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結喜たろう
FXで究極の海外投資 為替変動に左右されない金利貯蓄型運用



東京都立大学大学院工学研究科卒。一級建築士。都市計画・建築設計などのデザイン系事務所、不動産事業などを経て、株式会社山幸投資事業部を設立。現在、空間建築などのデザイン業務のかたわら、不動産、株式、先物、FXを利用した投資事業を行っている。著書に『FXで究極の海外投資』(パンローリング)がある。

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結喜たろうの究極のFXポートフォリオ運用

現在の政策金利一覧

05月05日
しばらく政策金利の一覧を貼っていなかったので、
まとめたものを貼っておきます。

リスク分析ツールの[Swap]タブ画面に転記する
各国の政策金利です。

20120503 政策金利 表
------

推移グラフも合わせて記載しておきます。

リーマンショック後、軒並み下がった金利も徐々に上昇しましたが、
去年あたりから再び金利に下落傾向が出ているようです。

201120503 政策金利グラフ1




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投資信託を悪く言ってはいるものの・・・

05月02日
投資信託に対してはあまり良い印象持ってないのと、
投信などを買って馬鹿高い手数料を支払うぐらいなら、自分で
スワップ運用した方がマシと想い、ずっと運用しています。

・・・が、それでも自分が投信の運用を任されたら、
これ以上のパフォーマンスを上げられるか?

と問われればNOでしょう。

理由は、まず自分のお金と他人のお金を扱うのでは
心理的にかかってくるプレッシャーが全然ちがいます。

そして、なにより投信運用に関しては、さまざまな制約があり
運用者は本当にガンガラ締めになっています。

なにより期間を決められているのが本当にしんどい。

ここまで制約の多い状況下で、例え負け投信だったとしても、
よくこの程度のパフォーマンスを維持できるな?と感心します。

逆に言えば、個人投資家はこのようなプロの投信者に課せられた
がんがら締めの制約が無い部分が、非常なメリットとなります。

個人投資家がプロのひしめき合うマーケットで行きぬくには、
プロがどのような制約の中でどのような運用を行っているのかを
知っておくのは大きなメリットとなるでしょう。


ところで、私の場合は、けっこう金融工学うんぬん・・
の話をします。

今年のはじめに出した本も、金融工学を使った個人投資家向けの
実践書となりますが、この本、友人知人など多くの人に見せると、
一部の人たちからは、同じような反応があります。

金融工学なんて役に立たないし、いくらそんなものを使っても
ノーベル賞の経済学者が破滅してんでしょ?(嘲笑)

・・・という意見です。

こういう話を聞くと本当に残念に思うのですが、
おおむね、学者が破滅した・・・なんて話しは、
金融工学が間違ってる、使い物にならない・・ではなく、
使い方そのものを誤ってるため、あるいはリスクを過剰に取りすぎたために、
起きた破産だったりするのです。

もっとも、そういう話をする人に対して、

では、金融工学のどの部分がどう具体的に間違っているんですか?

と問えば、もともと感覚的に否定してるだけなので、
ごにょごにょと見当違いのことを言うだけですが。

いずれにしろ現代のマーケット運用においては、現実問題
大人と呼ばれる、超大口たちの運用手段の骨格となっているのは、
やはり金融理論です。

巨大な金がその金融理論をベースに動いてるわけですから、
その理論については、ある程度知る必要はあるでしょう。

それが正しいとか間違っているとかではなく、
すでにそういう理論がマーケットそのものを作ってる一部であるからです。

それと同時に大口運用者が用いてるルールなども
抑えておくと良いと思います。

このブログでも、機会をみつけて大手投信の運用者が
どのようなタイミングでどのような売買を行うかについて、
少しずつ書いてみようかと思っています。

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トルコリラ…その5 まとめ

04月30日
さて、前回のトルコリラを含めた複数通貨ペアのポートフォリオですが、
実際の業者扱いで調整してみました。

使用する業者はトルコリラを扱ってればどこでも良いのですが、
GFT SAXOあたりは便利でしょう。

それ以外で、少し調べた感じでは、
FXCMジャパン証券あたりですかね・・・

ただし、1万単位での取引なので、保有単位はそれなりに調整必要です。
しかし、かなりの低リスクになったで多少レバレッジを上げることで、
そこの問題はクリアできそうです。

10000単位で調整したものが下です。
スワップポイントは、FXCMジャパン証券のプレミアム口座のものを入れました。
※クリックで拡大
201204229_11.jpg

そして、リスク分析の結果です。
※クリックで拡大
201204229_22.jpg

なお、このポジションの1年後99%VaRは、35.37万円でした。
つまり、1年後に1%の確率で35.37万円の損失が発生している可能性があります。

そう考えると、上図の証拠金100万円というのは、まぁ妥当な数字でしょうか。
今後、リーマンショック並みの出来事が起きれば、
最大で40万円ぐらいのドローダウンが発生する可能性があるという心構えは必要です。

直近1年ぐらいはあまり利益は出ていないようなので、
これも、ほったらかし投資のポートフォリオと言えるかも知れません。

でも、リスクがかなり低く抑えられたので、
悪くはないですね・・・・変な投信みたいなものを買うよりは遥かにマシでしょう。





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トルコリラ…その4

04月30日
GBPTRY「売り」
AUDCAD「買い」

にJPYをかませて4つの通貨ペアに分解してみました。
これによって多少キメ細かい調整が効くのと、
売買できる業者の幅が広がります。

TRYJPY「買い」
GBPJPY「売り」
AUDJPY「買い」
CADJPY「売り」

の4つの通貨ペアです。
リスク分析ツールとエクセル教材を使って
ウエイトを最適化したたものが次の数字です。

20120427_1.jpg

このリスク分析は下のようになりました。

20120427_22.jpg

ポジション額で推定リスクが・・・たったの3.53%!?

これはすごいですね。

次回、整理してみます。

本日、あたまがガンガンして記事短いですが、週末すこし休養します。



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トルコリラ…その3 TRYを含む通貨ペアとの相性判断

04月26日
前回はTRYと組み合わせるのにGBPが良さそうだと、

「当たりをつけた」ところまで来ました。

TRYとGBPを組み合わせて、スワップポイントがプラスになる通貨ペアは
GBP/TRY「売り」となります。

これを保有するとは、
GBPを借りてきて、TRYと交換して保有するという状況です。

GBPTRY「売り」と相性の良い通貨ペアを探しましょう。

リスク分析ツールの出番です。

通貨ペアも膨大な数なので、一体どうしたら良いのか分らない・・・
と悩むかも知れません。

そういう時は、すでに色々調べたことのあるものを使うのも手です。

例えばAUDCAD「買い」とかですね。
あるいはEURZAR「売り」などですね。

ここは馬鹿の1つ覚えでかまいません。
悩むより、まず取っ掛かりを掴んだら、どんどん手を動かすことです。
作業の中で答えが見つかります。

両方ともやってみましょうか。

今回はリーマンショックの時期も考慮してみたいので、
[共分散計算期間]を4年にしてみました。

なるべく長いスパンで相対的に調べたいからです。


まず、AUDCAD「買い」との組み合わせです。
※クリックで拡大
20120426_22.jpg


次に、EURZAR「売り」(ZAREUR「買い」)との組み合わせです。
※クリックで拡大
20120426_11.jpg


AUDCADの方が組み合わせとしては良さそうです。

過去のバックテスト結果も良さそうですが、
相関係数を比べればAUDCADの方が無相関に近いようです。
両者の動きはあまり関連してないとなります。

逆相関でなくて良いの?

