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浜口準之助
浜口準之助 黄金サイクルと農耕民族型投資戦略 約15年にわたり機関投資家のファンドマネージャーとして株式運用に従事。信託銀行などで主に年金資金の日本株運用を行う。その後約14年にわたり投信運用会社にて投資環境のセミナー講師に携わる傍ら個人投資家として株式運用を行い、「億り人」の仲間入りを果たす。「浜口流コア・サテライト戦略」を提唱し自らも実践している。「醍醐味に満ちたライフワークとして、株式投資に勝るものなし」との基本観から、個人投資家に実践的な株式投資手法の研究を続けている。 社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。主な著書に『黄金サイクルと農耕民族型投資戦略』(パンローリング刊)、ブログ 浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用 をほぼ毎日更新中、こちらでは旅の話もしている。
浜口流コア・サテライト株式運用戦略の実践

第3回 時間の問題でワクチン相場に突入、その場合の本命はJAL・ANAか

05月11日
浜口です。
今回はまず、前回の当ブログのアップ日(2021年4月27日)以降の「浜口流コア・サテライト戦略」銘柄フォローを行います。株価は、5月7日時点が最新データです。



三井住友FG・めぶきFGとも、コア銘柄としてはまずまず。株価は2021年3月の新コロ暴落後底打ち、ここもとはGW明け以降、堅調な動き。問題なし。持続です。



サテライト銘柄の日本郵船と商船三井は、ここもと、株価は新高値更新中。問題なし。まだ相場から降りるところではない。持続です。




商船三井と三菱商事は、決算発表に関連してちょっとドラマがありました。以下、説明します。



商船三井。4月30日正午に決算発表があり、前場に大幅高していた株価は一転、後場寄り付きに急落。しかしそれから5分経過した頃から株価は再度上昇に転じ大幅高。引け値は結局4,320円、前日比210円高(+5.02%)でした。

決算発表時、商船三井の社長は「保守的な予想ではあるが……」とコメントしながらも、来期業績について日経にあるような減益見通しを発表。一方でこの日の引け後、MorganStanley MUFG証券の海運株アナリスト尾坂さんが海運業界レポートをリリース。以下にこのレポート内の、商船三井の決算に関する要点を列記します。ピンクのマーカー部分ですね。



  • 事前想定どおりの「保守的」な21年度会社計画が公表された。
  • 「ONE」は21年ガイダンス未公表、詳細な前提値が不明。
    商船三井については、(本日後場の急落をもって)「悪材料出尽くし」で、海運業界の強気スタンスを継続。


要は、「ONE」は21年ガイダンス未公表な中、商船三井が公表した25%減益見通しについては、社長自ら「保守的」と言ってる。アナリストも尾坂さんはじめ、他の面々もあらかた「保守的」と書いてる。「保守的」ということで、社長もアナリストも一致してるのなら……その通りなんでしょうね。株価はそれを織り込んだ展開になったということです。



なお「ONE」については、4月27日付け当ブログの第2回 「浜口流コア・サテライト戦略の投資比率、そして日本郵船の株価見通し」をご覧ください。また当決算発表に前後しての商船三井株の動きについては、浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用の「2021年4月30日 日本郵船と商船三井、引けてみたら、共に年初来高値更新だったな」も参考にしてください。

さて、一方で、コア銘柄の中で驚かされたのは三菱商事。金曜日午後2時ごろ決算発表があり、主に子会社のローソン減損処理から、20年度決算は純利益が68%減とのことで、株価は急落しました。本件については、配当は前期と据え置き。減益は一時的なもので、来期以降は「いつもの三菱商事」に戻ると考えます。コア銘柄として長期保有で問題ないと考えます。MorganStanley MUFG証券の総合商社株アナリスト渡部さんのレポートも参考にしてください。

さて、ここからは今回のメインテーマ、「ワクチン相場」について考えてみたいと思います。



5月8日付日経一面にある通り、国内でも6月からいよいよ、本格的な新コロワクチン接種が始まります。「7ヶ月程度で接種を終える計算」というから、6月開始だと12月には接種が終わることになります。米英では、ワクチン接種率が50%を超えたあたりから景気回復が鮮明化しだしました。この状況を日本に当てはめると、9月か10月頃と考えられます。ここもとの景気敏感バリュー株相場については今後、どこかで一服する場面があるかもしれませんが、9月か10月位から再加速する可能性が高いと考えます。この再加速する時期は、前倒しになるかもしれません。相場は、現状でイメージ可能な先行きを、常に前倒しで織り込みに行くからです。

