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一流のトレードは、一流のツールから生まれる TradingView 入門【第2版】
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一流のトレードは、一流のツールから生まれる
TradingView 入門【第2版】

著者 向山勇
定価 2,200円+税
A5判 424頁 2026年7月発売
ISBN 978-4-7759-9201-2

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目次著者紹介

TradingViewの単なる機能紹介の本ではありません。
「自分だけの優位性を作る」ための本です。

株、FX、先物、暗号資産まで、全市場を網羅した高機能チャート

全世界で3500万人以上に利用されているチャートツール「TradingView」(トレーディングビュー)は、高機能満載のスーパーチャート、投資アイデアを共有できるSNS機能、自分だけのトレードルール作成も可能な高機能ツールだ。 また、ブラウザ起動だから、コンピュータはもちろん、外出先でもスマホやタブレットで利用可能なのも嬉しい。

第2版となる本書では、TradingViewの新機能を紹介、全面的に内容をリニューアルしました。

◆『TradingView入門 第2版』のポイント

1)TradingViewのアップデートに合わせて全面見直し。

  1. 第3章に「新機能(追加機能)紹介」を新設
    • 保有銘柄の管理ができる「ポートフォリオ」
    • 企業業績を視覚的にする「ファンダメンタルグラフ」
    • 景気を読む「イールドカーブ」
    • オプション相場を確認できる「オプション」
    • 世界の経済指標を確認できる「マクロマップ」
  2. 最新の画面構成・機能に対応
  3. 画像を全面刷新

2)近年注目されるTradingViewのAI機能を新たに解説。

  1. 第13章「AIで銘柄分析からアラート設定まで可能」を新設
  2. AI Chart Copilotの活用法を紹介
  3. AIを使った銘柄分析やスクリーニングを解説

3)PC版(デスクトップ)に追加機能

  1. チャートを複数のモニターに配置できる ネイティブ・マルチモニターサポート
  2. ワークフローを効率化できる十字カーソルの同期
  3. シンボルによるタブ間のリンク

