みんなが勝てる株式投資
定 価:本体1,500円+税
体 裁:四六判/294ページ
発売日:2009年9月12日発売
ISBNコード:978-4-7759-9089-6
先の読めない年金を当てにするくらいなら
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自分のお金があなたの従業員!
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あまり投資に手をかけられない人でも年率5%は可能なゲーム!
まじめに取り組めば年率10%も十分可能なゲーム!
実績を残してきたファンドマネジャーが教える“最低でも年率5%以上”を実現するための考え方とアクションプラン。短期投資のようなサバイバルゲームではなく、参加者全員が利益を手にできるゲームで堅実に資産を増やすための指南書である。
【100万円からスタートしたときの資産の増え方】 ※単位:万円 税金等は考慮せず
| 年率 | 5% | 5% | 8% | 8% | 10% | 10% |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 投資期間 | 20年 | 30年 | 20年 | 30年 | 20年 | 30年 |
| 追加投資なし | 265 | 432 | 466 | 1,006 | 673 | 1,745 |
| 月8万の追加投資 | 3,512 | 6,955 | 5,018 | 12,275 | 6,419 | 18,248 |
【例1】100万円を元手に年率10%で30年間運用すると1745万円になる。
【例2】毎年100万円(月8万円)を追加投資しながら、100万円を元手に年率10%で30年間運用すると1億8248万円になる。
儲かっているならば何をやっていても正解だが……
株式投資が資産を増やす手段である以上、現実に儲かっているならば、何をやっていても正解になります。仮に今、あなたがデイトレードで利益を出せているのであれば、その方法を続けたほうが良いでしょうし、日本株に集中投資して勝てているのならば、今後もその方法を磨いていくのが良いでしょう。
しかし、もし利益を出せていないのであれば、何らかの対策を練らねばなりません。事実、儲からない局面に陥ったときには、「損切りで終わるような真似は繰り返したくない」と考える人が大半だと思います。
そういう方々に真剣に考えていただきたいのが「参加者全員が勝てるゲームに参加しませんか」という提案なのです。
儲かっていないならば、参加者全員が勝てるゲームに参加したほうがよい
参加者全員が勝てるゲーム。このように書くと、「?」と思われるかもしれませんが、実際にそのゲームは存在します。それは、スキルを必要とする短期売買をせず、特定の国や地域、業種に集中投資しない方法、具体的に言うと、長期国際分散投資です。 例えば、スキルが必要となる短期売買はゼロサム・ゲームという呼ばれ方をします。この表現を用いるなら、長期での国際分散投資は「5%サムゲーム(参加者全員が平均5%もうけられる)」と言えます。
「なぜ5%サムゲームなのか」については、「今後も世界経済は(おそらく、年5%程度は)成長する」という考えが基本になっています。
実質ベースの経済成長率が2〜3%、インフレが2〜3%という前提に立てば、名目の経済成長率は5%程度になります。この5%は企業の売上の伸びと見なすことができます。上場している企業であれば、5%以上の売上増はおそらく可能でしょうから、上場している企業の収益については保守的に見積もっても、平均で年率5%以上の成長ができると言っても過言ではないと考えられます。要するに、「株価の上昇率が収益の伸びに連動する」と仮定すると、株式投資のリターンは少なくとも5%になる、というわけです。
少なくとも年5%のリターンを確保するための知識と実戦方法
本書では、保守的に見積もっても年5%のリターンを確保するために必要な知識と実戦方法(ポートフォリオの作り方)を紹介しています。 知識編は、初心者の方にはもちろん、ベテランの方にも知識を再確認する意味で目を通していただきたいと思います。
第2部では、実践編として、ポートフォリオを組むための方法を解説しています。ひとつのフォーマットを用意していますので、あなたが今保有している銘柄、もしくは保有しようとしている銘柄をそのフォーマットに当てはめて、バランスよくポートフォリオが構築できているかどうかを確認してください。
長期国際分散投資を中心に推し進めるのもよし、一部に取り入れて「短期売買+長期国際分散投資」でいくのもよし。“5%サムゲーム”の使い方は、あなた次第です。
本書の主な内容
- 初心者はもちろん、ベテラン投資家も再確認しておいたほうがよいと思われる情報を簡潔に紹介
- 保守的に見積もっても年率5%を手にできるようなポートフォリオの作り方を解説
- 分散投資できているかどうかを簡単に確認できる分散投資チェックシートを掲載
- 「手間をかけずに年率5%程度稼げればよい」という人のためのアクションプランも掲載
本書を読んでほしい人
- 一喜一憂することなく、着実に資産を増やしたいと考えている人
- デイトレードなどの短期売買で思うような利益を手にできない人や負けている人
- 長期投資だと、「なぜ、みんなが勝てるのか」がよくわからない人