このような中、日本郵船と商船三井は引き続き投資妙味が大きいと考えますが、どこかで日本の空運株にも出番がくると考えます。JALは5月7日に決算発表がありました。来期の業績は未定と言うアナウンス。これだけを見るとポジティブな印象はありませんが、間違いなく言えることは。日本も海外先進国にワンテンポ遅れながらも、国を挙げてワクチン接種を着実に進めていく。その中で日本の空運株にもやがて、投資機会が出てくる。そう考えます。J.P.Morgan証券の空運株アナリスト姫野さんのレポートも参考にしてください。



グラフは、かたや米国の大手空運会社・アメリカン航空、かたや日本のJALの2年足です。両銘柄とも、新コロ暴落後の2020年5月から6月の安値を起点にすると、5月7日現在の株価上昇率はアメリカン航空が266%である一方、JALは71%にとどまっており、JALの出遅れ感が顕著です。

この理由は明らかです。



米国ではワクチン接種が進んでいるため、飛行機による人の移動が日本に先行して活発化している。日本はワクチン接種が遅れている現状から、JALの株価は低水準に位置しているということです。投資家の立場からは、この状況を逆手に取ってやれば良いんだろうな考えます。ここからは、アメリカン航空よりもJAL(ANAでもいいです)に投資するほうがいい。相場の上値余地が大きいということです。

以上、説明したきたことを踏まえると、JAL・ANAの株価が上昇に転じるのは時間の問題です。私は、JAL・ANAの株価が take offするタイミングを見極め、優れたサテライト銘柄として投資したいなと考え、試し玉を入れています。

以上です。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。
なお皆さんの株式運用資産運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。

第2回 浜口流コア・サテライト戦略の投資比率、そして日本郵船の株価見通し

04月27日
前回、当コーナーで「浜口流コア・サテライト戦略」をアップしたときに質問をいただきました。以下、答えていきたいと思います。

質問は、「当戦略でポートフォリオを作成するにあたり、コア銘柄とサテライト銘柄の比率はどのように配分したら良いか」です。

これについてはあくまでメドですが、70%がコア、30%がサテライト。この比率を念頭に、その時その時の相場観・投資家のリスク選好度合いで臨機応変に調整していけば良いと考えます。以下、説明していきます。

まずはリスク選好度合いという言葉の意味について。投資家はその人その人によって、どの程度のリスクを取りたいかが異なるはずですよね。極端にリスクを取りたい人、運用の世界ではこのような方を Risk lover(リスク・ラバー、直訳すると「リスクを愛してしまった人」の意)と呼びます。逆に極端にリスクを取りたくない方、この方は Risk averter(リスク・アバーター、直訳すると「リスクを避けたい人」の意)と呼びます。Risk lover 寄りの投資家はサテライト銘柄に多めに投資すれば良いし、逆に Risk averter 寄りの方は、コア銘柄の比率を高めれば良いわけです。そしてその決定は、投資家本人が決めること。リスクに対する感性は、きわめて個人的なものですからね。

さて、以上は一般論。ここからは今後の私の相場観を念頭に、私の現在のコア・サテライト戦略 株式銘柄群の現状と今後について、考えるところを説明します。データは2021年4月23日引け値ベースです。



三菱商事(8058)



三井住友フィナンシャルグループ(8316)




コア銘柄について、今回は三菱商事と三井住友銀行について考えていきます。両銘柄とも現状で高配当利回りを享受できる一方、株価は御覧の通り。今後は両銘柄とも、長期的には株価は上昇していくと思います。その理由は、現在の金利と株式の配当利回りがあまりにも「いびつ」だからです。

我々はおそらく、10年後か20年後にね。現在を振り返り、こんなことを考えていること思うんです。「驚くべきことだ…三菱商事や三井住友銀行などブランド銘柄の配当利回りが4%を超えていた。一方でマイナス金利でもあった。そんな時代も、あったんだなあ」と。

