geheimnisse der Wertpapieranalyse』

中国語版

台湾版
『證券分析(上)』

台湾版
『證券分析(下)』



■マーティン・ツバイクもオススメ!

「ツバイク・ファンド」と「ツバイク・トータル・リターン・ファンド」の会長であり、大変な影響力を持ったトレンド判定に優れた『ツバイク・フォーカスト』の発行者である。また、70億ドルの資金を運用する金融ストラテジストであり、「全米で新進気鋭の、かつ最も尊敬を集めている銘柄発掘者」と称賛されているマーケット・アナリストでもある。 著書に『ツバイク ウォール街を行く』がある。

唯一、本当に勉強になったのは、ベンジャミン・グレアム、デビッド・L・ドッド、およびシドニー・コトルによる、ファンダメンタルズ分析のバイブルといわれている『証券分析』をテキストに使った、個別銘柄の評価法である。グレアム、ドッド、およびコトルによる考え方とは、利益に対して妥当な倍率で取引されており、満足すべき配当を支払っている銘柄を割安価格で購入し、リスクに対する備えをしておくこと、ということに尽きる。
ツバイク ウォール街を行く』54ページより引用


■『証券分析』が紹介されました

日本経済新聞「リーダーの本棚」(2021年07月03日号)
KKRジャパン社長 平野博文氏 「歴史に学び 未来を読む」にて、座右の書・愛読書として 『証券分析』、『〔新版〕野蛮な来訪者』、『交渉の達人』が紹介されました。
伝説の名投資家12人に学ぶ儲けの鉄則』 小泉秀希(著) ダイヤモンド社(刊)

”第1章 1万円札を5000円で買う」つもりで割安な株を探せ!ベンジャミン・グレアムに学ぶ「割安株」投資法”にグレアム流投資術が紹介されました。


『世界で最も読まれている株の名著10選』 西野武彦(著) 日本経済新聞出版社(刊)

第3章 バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』で紹介されました。


日経ヴェリタス (2009年11月29日号)
ジム・ロジャーズ氏のインタビュー記事「市場の旅人が来た道 (8)」にて、投資に役立つ図書として 『証券分析』と『賢明なる投資家』が紹介されました。
日経ヴェリタス(2008年7月20日号)の『賢者に学ぶ株式投資』で、グレアムおよび『証券分析』について記載されています。
←クリックいただくと、記事がご覧いただけます。


日経新聞(2008年12月19日号)に『証券分析』について記載されています。
←クリックいただくと、記事がご覧いただけます。


■著者紹介

ベンジャミン・グレアム(Benjamin Graham)
「現代の証券分析の父」と言われ、ウォール街で新時代を画した人物。
「バリュー投資スクール」の創始者として、グレアムはウォーレン・バフェットマリオ・ガベリジョン・ネフ、マイケル・プライス、ジョン・ボーグルといったその後の多くの伝説的な投資家たちに大きな影響を与え続けてきた。グレアムはニューヨーク市で育ち、コロンビア大学を卒業した。著書に『新 賢明なる投資家 (上・下) 』『賢明なる投資家【財務諸表編】』(パンローリング)などがある。

デビッド・L・ドッド(David Dodd)
グレアム理論の信奉者であり、また彼の同僚でもあった。コロンビア大学証券分析学部助教授を務めていた。

■翻訳者

関本博英(せきもと・ひろひで)
上智大学外国語学部英語学科卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。
国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の 翻訳に従事。

増沢和美(ますざわ・かずみ)
山脇学園短期大学英文科卒業。
同年より5年間、損害保険会社にて役員秘書業務に従事。現在は自宅で翻訳を行う。


「不朽の傑作」ついに完全邦訳!

