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第二巻のテーマは、心理・軍略編。この時代、まだ軍師という言葉は使われていませんでした。しかし定義など存在しなくても、現状を正確に分析したうえで、地理的要素や敵武将の思考、手勢への被害なども考慮して多面的なシナリオを描ける優秀な智将は紛れもなく存在しました。
己の命だけではなく、御家や主君まで危機にさらすことになりかねない戦において、相手の裏、さらに裏の裏まで読むことができる推眼をもつ智将は敵軍からも恐れられていました。
本シリーズは、歴史にそれほど興味がない方にも武将たちの戦略や心理戦などを感じでいただけるように、各逸話をまんがで完結にまとめています。
大軍を率いる長として、主君に仕える立場として、組織に何が必要なのか。どうすれば被害を最小限にして戦いを有利にもっていけるのか。目的遂行や危機管理を主軸に、本巻はお送りします。
現代に名を遺す多くの名将たちが活躍した戦国時代。 ですが戦は、軍力が高いだけで勝利をつかむことはできません。 主君に仕える智将たちが下す戦術もその勝敗を大きく左右しました。
彼らは敵武将の思考、手勢への被害や地理的要素なども考慮して 多面的なシナリオを描いて現状を分析、戦術を組みます。
味方をも欺く奇襲 スキを生ませる誘導術 少数精鋭での戦い方 敵兵を懐柔させるタイミング
本巻は智将たちの、目的遂行や危機管理に欠かせない分析力にあふれています。
正攻法だけでは決して生き残れなかった時代の教訓は 近年、ビジネスの手法が様変わりした現代でも十分活用できるでしょう。
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