と思われるかも知れません。

当然、この通貨ペア同士は、タイミングによっては、
同時暴落という可能性はあります。

リーマンショックのときは同時暴落を起こしてますよね。
(それでもたった15%ですけど・・・)

そして、通貨ペアはここから更に分解できます。
最終的に作成された複数通貨ペア同士の相関行列がそれなりの
バランスで組み込まれていれば大丈夫ですので、今は、
2つの通貨ペアが無相関に近いな・・・ぐらいを目処にしておいて
良いでしょう。

ただ、もし、このままの通貨ペアで運用するのであれば、
潜在的なリスクがあるということを忘れないようにしてください。

ちなみにAUDCADが暴落しにくいのは、この通貨ペア内ですでに
通貨同士で逆相関の関係が含まれているからです。

AUDCAD「買い」は、

AUD ロング
CAD ショート

というポジション分解になります。

CADを借り(売っ)て、AUDと交換(買う)したわけです。

CADとAUDの通貨は、どの通貨で建てたとしても、
ほぼ、似たような動きになります。
(逐一確認してみればわかりますが)

それらを買って売ってるわけなので、(つまり逆相関…ちょと語弊はありますが)
大暴落時には、それほど被害を受けにくいわけです。

・・・・といことで、

次は、

GBPTRY「売り」
AUDCAD「買い」

という2ペアのポートフォリオを分析してみましょう。

つづきます。



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トルコリラ…その2 TRYと相性の良い通貨を探す

04月25日
トルコリラをテーマに2回目です。

まず、トルコリラと相性の良い通貨を探して見ましょう。
トルコリラのロングに対して、ショート側の通貨を探すわけです。

TRY…ロング側
●●●…ショート側

として、通貨ペアを作ります。

通貨は何十種類もあるので大変だ・・・と思われるかも知れませんが、
それほど大変ではありません。

普通に、リスク分析ツールで、[通貨1]側にTRY、[通貨2]側に●●●を入れて
[リスク計算]を押します。


現れたヒストリカルパフォーマンスを見て、過去の値動きから
レート推移が一番フラットに見えるものを選べば良いだけです。

●●●ですが、通常は、先進国通貨を選べば、大抵、何かみつかります。
USD EUR CHF GBP CAD … まぁ、大体このあたりですかね。

レバレッジを3倍程度の高めにしておくと探しやすいです。

あまり良さそうなものはありませんでしたが、
色々試した結果、GBPがトルコリラと組ませるとマシかな?という感じです。

ここはちょっと手を動かして色々試してみると良いでしょう。

TRY/GBPの場合
20120425_1.jpg


通貨同士を組み合わせて作った通貨ペアの
推定リスク(標準偏差)の低いもので選ぶ・・・というのが基本ですが、
トルコリラの直近トレンドとの相性もありますので、標準偏差が低くても、

レバレッジ2〜3倍程度で、大きなドローダウンを発生させているものよりは、
今の段階では、青い線がフラットに近いものを選んだ方が良いと思います。

例えばカナダドルと組ませた方が、標準偏差は小さいのですが、
過去のトレンドを見る限り、右肩下がりとなってトレンド同士の相性は
よろしくなさそうです。

TRY/CADの場合
20120425_2.jpg

厳密に数値化して調べても良いのですが、今の段階では、あまり
細かく調べるよりも、見た目の直感でどんどん選んで次の作業に進んだ方が
効率は良いでしょう。

まずTRY/GBP「買い」(またはGBP/TRY「売り」)という通貨ペアを1つ想定してみました。

続きます。



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トルコリラ

04月24日
豪ドルと南アフリカランドをテーマにしたので、次はトルコリラについて
調べてみようかと思います。

トルコリラをカバーしている業者は、南アフリカに比べて少ないようです。
それだけに、ここも業者選びまで含めて行ってみたいと思います。

ちなみに政策金利は5.75と一時期よりはだいぶ減りましたが、
それでも安定したスワップが供給される高金利通貨には変わりありません。

今の時点では、比較的組み入れても良いと考えている高金利通貨は

豪ドル
南アフリカランド
トルコリラ
メキシコペソ

です。

このブログでも順番に潰していこうかと思ってますが、
今回から三つ目のトルコリラに焦点を絞ってみます。

ただ、まだ何もやってないので、これからどういう結果が出てくるか
わたくしも楽しみです。


話かわりまして、私の著書が発売中です。
先日、某大手証券会社の専務さんから、この本の感想がとどきました。
べた褒めしてくれていてうれしかったです。



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ポートフォリオの過剰最適化はなぜ起きるのか?

04月23日
過剰最適化が起きる原因としては、都合の良い過去情報を拾いすぎたために
発生するという話をしました。

これは単にシステムトレードのバックテストだけにあるのではなく、
あらゆるものに起きる問題だと思っておいた方が良いでしょう。

恋愛の過剰最適化なんてものも笑えない事実としてある気がします。

相手が気になって仕方が無いゆえに、相手の態度を自分の都合よく解釈して
それによってアプローチの仕方を考えるなどです。

実際には、自分の願望を相手の行動に投影して勝手にこじつけてるだけなのですが、
案外、誰しも経験することかも知れません。

彼女(彼)は、わたしに気があるよ・・・みたいな(笑)

トレードでも同じです。


ところでスワップ派の場合は、相関性とも絡んできます。

基本的にレートの動きが近いもの同士を探して片側を売りにしたり、
異なるものを探して同時に買い建てしたりすると思うのですが、

このブログでも何度も言っていますように、
為替レートから直接相関係数を求めると、思いっきり妙な数字となり、
都合の良いものを相性が良いとして拾ってしまいます。

相関係数がコロコロ変わるわけですから、
自分の都合のよい計算期間で都合の良い計算データ数を拾って
最適化に当てはめてしまえるのですね。


例えば豪ドル「買い」と南アフリカランド「買い」を
同時に持ちたい・・・しかし、両方持つとリスク高そうだ・・・

心の願望には、両方を持ちたいという想いがあります。
そこで、為替レート同士の相関を計算して、自分の都合の良いタイミングで
出てきた数字を拾ってしまい、それによって、
この通貨ペア同士のポートフォリオは安全だ!
というトンデモな最適化を行ってしまうのです。

ここの話は、以前書いた、この記事に詳しく載ってますので
興味ありましたら、お読みください。

こんなに恐ろしい!相関係数のお話し!本当に怖い!!

この記事から続けて3〜4回にわたって色々書きました。


さて、過剰最適化がなぜ起きるのか?

ということですが、これは表面的なものだけを見ているときに起こしやすくなります。

上っ面だけみて比較してると、結構、いい加減などうでもよい情報を拾うことになります。

相関係数でいえば、為替レートの相関などは明らかに
表面的なレートの値動きだけにとらわれてしまってます。
本当は、その値動きの背後にある変化率を調べて、
その変化率同士の相関を取らなければならないのです。

どうしても、この相関係数の計算方法の過ちというものは、
本当に怖いなと、いまさらながら思います。
.

