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億万長者になったバリスタ 大投資家との出会いが勝利と満足の概念を変えた

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億万長者になったバリスタ
大投資家との出会いが勝利と満足の概念を変えた

2025年7月発売/四六判 並製400頁
ISBN978-4-7759-7341-7 C2033
定価 本体2,800円+税

著 者 アンドリュー・ウィルキンソン
訳 者 堀川志野舞

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「インターネット版バークシャー・ハサウェイ」の成功戦略と大金持ちの知られざる真実。

彼の失敗から学べ!

「己の過ちから学ぶのはいいことだ。他人の過ちから学ぶのはもっといい」――チャーリー・マンガー

かつて小さなカフェのバリスタとして時給6ドル50セントで働いていたごく普通の青年が、起業を経て投資家へと転身。36歳で評価額10億ドルを超えるビジネスを築き上げた。だが、成功までは紆余曲折の連続であり、成功には代償がつきものなのだと思い知る。

「インターネット版バークシャー・ハサウェイ」と称され、年間で数億ドルの収益を生み出しているカナダの持株会社Tiny。創業者のアンドリュー・ウィルキンソンが、経済的な不安を抱えた幼少期から、ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガーの投資哲学を取り入れるまでに至った道のりと赤裸々に語る。ウィルキンソンは、自身のリッチな生活を公開し、ビジネスを成功に導いた独自の洞察を分かち合う。また、実際に億万長者になったら何が起きるのか、その現実をユニークな視点で語り、これまでの経験から学んだ教訓、とりわけ、これまでに犯した失敗の数々についてをごくリアルに描写している。本書は、単なる成功物語ではない。富と名声の先に何があるのか、そして真の「足りる」とは何かを問いかける、深く、驚くほど率直な一冊。

本書から得られる洞察

億万長者になるまでの過程:
バリスタから、いかにして数十億ドル規模の企業「Tiny」を築き上げたのか。成功と失敗、多くの学びを共有。

富がもたらす現実:
莫大な富が個人的な人間関係や幸福にどのような影響を与え、なぜ「もっと」という欲求が続くのかについて、自身の経験に基づいて深く追求。

投資哲学と人生の教訓:
バフェットやマンガーから学んだ投資戦略の適用、そして事業の立ち上げから売却、維持管理に至るまでの具体的なビジネスのヒントがが満載。

「足りる」の定義を考察:
著者が最終的に、単なる経済的成功だけではない、人生における真の充足を見出すまでの内面的な葛藤と成長を描写。

これから投資を学びたい人、起業家、投資家、個人事業主、ビジネスにおける具体的な教訓や洞察を求めている人、自己啓発や個人の成長に関心がある人、すべての人に捧ぐ、笑えて、泣けて、ためになる、等身大で綴られた若き実業家の奮闘記。

本書には、ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ビル・アックマンといった著名な投資家が登場する。彼らとウィルキンソンとの実際の交流が描かれていることも本書の特筆すべき点だ。 物語はウィルキンソンが、憧れの投資家マンガ―の自宅に招待される場面から始まる。


著者紹介


Photo by Oliver Brooks
Never Enough: From Barista to Billionaire Andrew Wilkinson(アンドリュー・ウィルキンソン)
バンクーバーで育ち、ハイスクール在学中に最初のビジネスを立ち上げ、わずか1学期でカレッジを中退。36歳にして10億ドルを稼いだ。現在はインターネットビジネスの持株会社Tinyを経営している。Tinyの傘下に40を超える企業を置き、1000人以上を雇用し、年間で数億ドルの収益を生み出している。これまでに買収、設立、投資をした会社は150を超える。その過程で、数多くの貴重な教訓を得ており、現在、それをほかの人々と共有したいと考えている。ブリティッシュコロンビア州ビクトリア在住。

原題: Never Enough: From Barista to Billionaire by by Andrew Wilkinson

訳者紹介

堀川志野舞(ほりかわ・しのぶ)
横浜市立大学国際文化学部卒。英米文学翻訳家。おもな訳書に『無限の宇宙 ホーキング博士とわたしの旅』(静山社)、『愛は戦渦を駆け抜けて』(KADOKAWA)、『NASA式最強の健康法』(ポプラ社)、『マーク・トウェインショートセレクション百万ポンド紙幣』(理論社)、『資本主義は最高! グローバル企業ホーム・デポ設立で夢をつかんだ男』(パンローリング)などがある。

本書への賛辞

「ビジネススクールとセラピーに通うことがこの1冊に詰まっているようだ」
――ジェームズ・クリアー(『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』[パンローリング]の著者)

「実際の経験者が綴った、とびきり重要なトピック。誰もが読むべき作品」
――モーガン・ハウセル(『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』[ダイヤモンド社]の著者)

「企業家としての驚くべき困難な旅を、きわめて正直に描写し、ありのままの出来事を語っている。得られる価値は桁外れだ」
――モニシュ・パブライ(ダンドーのバリュー投資[パンローリング]の著者)

「驚くほど率直で赤裸々な物語。一気読みで楽しんだ」
――ビル・アックマン(パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント CEO)

「実体験に基づく信じられない物語。ハイテク・デジタルノマドの世界が、ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガー、バークシャー・ハサウェイという、本質的価値を追求する経営の世界と出会う。生粋のバリュー投資家や同様のハイテク・デジタルノマドは必読」
――ガイ・スピア(『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』[パンローリング]の著者)

「スリリングでユニークな物語。無一文から億万長者に上り詰めた謙虚な男と驚きの結末。読者はこれが自分の身に起きたらどうするか、自問自答することになるだろう」
――デレク・シバーズ(CDベイビー創業者、『エニシング・ユー・ウォント:すぐれたビジネスはシンプルに表せる』[東洋経済新報社]の著者)

「これまで読んできた大金を稼ぐことについて書かれた作品のなかで、本書は最高の一冊かもしれない――それで幸せになれるわけじゃないとわかっていながらも、より多くを求めてしまうという厄介な問題と、引き起こされる無意味でばかげた行動が描かれている。金持ちが率直に話すには難しいテーマについて、ハッとするほど赤裸々に語っている」
――ジェイコブ・ワイズバーグ(プーシキン・インダストリーズの共同創立者)


目次

第1章 いくらあればいい?
第2章 ウィルキンソン家の呪い
第3章 毛包の資金調達
第4章 引っかいたり壊したり
第5章 金鉱
第6章 歌舞伎の舞台
第7章 ベルギートリュフの屁
第8章 世界一退屈で最高の仕事
第9章 ばあさんを屋根に上がらせる
第10章 最初の5000万ドルがいちばん簡単だ
第11章 サメの噛みつき
第12章 アンチ・ゴール買収戦略
第13章 1杯7000万ドルのコーヒー
第14章 致命傷じゃなく軽傷
第15章 虚栄の金のかがり火
第16章 ミニ・マンガー
第17章 びっくり仰天、グルタミン酸ナトリウム
第18章 誰が億万長者になりたがる?
第19章 船を燃やす
第20章 くそ野郎
第21章 オマハの賢人

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