- 長期にわたって株式投資に取り組もうと考えている人
- 時間を味方につけ、気楽に資産を増やしたいと考えている人
投資のプロが選ぶ「オススメの一冊」
FXCMジャパン・チーフエコノミスト 村田雅志さん
三和総合研究所、三和銀行にてアナリスト、UFJ総合研究所にてエコノミストとして活動後、2004年にGCIアセットマネジメント入社。05年9月にGCIキャピタル・チーフエコノミスト。09年4月より専修大学客員教授。09年6月より現職。東京工業大学生命理工学研究科修士課程修了、Columbia University Master of International Affairs修了、政策研究大学院大学博士課程単位取得退学。著書に「景気予測から始める株式投資入門」、「絶対リターンを目指すオルタナティブ投資」、「一冊まるごと投資商品超入門」、「実質ハイパーインフレが日本を襲う」など。
株式会社FXCMジャパン チーフエコノミストとして、為替、株式、債券など金融市場と実体経済の関係を経済学の視点から分析。分析結果に基づくコメントやレポートは、個人投資家だけでなく市場関係者からも注目を集めている。
刺激的なタイトルとは裏腹に、本書の内容は、投資理論に基づいた正攻法のものとなっている。特に、投資理論を正確に習得されている方にとって、本書に書かれていることの多くは、至極当然のことに思われるだろう。しかし、日本の投資教育の現状を考えると、多くの方は、投資理論に精通しているといえない。おそらく一般の方は、本書から有益な点を数多く見出すことができるといえ、特に、投資について漠然と考えていたものの、これまで書籍で投資について勉強したことがない方にとって、本書は価値の高いものといえるだろう。
(つづき→)
目次
プロローグ [試し読み]
(1)株式投資に対する誤解
(2)短期売買は他人との競争に勝たなければもうからないゲーム
(3)参加者全員が利益を得られるゲームがある
(4)時間を味方につけたときの威力
(5)私の運用スタイルと運用哲学
第1部 必ず読んでほしい株式投資の基礎知識
第1章 長くコツコツやれば株式投資はもうかる
◆株の運用成績は何で決まるのか?
◆株はもうかるのか?
◆長期投資で行こう!
◆資産形成という発想
◆目標収益率は現実的に!
◆具体的な資産の目標額を決めよう!
◆コツコツやっていこう!
コラム:一流のシェフになろう!
コラム:週に一度は株の勉強をしよう!
コラム:こんな本はお勧めできません
第2章 個人投資家として知っておくべきこと
◆自分の実力を知る
◆個人投資家のメリットを最大限活用する
◆準備が大切
◆株には先見性がある
◆株価とは何か?
◆「3年」という数字には意味がある
◆人間はいつも合理的には動けない「行動ファイナンス」概論
◆人は損失を出すことを極度に嫌がる 〜利益と損失〜
◆人にはメンタル・アカウントがある
◆人気のある(良い)会社を買うことは良い投資と言えるか?
◆人には「自国への投資を高める傾向」が見られる
◆もうかっている企業には理由がある
コラム:コスト・リーダーシップ
◆ビジネスの魅力度を判断するポイント〜「ラーメン屋はもうかるか?」〜
◆成長パターンを確認する
第3章 一流の投資家になるための心構え
◆一流の投資家とは?
◆森と木を同時に見る
◆自分の運用スタイルを持つ
◆予測はやめる
◆株式の比率を一定に保つ
◆市場心理をうまく利用する
◆小さな失敗をたくさんしておく
◆市場が間違っているときにだけ売買する
◆時々、他人と違うことをする
◆投信をうまく活用する
◆ストーリー構築力を身につける
◆リスク管理 〜リスクをきちんと知っておく〜
第4章 株式投資の基礎知識
◆ファンダメンタルズ分析
◆テクニカル分析
◆バリュエーション
◆相対バリュエーション
◆コスト構造
◆成長株投資と割安株投資
◆プロダクト・ライフ・サイクル/成長ステージ
コラム:買収とスピンオフ……
第2部 じっくり資産を増やすためのアクションプラン
第1章 ポートフォリオ構築の大前提
◆銘柄調査
◆情報収集
コラム:インデックス型投信の上位候補銘柄から選ぶ
第2章 ポートフォリオの構築について
◆全体像紹介
◆ステップ1 基本資産配分を決めましょう
◆ステップ2ー1 国・地域の株式市場の特徴を知っておこう
◆ステップ2ー2 国・地域の配分を決めましょう
◆ステップ3 業種(セクター)配分をしましょう
◆ステップ4 個別銘柄を選ぼう(バランスの良いチームを作ろう!)
◆分散投資チェックシートの簡単な使い方
◆ポートフォリオの管理
コラム:ためし買い
◆コア銘柄とノン・コア銘柄
コラム:アメリカ株に投資しよう!
コラム:ADRに投資しよう!
第3章 まとめ 〜10倍株は究極の投資〜
付録:年率5%のリターンを実現できればOKという人のためのアクションプラン
著者紹介
朋川雅紀(ともかわ・まさき)
慶應義塾大学経済学部卒業。マンチェスター・ビジネス・スクールMBA(経済学修士)ファイナンス修了。大手生命保険会社、大手信託銀行、外資系運用会社において運用業務に携わる。その間、東京、ロンドン、NYにおいて、ファンドマネジャーとしてグローバル株式投資に従事。現在は投資業務にかかわる一方、個人投資家への投資教育、啓蒙活動も精力的に行っている。米国CFA協会認定証券アナリスト。日本証券アナリスト協会検定会員。