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ポートフォリオ過剰最適化の問題

04月21日
過剰最適化という言葉をご存知でしょうか?
システムトレードなどをかじった事のある人であれば、
ピンとくると思います。

カーブフィッティングなどとも言われますが、
過去の値動きをあまりに考慮しすぎてしまうと、
バックテストが非常に美しい売買ルールが出来てしまうことを言います。
こじつけのことです。

わかりやすい例え話でいうと

じゃんけん大会があったとします。
10回勝ち抜いて優勝しました。

優勝するためのシステムを作ろうとするときに、
自分が勝った過去の対戦者の状況をつぶさに分析します。

おおむね心理を読むような(例えば挙動不審なタイプはチョキを出しやすいとか)
ものはある程度有効でしょうが、
あまりに、細かいところまで対戦相手の状況を調べだすと、
意味がなくなります。

ネクタイをしてる相手はパーを出したとか、
黒いメガネをかけてる奴はグーを出したとか。

つまり、過去の対戦者の条件をあまりに細かくチェックしすぎたために、
将来のジャンケン対戦には、なんの役にも立たないものをせっせと
作ることになります。

過去にグーを出した者が2人ともメガネをしていたからといって、
次に、メガネをかけた相手がグーを出すとは限りません。

勝負とは無関係な偶然の要素まで広い過ぎてしまうと
過剰最適化がおきるわけです。

過剰最適化でできあがった資産曲線は、綺麗に一直線となって右肩上がりになります。
こじつけてるのだからそうなります。

よく売買システムなどを販売してる業者が
非常に綺麗な右肩上がりのものを見せていたりしますが、
そういうものの中にも過剰最適化が混ざってる可能性があるので気をつけないといけません。


実は、スワップ派の長期投資で作るポートフォリオにも
過剰最適化の問題は発生します。

あまりに通貨ペアを組み入れすぎたりすると起きることがあります。

いまのところ、拙著で公開してる通貨ペアは5つまでなので、
過剰最適化の問題が発生することは、殆どないと思いますが、

10個以上の通過ペアを組み合わせていくと、
案外、そういうことが発生している可能性もあります。


防ぐ方法は、とにかく多角的に通貨ペアを分解して
通貨ごとの特性をつかんだ上で組み入れるということになります。

何個もの通貨ペアを組み合わせたポートフォリオも、
分解したりまとまたりして、実質ポジションを作成すると、
実は、小ぶりのものになったりしますので、通貨ペアは奥が深いです。

そのうち、もっと具体的な話をしますが、
いずれにしろ、今は、
そういう問題もある、ということは頭に入れておくと良いでしょう。






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マーケット・ニュースの読み方

04月20日
ここ最近はずっとリスク分析ツールを使った
ポートフォリオ作成の話ばかりだったので、
久しぶりに違う話をしてみます。

画像が多く、夜の混雑時はやたらブログが重くて読めないとも言われたので、
頑張って記事かいたわりにはアクセスが減るのでは残念ですので、
すこし軽めの記事をかいてみます。

そういえば、どういうところから日々の情報を取ればよいですか?

という質問も受けたことがあります。

私の場合は、あまり詳細にあちこちのニュースを見るというよりも、
2〜3のサイトを連続してみてる状態です。

ブルームバーグ

ロイター

この2つをメインにして、あとは

日経新聞

とかですね。
無料版の日経トップであれば、相当おおきな事件から出てくるので

いきなり、何を見たらよいのかサッパリわからない
という状況になりがちな場合、わたくし流の読み方は

大衆向け→専門向け

という流れでニュースは追っています。

昔は有料情報とかも読んでいたのですが、なんかいい加減なアナリスト記事ばかりで
最近はすべて無料版で済ませてる状態ですね・・・



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外貨建2ペアを円建4ペアのポートフォリオに変換して最適化

04月19日
外貨建同士のポートフォリオについて2つのペアからはじめましたが、

・外貨建同士で2つの通貨ペアのポートフォリオ!どうでしょうか? (04/16)

今度は、それをどこの業者でも取引できるように日本円建のペアに変換しました。
2ペア(外貨建)→4ペア(円建)という流れです。

・こうすれば大丈夫!外貨建で取引業者に欲しい通貨ペアがないとき (04/17)


本日は、4つに分解した円建通貨ペアのウエイトをまとめて最適化します。

さっそくリスク分析ツールとエクセル教材のchapter6を用意しましょう。

まず、各4つの直近、日次終値を用意します・・・

・・・この直近日次終値のデータに関しては、いちいち検索するのが面倒臭いと
いう意見がありましたので、簡単に求める方法をお伝えします。

リスク分析ツールで以下のように入力してください。

20120418_1.jpg

20120418_2.jpg

1000保有単位で83,971円なので、そのまま小数点の位置を左に3つズラせば、
AUDJPYの直近終値は83.971円だと分ります。

そのようにして、各レートを求めました。

AUDJPY 83.971円
CADJPY 81.699円
EURJPY 105.899円
ZARJPY 10.359円

※どこからデータを引っ張ってくるか?という問題がありまして、
直接レートを表示すると多少問題がおきる可能性あったので、
それを敢えて避けているために、非表示という状態ですm(__)m

スワップですが、この段階では、[Swap]画面にセットされた
政策金利差を使いましょう。


リスク分析ツールに入力しました。

例によって、マイナススワップのものは、ベース通貨を入れ替えて入力します。

20120418_6.jpg

[リスク計算]ボタンを押して、[Risk]画面に出た値を、

20120418_7.jpg

エクセル教材chapter6「2.最適化シート」にコピペします。

20120418_8.jpg

さて、ソルバーによる最適化ですが、
色々試した感じでは、現状、ターゲットスワップを1.6%ぐらいが良いかな
という感じです。

20120418_9.jpg

AUDJPY「買い」 3,134
CADJPY「売り」 3,595
EURJPY「売り」 1,415
ZARJPY「買い」 16,595

というウエイトになりました。

さて、ここで、この保有単位と、実際の業者のスワップを使って
リスク分析ツールでリスクとリターンを検証してみましょう。

山場です。

スワップレートですが、
これは各取引業者のHPから直近10日分のスワップを取ってきて
スワップを指数平滑化してもう一度確認する・・・という流れです。

ブログでは真面目に直近10日間のスワップを指数平滑平均で丸めました。

ここでは、スワップが業界最高水準ということで、
LS証券のものを使ってみます。

LS証券・・・・
かなりスワップを頑張っていると思うのですが、
欲を言えば、1000通貨単位で取り引き出来ると最高なんですけどね・・・

機会があれば、直談判してみます。
しかし、それでも豪ドルと南アフリカランドのスワップの高さは魅力的です。

さて、スワップを丸めたものが下です。
ここでも、エクセル教材chapter6を使いました。

20120418_4.jpg

ZARJPYのスワップで気をつけて欲しいのが、南アフリカランドの場合、殆どの業者が
10万通貨単位で1日当たりにつくスワップを記述しているという点です。

先進国通貨だいたい、は1万通貨単位なので、間違えやすくなります。

20120418_10.jpg

こんな感じで入力してください。そして[リスク計算]ボタンを押します。
下図は、レバレッジ1倍での成績です。

※クリックで拡大
20120418_11.jpg

・・・これはまた、綺麗な資産推移となっていますね。
リーマンショックでも殆どドローダウンが起きずに、なおかつ、
着々と利益をとっています。

年当たりの標準偏差も4.21%です。

ちなみに、このポートフォリオの実質レバレッジを見てみましょう。
拙著をお持ちの方は188ページを開いて、直接やってみてください。
結果だけ載せておきます。

実質レバレッジ0.44倍です。

たった0.44倍
これは、2倍のポジションをとってもまだ1倍にすらならないというものです。

レバレッジ6倍とっても、実際には3倍程度ということになります。
このことは、1万通貨単位の取引しか出来ない業者を使うときに
結構有利です。

レバレッジを大きく取れれば、1万通貨単位でもそこそこ分散がききます。

そこで、LS証券用に、保有単位を調整しました。

クリックで拡大
20120418_13.jpg

あとは、推定される損失額ですね。
大体、リーマンショック並みの出来事が発生したら、

※クリックで拡大
20120418_12.jpg

42、43万円の損失額は発生すると見ておくと良いでしょう。
最悪の場合、最大ドローダウンとしては、50%近く発生するかも知れません。

とはいえ、適切なリスク管理さえ行っていれば、この程度のポートフォリオ運用は
たいしたことはありません。

まぁ、こんな感じっでしょうか。

今日は、時間がとれたので、最後まで一気に書いてみました。


なんか・・・今、自分が運用してるものより、
良さそうなポートフォリオの気がしてきました(笑


あとは・・・なんか各証券会社の特徴を捉えて
ポートフォリオを作ってみると面白いかも知れませんね。

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こうすれば大丈夫!外貨建で取引業者に欲しい通貨ペアがないとき

