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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

A株、長い保ち合いを上放れて上昇に弾み!

04月25日
昨日の米国株式相場は小幅反落した(DJIA -59.34 @26,597.05, NASDAQ -18.81 @8,102.10)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,578に対して、下落銘柄数は489となった。騰落レシオは94.99%。東証1部の売買代金は2兆2781億円。

TOPIX +8 @1,620
日経平均 +108円 @22,308円

日銀の金融政策決定会合で、金融緩和を少なくとも2020年春までは続けると明示したことで、株価指数が買い戻された。しかし、もうすぐ本格化する主要企業の2019年3月期決算発表を控えて、上値を追いかけて買おうという動きはなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、今日は陽線で終えたが、4月15日以来続いている保ち合いレンジを抜けていない。

以前からたびたび指摘しているA株は3ヶ月弱の保ち合いを、昨日から出来高を伴って上に抜けてきた。上昇に弾みが付きそうだが、さて、どこまで上がるか?

33業種中27業種が上げた。上昇率トップ5は、陸運(1位)、その他製品(2位)、不動産(3位)、小売(4位)、石油・石炭(5位)となった。
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株価サイクル3だが保ち合いが続いている

04月24日
昨日の米国株は大幅上昇した(DJIA +145.34 @26,656.39, NASDAQ +105.56 @8,120.80)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が547に対して、下落銘柄数は1,510となった。騰落レシオは93.54%。東証1部の売買代金は2兆3229億円。

TOPIX -11 @1,612
日経平均 -60円 @22,200円

米国株は大幅高となったが、日本株は10連休と主要企業の2019年3月期決算発表を目前に控えて手仕舞い売りが優勢だった。上海株が軟調だったことも日本株の売りを誘った。日経平均は後場に一段安となり、一時は100以上下げた。

日経平均の日足チャートを見ると、今日は陰線だったが、まだ上向きの10日移動の上で推移しており、その下に上向きの25日移動、さらにその下には上向きの60日移動平均線が続き、株価サイクル3(着実な上昇局面)である。ただ、4月15日以来、保ち合いが続いている。エネルギーが蓄積されているので、早晩、上下どちらかに放れるはずだ。大きな悪材料が飛び出してこない限り、多分、上だと思う。

33業種中27業種が下げた。下落率トップ5は、電気・ガス(1位)、証券(2位)、輸送用機器(3位)、石油・石炭(4位)、金属製品(5位)となった。
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連休明けには外国人の買いが入ってくる?

04月23日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -48.49 @26,511.05, NASDAQ +17.21 @8,015.27)。ドル円為替レートは111円台後半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,234に対して、下落銘柄数は779となった。騰落レシオは93.89%。東証1部の売買代金は1兆9461億円。

TOPIX +4 @1,623
日経平均 +42円 @22,260円

米国株が高安まちまちとなり、売買材料が不足気味で、大型連休を控えているため積極的な売買は手控えられた。4月に入ってから上昇が目立っていたファーストリテイリングが売られ、この1銘柄だけで日経平均を40円強押し下げた。外国人投資家の日本株保有残高は異例の低さとなっているため、リバランスをするとすすれば、連休明けには外国人の買いが入ってくると考えられる。

株価サイクル3(着実な上昇局面)を維持している。上向きの10日移動平均線の上で推移しているが、4月15日以来保ち合いが続いている。

33業種中24業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、石油・石炭(2位)、陸運(3位)、精密機器(4位)、建設(5位)となった。
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参加者が少なく薄商いで小動き

04月22日
先週金曜日の米国株式市場は休場だった。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が976に対して、下落銘柄数は1,058となった。騰落レシオは97.07%。東証1部の売買代金は1兆6263億円。

TOPIX +2 @1,619
日経平均 +17円 @22,218円

海外市場は休場が多く参加者が少ないため薄商いだった。材料不足からも、日本株全般は小動きだった。改元に伴う4月27日〜5月6日の10連休が始まるまで後1週間を切ったが、手仕舞い売りが優勢となって相場が崩れる兆候は見られない。

米中貿易戦争による中国景気の失速は杞憂に終わりそうである。中国の3月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、政府版も民間発表版もどちらも好不況の分水嶺となる50を超えた。中国政府が昨秋から打ち出した景気刺激策の効果が出始めている。

仮需による潜在的売り圧力も小さい。東証1部の時価総額に対する信用買い残は、4月5日時点で0.355%であり、2009年5月(0.3532%)以来の低水準である。日経平均は4月15日以来横ばいが続いているが、10日、25日、60日の各移動平均線は上向きであり、連休明けには上放れするか?

