羽根英樹
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1993年からサヤ取りを始める。現在でもサヤ取りを主力にトレードする個人トレーダー。
サヤ取りの秘密を暴露しすぎと一部の投資家から怒られた話題の本『サヤ取り入門』のリニューアル版『
サヤ取り入門 [増補版] 』は、発売以来ベストヒットを続けている。そのほか、著書に『
マンガ サヤ取り入門の入門』、『
マンガ 商品先物取引入門の入門』(全てパンローリング)などがある。
着実に利益を積み重ねるそのトレード手法の解説を、パンレポート「サヤ取りの実践」に連載している。
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『羽根英樹のイベントドリブントレードブログ』
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続・先物悪玉説 07月17日
7月15日の日経夕刊のトップタイトルで「一次産品価格投資・投機で3-4割上げ」と報じた。経済産業省の通商白書で、コモデティの価格を需給と需給以外の部分に分けて、需給の他に、投資・投機で価格が押し上げられているということらしい。価格が、需給とそれ以外の部分から成り立つというのにまずビックリ。しかも細かく商品別にその割合を数字で出している。一体どうやって需給価格なるものを算出しているのか?そんなものが存在するのなら先物市場なんて必要がないのではないのか。先物市場での仮需やヘッジをどうやって計算するのか。ファンダメンタルズから、○○円が適性価格などという、正しいことが絶対に証明不可能な数字を白書に載せるお上とそれをあたかも正しいことのように報じる経済新聞。白書は数字をつかった、お遊びなのか?
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陰謀説 07月07日
書店にいくといろんな本がある。その中に「陰謀説」とジャンル分けするのが適当と思われる書籍がある。歴史は○○によって操られている。世界の政治と経済は○○によって支配されている。といった類だ。この○○に入るのは大抵の場合、ユダヤとかフリーメーソンという単語である。フィクションとしてこれらの話は面白いのだが、最近これを完全に信じている人が少なからずいるという話を聞いてショックを受けた。直接、陰謀説信者(とでも呼ぶべきか?)と話をしたことはないのだが、友人の話によると、「○○からの情報では」という会話が信者共通なのだそうだ。この○○には、CIAとかモサドがはいるようだ。なぜCIAの情報を一般人が知っているのかは謎だ。まさか、学研の月刊誌「ムー」が情報源でないことを祈りたいものだ。
さて、この陰謀説信者ほどではないにしても、相場の動きは操られているという妄想を抱く人は少なくないらしい。曰く、自分が損切りしたとたん反転した。自分が投げたところがその日の最安値だ。こんなことはあり得ない。等。相場では、カモが投げれば底で、カモが踏めば天井というのが通説で、これらの愚痴は、「私がカモです」といっているのに等しい。
カモといえば、以前、アメリカの某先物市場に、某巨大ヘッジファンドがやってきた際には徹底的にカモにされたらしい、このファンド、フロアトレーダー達には丸々太ったカモに見えたに違いない。資金量が大きいカモなら分け前も大きいのだ。もちろん、このファンドのマネージャーは怒り心頭だったようで、この場合は本当に陰謀だったようだ(笑)
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テレビ2 07月03日
私がテレビを見ないもうひとつの理由は、時間がもったいないからである。テレビをつけてしまうと、ついダラダラとやっている番組を見てしまう。ドラマや映画などは、一度見てしまうと、途中でテレビを切るのが難しくなり、結果的にどうでもいいドラマや映画で、時間をロスしてしまう。見ていた番組が終わっても、次の番組がはじまり、これがバラエティなどだとつい見てしまう。だからどうしても見たい番組は録画して見るに限る。テレビは、ある種の依存性があるように思う。時間だけは全ての人に平等に与えられている。時間を無駄に過ごすことないようにしたいものである。
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