上演ネタ・七百席以上!
桂文我が満を持して世に放つ
上方落語の集大成、第六巻刊行
第六巻では――2パターンの「狼講釈」など、上方落語の逸品、珍品を織り交ぜた 珠玉の高座、十五席を再現している〈解説付き〉
�犒歿叔郢劉瓩噺討个譴新吠督�師(人間国宝)の系譜を継がんとする著者は、大師匠と同様に落語に関係する史料・文献を収集しまくる稀代のコレクターでもあります。現代では忘れられた噺を古文献から掘りおこし復元することに取り組んでおり、噺家生活四十年で上演した噺は七百以上を数えます。
この全集では、そうした噺のなかから厳選したネタを、本人の解説付きで紹介し、収集した貴重な演芸資料も数多く掲載しています。大師匠方の思い出話などを綴るコラムも読み応えたっぷりです。
落語では、人間の生死を題材にしたネタも数多くありますが、切実な内容のものは少なく、気楽に聞ける噺になっていることが多いです。第六巻では「肝つぶし」「三年酒」など、半分以上が人間の生死に絡んでいるネタとなっています。
「読んで楽しむ」落語の世界を、ぜひご堪能ください。
目次
ごあいさつ
はかり餅
肝つぶし
軒付け
口入屋
佐野山
三年酒
試し酒
持参金
出歯吉
伊勢松坂扇屋怪談
大盞
左甚五郎猫餅
五両残し
数珠繋ぎ
狼講釈〈その一・その二〉
コラム・上方演芸の残された資料より
文我さんの思い出と「文我落語」に期待するもの――井上 宏
著者紹介
四代目 桂 文我(かつら・ぶんが)
昭和35年8月15日生まれ、三重県松阪市出身。昭和54年3月、二代目桂枝雀に入門し、桂雀司を名乗る。平成7年2月、四代目桂文我を襲名。全国各地で、桂文我独演会・桂文我の会や、親子で落語を楽しむ「おやこ寄席」も開催。平成25年4月より、相愛大学客員教授に就任し、「上方落語論」を講義。国立演芸場花形演芸大賞、大阪市咲くやこの花賞、NHK新人演芸大賞優秀賞、芸術選奨文部科学大臣賞など、多数の受賞歴あり。
主な著書:
『桂文我 上方落語全集』(第一巻〜第五巻)(パンローリング)
『上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑』(パンローリング)
『復活珍品上方落語選集』(全3巻・燃焼社)
『らくごCD絵本 おやこ寄席』(小学館)
『落語まんが じごくごくらく伊勢まいり』(童心社)
『ようこそ! おやこ寄席へ』(岩崎書店)など。
主なオーディオブック(CD):
『桂文我 上方落語全集』(第一巻〜第五巻)各上下巻
『上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑』上下巻
『上方落語 桂文我 ベスト ライブシリーズ』1〜5
『おやこ寄席ライブ 1〜10』(いずれもパンローリング)など多数。






