著 者 アンドリュー・ウィルキンソン
訳 者 堀川志野舞
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「己の過ちから学ぶのはいいことだ。他人の過ちから学ぶのはもっといい」――チャーリー・マンガー
かつて小さなカフェのバリスタとして時給6ドル50セントで働いていたごく普通の青年が、起業を経て投資家へと転身。36歳で評価額10億ドルを超えるビジネスを築き上げた。だが、成功までは紆余曲折の連続であり、成功には代償がつきものなのだと思い知る。
「インターネット版バークシャー・ハサウェイ」と称され、年間で数億ドルの収益を生み出しているカナダの持株会社Tiny。創業者のアンドリュー・ウィルキンソンが、経済的な不安を抱えた幼少期から、ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガーの投資哲学を取り入れるまでに至った道のりと赤裸々に語る。ウィルキンソンは、自身のリッチな生活を公開し、ビジネスを成功に導いた独自の洞察を分かち合う。また、実際に億万長者になったら何が起きるのか、その現実をユニークな視点で語り、これまでの経験から学んだ教訓、とりわけ、これまでに犯した失敗の数々についてをごくリアルに描写している。本書は、単なる成功物語ではない。富と名声の先に何があるのか、そして真の「足りる」とは何かを問いかける、深く、驚くほど率直な一冊。
●富がもたらす現実:
莫大な富が個人的な人間関係や幸福にどのような影響を与え、なぜ「もっと」という欲求が続くのかについて、自身の経験に基づいて深く追求。
●投資哲学と人生の教訓:
バフェットやマンガーから学んだ投資戦略の適用、そして事業の立ち上げから売却、維持管理に至るまでの具体的なビジネスのヒントがが満載。
●「足りる」の定義を考察:
著者が最終的に、単なる経済的成功だけではない、人生における真の充足を見出すまでの内面的な葛藤と成長を描写。
これから投資を学びたい人、起業家、投資家、個人事業主、ビジネスにおける具体的な教訓や洞察を求めている人、自己啓発や個人の成長に関心がある人、すべての人に捧ぐ、笑えて、泣けて、ためになる、等身大で綴られた若き実業家の奮闘記。
本書には、ウォーレン・バフェット、チャーリー・マンガー、ビル・アックマンといった著名な投資家が登場する。彼らとウィルキンソンとの実際の交流が描かれていることも本書の特筆すべき点だ。 物語はウィルキンソンが、憧れの投資家マンガ―の自宅に招待される場面から始まる。
原題: Never Enough: From Barista to Billionaire by by Andrew Wilkinson
「ビジネススクールとセラピーに通うことがこの1冊に詰まっているようだ」
――ジェームズ・クリアー(『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』[パンローリング]の著者)
「実際の経験者が綴った、とびきり重要なトピック。誰もが読むべき作品」
――モーガン・ハウセル(『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』[ダイヤモンド社]の著者)
「企業家としての驚くべき困難な旅を、きわめて正直に描写し、ありのままの出来事を語っている。得られる価値は桁外れだ」
――モニシュ・パブライ(ダンドーのバリュー投資[パンローリング]の著者)
「驚くほど率直で赤裸々な物語。一気読みで楽しんだ」
――ビル・アックマン(パーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント CEO)
「実体験に基づく信じられない物語。ハイテク・デジタルノマドの世界が、ウォーレン・バフェットとチャーリー・マンガー、バークシャー・ハサウェイという、本質的価値を追求する経営の世界と出会う。生粋のバリュー投資家や同様のハイテク・デジタルノマドは必読」
――ガイ・スピア(『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』[パンローリング]の著者)
「スリリングでユニークな物語。無一文から億万長者に上り詰めた謙虚な男と驚きの結末。読者はこれが自分の身に起きたらどうするか、自問自答することになるだろう」
――デレク・シバーズ(CDベイビー創業者、『エニシング・ユー・ウォント:すぐれたビジネスはシンプルに表せる』[東洋経済新報社]の著者)
「これまで読んできた大金を稼ぐことについて書かれた作品のなかで、本書は最高の一冊かもしれない――それで幸せになれるわけじゃないとわかっていながらも、より多くを求めてしまうという厄介な問題と、引き起こされる無意味でばかげた行動が描かれている。金持ちが率直に話すには難しいテーマについて、ハッとするほど赤裸々に語っている」
――ジェイコブ・ワイズバーグ(プーシキン・インダストリーズの共同創立者)