04月17日
現金が100万円あったとします。
その100万円を次の2つの外貨建による通貨ペアを
それぞれのウエイトで保有したポートフォリオを作りました。

AUDCAD「買い」60% EURZAR「売り」40%

その結果、成績は悪く無かったですね。

しかし、このポートフォリオ・・・

このような通貨ペアをカバーしてる業者と言えば、
日本では、GFT系かSAXO系の代理店ぐらいなわけです。

もうちょっと、なにかイジリようが無いかな・・・?

・・・と考えましょう。

どっち道、スワップ金利は円で受け取るわけですから、
だったら、ポートフォリオには円建のもので組む方が分りやすいと
普通は、考えますね。

そこで、先ほどの外貨建のものに日本円をかませると、次のような組み合わせに変化します。

AUDCAD「買い」60%は
AUDJPY「買い」30% CADJPY「売り」30%

EURZAR「売り」40%は
EURJPY「売り」20% ZARJPY「買い」20%

いかがでしょうか?

外貨建でも、ちゃんと、
円建の通貨ペアに修正(?)することが出来ます。

これ・・・通貨ペアのカバーが少ないにのスワップが高いところを使いたい場合は、
このようなやり方で、通貨ペアを分解して、再構成してやれば良いことになります。

やり方がわからない・・・という人は、本ブログの過去の記事に
通貨ウエイトの分解ということで、詳しく解説したものがあります。

また、ブログの記事を探すのが面倒って方は、
私の著書188ページ「4-9.通貨ウエイト」を読んでいただけたらと思います。
本の中でも、詳しく書いています。

通貨ペアを通貨ごとに分解して組み立てなおすというのは、ちょっとしたパズルのようで
面白いです。

これ・・・慣れてくると、本当に便利です。

通貨ペアを見ると、頭の中で、カチャカチャカチャ・・・と通貨を組み替えて、
あっという間に、色々な通貨ペアの組み合わせが誕生します。

ポートフォリオ運用を行いたい方は、
ぜひに、この通貨ウエイトの分解をマスターしましょう!

通貨ウエイトの分解は、マイナーな通貨ペアでも、
円建の通貨ペアに再構築できることで、
スワップの高い業者での運用を可能にしてくれます。

そして、
日本円が加わることで、それだけ分散効果も期待できます。

今後のFX長期投資ライフにものすごい貢献をいたします。


さて、先ほどの外貨建のものは、次の4つの通貨ペアへと再構築されました。
内容は全く同じです。

AUDJPY「買い」30%
CADJPY「売り」30%
EURJPY「売り」20%
ZARJPY「買い」20%

ただし、今度は、日本円が加わることで、それぞれの通貨ペアが
全体に及ぼす影響が微妙に違ってきます。

だったら、この4つの通貨ペアの%はとりあえず忘れて、
いっそ、この4つの通貨ペアのウエイトを一気に最適化してしまえばOKと
なります。

エクセル教材についていた最適化シートのソルバーを使って一発で行えます。

次回、その結果を載せてみます。





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外貨建同士で2つの通貨ペアのポートフォリオ!どうでしょうか?

04月16日
3つ以上の通貨ペアを用いたポートフォリオが中途半端なところで終わってました。

続きを書いても良いのですが、
あとは各自でリスク分析ツールに通貨ペアと保有数入れれば、
すぐにリスクリターンの値が出ますので、
わざわざ画像を載せて説明するほどでもないかな・・・と思い、

今日は、少し変わったアプローチの仕方で
ポートフォリオを作ってみます。


外貨建同士です。

スワップ派というと、どうも円建でなければいけないような印象を
持ってしまいがちですが、そんなことはありません。

例えば、SAXO系やGFT系の取引業者では、通貨ペアの数が130とかものすごい数あります。
その中から自由に選んでポートフォリオを組めますので、
それだけ自由度が高まるわけです。

・・・ということで早速、外貨同士のペアを選んでみました。

1つは、すっかり有名(?)になった豪ドルと加ドルを使って

AUDCAD「買い」を使いましょう。

もう1つは、ZARCAD「買い」でも良いのですが、以前、軽く最適化したことがあり、
つまらないので、
ZAREUR「買い」を使ってみます。

なぜEURなのか?
あまり意味はありません。
なんとなく、良さそうに思えたからです・・・。

※実は理由はありますが、
まずはリスク分析ツールを使って手を動かしましょう。

野球のバッティングを上達させるのは、
頭で考えたらすぐ実践して練習するのと同じです。
何事も体で覚えます。

ところで・・・

買い同士だけど、利益を取るものと、
そのリスクを減らすものの組み合わせじゃないの?

と思われた方は、ちょっと危ういかもですね。

両方とも利益を取ろうとしている通貨ペアです。

これじゃ、リスクが減らないジャン・・・と思ったら、
考える前に、リスク分析ツールを使って、計算してみましょう。
とにかく思いついたら即計算です。

※クリックで拡大
20120416_11.jpg

共分散の計算期間は3年としました。
これは、リーマンショック後のマーケットの動きを重視したかったからです。

そして、ウエイトを調整すると・・・どうやら

AUDCAD「買い」60%
ZAREUR「買い」40%

あたりが良さそうですね・・・

念のために、計算期間を4年にしたり2年にしたりしてウエイト調整しましたが、
やはり、この辺りの組み入れ比率が良さそうです。

さて、このようなマイナー通貨をカバーしてる業者ですが・・・
先ほども書いたようにGFT系かSAXO系ですね。

とりあえず以前使っていたGFT系のスワップを入れてみます・・・と思ったら
ZAREURなんて通貨ペアはカバーしてませんでした。
変わりに、EURZARがありましたので、これを「売り」にしましょう。

金利の安いEURを借りて、金利の高いZARと交換してるわけですから、
「売り」でも、スワップはプラスになります。

そのスワップもGFT系の直近10日間のものを指数平滑平均化して入力しました。

注意して欲しいのですが、「買い」だからスワッププラス、
「売り」だからスワップマイナスという考え方は間違えるもとです。

常に、金利差の中で、何を借りて何と交換したのか?で考えるようにしましょう。

さて、

AUDCAD「買い」60%
EURZAR「売り」40%

となるような組み合わせを作ってみます。

保有単位を細かく調整して。

AUDCAD「買い」60% 7143単位
EURZAR「売り」40% -3775単位

となりました。リスク計算したものがこれです。

※クリックで拡大
20120416_22.jpg 

・・・あれ?

