| | | 塩坂洋一 |  |   
ロビンスカップの日本版オンライン商品先物競技会にMystery Tigerのハンドルネームにて、第1回大会では297%の運用成績で4位、第2回大会では30%で8位、第3回大会では499,84%(半年で元本は六倍、同期間の日経平均はマイナス19.3%)の収益率で優勝するなど、素晴らしい運用成績を収めた真の実力者。株式先物・商品先物トレードの傍ら、業界紙への寄稿やラジオでもマーケットコメンテーターとして活躍。豊富な実践ノウハウを有しており、現在ではポピュラーとなったシーズナル分析、限月別アノマリー分析の先駆者として有名。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。
 
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 | | 『投機術・覚書』 |  | 相場は変わり身07月29日
変わり身を活かすには軸となる指標を持っておくことである。コメント投稿タイミングは少しぐらい乗り遅れても流れに乗れればよい。
 
 Mystery Tiger コモデティーレポート  2009/07/24  No.342号
 
 <投機眼>
 ここに来て商品相場も再上昇の風向きになってきている。
 下落の一因として、ゴールドマンサックスのアルゴリズムによるFUND用プログラム売買流出し、プロの
 間でポジション縮小の流れが下降相場を加速させたという側面があったと言われるが、一方ではそうした
 情報も含めて篩い落としの動きを演出したという見方もある。
 相場の世界は何でもありの世界なので、一般投資家は値動きに応じて流れに乗ることだけを意識する
 のが良策である。
 
 <個別銘柄売買指針> 2009/07/24〜】
 【東京ゴム】
 7月23日12月限セツルメント175円20銭、夜間取引176円00銭。
 8円かぎ足が陽転し、基本方針を押目買い、No.339号で『12月限一代高安(167円80銭〜152円20銭)の
 仲値160円を仮サポートポイントとして、161円50銭以下斥候買い。』
 また前号で『ザラバ三段法を用いて、デイトレ短期以外に種となり得るレベル(165円台)で買い転換のときに
 ザラバ法とは別途に買玉を持っていくのがよかろう。』としたが、日足では7連続陽線の高値追いとなり、
 スイング狙い買玉は建たっていない。これも前号で述べたが『株式市場では連動性のある住友ゴムが
 6月下旬から高値保合、ブリジストンの反発、トヨタ自動車も26日平均線や26週平均線が支持線となって
 反転するなど、ゴム市況の支援材料も出てきた。』・・・各銘柄とも堅調で、東京ゴムの指標銘柄として
 連動し易い住友ゴム(コード5110)は保合上抜けとなってきた。東京ゴムも上放れの確率が高まっている。
 24日9時斥候買い。
 
 
 Mystery Tiger コモデティーレポート  2009/05/29  No.326号
 <投機眼>
 白金とゴムは大まかでも良いので、株式市場の日経平均の他、住友ゴム・トヨタ自動車などを
 注視しておくとよい。No.318号や前号紹介のゴム新甫投資法は、これを加重平均した指標に
 『位相』(拙著・賢者の商品先物トレード参照)を用いてシグナルを出している。
 
 曲がり屋に向え !07月09日
このブログに載せたあたりのトレード戦略は調子よく機能していた。コメント投稿その後にマネーマネジメント&トレイリングストップが発動して手仕舞い。
 ピークの利益からは半値以下に減少したものの、利幅追求型であったから
 それはそれでOKだったが、その後に取り直したポジションがここに来て
 ロスカットが続いている。まあ、ロスカットはコストだからどうってことは
 ないが、人間だから気分は決してよくない。(笑)
 東京市場でかろうじてロスカットにかかっていなかった東京金6月限2,850円
 買いポジションも昨日2,800円割れでカットとなり、現在ノーポジション。
 さて、振り返ると6月24日前後の下げを押しとして金・白金等を買い直し、
 その後すぐに利が乗っていったので、6/23〜25安値をLCポイントとしていた
 玉を投げたのである。このポジションをとったときに、いつも指標とする例の
 曲がり屋さんのレポートも見ていたが、私と同じような方向を推奨していた。
 ちょっと気にはしたが、そりゃあ一致するサイクルもあるさと、今回は然して
 気にかけていなかったのだが、結果論からはやはり、ある意味警戒が必要で
 あったのかも知れぬ。改めて曲がり屋ウォッチの有効性を認識した。
 そのことにより、ポジション3つとるところを1つにするとかの調整などに
 応用することも出来るのだ。
 相場には大きなシナリオがあり、その中で上げたり下げたり横に這ったりという
 現実の相場に対してどのような戦略でとっていくか、その為の戦術を建てて細かい
 ところは修正していくのだが、「曲がり」のサイクルに入ったと感じたときは、
 まずその相場からの離脱である。
 以前から言っていることだが、私のレポートを参考にする方達はこの客観的な眼を
 大事にしていただきたいたい。私は所謂レポート屋さんではなく、曲がったことを
 正当化することはなく、曲がったと言う。短期戦・局地戦の勝ち負けは当然出て
 くるものであり、1年のトータル戦を問題としているので、相場方向の当たり外れは
 関係ない。であるから「ははあ、Mystery Tigerレポートは最近曲がってきたな」と
 思ったら、逆に向っておおいに儲けて頂けばよいのである。
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