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ブロークン・エンジェル 下 ブロークン・エンジェル 上

ブロークン・エンジェル

2019年11月発売
定 価 本体各1,000円+税
著 者 リチャード・モーガン
訳 者 田口俊樹

上巻下巻
ISBN978-4-7759-4218-5 C0097ISBN978-4-7759-4219-2 C0097
四六判 並製 344頁四六判 並製 352頁


目次解説より

NETFLIXで配信中。人気ドラマシリーズの原作第2弾。

 イギリスのSF作家、リチャード・モーガンの代表作「タケシ・コヴァッチ・シリーズ」の第2話。心がデジタル化され、体から体への乗り換えが可能となった27世紀のサンクション第四惑星。前作とは異なるスリーヴ(肉体)で再生したタケシ・コヴァッチは、莫大な利権が絡む火星人の遺跡探検の話を持ち掛けられる。その計画に乗ったタケシは、強制収容所に入れられていた考古学者を救出して案内人とし、資金源となる商社を巻き込み、戦闘要員を調達して、幾重もの熾烈な戦いが待ち受ける発掘の旅に繰り出す……。

 本作で、リチャード・モーガンは、SFと戦争小説とスパイ・スリラーを融合させた、名伏しがたい壮大な世界を構築。確実で繊細なキャラクター造形、奇抜ながらもリアルなテクノロジー描写、スリリングで深みのある筆致――すべてが超一級の名作。

 2018年、本シリーズを原作としたNETFLIXのオリジナル・ドラマ『オルタード・カーボン』(シーズン1)の配信が始まり、世界中で反響を呼んでいる。現在製作中の(シーズン2)は2020年に配信開始予定。

・巻末解説 北上次郎


本書への賛辞

「何か文句のあるやつは一列に並んでくれ」――北上次郎(本書解説より)

「SFスリラーにおけるモーガンの偉業は、得て当然の栄光をこのジャンルにもたらした」――ピーター・ハミルトン

「モーガンは強欲な企業と腐敗した政治の謀略とそれに対抗する謀略を縦横に繰り広げる」――タイムズ紙

「『オルタード・カーボン』の横柄なまでの残忍性と読者をぞくぞくさせる苛烈さを維持しつつ、スピード感あふれるストーリー全体を通じて、モーガンは横溢的で皮肉きわまりない世界を現出させた」――ドリームウォッチ誌

「図抜けた傑作『オルタード・カーボン』の驚くほどよくできた続篇」――ジ・エイリアン・オンライン


著者紹介

リチャード・モーガン(Richard Morgan)
1965年、ロンドン生まれ。処女作の『オルタード・カーボン』でフィリップ・K・ディック賞受賞。著書に『ウォークン・フュアリーズ』(パンローリングより近刊)、『Market Forces』(ジョン・W・キャンベル記念賞受賞)、『Thirteen』(アーサー・C・クラーク賞受賞)、『The Steel Remains』 『The Cold Commands』『The Dark Defiles』などがある。イギリス在住。

訳者紹介

田口俊樹(Taguchi Toshiki)
1950年奈良市生まれ。早稲田大学英文科卒。『ミステリマガジン』で翻訳家デビュー。訳書にローレンス・ブロック『八百万の死にざま』(ハヤカワ・ミステリ文庫)、ジョン・ル・カレ『パナマの仕立屋』(集英社)、トム・ロブ・スミス『チャイルド44』(新潮文庫)、リチャード・モーガン『オルタード・カーボン』『ウォークン・フュアリーズ』 、ドン・ウィンズロウ『ザ・ボーダー』(ハーパーBOOKS)など多数。

原書 "Broken Angels" by Richard K. Morgan


目次

[上巻]
第1部 傷ついた部隊
第2部 商業的観点
第3部 阻害要因
[下巻]
第3部 阻害要因 (承前)
第4部 予測不能の現象
第5部 引き裂かれた忠誠
エピローグ
・解説(北上次郎)

■解説より

 タケシ・コヴァッチ、ふたたびの登場だ。前作『オルタード・カーボン』をまだお読みでない方のために少しだけ説明しておくと、時は27世紀。人間の心はデジタル化され、小さなメモリー・スタックに記録されて頭部のつけねに埋め込まれている。スリーヴ(外側の肉体)を買う金がある人間は永遠の生命を得ることが出来、メモリー・スタックを破壊された人間のみが死を迎えるという時代だ。

 それではSFだろ、と言われかねないが、何百年も生き続けている富豪から、オレを殺したやつを見つけてくれと依頼され、タケシ・コヴァッチがその真相究明に乗り出す前作の結構はハードボイルドといっていい。それは、フィリップ・カー『偽りの街』がナチス統治下のベルリンを舞台にしていたことを想起するだけでいい。汚辱にまみれた街であるなら、ハードボイルドに最適の舞台は過去未来を問わないということだろう。27世紀のベイ・シティ(サンフランシスコ)もまた狸雑な街であるのだ。かくて、遠い昔に日本の系列企業が開拓した入植星育ちのタケシ・コヴァッチが、186光年離れた地球に電送され、他人のスリーヴを借りて蘇り、彼の謎解きが始まっていく――というのが前作の『オルタード・カーボン』であった。

 群を抜く人物造形、めまぐるしいアクション、巧みなプロット。どれを取っても一級品で、たっぷりと堪能したことはここに書くまでもない。そのタケシ・コヴァッチが帰ってきたのである! これはもう読まねばならない。結論を先に書くと、前作『オルタード・カーボン』がハードボイルドなら、今回は冒険小説だ。読み始めたらやめられなくなる冒険物語の傑作といっていい。では、どんな話なのか。少しだけ紹介しよう。

 舞台は地球から遥かに遠いサンクション系第四惑星。この星では内戦状態が続いていて、名ばかりの政府と反政府軍が戦っている。タケシ・コヴァッチは政府軍側の機甲部隊の傭兵として戦うが負傷して病院に担ぎ込まれる。そこにシュナイダーというやつがやってきて、第四惑星にある火星人の遺跡をめぐる儲け話を持ちかけてくる。これが冒頭だ。

 火星人は滅んだのか、どこか遠い星に行ってしまったのか、今はその姿もないのだが、遺跡だけが残されていて、それが幅27キロ、長さ53キロの宇宙船。これを解明すればとてつもないテクノロジーが残されているはずだから、莫大な利益を生み出すことになる。そこで、その遺跡にたどりつくための案内人としてワルダーニという女性考古学者をまず強制収容所から救出し、遺跡探検の資金調達のために、マンドレーク社という商社に話を持ちかける。さらに探検隊のメンバーを集めて、宇宙船探検の旅に出かけていく。

――(中略)――

『オルタード・カーボン』でもそうだったが、主人公のタケシ・コヴァッチが今回もひたすらカッコいいのである。へらず口は叩くし、ロマンスの主役もつとめるし、その魅力がここでも全開である。

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