はじめに
第1章 「クソ野郎」の定義――なぜ嫌なやつがこんなに多いのか
お上品なだけのクローン人間や腰抜けとクソ野郎を取り違えるな
証拠と経験の一致――職場にはクソ野郎が山ほどいる
人となりを知る最善の方法
第2章 クソ野郎による被害――なぜ組織にルールが必要なのか
被害者へのダメージ
ボロボロになった周囲の人々
クソ野郎も苦しむ
機能不全に陥った組織のパフォーマンス
まとめ――あなたの組織の「クソ野郎被害総額」はいくら?
第3章 いかにルールを施行し、順守させ、維持しつづけるか
発言や行動を公にしよう
雇用と解雇の基準にクソ野郎撲滅法を織り込む
クソ野郎撲滅法を顧客やクライアントに適用する
地位と権力――諸悪の根源
会話と対話に焦点を当てる
戦い方を教える
「クソ野郎」は必要か
警告――すぐに決めつけないこと
まとめ――大きな方針と小さな思いやりでルールを実践する
第4章 「内なるクソ野郎」を押しとどめる方法
「クソ野郎病」を回避するには
・バカどもの仲間になることなかれ――レオナルド・ダ・ヴィンチの法則
・立ち去れ――それが無理ならなるべく遠くへ
・警告――同僚をライバルや敵とみなすのは危険である
・自分の行動を客観視する
・過去と向き合う
まとめ――クソ野郎よ、汝自身を知れ
◆自己診断テスト――あなたのクソレベルは?
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第5章 クソ野郎に支配されたら――嫌なやつだらけの職場を生き抜くヒント
リフレーミング――ものの見方を変える
最善を望み、最悪を覚悟する
感情を麻痺させる
小さな勝利を見つける
クソ野郎になるべく会わない
ちょっとした安全と支援と正気を確保する
正しい戦いに挑んで勝つ
まとめ――本当に逃げられないのか
第6章 クソ野郎の利点
卑劣さの使いどころ
・権力と名声を手に入れる
・ライバルを威嚇し、制圧する
・恐怖によってパフォーマンスと完全主義を引き出す
・不公平で、無知で、怠惰な者の目を覚ます
まとめ――利点はある。ただし多くは危険な思い込み
第7章 生き方としてのクソ野郎撲滅法
七つの教訓
まとめ――平和な毎日のために
エピローグ――それからの私に起こったこと(2010年)
「クソ野郎の人」になるということ
書名は強力で、効果的で、危険である
他人にクソ野郎のレッテルを貼るときには慎重に――ただし自分自身には迅速に
巧妙なクソ野郎ほど陰湿である
多くのリーダーや組織がクソ野郎撲滅法を実践し、成功している
本書は悪い上司の急所を突く
まずネガティブな思考を打ち消す
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