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ウィザードブックシリーズ Vol.55 

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コーポレート・リストラクチャリングによる企業価値の創出
倒産と再建、バイアウト、企業分割のケーススタディ

定価 8,190円 (本体 7,800円+税5%)/A5判 上製本 600頁
ISBN 4-7759-7016-x C2033/2003年6月30日発売

著者 スチュアート・C・ギルソン
訳者 関本博英

※2004年3月時点の正誤表はこちら (エクセル 46,592バイト)

■立ち読みコーナー(このテキストは再校時のものです)
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  • 目次
  • 訳者まえがき
  • まえがき
  • 序文――コーポレート・リストラクチャリングの挑戦とチャンス
  • 第1部 債権者の債権のリストラ

    →ご購入はトレーダーズショップからどうぞ!!


    ■原書
    『Creating Value Through Corporate Restructuring : Case Studies in Bankruptcies, Buyouts, and Breakups』by Stuart C. Gilson

    グレアム(グラハム)/ドッド賞受賞者の世界的権威によるハーバード・ビジネススクールでの講義の集大成!


    リストラは市場価値を引き上げる打ち出の小槌
    13社の経営不振企業を一変させたリストラ策とは……

     コーポレート・リストラクチャリング(事業の再構築)は経営不振企業の業績を改善する手段であるだけでなく、新しい戦略的ビジネスチャンスを追求し、その企業の資本市場における信用力を向上させるものでもある。タイムリーなリストラ策がその企業の市場価値を数十億ドルという規模で引き上げることも珍しくはない。
     しかし、多くの企業はそうしたリストラ策をどのように実施しているのだろうか。そして企業のリストラ策のひとつである会社更生法の申請と企業再建、M&A、スピンオフ、バイアウトなどは債権者、株主そして従業員たちにどのような影響を与えているのだろうか。さらに企業のリストラの選択肢、直面するさまざまな問題、プラスとマイナスの影響、当事者の利害の対立などはどのようなものなのか。
     ハーバード・ビジネススクールのスチュアート・ギルソン教授は本書のなかで、過去10年間に多くの議論を巻き起こした13社の代表的なリストラの事例に深い洞察を加えることでこうした疑問に答えようとしている。多くの経営陣、投資銀行家、弁護 士、投資家や企業のリストラ当事者とのインタビューの内容が数多く盛り込まれている本書は、読者の方にほかでは知り得ない貴重な事実とユニークな分析結果を提供している。
     ハーバード・ビジネススクールで8年間にわたって続けられたゼミナールでまとめられた本書は、アメリカ、カナダ、ドイツおよびタイなど広範な企業のリストラ事例を通して、次のような問題がさまざまな角度から検討されている。

     読者の方は本書なかで、「チェーンソー」の異名を持つアルバート・ダンラップ氏によるスコット・ペーパーの大規模なダウンサイジング、UAL(ユナイテッド航空の持ち株会社)の従業員バイアウトまでの道のり、USXのトラッキングストック発行に至 る経緯、コンチネンタル航空の二度にわたる会社更生法による戦い、チェース・マンハッタンとケミカル銀行の巨大な銀行合併など、その渦中にある経営当事者の生々しい決断と行動の姿を目にするだろう。ここで展開されているのはさまざまなM&A、LBO、債務のリストラ、スピンオフ、労使の賃下げ交渉、従業員バイアウト、従業員の退職後給付プランの見直しなどのケースである。
     ギルソン教授はアルファテック・エレクトロニクス(タイ)、ヒューマナ(アメリカ)、ローウェン・グループ(カナダ/アメリカ)、FAGクーゲルフィッシャー(ドイツ)など13社のドラマチックなリストラの事例に深い洞察を加えている。読者が企業の財務担当者、機関投資家、経営者、教育者や学生であるとを問わず、本書を読み進むうちに経営当事者たちの生々しい苦闘の姿があたかも自らの実体験であるかのような迫力で迫ってくるだろう。



    ■本書への賛辞

    「現在の激しい企業競争のなかで複雑な経営・財務問題に直面している経営者にとって、本書は有益な手引書になるだろう。本書で検討されている世界各社のリストラの事例は、企業のトップが自らのリストラ戦略を策定するうえで貴重な参考になるはずだ」――ブラックストーン・グループのオーサー・ニューマン上級業務執行取締役

    「さまざまな会社のリストラ策に対するギルソン教授の分析的検証は、経営難に陥った企業の苦闘とさまざまなバイアウトの可能性を明らかにしてくれた。本書は企業のリストラとバイアウトを理解するための必読書であり、ぜひとも一読をお勧めする」――ウェイル・ゴットシャル・アンド・マンゲスのハーベイ・ミラー上級パートナー兼財務・リストラ部長

    「コーポレート・リストラクチャリングという重要な経営プロセスは、これまであまり正確には理解されてこなかった。ギルソン教授はこうした企業のリストラ策を単なる企業再建の法的なプロセスという枠組みを超えて、各業界特有のさまざまな問題、債権者の利害の対立と調整、当事者間の交渉など、それらすべてが当該企業のその後の運命を決定するものと位置づけている。読者は本書から、何年にもわたる実際のリストラ経験さながらの貴重な知恵をくみ取るだろう」――メリルリンチのマーチン・フリドソン・チーフストラテジスト

    「本書は企業がリストラ戦略を策定、実施、PRすることの大切さとその手法をあますところなく伝えている。読者は本書のなかで、企業のリストラの現場を実際に目にすることができる。本書はリストラという名の挑戦に取り組む企業経営者にとって貴重な青写真を提供している」――ジェイ・アリックス・アンド・アソシエーツの創立者ジェイ・アリックス会長

    「ギルソン教授は実業家はもとより、企業のリストラの研究者にとっても本当に貴重な本を著してくれた。本書は企業再建と経営危機管理の問題を学ぼうとするMBAや博士課程の学生にとっても必読書である」――シゴロフ・アンド・アソシエーツのサンフォード・シゴロフ会長兼CEO


    ■著者紹介 スチュアート・C・ギルソン(Stuart C. Gilson)
    ハーバード・ビジネススクールの教授で、コーポレート・リストラクチャリングの研究では世界の第一人者である。アメリカと世界各地で実施されている企業のリストラに関するギルソン教授の研究成果は数多く出版され、多くの新聞・雑誌、ビジネス専 門誌などに引用されている。そして1996年には「倒産企業への投資――市場調査」と題する論文で権威あるグレアム/ドッド賞を受賞した。またギルソン教授は1999〜2000年には、『ターンアラウンズ・アンド・ワークアウツ』誌から企業倒産の学問的 研究分野における全米の最優秀者10人のひとりに選ばれた。

    ■訳者 関本博英(せきもと・ひろひで)
    上智大学外国語学部英語学科を卒業。時事通信社・外国経済部を経て翻訳業に入る。 国際労働機関(ILO)など国連関連の翻訳をはじめ、労働、経済、証券など多分野の翻訳に従事。訳書に『賢明なる投資家【財務諸表編】』『証券分析』、』『究極のトレーディングガイド』(パンローリング刊)など。


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