みなさん、ここでちょっと立ち止まって考えてみましょう。まず金利はプラスが常識でしょう?国内で短期金利がマイナス、10年国債利回りでもプラス0.1%近傍というのはとても例外的、前代未聞で、本来はあり得ない話なんですよ。一方で三菱商事や三井住友銀行の配当利回りが4%というのも前代未聞の驚きで、どこかで水準訂正が起こる。常識的には2%以下ではないか。配当利回りが4%から2%になるということは、配当利回りの計算式からは、配当が一定と置けば、株価は現状から2倍になるわけです。そのあたりに着目したこともあり、特に総合商社株については、ウオーレンバフェット氏が大量保有し出している点は注目できますね。

つまりコア銘柄たる三菱商事や三井住友銀行については、高い配当利回りが得られるのはもちろん、長期的には倍加近い株価上昇が期待できると考えるわけです。現状、コア銘柄としてこれほどおいしい投資対象はないんじゃないか?そして株式市場はいつ、どんなタイミングで水準訂正が起こるかはわからないから、両銘柄はBuy&Holdでいいんじゃないか。そう考えますね。この点からすれば、現状、もしも良い感じのサテライト銘柄が発掘が見当たらければ、コア銘柄100%でもいいと思いますね。浜口流コア・サテライト戦略の流儀、「コア資産もサテライト資産も、全て株式投資で行う」は、現在の株式市場にマッチしていると思いますけどね。

さて続いては、サテライト銘柄について。私は現在、日本郵船と商船三井に投資をしています。新コロ禍の中、人の移動は制限され、その分モノの移動は大きくなっている。したがって海上運賃は上昇している。加えて日本郵船・商船三井・川崎汽船は2017年7月7日、定期コンテナ船事業を「ONE」(Ocean Network Expres)に統合した。そして「ONE」は、コンテナ運賃が安くなりすぎないようコントロール出来ている。海運大手3社が抜け掛けでコンテナ船の発注をしないよう、監視する役割を持っているわけでもあります。

この「ONE」により、海運3社はコンテナ船のスクラップ&ビルドがうまくいきだした中で、新コロ禍が発生した。この2点から、定期コンテナ船の収益環境は劇的に好転した。このことがここもとの海運株の大幅上昇の背景にあります。ここからは海運株の代表格、日本郵船に絞り説明していきます。



これは MorganStanley MUFG 証券の海運株アナリスト尾坂さんの4月6日付レポート。重要な箇所は、ピンクのマーカーを引いています。詳しくはこのレポートをご覧いただきたいのですが、2020年度の連結経常利益は1,600億円から2,000億円へと上方修正されている。1年前倒しで史上最高益更新を見込んでいるんですね。

日本郵船(9101)10年チャート



日本郵船(9101)30年チャート



これは日本郵船の株価チャート。かたや10年足、かたや30年足です。10年足を見ると、ここ10年来の新高値になっていることがわかります。一方で30年足を見ると、株価は史上最高値からはまだまだ低位に位置していることがわかります。

ちなみにこれまでの最高益は2008年ですが、このときの株価は12,760円(実際は1,276円。これ以降株式併合10株→1株があったから、こういうグラフになる)でした。だとすると、ですよ。史上最高益更新見通しなんだから、株価も史上最高値を更新してもおかしくない。そんなシナリオも成立すると思います。まぁ株価は人気という側面がありますからね。アナリストとしては、そこまでの人気を織り込んだレポートは、書けないんだろなというところですかね。

ちなみに史上最高益を見込むこともあり、日本郵船の配当もこれまでの最高を更新する見通し。尾坂さんの同レポートのマーカー部分を見ると、この日の終値3,835円の株価から逆算した配当利回りは6.3%になりそうとの見通しが記されていることがわかります。これが事実だとすると、株価はここからさらに上昇することになりますよね。筆者はそう考えます。

そうは言っても、海運株はコア銘柄にはなり得えません。理由は景気循環株だからです。景気循環株は景気次第で、どこかで天井を付けてしまう。天井を付けるまでの株価上昇の勢いは強いものになる可能性を秘めていますが、まぁここから2・3年位がメドでしょうか。どこかで売らなければいけない。従い、日本郵船はサテライト銘柄と位置付けられるわけです。

以上です。今回はこの辺で。みなさんの株式運用の参考になれば幸いです。

なお皆さんの株式運用資産運用は、くれぐれも自己責任でお願いします。


第1回「浜口流コア・サテライト戦略」とは?

