「トレード手法が悪いから勝てない」と思っているあなたへ。
FXで勝つための資金管理の技術 リメイク版
定 価:本体2,400円+税
体 裁:A5判/424ページ
発売日:2026年9月
ISBNコード:978-4-7759-9202-9
破産の9割は自滅。
トレードを始める前から負けている
いろいろなエントリー手法を試している。
それでも、なぜか資金が増えていかない。
だから、手法を変えてみる。
でもうまくいかない。堂々巡りだ。
その原因、本当に「手法」でしょうか?
勝てない理由は、「入口」なのでしょうか。
損失をどこで止めるのか。
利益をどこまで伸ばすのか。
1回のトレードに、いくらまでリスクを取るのか。
トレードする前に
「出口」について、考えたことがありますか?
「入口」の技術だけでは足りない。
資金管理という名の「出口」の技術
どれだけ優れた手法を知っていても、
大きなリスクを取りすぎたり、
チキン利確ばかりしていては、
資産は増えてはいきません。
資産を増やしていくためには、
「入口」の技術だけでなく、
「出口」の技術である資金管理も必要です。
7つのトレード許可証で、
ただの「トレード手法」を
最高の「トレード手法」に変える
本書では、「資金管理」という、
一見すると難しそうな技術を、
「7つのトレード許可証」という形で体系化。
さらに学習機能も追加し、
「わかった」で終わらせず、
実際のトレードで使える、
「出口の技術」を身につける。
資金を守り、市場に生き残り、
着実に資産を増やしていく。
そして、自分のトレード技術も育てていく。
「防御」を「最大の攻撃」につなげ、
ただの「トレード手法」を
最高の「トレード手法」に変えるのは資金管理。
海千山千の猛者たちがひしめく世界で生き抜くための
サバイバル術がここにある!
※本書は2019年刊行の『FXで勝つための資金管理の技術』に加筆した改訂版です。
contents
1)あるトレーダーの悩み
2)本当に「手法」が原因なのか?
トレードでなかなか結果が出ないと、
「手法が悪いんじゃないか!」と思いがち。
でも、本当にそうでしょうか?
「じゃあ、手法を変えてみよう」
そうやって、手法探しの迷路に
はまったことはありませんか?
もしかしたら、あなたの悩みは、
手法が原因ではないかもしれません。
3)大切なのは「資金管理」
もちろん、手法は大事です。
でも、それだけで完結するほど、
投資(トレード)の世界は甘くありません。
どれだけ優れた手法を知っていても、
1回のトレードで大きなリスクを取りすぎれば、
たった数回の負けで資金は大きく減ります。
損切りすべきところで、損切りしなければ、
たった1回の失敗で、
それまで積み上げてきた利益が
吹き飛んでしまうこともあります。
でも、問題は「損失」だけではありません。
4)特長1:「出口→入口」で考える技術が身につく
手法を「入口の技術」とするならば、
資金管理は「出口の技術」です。
損失が出たとき、どこで出るのか。
利益が出たとき、どこまで伸ばすのか。
仕掛けをする前に出口を設定しておくこと。
ここがミソなのです。
多くの人は「どこで入るか」を決めてから、
「どこで出るか」を考えます。
入口→出口です。
しかし、実はこの順番が問題なのです。
5)特長2:7つのトレード許可証が使えるようになる
トレーダーが身につけるべき資金管理の技術を、
「7つのトレード許可証」として体系化。
資金管理という、一見難しそうな技術を、
手順に沿えば、誰でも使えるように設計しました。
では、「7つのトレード許可証」とは、
具体的に何をするものなのでしょうか?
6)特長3:トレーダーとして成長できる
資金管理があるからこそ、
投資資金を必要以上に減らさずに済みます。
資金を守ることができれば、
市場に残ることができます。
次のチャンスが生まれます。
そして、生き残ることができれば、
経験を積み続けることができます。
でも、資金管理の役割は、
「お金を減らさないこと」だけではありません。
7)リメイク版のもうひとつの目玉 〜学習機能〜
本(投資本)を読んでいると、
「なるほど」
「これは知っている」
「理解できた」
と思うことがあります。
ところが……。
本を閉じてしばらく経つとうろ覚えになっている。
その状態のまま実際の相場に向かうと、
できると思ったのに、やっぱりできない。
8)わかっただけでは終わらせません
「わかった」だけでは、実はまだ足りません。
なぜなら、トレードは、スポーツに似ているからです。
例えば、野球。
「フォーク」の投げ方を本で読んだだけで、
打者に通用する球を実際に投げられますか?