わるくないですね。

外貨建て同士でも、結構面白いものが出来ました。

・・・実は、この記事のカテゴリー、3通貨ペア以上での・・・

なんですよね。

この悪くない外貨建て同士のポートフォリオ。

ちょっと工夫して、もう少し性能を上げてみましょう。

つづきます。

余談ですが、スワップ派の戦略作りは本当に面白いですよ。
慣れてくれば、まるで、パズルを解くみたいに頭が回転してきます。

スワップ派は脳味噌にも良さそうですね(笑)



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ここ1ヶ月ほど荒れてましたが、どの位ドローダウンしたかと言うと

04月14日
ここ数日、雇用統計の肩透かしと今年最大のNY市場下落。
夕べは上昇などなど。

そこそこ荒れてる感じですが、
豪ドル円「買い」10000

加ドル円「売り」-10000

資産状況はどうなのかをチェックしました。

証拠金は100万円です。

ちなみにスワップはLS証券のものを
使っています。
.

下図は、リスク分析ツール・・・ではなく、
これは、以前販売していたもので、現在、再販準備中のFXポートスタジオと
いう長期投資に完全特化したツールで行ったシミュレーションです。

※クリックで拡大
20120413_1.jpg

半年間の運用状況ですが、山あり谷ありとはいえ、
だいたい、紫の線に沿った形で、上下してるのが分かります。

今回の最大ドローダウンも3.61%です。

豪ドル単体だと、同じポジション額では
ドローダウンが7.47%発生しています。
やはり、単体運用は、大体2倍のリスクがあることになります。


※クリックで拡大
20120413_2ss.jpg

個別通貨ペアの要因を分析すると、2つの通貨ペアが見事に
レート変動を打ち消しあってるのがわかります。
そして、着々とスワップ金利を貯め込んでいる様子が、ハッキリ数字で見れますね。


雇用統計?なにそれ?

今年最大の下げ幅?ふーん

・・・正直、このくらいの余裕で資産運用を行いたいものです(笑)




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ドローダウン中に有効なマネーマネジメント方法

04月11日
なんか、また円高やら米国株の暴落やらあったようですが、
スワップ派のポートフォリオも、ここ1ヶ月ほどは、
すこし5〜6%程度のドローダウンが続いていますね。

ということで!、

今日は、運用中、

非常に効果的なマネーマネジメントをお伝えします。


このやり方は、私も頻繁に使っているほど有効です。
ここ最近も、このやり方でポジションを調整しています。

拙著でも、そのやり方を書いてあるので、もしお手元にある方は313ページをご覧ください。


さて、運用中のマネーマネジメントですが・・・

まず、リスク管理でもっとも大切な値は、標準偏差です。
リスク分析ツールでは、推定リスク(年)となっていますが、
この証拠金のところに注目してください。

AUDJPY 10,000
CADJPY -10,000 の場合です。

20120411_1.jpg

証拠金100万円に対して7.94%となっています。
レバレッジは1.65倍です。

レバレッジ=ポジション額÷証拠金

ですので、レバレッジを下げるには、
ポジション額を減らすか、証拠金を増やせば良いわけです。

レバレッジが下がれば、当然、リスクは減ります。

リスク=標準偏差

と定義していますので、実際にそうなるか試しましょう。


■その1:ポジション額を減らした場合

ポジションを8割りにしました。

AUDJPY 8,000
CADJPY -8,000 の場合です。

20120411_2.jpg

はい、確かに減りました。

7.94%から、6.35%になりました。


■その2:証拠金を増やした場合

証拠金を2割増やしました。

20120411_3.jpg

こちらも同様に減りました。

7.94%から、6.62%になりました。


標準偏差=推定リスクが減ると言う事は、当然ながら、
将来発生していると予想される損失額も減るわけです。

この性質を利用します。

自分のポートフォリオをチェックしていて、ドローダウンが増大しているときは、
大体、マーケットが何らかの急変を起こしてる場合が殆どですので、
その場合は、かならず、推定リスクが増大していないか?をチェックします。

例えば、先週、推定リスクが6.00%だったとします。
ところが、今週、ドローダウンが発生している中では、7.00%まで増大しています。

このままでは、当初設定した1年後に1%の確率で発生する損失額を超えてしまいます。
つまり、当初予定していた以上のリスクをとってることになります。

そこで、先ほどの、その1、または、その2を使って、

推定リスクを7.00%から6.00%に戻すわけです。

証拠金を入金するのでは、なんだか追加入金となって、面白くないので、
この場合は、ポジション額を減らしましょう。

そして、常に、推定リスクを一定の値に保つわけです。

そうすれば、どれほどマーケットが荒れても、自分が想定している損失額は
一定の値となります。

そして、再び、マーケットが落ち着いてきたら、
推定リスクも減少してくるでしょうから、改めてもとのポジションに戻せば良いわけです。
リスクを増やしてもOKとなります。

1万通貨単位で、最小売買数しか持ってない場合は、
ヘッジ用の口座を設けておいて、そこで千単位で調整しても良いですね。

例えばライブスター証券をメインに使ってる場合は、
ヒロセ通商の方で、推定リスク調整を行うなどです。

ただ、売買コストもありますので、極端なリスク変化が発生したときにだけ
行うということで良いかと思います。

ちなみに、この手法は、わたくしの発明ではなく、
大手の機関投資家や運用会社が普通に行っているマネーマネジメント方法です。

標準偏差が常に手元にないと出来ませんが、その点、
リスク分析ツールがあれば、簡単にできますよね。

ツールは以下の書籍購入者は無料で使用できます。
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スワップ派が運用中に気をつけること

04月10日
いままで、ずっとポートフォリオの最適化について解説してきましたが、

良いポートフォリオが出来た!

これで、めでたしめでたし!・・・ではありません。

これを実際のマーケットで運用していかなければなりません。

そして、これを運用することで、当然さまざまな困難が発生します。

結論から言えば、同一口座運用で、適切なリスク管理が出来ているのであれば、
このポートフォリオ、多少レバレッジを上げたところで破産することはありません。
まず、安全です。

しかし、運用途中のドローダウンは発生します。

それはどのようなポートフォリオでも同じです。

また、1年間ぐらい、まったく利益を更新しない時期も必ずあります。

これも、どんなポートフォリオを組んだとしても同じです。

いままでは、期待リターンや推定リスクによって、1年後に発生する利益や
損失を予測していましたが、その1年間がどのようなものになるかは、
全く予測していませんでした。

それは予測できないからです。

この部分に関しては、過去のバックテストから推測するしかありません。

そのためにバックテストの資産推移グラフがあると思ってください。
では、さっそくチェックしましょう。

豪ドル円「買」、加ドル円「売り」
過去4年分の運用状況です。

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前回は、
スワップ業界最高値のLS証券と
スワップ業界最安値のH通商との複合口座で試しました。

ただ、2つの口座管理が面倒なのと、
多少、レバレッジを高めに効かせたいので、LS証券だけで
運用したケースとして考えてみます。

レバレッジ1.65倍です。

さっそくリスク分析ツールで確認しました。

未来の運用過程を知るためには、過去のヒストリカル・パフォーマンスの
資産推移グラフを見るのが参考になります。

20120410_1.jpg

過去4年分をみると、リーマンショックからの回復後は順調に右肩上がりですが、
しかし、常に上昇してるかというと、そうでもありません。

白い四角で覆った部分を見てもらえば分かりますが、
半年から1年近く、利益が出ていない時期などザラにあります。

かといって、そこで大暴落が起きているわけでもないので、
気にするほどのことは無いのですが、結局のところ、
そういう時期の精神状態がちゃんと冷静でいられるか?

という点です。

意外に、半年ぐらい自分の資産がモゾモゾ動いてる状況に遭遇すると、

なんだ、これつかえねー!