 「古典」――この言葉ほど1934年に出版された『証券分析』の第1版にぴったりと当てはまるものはない。

 本書はベンジャミン・グレアムをウォール街で不滅の存在にした不朽の傑作である。ここで展開されている割安な株式や債券のすぐれた発掘法にはいまだに類例がなく、現在も多くの投資家たちが実践しているものである。

 第1版から第5版までのこのシリーズは、60年以上にわたって100万人以上の投資家たちに読み継がれ、今でも投資家たちのバイブルである。本書は、グレアムとドッドのバリュー投資の神髄を余すところなく伝え、1929年のあの歴史的なニューヨーク株式大暴落の5年後に出版された本書のメッセージは今でも新鮮でまったく輝きを失っておらず、現代のわれわれに多くの示唆を与えてくれる。それは時を超えたかけがえのない知恵と価値を持つメッセージである。

「グレアムという原点に戻り、そこに答えを見つけなさい」――ビジネス・ウィーク誌

 ベンジャミン・グレアムとデビッド・ドッドの不朽の傑作である『証券分析』の原本を見たり、ましてや手にとることなどめったにできるものではない。しかし、とりわけ念入りに仕上げられたこの完全復刻版がそれを可能にした。本書は読者にバリュー投資の神髄を説いた本物の古典を味わい、それを実地に応用するという喜びを与えてくれるだろう。

 第1版から第5版まで出版され、60年以上にもわたって100万人以上の投資家に読み継がれてきたグレアム/ドッドの『証券分析』シリーズは、アメリカで最も大きな成功を収めた投資家たちの入門書であり、またウォール街でグレアムとドッドの名を不滅のものにした記念碑的な作品である。この『証券分析』シリーズは、これまでに著された投資関連書籍のなかでは最も大きな影響を投資界に及ぼしている。そのなかで今でも投資家たちのバイブルとなっている『証券分析』の第1版は、この完全復刻版によって1934年当時と同じように、いつでも好きなページを開くことができるようになった。

 もちろん、第1版から版を重ねるごとに『証券分析』シリーズの内容も変化している。その表現は現代風になり、新しいデータも数多く更新された。引用事例も最新のものが盛り込まれてきた。時代の流れとともに、そうした更新は必要でありまた当然でもあった。

 しかし、『証券分析』第1版のこの息の長い人気の理由は何なのであろうか。今こうしてその原本の復刻版を手にとってみると、その答えは一目瞭然である。この第1版が1934年に初めてこの世に出て以来、不滅の価値を持ち続けてきた「永遠の古典」であるという単純な事実にほかならない。

 あの有名な1929年のニューヨーク株式の大暴落、いわゆる「暗黒の木曜日」の余波がまだ人々の心に重くのしかかっていた1934年、初めて出版されたグレアムとドッドのこの『証券分析』からは、研ぎ澄まされた鋭い分析力、実地に即した深い思想、そして妥協を許さない決然とした論理の感触がひしひしと伝わってくる。まさに投資界では比類のない古典と言われるゆえんである。

 読者はグレアムとドッドが語る一語一句にわれ知らず引き込まれるだろう。「投資界の天才」と言われ、また自らも相場を実践したベンジャミン・グレアムは、コロンビア大学の文学部で教鞭をとった文学者でもあった(さらに経済学者・哲学者でもあった)。

 この『証券分析』第1版の復刻版は、単なる歴史的な古典や面白い読み物といったものにとどまらない。これはグレアムとドッドが初めてバリュー投資法を展開した原点となる著作である。それでは一体、ウォール街の気まぐれな投資家たちの心を今でもとらえているバリュー投資法とは何なのか。

 グレアムとドッドはウォール街で初めて割安証券の探し方を提唱した。「重要な事実を慎重に分析してその本来の価値以下の安値に放置されている株式や債券を見つけだす」というのが、そのバリュー投資法の本質である。読者はこの『証券分析』のなかで、重要な事実を分析し、割安な証券を発見するというバリュー投資法の多くの具体例を目にするだろう。

 しかし、グレアム/ドッドのこのバリュー投資法は果たして今でも有効なのだろうか。ウォーレン・バフェット、マリオ・ガベリ、ジョン・ネフ、マイケル・プライス、ジョン・ボーグルといったアメリカのそうそうたるバリュー投資家が築いた富を見れば、その答えは明らかであろう。