知識だけ持っていてもダメなのです。
実際に練習を重ねることが必要です。
では、「わかった」を「できる」に変えるには、
どうすればよいのでしょうか?
9)「次の手法」を探す前に、身につけてほしい技術
これまで何冊も投資本を読んできた。
いろいろなトレード手法を試してきた。
それなのに、なかなか資金が増えていかない。
そんな人にこそ、
本書を読んでほしいと思います。
もしかすると、あなたに足りなかったのは、
「新しい手法」ではないのかもしれません。
「どこで入るか」ではなく、
「どこで出るか」。
一度、「出口」に目を向けてみてください。
勝てない理由は、
「入口」ではなく「出口」にある。
7つのトレード許可証を手にしてから、
相場へ向かいましょう。
目次
序章 なぜ9割の人が負けているのか?
1)始める前から負けている
2)プロの土俵までのプロセス
3)破産の9割は自滅!
4)資金管理は土台
5)リスクを認識することと資金管理の必要性
6)テクニカルと資金管理
7)資金管理は「守る」ためだけのものではない
8)正しいスタート地点に立つ
本書(リメイク版)について
〜リメイクで変えたこと、変えなかったこと〜
第1章 資金管理だけで勝てる理由
第1節 資金管理の真実
第2節 資金管理はコントロールできる
第3節 資金管理の4大要素
第4節 資金管理はなぜ必要? 資金管理だけで勝てる?
第5節 資金管理で勝つために必要な勝率とリスクリワードの関係
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
第2章 プロが教える資金管理の間違い
第1節 「資金管理は守り」という考え方は×
第2節 トレーダーには「投資家目線だけが必要である」という考え方は×
第3節 「ロスカットは損失」という考えは×
第4節 「損失を取り戻すのは難しくない」は×
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
第3章 資金管理で覚えておくべき基礎知識
第1節 理想的な収支曲線を知る
第2節 資産増加の正しいイメージを持つ
第3節 大数の法則と期待値の考え方
第4節 モデルケース紹介
第5節 トレードの改善方法 〜PF(プロフィットファクター)の最適化〜
第6節 FXでは証拠金がすべて
第7節 レバレッジとその活用術について
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
コラム トレードの欲
第4章 資金管理の実際に必要な計算式
第1節 大前提:通貨ペアの表記の意味 〜基軸通貨と決済通貨〜
第2節 期待値の計算方法
第3節 平均コストの計算方法
第4節 ポジションサイズの計算方法
第5節 レバレッジの計算方法
第6節 リスクリワードの計算方法
第7節 損益の計算方法
第8節 確認テスト
第9節 計算方法のまとめ
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
コラム pips表示について
第5章 トレード許可証と実例紹介
第1節 トレード許可証(7つの手順)
トレード許可証� Д好肇奪廚鮹屬�(出口戦略1)
トレード許可証�◆�平均コストを決める&リスク許容(値幅)が決まる
トレード許可証��:リミットを決める(出口戦略2)
トレード許可証�ぁД螢好�許容(金額)を決める
トレード許可証�ァД櫂献轡腑鵐汽ぅ困魴茲瓩�
トレード許可証�ΑД螢好�リワード・レバレッジを計算する
トレード許可証�АЩ愧佑鯤�散する
第2節 実例��
第3節 実例��
第4節 実例��(実例�△離汽屮轡淵螢�)
第5節 実例��
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
コラム トレードでは「万一」を考えてはダメ
第6章 一攫千金を狙うための資金管理の考え方
第1節 建玉の考え方
第2節 リスク許容の考え方
第3節 増し玉の考え方
第4節 ピラミッディングをマスターする
第5節 ドルコスト平均法は資金管理の必須知識