となって、短気を起こすことになりますが、
そもそもこの戦略はそういうものだと最初から認識しておくことです。
このくらいは平気で起きるってことです。

基本的に1年単位で資産形成を見てもらえれば、問題ないかなと思います。

そういうことをバックテストで確認しておきましょう。

参考までに、他の投資信託の運用成績をネット検索して
見てもらえば分かりますが、上の資産推移はかなり優秀な部類です。

あとは、今の状況から考えれば、レバレッジ3倍超程度までは、
特に問題なく運用できるのではないかと考えてはいます

下はレバレッジ3.3倍のバックテストです。

20120410_2.jpg 

さて、この手法ですが、もう一つ気をつけて欲しいのですが

目的はスワップ金利です。

キャピタルゲインではありません。

ここを勘違いしてしまうと、何を狙った戦略なのか
わけ分からなくなります。

何度もいいますが、キャピタルゲインを狙った戦略ではなく、

スワップ金利の貯蓄が利益の源泉として戦術を立てています。


だから、変な話ですが、円安に向かっているからスワップ派だ・・・

・・・なんて理屈は特に要らないわけです。

ただ、スワップ金利の貯蓄を狙ってるけど、運よくキャピタルゲインも得られた!

そいういうことはあるかもしれません。
しかし、この戦略の狙いはあくまで、スワップ金利の貯蓄。
レートによる資産推移は、フラットに。

フラットなレート資産推移に、スワップ金利が徐々に貯蓄されていくという
資産形成を狙っているのです。

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実際の取引業者を使った2ペアのポートフォリオ実践

04月09日
ずっと政策金利差を使ってポートフォリオのシミュレーションを繰り返してきましたが、
実際の業者を使った場合として、より実践的なシミュレーションを行っています。

今回は、まとめてみましょう。

今のところ、

豪ドル円「買い」は、スワップ金利の高いLS証券
加ドル円「売り」は、スワップ金利の低いH通商

という選定で組み立てています。

20120409_1.jpg

※リスク分析ツールに業者スワップを入力する場合は、
必ず[スワップ自動セット]のチェックをはずしてください。



そして、加ドル円「売り」のヒロセは、1000通貨単位の取引が可能なので、
微妙なリバランスを行う場合は、ヒロセの方で加ドル円のポジションを調整しても良いですね。

現状は、保有数を半々ずつにすると、ウエイトは以下のようにあらわされています。

20120409_2.jpg

豪ドル円 50.6% と
加ドル円 -49.4%(-は売りの意味)

さて、このポジションが抱える1年後のリスクを推定してみましょう。

エクセル教材chapter6「3.VaR」を使います。

20120409_3.jpg 


1年後に1%の確率で15.16万円以上の損失を出している可能性があります。

という結果が出ました。

つまり、このポジションを保有するためには、
最低でもこの15.16万円の2倍は用意しないとダメでしょう。
最悪の事態で、50%以上のドローダウンは許容するという意味です。

しかし、3倍ぐらいの証拠金は推奨したいです。

そうするとキリの良い値として、50万円をこのポジションの証拠金にあてます。

・・・・


でも、なんか変ですね。
単一口座で運用するのであれば、これで問題ないのですが、今回は、
売りと買いで別々の口座になっています。

したがって、この口座ごとのリスク管理をしなければなりません。

つまり、

豪ドル円「買い」10000保有単位のリスク

加ドル円「売り」-10000保有単位のリスク

とそれぞれをちゃんと求めた上で、口座リスクの管理が必要となるわけです。

さっそく、それぞれのリスクを「リスク分析ツール」をつかって求めてみてください。

豪ドル円「買い」10000保有単位の場合

20120409_4.jpg 

1年後の1%VaRは、32.13万円


加ドル円「売り」-10000保有単位の場合

20120409_5.jpg 

1年後の1%VaRは、32.09万円

いずれの場合も、単独運用となると、結構リスクが増大するのがわかります。

それぞれの推定損失額に対して2倍の証拠金を入れておく必要はありそうですね。

LS証券には70万円
H通商にも70万円

合計140万円の証拠金が必要となります。

そうすると、最終的にはレバレッジ1.2倍ぐらいが妥当な水準となります。

もし、頻繁に入出金をチェックするのであれば、それぞれの口座にVaRの値そのものを
入れておいても良いかもしれません。

リーマンショックなみの出来事があれば、豪ドル円「買い」は大暴落ですが、
加ドル円「売り」は大暴騰して、利益がでていますので、利益の出てる側から抜いて
損失側へ補填するなどです。

ただ、スワップ派は、例えば、日々の雇用統計だの、何チャラカンチャラといった
発表が起きて、瞬間的に値動きがふっとんでも、資産増減自体はたいしたこと無い
ぐらいに構えているのが健全ですので、

個人的にはあまりオススメはしていません。

ただ、保有通貨数がもっと増えてくれば、1つの口座の中で
利益を出すものと、利益を減らすものを混在させて、
うまく口座リスク管理をやりやすくすることは可能ですね。

わたくしはそのような形で運用してます。


今回、紹介した豪ドル円「買い」と加ドル円「売り」のポートフォリオは、
スワップ派としては、本当に初歩の初歩です。

しかし、スワップ派の金利貯蓄型のやり方としては、
ほぼ、すべての考え方の要素がぎっしり詰まっているものですので、

この手法で資産運用を行おうというのであれば、繰り返し何度と無く
手順を行って身につけてみてください。

リスク分析ツールを使えば、簡単に将来リスクの推定や現在の状況を分析できると思います。

次回は、実際にこれを運用していく中で起きる
さまざまな困難や問題について考えてみたいと思います。

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【びっくり】取引業者が違うとスワップ運用の結果がここまで違う?

04月08日
「リスク分析ツール」の入力で、業者のスワップを入れる場合、
うまく行きませんと質問を受けましたので、簡単に説明します。
下図を参照ください。

20120408_0.jpg

[売り]と[買い]のところをちゃんと入力して、マイナススワップが
付くものは、ちゃんと-を加えた状態で入力。

そして、保有単位は[売り]の場合は、-にしておきます。

一番重要なのは、[スワップ自動セット]の部分のチェックを外すです。
これを外さないと、いくら入力しても、政策金利差によるスワップ値が
優先されてしまいます。


では、取引業者を使った場合と、政策金利差で求めた値で比較してみましょう。

まずは、政策金利差でもとめた結果です。

※クリックで拡大
■政策金利差(短期金利差)の場合
20120408_1.jpg

次は、前回使用した、某LS証券のスワップを適応した場合です。

■某LS証券の場合
※クリックで拡大
20120408_2.jpg

両方とも別窓で表示されるので、見比べてもらえれば分かりますが、
当たり前のように、スワップが高い方が利益は高くなります。

ついでですので、もう1つ某G系のスワップを適用した場合でみてみます。

某LS証券のときと同じように、直近10日分のスワップを指数平滑平均しました。
その結果は以下の値です。

業ドル円「買い」100.30
加ドル円「売り」-18.16

■G系の場合
※クリックで拡大
20120408_3.jpg


整理します。

政策金利差:1.65% 27,700円
某LS証券:1.89% 31,700円
某G系:1.79% 30,000円

となりました。
基本的に某LS証券はかなり高いお得ということになります。

ただ、ここで終わると、
あまりに媚びてる記事になるので、

某LS証券の問題点も同時に考えたいと思います。

まず、豪ドル円「買い」

これは、何も文句ありません。
さすがは業界、最高水準を誇るだけはあります。

いろいろ調べましたが、すごくいい値が付いています・・・


しかし、加ドル円「売り」

これも最高水準です(笑)
まぁ、全般的にスワップが高いので、当然こうなりますよね。

加ドル円「売り」で-26.44円というのは、ちょっと高いですよね。
某G系では-18.16円でしたから。

だとしたら、

豪ドル円「買い」をライブスター証券で保有。
加ドル円「売り」をGFT系で保有すればいいんじゃない?