4)充実の日本語ニュース
 1日平均500本以上の日本語の記事が更新されている。

5)「他人の真似ごとで終わらせないための実用書」のコンセプトは踏襲


1)頑張っているのに結果が出ないのは「なぜ?」


株式投資やFX、先物、暗号資産など、
どの市場であっても、利益を上げ続けている
人たちにはある「共通点」があります。

それは、「何となく」で売買していないことです。

市場の状況を分析し、自分なりのルールを持ち、
そのルールに従って行動しています。

もちろん、それ自体は簡単なことではありません。

多くの個人投資家は、日中は仕事をしながら、
あるいは家事や育児の合間を縫いながら
相場と向き合っています。

限られた時間の中でチャートを確認し、
ニュースや決算書などを読み、割安な銘柄を探し、
「どこで買うのか」という、
売買の判断をしなければなりません。

でも……。
頑張っているのに、結果が出ない。

毎日チャートを見ているのに、なかなか成果につながらない。

気になる銘柄は増えていくのに、
すべてを監視する時間がない。

SNSや動画で新しい手法を見つけても、
本当に有効なのかを検証する方法がわからない。

売買ルールを決めたつもりでも、
相場が動き始めると不安になり、
結局は感情で売買してしまう。

「もっと効率よく分析できたら……」
「もっと客観的に判断できたら……」

そう感じたことがある人も多いのではないでしょうか。

実際、投資で成果を上げるうえで
重要なのは、チャートや資料を見る 時間の長さではありません。

真に大切なことは
自分にとって必要な情報を効率よく集め、分析し、
それを売買ルールとして仕組み化することです。

他人のやり方に合わせるのではなく、
自分の得意(好きな)やり方を確立することです。

ところが、その環境を
自力で構築するのは簡単ではありません。

銘柄探し、
チャート分析、
アラート通知、
ルール検証、
バックテスト――。

これらを別々のツールで行おうとすると、
多くの時間と手間がかかってしまいます。

でも、もしも、それらをひとつの環境で
効率良く行えるとしたら、どうでしょうか。


2)投資家の「時間の使い方」を変える、TradingView


こうした悩みを解決するために、
世界中の投資家やトレーダーたちに
利用されているツールがあります。
それが、TradingView(トレーディングビュー)です。

TradingViewは、
単なるチャート表示ソフトではありません。

株式やFX、先物、暗号資産など、
世界中の金融市場の情報をひとつの環境に集約し、
投資判断に必要な作業を効率化するための
総合プラットフォームです。

例えば、以前であれば、

銘柄探しは証券会社のスクリーニングツール。
チャート分析は別のチャートソフト。
ニュース確認はニュースサイト。
売買ルールの検証はExcelや専用ソフト。

というように、
投資家は複数のツールを行き来しながら
分析を行うのが当たり前でした。

しかし、使うべきツールが増えれば増えるほど、
作業はさらに複雑になります。

気になる銘柄を見つけてはチャートを開き、
移動平均線や出来高を確認し、
ニュースや決算情報を調べ、
ようやく分析を始める。

そんな作業を繰り返しているうちに、
気がつけば何時間も経っていた――。

そんな経験をしたことがある人も少なくないでしょう。

本来、投資家は「情報を探すこと」に
時間を使うべきではありません。

その銘柄を買うべきなのか。
見送るべきなのか。
どのようなルールで売買するのか。

そこにこそ、時間を使うべきなのです。

しかし……。

人間の時間には限界があります。
どんなに優秀な投資家であっても、
24時間すべての市場を監視することはできません。

仕事中に、狙っていた銘柄が買い条件を満たしていた。
しかし、帰宅してチャートを見たときには、
すでに大きく上昇していた。

あるいは、

夜遅くまでチャートを監視していたのに、
席を外したわずかな時間に
絶好の売買チャンスが訪れていた。 そんな経験はないでしょうか。

用意周到に準備をしていても、
チャンスに気づかなければ、
それをモノにできなければ、
利益にはつながりません。

だからこそ、
「自分に合った投資環境を作ること」が必要になるのです。

そして、それを
個人投資家でも実現できるようにしたのが、
TradingViewです。

条件に合った銘柄だけを探し出す。
売買チャンスが来たら通知を受け取る。
過去のデータを利用して、
自分のルールが本当に通用するのかを検証する。

さらには、自分の考え方や投資スタイルに合わせて、
分析環境そのものを作り上げることもできます。

TradingViewの価値は、
単に情報が見やすいことにあるわけではありません。

投資家の時間の使い方そのものを
変えてくれることにあります。

投資家が本来使うべき時間を、
「情報を探す時間」から「自身のトレードを考える時間」へ。

そして……。

「自身のトレードを考える時間」から
「自分にとって期待値の高い売買ルールを作る時間」へ。

相場を監視するために時間を使うのではなく、
相場を理解するために時間を使う。

感覚で判断するのではなく、
ルールに基づいて判断する。

思いつきで売買するのではなく、
検証されたルールで行動する。

そのための環境づくりを支えてくれるのが、
TradingViewなのです。

だからこそ、個人投資家からプロトレーダーまで、
世界中の市場参加者に支持され、
今では1億人を超えるユーザーに利用される
プラットフォームへと、TradingViewは成長したのです。