 グレアムとドッドはこの『証券分析』のまえがきで次のように述べている。「本書は不確実な未来にいたる時間の経過という試練にも耐えられるだろう」。この『証券分析』がいまだに読み継がれているという事実そのものが、その言葉の真実さをはっきりと証明している(念入りに仕上げられた本書は、原本の内容をすべて盛り込んだ1934年の『証券分析』第1版の忠実な完全復刻版である)


目次

訳者まえがき
まえがき
序文

第1部 証券分析とそのアプローチ
 第1章 証券分析の役割と本質的価値
 第2章 証券分析の数量的要因と質的要因
 第3章 情報源
 第4章 投資と投機
 第5章 証券の分類

第2部 確定利付き証券
 第6章 確定利付き証券の選択
 第7章 確定利付き証券の選択(続)
 第8章 債券投資の基準
 第9章 債券投資の基準(続)
 第10章 債券投資の基準(続)
 第11章 債券投資の基準(完)
 第12章 鉄道債と公益事業債の分析
 第13章 債券分析のその他の要因
 第14章 優先株の理論
 第15章 投資適格な優先株
 第16章 収益社債と保証証券
 第17章 保証証券(続)
 第18章 保護条項と証券保有者の救済策
 第19章 保護条項(続)
 第20章 優先株の保護条項
 第21章 保有証券の管理

第3部 投機的な性質を持つ上位証券
 第22章 割安な上位証券と特権付き証券
 第23章 特権付き上位証券のテクニカルな特徴
 第24章 転換証券のテクニカルな特徴
 第25章 ワラント付き証券と参加的証券
 第26章 投機的な上位証券

第4部 普通株の投資理論
 第27章 普通株の投資
 第28章 普通株の投資基準
 第29章 普通株の分析――配当
 第30章 株式配当

第5部 損益計算書の分析と普通株の評価
 第31章 損益計算書の分析
 第32章 損益計算書の特別損失
 第33章 損益計算書の数字の操作
 第34章 減価償却費と収益力
 第35章 投資家から見た減価償却費
 第36章 その他のさまざまな償却費
 第37章 過去の決算数字
 第38章 不確実な過去の業績
 第39章 普通株の株価収益率
 第40章 資本構成
 第41章 低位の普通株

第6部 バランスシートの分析――資産価値の意味合い
 第42章 バランスシートの分析――帳簿価格の重要性
 第43章 流動資産価値の重要性
 第44章 清算価値の意味合い――株主と経営陣の関係
 第45章 バランスシートの分析(まとめ)

第7部 証券分析の補足的要素――価格と価値の矛盾
 第46章 株式オプション・ワラント
 第47章 資金調達と経営のコスト
 第48章 企業財務におけるピラミッディングについて
 第49章 同一業種に属する企業の比較分析
 第50章 価格と価値の矛盾
 第51章 価格と価値の矛盾(続)
 第52章 マーケット分析と証券分析

参考資料


グレアムの関連書


バフェット合衆国

賢明なる投資家

賢明なる投資家【財務諸表編】

新賢明なる投資家(上・下)

株の天才たち
[改題]賢人たちの投資モデル

その他関連書籍


ケン・フィッシャーのPSR株分析

バフェットからの手紙

最高経営責任者バフェット

麗しのバフェット銘柄

マンガ ウォーレン・バフェット

マンガ バフェットの師匠と相棒

投資参謀マンガー


■読者のご意見・ご感想

――読者の方々からいただいた貴重なご意見・ご感想の中から、一部を抜粋して掲載しています。

店頭で『証券分析』を見たときはびっくりしました。私には幻の本でしたから。かなりの日にちがかかりそうですが、『賢明なる投資家』と共に読みます。 <愛知県/73歳/男性>

この本は、証券投資家になるためには、必ずといっていいほど読んだ方が良いものである。この本は、証券に関する考え方を根本から見直せる。 <千葉県/公務員/27歳/男性>


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