・・・いや、ちょとまって、もう一歩進んで考えれば

加ドル円「売り」は業界最安値のスワップ値を提供している業者を探せばOKでは?
となります。

探してみました。
ありました。
某H通商です(笑)

ホームページで確認して、直近10日間のスワップを指数平滑化したものを
求めたところ。なんと、加ドル円「売り」は -17.7でした。
ずいぶん低いです。それを使いましょう。

■混合型
豪ドル円「買い」「某LS証券」、加ドル円「売り」「某H通商」
※クリックで拡大
20120408_4.jpg

さらに一歩上昇しました。
もう一度まとめてみます。

いずれのポジション額に対して

政策金利差:1.65%、SR 0.35、27,700円
LS証券:1.89%、SR 0.40、31,700円
G系:1.79%、SR 0.37、30,000円
混合型(LS&H):2.08%、SR 0.44、35,600円

・・・面白いですよね。
業者を工夫するだけで、
ここまで期待リターンを上げることが出来るとは改めて驚きです。

スワップ金利を狙うには、買いと売りで
それぞれ別々の業者を使うと良いことが分かります。

そして、もし、片方の業者側が1000通貨単位での取引が出来れば、さらに
調整してシャープレシオや、スワップリターンを上げることも可能でしょう。
リバランスもやりやすくなります。

H通商あたりは1000通貨取引が出来るようですし、
通貨ペアも50種類と豊富ですね。
G系も130ぐらいの通貨ペアをカバーしてますので、
調整用口座としてはもってこいです。

ただし、気をつけなければならないのは、口座をわけると
その口座ごとにリスク管理が必要となる点です。

私も、実は1度だけ、異業種の口座管理で失敗したことがありますが、
それはまた、違う機会に書いてみます。

しかし、面白いですね、こういうチェックを色々やってみると、
どの業者が何に向いてるのかが分かりますし、その業者の
顧客獲得戦略なんかも見えてきます。











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毎日変わる【業者スワップ金利】の丸め方

04月07日
前回、実際の取引会社のスワップを使って、戦略を具体的にしましょうということで、
タイアップさせてもらうことになった、ライブスター証券のデータを使うことになりました。

豪ドル円で調べてみましたが、とりあえずスワップを公表しているところでは、
ここが一番高い値を提供しているようですね・・・

ところで付与するスワップは、基本的には毎日変動します。
そこで、一番直近で発表されてるものではなく、
過去どのような推移をたどったかも調べましょう

過去10日間分のデータは欲しいところです。
とりあえず4月分のデータを見るとこんな感じです。

20120407_2.jpg


欲しいのは、豪ドル円「買」と加ドル円「売」です。
そのスワップを過去10日分、拾っていきましょう。

なお、4/5(木)には土日分のスワップが
まとめて3日分ついていることに気をつけてください。

これは、他の業者も似たような感じで、土日分を週のどこかでまとめて
3日分付与したりします。

これをこのまま10日分取得して、その平均値をとっても良いのですが、
レートが急変したり政策金利の変更でスワップが急変したりということも
ありますので、なるべく直近の値ほど、平均に組み込む比重を多くしたいので、
指数平滑平均を使います。

そのシートは、拙著におまけでついていますので、
購入された方は、使ってみましょう。

エクセル教材chapter6.0「1.スワップ指数平滑化」シートです。

20120407_3.jpg

このスワップを指数平滑化するシートは、

拙著購入者特典として、パンローリングのサイトから
無料でダウンロードできます。

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A5判 336頁 2012年1月発売
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・・・の本が絶賛発売中ですが・・・タイアップ特典として


http://portstudio.blog136.fc2.com/

もう1つのブログから口座を開いて使用すると、
私の著書を一冊プレゼントになります。

どうやら、直近10日分のスワップ金利を指数平滑化して丸めたものは

AUDJPY「買い」のスワップ金利は 113.34
CADJPY「売り」のスワップ金利は -26.44

の値となりました。

次は、これを「リスク分析ツール」に代入して、政策金利差で求めたものと
どのくらいの違いが出るのかを試してみましょう。

つづきます。


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実際の取引業者を使った2ペアのポートフォリオ実践

04月06日
前々から、実践を謳っているので、どうしても実際の業者を絡めて
説明したいな・・・と思ってましたが、このたび、ちょうどライブスター証券さんから
タイアップのお申し出があり、お引き受けさせて頂きました。

スワップ金利が業界最高水準を売りにしているだけあって、
まさに、このブログの趣旨とピッタリではないかと思っています。

やっと実践的な話ができるので楽しみです。
スワップ金利とかも、違ってくると、結果はだいぶ変わりますからね。

ツールは、拙著購入者特典として、パンローリングのサイトから
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・・・の本が絶賛発売中ですが・・・タイアップ特典として

私のFC2のブログを通じて口座を開いて使用すると、
この著書を一冊プレゼントになります。


本日から数回ほど、実際の業者を使った場合の準備やその考え方について触れてみたいと思います。

3通貨ペアのお話しをしてる途中でしたが、ここは一旦2ペアに戻ります。
※続きは、近いうちに書きます

さて、以前、2ペアの最適化で、このようなポートフォリオを作成しました。

豪ドル円「買」と加ドル円「売」のポートフォリオが完成しました。
http://portstudio.blog136.fc2.com/category16-2.html

AUD/JPY「買い」6,000保有単位
CAD/JPY「売り」5,000保有単位

これ・・・実際の業者で取引する場合、どう考えましょうかね?

なるべくスワップ金利の高い業者を選ぶ方が良いということで、
今回は、ちょうど豪ドル円でのスワップが一番高い
ライブスター証券を使うのですが・・・

・・・とは思ったものの、ここの業者さんは1万通貨単位なので、
1000通貨単位の調整がききません。

そこで、保有数は50:50と調整してみました。

リスク分析ツールで改めみても、半々ぐらいが丁度良いウエイトだと分かります。
問題なさそうですね。

ちなみにリスク分析ツールの[2pair]ですが、このリスクリターン平面は、
下図のように、0からの角度が一番大きい場所が、シャープレシオ最大となります。

20120406_1.jpg

ここでは、ちょうど半々の50:50のウエイトにしてます。
悪くないですね。

ということで、

AUD/JPY「買い」1万保有単位
CAD/JPY「売り」1万保有単位

というポートフォリオを運用してみたいと思います。

保有単位は同じですが、2つの通貨ペアはレートが異なるので、
実際のウエイトは微妙に異なる比率となっています。

実際の取引では、なるべくウエイトを細かく調整する方法もありますので、
次回にでもそれに触れてみます。

そして次回は、

実際に業者が配信しているスワップって、
 
毎日値が違っているけど、それ・・・どうやって考えればいいの?


