みきまるの続【書籍版】
株式投資本オールタイムベスト
定 価:本体1,600円+税
体 裁:四六判/304ページ
発売日:2020年1月
ISBNコード:978-4-7759-9172-5
●マーケットの深い知恵や儲けるコツをさらに学ぼう!
本書は、著者の読書観を通じて“みきまる流”投資の思考法や手法を学べること、ただしうわべをまねるのではなく、読者が独自の手法を確立するために何をすればいいのかその近道を教えてくれる点で、前作『【書籍版】株式投資本オールタイムベスト』に通じる一冊と言える。
前作でも紹介したとおり、著者が優待バリュー株投資という手法に至り、数億円の資産を築くことになった過程で、数多くの投資本に接してきた経験が生かされた。
当初、著名投資家の戦術に従いかろうじて生き延びていた著者は、やがて「著名なプロ投資家といえども常に正しいわけではないこと」「どのように考え工夫しても投資では負ける場合もあること」を知る。そこで、本格的に取り組んだのが、数多くの本を読みあさり独学で投資知識を深めること。この頃に買った本には『生き残りのディーリング』『カウンターゲーム』『ピーター・リンチの株で勝つ』『バフェットのポートフォリオ』などがある。
その後、バリュー投資一筋になってからは、難解で半分も理解できない『バリュー投資入門』のような名著にも挑戦。“量をこなせば、いつかは質に変換するはず”という確信のもと、名著とされる投資本を次々と読破。難しくて最初はよく理解できなかったものも、市場での経験を積みながら繰り返し読むにつれて、“知識が複利で膨れ上がって”少しずつ理解できるようになっていく。数年後に気付いた時には、いつの間にか自分の血肉となったと実感できるように。
やがて著者は読書の興味の対象を広げ、モメンタム投資の名著(リバモア、ワイコフ、ダーバス、オニール、ミネルヴィニら)に没頭し『ウォール街のモメンタムウォーカー』などから大きな影響を受けた。また、長く勝ち抜いている投資家はメンタルが強靭で安定していることに気づき、相場心理学・行動経済学に関する本も大量に読み始め、『リスクの心理学』などから多くのことを学んだという。「良い投資本は、定価の数千倍の利益を生み出してくれる可能性がある」ことを実体験として学び、高価な本も買うようになる。
その著者が、ブログ「みきまるの優待バリュー株日誌」で連載し、多くの読者に支持を得てきた人気シリーズの書籍化に踏み切ったのが、前作『みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト』だ。
今回は、前作でも章立てした「バリュー」「モメンタム」「インデックス」に、“『マーケットの魔術師』から広がる世界”“相場心理”“日本の投資家”の3ジャンルを加えた構成で、前作より幅広く、読書観や投資思想を披露し語りつくす。 前作と合わせれば、さらに深いマーケットの知恵や儲けるコツを学べる一冊になるだろう。読者にもぜひ「大量の投資本を読むことによって、積み上がった知識が有機的に繋がり、同時に自分の投資家としての“足りないところ”が次々と明白になった」という著者の読書体験をなぞってみてほしい。
目次
第1章 バリュー投資のための10冊
- 『証券分析 <1934年版第1版>』 ベンジャミン・グレアム、デビッド・L・ドッド
- 『投資で一番大切な20の教え』 ハワード・マークス
- 『ピーター・リンチの株で勝つ』 ピーター・リンチ、ジョン・ロスチャイルド
- 『ティリングハストの株式投資の原則』 ジョエル・ティリングハスト
- 『千年投資の公理』 パット・ドーシー
- 『勘違いエリートが真のバリュー投資家になるまでの物語』 ガイ・スピア
- 『ハーバード流ケースメソッドで学ぶバリュー投資』 エドガー・ヴァへンハイム三世
- 『実践 ディープバリュー投資』 イェルン・ボス
- 『チャートで見る株式市場200年の歴史』 ケン・フィッシャー
- 『アノマリー投資』 ジェフリー・A・ハーシュ
第2章 モメンタム投資のための7冊
- 『ストックマーケットテクニック 基礎編』 リチャード・D・ワイコフ
- 『ストックマーケットテクニック2 ワイコフの相場大学』 リチャード・D・ワイコフ
- 『ワイコフの相場成功指南』 リチャード・D・ワイコフ
- 『オニールの空売り練習帖』 ウィリアム・J・オニール、ギル・モラレス
- 『株式売買スクール』 ギル・モラレス クリス・キャッチャー
- 『株式トレード 基本と原則』 マーク・ミネルヴィ二
- 『出来高・価格分析の完全ガイド』 アナ・クーリング
第3章 インデックス投資のための2冊
- 『インデックス投資は勝者のゲーム』 ジョン・C・ボーグル
- 『投資家のヨットはどこにある』 フレッド・シュエッド・ジュニア
第4章 『マーケットの魔術師』から広がる世界
- 『ピット・ブル』 マーティン・シュワルツ
- 『ヘッジファンドの帝王』 マイケル・スタインハルト
- 『ブラックエッジ』 シーラ・コルハトカー
第5章 相場心理に関する4冊
- 『運とつきあう』 マックス・ギュンター
- 『ゾーン 最終章』 マーク・ダグラス、ポーラ・T・ウエッブ
- 『賭けの考え方』 イアン・テイラー、マシュー・ヒルガー
- 『ザ メンタル ゲーム』 ジャレッド・テンドラー、バリー・カーター
第6章 日本の投資家による4冊
- 『伝説のファンドマネージャーが教える株の公式』 林 則行
- 『投資される経営 売買(うりかい)される経営』 中神康議、楠木建
- 『ずば抜けた結果の投資のプロだけが気づいていること』 苦瓜達郎
- 『図解でわかる ランダムウォーク&行動ファイナンス理論のすべて』 田渕直也
著者紹介
みきまるファンド(みきまる・ふぁんど)
優待株の中から割安で総合戦闘力が高い銘柄を選別して2〜3年の中期の時間軸で戦う「優待バリュー株投資」を実践し、数億円の資産を築いた兼業投資家。優待株投資のパイオニア&第一人者であり、ブログ「みきまるの優待バリュー株日誌」は、優待族のバイブルとして支持を得ている。著書に『みきまるの【書籍版】株式投資本オールタイムベスト』(パンローリング)『楽しみながらがっちり儲かる 優待バリュー株投資入門』(日経BP)など。
◇「みきまるの優待バリュー株日誌」 https://plaza.rakuten.co.jp/mikimaru71/
◇「みきまるファンド」 https://twitter.com/mikimarufund/