04月14日
はじめまして。浜口準之助と申します。

私はこれまで、「Pan Report」の執筆者の一人として、2007年11月19日付「投資家の立場からのサブプライム問題のポイント」をスタートに、2021年3月29日『商船三井・日本郵船の目標株価 10,000 円シナリオ』まで、不定期ながらも概ねコンスタントに、株式運用レポートを執筆してきました。

今回から当コーナーで、引き続き文章を書かせていただくことになりました。「株式投資家としてどう行動するか?」を常に念頭に置き、株式運用のアドバイスを投資家視点で書いていきます。

自己紹介を少々。私は1987年以降、15年にわたり信託銀行等で日本株ファンドマネージャーを経験してきました。2007年以降は投信運用会社で主に投資環境のセミナー講師をする傍ら個人投資家として株式売買も行い、「億り人」の仲間入りもしています。 私は、「浜口流コア・サテライト戦略」なる投資戦略を提唱し、かつ、自らの運用のかなりの部分をこれで行っています。以下、説明します。

資産運用において、「コア・サテライト戦略」といわれるものがあります。イメージは下記。




「コア・サテライト戦略」は、保有する資産をコア(中核)部分とサテライト(衛星)部分に分け、運用を行います。

コア部分は長期かつ安定的に運用し、サテライト部分はコア部分よりも高いリターンを求めて積極運用を行う。コア部分とサテライト部分をバランスよく保有することで、資産全体としてのリスクやコストを抑えつつ、リターンの最大化を目指します。コア部分とサテライト部分の比率は、イメージ図の通り。概して、コア部分が大きくなるものです。

個人投資家の場合、コア部分は一般的には投資信託のバランスファンド、サテライト部分は、株式ファンドや外債ファンドを用いるケースが多いものです。

浜口流コア・サテライト戦略が通常の同戦略と異なるのは、「コア資産もサテライト資産も、全て株式投資で行う」という点です。

私の現在のコア・サテライト戦略 株式銘柄群を紹介します。データは2021年4月9日引け値ベースです。




この中で8058三菱商事・8316三井住友FG・7167めぶきFGがコア銘柄。
今回はこのコア3銘柄について手短に解説します。

いずれも配当利回りが高く、長期保有に向いた銘柄と考えます。高い配当利回りをもらいながら、キャピタルゲインも期待できる。コア・サテライト戦略で、コア部分に高配当利回り銘柄を据える意味・優位性がうかがえると思います。

この中で三菱商事と三井住友FGは累進配当、つまり「配当は業績が良い時は増配、悪い時でも減配しない」方針を打ち出しています。めぶきFGはあまりなじみがない銘柄かもしれません。茨城がメインの常陽銀行、栃木がメインの足利銀行の持ち株会社です。地銀の勝ち組で株価の位置も低く配当利回りが高い点が特徴です。

一方でサテライト戦略銘柄は、その時でその時の投資環境に置いてキャピタルゲインを狙い、銘柄入れ替えをしていき、ちなみに2021年4月9日においては、9101日本郵船・9104商船三井をサテライト戦略銘柄として、投資しています。



さて私は、自身のブログがあります。

浜口準之助のテツ・ホテル・グルメ・株式運用

https://hamaguchitokyo.com/

こちらはブログのタイトルの通り、株式運用以外に旅行ネタも掲載しています。基本、一日一回更新していますが、当コーナーに比べるとかなり軽めの内容。その時その時の株式市場のネタ的なものが多いのですが、当コーナーの内容の補完として、見ていただければ有効と考えます。私自身もそうなるよう、心がけて書いていきます。

ちなみに最近、こちらのブログで株式運用ネタとしてどんなものをアップしているか、主なもののタイトルを列記します。内容をイメージいただければ幸いです。

2021年4月8日 9101 日本郵船!! 過去最高益更新、1年前倒しで達成するみたいだな
2021年4月5日 これはウオーレン・バフェットが、総合商社株を追加でお買い上げのため・・だよな?
2021年4月2日 日本郵船と商船三井。今期大幅増配だが、来期はさらに増配と言う話があるな
2021年3月31日 株式投資と出会わなかったら、人生は退屈だったろうな
2021年3月30日 この年になって身に沁みた、故林輝太郎氏の著作『株式成功の基礎』

以上です。それではみなさん、どうかよろしくお願いします。


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浜口準之助氏の著書

黄金サイクルと農耕民族型投資戦略


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