という大事な話をします。

ここは大切です。
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オススメの一冊

04月04日
明後日までに、投資フェアのレポートを作成しなければならないので、
ブログが息抜き雑談になってしまい失礼いたします。

本日、トレイダーズショップの担当者さんから、
オススメの一冊をなにか紹介してくださいと依頼されまして、
さて、なにを紹介しようかな・・・と、考えているところです。

実は、先日も読者の方から、メールを頂きまして、
オススメの本を教えてくださいとのことで、色々考えたのですが、
どうも、山のように頭に浮かぶだけで、そこからどう選べば良いのかが分からず、
結局、片っ端から良さそうなものを読むと良いでしょう・・・

などと、半ば無責任な返答をしてしまったのですが、
ただ、まぁ・・・そういう感じで手探りに進む方が、案外良い結果をもたらすことが
多いと思いますので、頑張ってください。

ちなみに、自分が新しい分野に挑戦するときは、本当に漫画でわかる・・・
レベルの本から読み始めます。


さて、トレイダーズショップでの
投資家の役に立った本で、みんなにオススメしたい本・・・

まっさきに浮かんだのが、
この本ですかね・・・
5139M0Z9C3L__SL500_AA300_.jpg

でも読み物だから、もうちょっと実践の役立つものと思って、
あとは、この当たりかな・・・役に立ったのは・・・

41Y0P17ZS5L__SL500_AA300_.jpg

でも、普通の人にはかなりとっつきにくい感じするので、
何にしようか、もう少し考えてみます。







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出版にこぎつけた3年間の経緯

04月03日
本日は、ちょっと出版にいたった経緯の雑談です。

世の中には、天に愛されて、ひょいひょいと上手く物事が進むタイプと、
地を這うようにモゾモゾしながら、
なんとか少しずつ高い場所に上っていく芋虫のようなタイプがいますが、
自分は間違いなく後者だな・・・と思います。

今回、出版にこぎつけた著書も3年以上にわたって、
モゾモゾとあちこちを彷徨し、何度となく、

むずかしすぎる

話題性がない

・・・など、けっこう色々と言われ続けて
やっと理解のある出版社さんとめぐり合うことが出来たわけです。

スワップ金利メインということで、時期的にも悪かったのかも知れません。
リーマンショック以降、スワップ派と呼ばれるスタイルが壊滅状態に陥りまして、

まるで、増えすぎたレミングが死の行進をするかのように、次々と
暴落に巻き込まれて消えていったといいます。

もっとも、豪ドル円を2倍程度のレバレッジでも破産しているのですから、
スワップ派を単なる、長期保有する程度の認識でいた場合は、間違いなく
死亡してたと思います。

ただ、リーマンショックが起きる前から、今回の著書の監修をおこなってもらった
北山さんは、ご自身のブログで、延々と

いまのスワップ派に出回るリスク管理方法は危ない!
危険だ!
いったい誰がこんなわけのわからん、相関係数の間違った計算方法を広めてるんだ?

・・・といい続けてまして、ごく少数ながら、その発信に対して
賛同してくれる方々も居てくれたことも事実です。

北山さん自身は、本業が大手運用機関に勤める、クオンツの統括者ですので、
普通に考えれば、自分も含めて個人投資家が直接会話することのない人です。

大学院などでも講義を持ったりしていますので、
やはり、最先端で質の高い情報を発信され続けてきた彼が、
延々とブログで書き続けてきたという意味は大きいのかなと思います。

そういうものを身近で見ていた自分としては、どうしても、これらの情報を
もっと分かりやすく、簡潔にまとめて、専門書ではなく、一般的な個人投資家の
読み物として、世に出したい・・・と強く思ったわけです。

実際、金融工学の専門書は色々あるのですが、殆どが難解なものですし、
かといって、個人投資家向けに書かれた、ポートフォリオ理論の話は、
殆ど存在してない状態です。


当時、 あるFX業者でブログ連載をさせて頂いたのですが、
そこの前社長さんには大変お世話になりまして、
ブログを本でまとめて出版したいと話たところ、
彼の紹介でいくつかの出版社を回ってみました。

最初に訪ねた出版社では、担当の方が非常に乗り気になって頂いたのですが、
編集会議で「こんな本は売れない」とはねられたようでして、
出版取りやめになりました。

次に相談したところは、大衆向けの商業誌の性質があったところで、
とにかく派手なキャッチが無いとダメということで、
一応、色々と資料を渡して、なんどかメールをしたのですが、
一切返事は来ないという状況でした。

ただ、もともと、この本を実現できるところは「パンローリングしかない!」と
強く思っていたのもありまして、

そのFX取引会社の社長さんに、パンローリング社を紹介して頂けないでしょうか!
と切り出してみました。
(実は、もともとは最初からパンローリングに飛び込みするつもりでしたが(笑))

社内的にゴタゴタがあって紹介しにくい状況があったようですが、
無理をしていただいて、取締役の方の名刺をコピーさせて頂きました。
そして帰宅するなり、突撃連絡をしたという感じです。

早速返事がきまして、編集の方2人と面接の機会を頂きました。
とにかく、いろいろと熱意をぶつけ、面接のための資料を見ていただきながら、
1時間ぐらいプレゼンを行ったと思います。

幸い、担当の方は好意的に捉えて頂きまして、責任者に報告してOKが出れば
さっそく執筆してください。

という結論になりました。

数日待つという形でしたが、他社から拒否され続きだったもので(苦笑)

だめかなぁ・・・、でも、これでダメなら
たぶん、この本は、世に出ない方が良いのかも知れない・・・
やれるだけのことはやったんだから、あとは運に任せよう・・と
開き直ったところに、

出版OKのGOサインが出たという連絡を頂きました。

外に飛び出し、やったー!とガッツポーズ。

その後は、担当していただいた編集の方には本当に助けてもらい、
なんとか、無事、出版にたどり着けました。

執筆中も、これも載せたい、あれも書きたいと
いろいろな葛藤がありましたが、紙面の関係や、数式だらけになるのも嫌だな・・と
本当に葛藤の連続で、いちど筆が止まってしまったこともあるのですが、
担当の方がくれたメール

一緒に良い本にしましょう

という言葉で助けられ、頭の切り替えが上手く言ったりと色々な紆余曲折がありました。
そのあたりの話は、また違う機会に書いてみます。





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目標スワップの考え方

04月02日

今週末に締め切りのパンローリング用の特典レポートの執筆で、なかなかブログをゆっくりかけず、
結構はしょって説明してる部分も出てきますが、ご了承ください。

複数通貨ペアを使った最適化は、この後も、どんどん色々なパターンを載せていきますので、
繰り返し、いろいろと作成する予定です。


これらのツールは、拙著購入者特典として、パンローリングのサイトから
無料でダウンロードできます。

FXで究極の海外投資
為替変動に左右されない金利貯蓄型運用


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結喜たろう, 北山広京
パンローリング
A5判 336頁 2012年1月発売
2,100円 (税込)



さて、前回までで、最大と最小の組入れ通貨比率を決めましたので、
いよいよ、最終段階となる、ターゲットスワップを決めます。

とりあえず、最近の日次データを入力しておきましょう。
3/30終値の日次データです。

20120402_1.jpg

さて、ターゲットスワップですが、これは、
1〜5%ぐらいの値の範囲で決めると良いでしょう。

もう少し絞れば、2%から4%の間ぐらいです。

ポジション額に対する年利ですから、証拠金を調整して、レバレッジ3倍とすれば、
3%のターゲットでも、3×3で9%が狙えます。

レバレッジ5倍であれば、2%のターゲットでも証拠金に対して10%となります。

理屈よりも、とにかく手を動かしてみましょう。

まず2%です。

エクセルのメニューからソルバーを選んで実行してください。

20120402_2.jpg

さて、結果が出てきましたが・・・・

20120402_3.jpg

仮の解が見つかりません・・・

このようなときは、こちらが設定した条件に見合う最適化が出来ないということですので、
こちら側の条件を変える必要があります。

そこで、次は、ターゲットスワップを3%にしてみましょう。

今度は上手くいったようです。
20120402_5.jpg


この最適化された数字を、リスク分析ツールに入力して「リスク計算」をしてみます。

つづきます



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