3)「知っている」と「使いこなす」は違う


しかし、ここでひとつ問題があります。

それは、TradingViewを導入しただけで、
期待値の高い売買ルールが
作れるようになるわけではない、という話です。

実際、TradingViewを使い始めても、
チャートを見るだけで終わってしまう。
そんな人も多いのではないでしょうか。

・便利な機能があることは知っている
・インジケーターも表示できる
・アラートも設定できる
・スクリーニング機能も使える

それでも、思うような成果につながらない。

なぜでしょうか。
理由は簡単です。

「機能を知ること」と、
「利益につながる使い方を身につけること」は、
まったく別の話になるからです。

多くの人は、この違いを見落としてしまいます。

例えば、 包丁の使い方を知っていても、
料理が上手になるとは限りません。

車の運転方法を知っていても、
最適なルートで目的地に行けるとは限りません。

TradingViewも同じです。

どのボタンを押せばよいのか。
どこで設定を変更するのか。

それだけなら、
今の時代はインターネットで調べれば
いくらでも見つかります。

動画もあります。
SNSにも情報があります。
AIに聞くこともできます。

しかし、本当に重要なのは、
その機能をどのように組み合わせるのか。
どのような場面で使うのか。
自分自身の投資スタイルにどう落とし込むのか。

という部分です。

だからこそ、本書では、
単なる操作方法の解説で終わりません。

なぜなら、
投資で成果を上げ続けるために必要なのは、
機能の知識ではなく、
「自分なりの優位性」を確立することだからです。

そのために、
・カスタムスクリプトによる独自ツールの作成
・計算機能を利用した分析の効率化
・実戦で活用するためのトレードテクニック
・テクニカル分析への応用
・オリジナルルールの構築

までを、あますことなく紹介しています。

目指しているのは、
TradingViewの使い方を教えることではありません。

TradingViewを利用しながら、
自分だけの分析環境を作り上げることです。

なぜなら、投資の成果は、情報そのものではなく、
情報の使い方によって決まるからです。

事実、投資の世界では、同じチャートを見ていても、
利益を上げる人と、そうでない人がいます。

その違いは、情報の量ではありません。

情報をどう解釈し、どうルール化し、
どう検証しているかにあります。

だから本書では、 単なる機能解説ではなく、
「考え方」や「応用方法」にも重点を置きました。

読者の皆さんに、
単なるTradingViewユーザーになってほしい、
というわけではありません。

自分にとって期待値の高い売買ルールを見つける。
検証する。改良する。そして、育てる。

そんな投資家になってほしいのです。

それを実現するための情報が、本書には詰まっているのです。


4)他人の手法を学び、自分の手法へ育てる


投資の世界には、
数え切れないほど多くの手法があります。

移動平均線を使う人もいれば、
RSIを重視する人もいます。

成長株投資を好む人もいれば、
高配当株を長期保有する人もいます。

成功している人たちの
考え方や手法を学ぶことは大切です。

しかし、それをそのまま真似するだけでは、
長く成果を上げ続けることは難しいでしょう。

なぜなら、 生活環境も違う。
性格も違う。
資金量も違う。
許容できるリスクも違うからです。

他人にとって期待値の高い手法が、
あなたにとっても期待値の高い手法になる、 とは限りません。

だからこそ、大切なのは、
学んだ知識や手法を参考にしながら、

自分自身で検証し、改良し、自分にとってやりやすい、
そう、期待値の高い形へと育てていくことなのです。

本書で紹介するTradingViewは、
そのための強力なパートナーです。

情報を集める。分析する。検証する。
ルール化する。そして、改善する。

その一連の流れを支えてくれます。

投資に絶対はありません。
しかし、自分に合ったやり方を見つけ、
それを磨き続けることはできます。

情報を追いかけるだけの投資家から、
自分の考えで判断できる投資家へ。
そして……。
自分にとって期待値の高い売買ルールを作り、
それを育てることのできる投資家へ。

本書が、あなた自身の投資スタイルを築くための
第一歩となれば幸いです。


目次

序章 TradingViewを使いこなす!

第1部 準備・基礎編

第1章 トレーディングビューの特徴

第1節 PC版(ブラウザ、デスクトップ)とスマホアプリ、ipadアプリが完全連携
第2節 株式やFX、先物、暗号資産。あらゆる投資対象にアクセス
第3節 日本語ニュースが充実
第4節 市場をまたがった分析が可能
第5節 スクリーニング機能で銘柄を抽出。アラート表示も可能
第6節 トレード機能でチャートから直接トレードできる
第7節 ユーザーのアイデアで冷静で正確な分析が可能
第8節 常にユーザーの要望が取り入れられる 〜頻繁なアップデート〜
第9節 まとめ

第2章 無料アカウントを登録して使ってみよう

第1節 必要事項を入力しよう
第2節 トレーディングビューで取引可能な会社は?