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
コラム プラミッディングの罠
第7章 「トレード手法」を「最高のトレード手法」に変えるのは資金管理
第1節 コツコツ負けてドカーンと勝つ
第2節 管理できるもの・管理できないもの
第3節 淡々とトレードする(一定を保つ)
第4節 トレード手法が悪い?(シンプルさを保つ)
第5節 テクニカルを変えるのではなく、資金管理を変える
第6節 実生活でも役立つ資金管理
第7節 トレードで勝ち続けるために
1分で復習! 今回のポイント
章末トレーニング
巻末付録 「鹿子木式10の勝ちパターン」と「勝ちパターン1」について
あとがき
著者紹介
伊藤 彰洋(いとう・あきひろ)
FX市場において長年にわたり実践と検証を重ね、独自の「資金管理術」と「マルチタイムフレーム分析」を結実。「トレードとは資金管理のことである」という考え方を提唱し、鹿子木氏と全国各地の資金管理セミナーに登壇し、多くの個人トレーダーに対して、勝率や手法だけに依存しない資金管理トレードの重要性を伝えた。現在も現役トレーダーとして市場と向き合いながら、鹿子木氏との共同研究・コラボレーションを継続している。
著書(いずれも共著)に『FXで勝つための資金管理の技術』『FXで成功するための勝ちパターン理論』がある。
鹿子木 健(かなこぎ・けん)
株式会社メデュ代表取締役。投資助言・代理業者として、外国為替市場を中心に投資助言および金融教育を行う。2002年から不動産、FX、株式など投資全般に取り組む。ボリンジャーバンドを中心としたシンプルで、普遍性、再現性のある「鹿子木式10の勝ちパターン」を考案。資金管理、リスク管理、長く市場に残ることを重視し、多くの個人投資家に実践的なトレード教育を行っている。著書に『FXで成功するための勝ちパターン理論』(パンローリング)、『なぜ金融の勝者はいつも同じ顔ぶれなのか 教養としての金融市場』(講談社+α新書)など多数。
編集秘話――なぜ今、リメイクしたのか
本書の初版は2019年。「どこでエントリーすれば勝てる」といった刺激的なテーマではなく、資金管理という地味なテーマながら、「7つのトレード許可証」が支持さ れ、地道に増刷を重ねてきました。
今回、あらためて読み直してみると、事例はともかく、資金管理の考え方そのもの は、まったく古びていませんでした。
「今でも通用するものだから、あらためて広めたい」
そう思ったことから「単なる増刷ではもったいない」と考え、著者の了承のもと、今まであたためてきた「学習機能」を新たに加えることに。
問題を作るのは想像以上に大変でしたが、作っている私自身も「本当に理解していたのか?」と何度も考えさせられました。
人は質問されると、急に脳を使いだします。
ぜひ「章末トレーニング」に挑戦して、自分が本当に理解できているか、確かめてみてください。
編集者が考える、この本の使い方
リメイク版の大きな特長のひとつが「学習機能」です。
「なんだ、それは!」
そう思われたかもしれません。
イメージは「学習参考書&問題集」です。本書の内容をコンパクトにまとめた「1分で復習」という参考書部分と、内容が身についているかをテストする「章末トレーニ ング」を搭載しました。
まず「1分で復習」でおさらいして、章末トレーニングで「どれだけ覚えているか」を確認する。そんな使い方をお勧めします。 ちなみに、このトレーニング。意外と難しいかもしれません。
でも、実はこれだけでは終わりません。トレードは、知識を覚えただけでは足りないからです。実際に自分で判断し、行動する「実技」も問われます。
そこで、実例をもとにした「演習問題」も2問追加しました。本書の肝である「7つのトレード許可証」を、自分でも発行できるか試してみてください。
そして……。
本当に大事なのは、ここからです。一度や二度の練習でうまくいくほど、トレードは甘くありません。実際の相場で、何度も何度も「7つのトレード許可証」を発行してみてください。その反復練習が、少しずつトレードのクオリティを上げてくれると思います。