第3章 有料版の機能と登録方法

第1節 有料版のアカウントは4種類
第2節 有料プランの登録方法/解約方法
第3節 利用プランごとの機能紹介
第4節 パソコンと連動するスマホアプリ
第5節 新機能(追加機能)紹介

第4章 トレーディングビューの基本性能

第1節 トップページの機能
第2節 基本チャート画面
第3節 チャート上側のメニューバーについて
第4節 チャート右側のメニューバーについて
第5節 チャート左側のメニューバーについて

第2部 トレーディングビューの実戦編

第5章 押さえておくべき操作について

第1節 チャートにインジケーターを表示する
第2節 チャートのスケールを反転させる
第3節 株式のファンダメンタル指標を表示する
第4節 過去と未来の経済指標を表示する
第5節 時間を排除して価格動向を分析できるレンジバーチャート
第6節 株式投資や先物トレーダーに有効な中空ローソク足

第6章 チャートの高度な活用法

第1節 リプレイ
第2節 インジケーターの保存
第3節 公開アイデアからのコピー
第4節 比較チャートで値動きの関連性を知る
第5節 非時系列チャートも表示できる
第6節 チャートレイアウトの管理方法
第7節 タイムゾーンの切り替え
第8節 自由自在なアラート設定
第9節 相場を視覚的に把握するヒートマップ

第7章 スクリーナーでトレード対象の銘柄を探す

第1節 株式、FX、暗号資産のスクリーニングに対応
第2節 スクリーニングには2つの方法がある
第3節 テクニカル指標を組み合わせてスクリーニング

第8章 カスタムスクリプトを知っておこう

第1節 コミュニティスクリプトでインジケーターを検索する
第2節 他のツールでは見られない、出来高プロファイル
第3節 カスタムインジケーターを作るならPineエディタを利用
第4節 チャートデータをエクスポート
第5節 ストラテジーテスターでバックテスト
第6節 不明点を解消する方法

第9章 チャートの高度な活用法

第1節 ビットコインのレートから為替レートを計算する
第2節 長期金利と短期金利の差をチャートに表示する
第3節 円建ての金の地金価格をリアルタイムで表示する

第10章 スマートフォンでトレーディングビューを利用する

第1節 ウォッチリストを追加する
第2節 スマホアプリのメニュー

第11章 トレーディングビュー トレード・テクニック

第1節 2つの異なるボリンジャーバンドで売買判断
第2節 投機筋と投資家の動きを知る、GMMA
第3節 ケルトナーチャネルで順張りトレード
第4節 トレーダー集団「タートルズ」が愛用したドンチャンチャネル

第12章 トレーディングビューの自動売買

第1節 チャンスを逃さない「自動売買」
第2節 自動売買ツールでの設定例 〜「メールdeオーダー」用〜

第13章 AIで銘柄分析からアラート設定まで可能 〜TradingView AI Chart Copilot 〜

第1節 利用するための準備をしよう
第2節 AIに質問してみよう
第3節 銘柄のスクリーニングをしてみよう

第3部 トレーディングビューの機能を利用してオリジナルを作る

第14章 「トレンド判定」「仕掛け」「決済」に使えるテクニカル指標

第1節 「トレンド判定」に役立つテクニカル指標
第2節 「仕掛け」に役立つテクニカル指標
第3節 「出口」に役立つテクニカル指標

第15章 トレーディングビューの機能を使ってトレードルールを考えてみる

第1節 トレードルール作りの流れ
第2節 FXのトレードルールを考えてみる
第3節 株式のバリュー投資のトレードルールを考えてみる
第4節 株式のデイトレードのトレードルールを考えてみる
第5節 暗号資産のトレードルールを考えてみる

あとがき



著者紹介

◆著者 向山勇
角川SSコミュニケ-ションズ(現・KADOKAWA)にてマネー情報誌『マネージャパン』の編集に携わったのち、『マネープラス』の編集長を経て、2004年に独立。以降は、プレジデント、週刊エコノミストなどの雑誌でライターとして活躍するほか、経済、金融分野の書籍の編集などに携わる。

◆監修 TradingView-Japan
「TradingView Inc.」は米国オハイオ州に本社を置き、世界各地に現地スタッフを配置。TradingView-Japanは、主に営業、サポート、SNSの3つのチームで活動し、日本の法人・個人ユーザーのお手伝いをしている。




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