連休中の主なイベントは次の通り。
4月30〜5月1日:FOMC
5月1日:米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数
5月3日:米雇用統計

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、海運(2位)、建設(3位)、小売(4位)、不動産(5位)となった。
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10日移動平均線が上向きのときは・・・

04月19日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +110.00 @26,559.54, NASDAQ +1.98 @7,998.06)。ドル円為替レートは119円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,147に対して、下落銘柄数は899となった。騰落レシオは100.45%。東証1部の売買代金は2兆208億円。

TOPIX +2 @1,617
日経平均 +110円 @22,201円

米国株式相場がやや上昇したのを受けて、TOPIXも日経平均も小幅高となった。中国の広東省で主力家庭用ゲーム機の販売が承認されたと報道され、任天堂が大幅高となった。しかし、4月19日は聖金曜日の祝日で、香港、ロンドン、米株式市場が休場となるため、取引に参加する海外投資家が少なかったことが響き、小動きとなった。

日経平均の日足チャートを確認しておこう。下から順番に、上向きの60日移動平均線、上向きの25日移動平均線、上向きの10日移動平均線が並んでおり、株価はその上で推移している。株価サイクル3(着実な上昇局面)である。ただ、この2日間は短陰線で高値を更新できずに上値は重い動きとなっている。これが現状認識である。この先はどうなるかはどうやっても正確には予測できない。ただ、経験則から、10日移動平均線が上向きのとき、株価がその上方で推移する確率は70%くらいである。

33業種中13業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、機械(2位)、電気機器(3位)、水産・農林(4位)、海運(5位)となった。
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短期的な過熱感から利益確定売りが優勢

04月18日
昨日の米国株式相場は小幅安となった(DJIA -3.12 @26,449.54, NASDAQ -4.15 @7,996.08)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が192に対して、下落銘柄数は1,907となった。騰落レシオは97.68%。東証1部の売買代金は2兆2288億円。

TOPIX -16 @1,615
日経平均 -188円 @22,090円

米国株が小幅安となり、日経平均は前日まで5日連続で上昇していたことに加えて、明日は米国市場が休場となるため、日本株は利益確定売りが優勢となった。アジア株が下げたことも相場の足を引っ張った。米国では、医療保険制度の改革、「国民皆保険制度」を巡る思惑から製薬会社や医療保険株が下げた。東京市場では、薬価に下げ圧力がかかり、収益が圧迫されるとの見通しからアステラスや中外製薬などの医薬品株が売られた。

日経平均の日足チャートを見ると、短期的な過熱感がでており、10連休を前に利益確定売りをしておきたいという気持ちが優ってきたようである。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、精密機器(2位)、パルプ・紙(3位)、金属製品(4位)、水産・農林業(5位)となった。
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日経平均、目先の上値抵抗線は12月3日の戻り高値@22,699円

04月17日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +67.89 @26,452.66, NASDAQ +24.21 @8,000.23)。ドル円為替レートは112円に迫る水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,220に対して、下落銘柄数は803となった。騰落レシオは99.50%。東証1部の売買代金は2兆3628億円。

TOPIX +4 @1,631
日経平均 +56円 @22,278円

米国株高を受けて、さらに中国の経済統計の回復を受けて、TOPIXも日経平均も続伸した。これで日経平均は5日続伸したが、5日続伸は2018年11月22〜12月3日の7営業日続伸以来、約4ヶ月半ぶりである。また、円相場が112円台前半の円安になったことも、自動車株や電気機器株など主力の輸出銘柄が買われて株式相場を支えた。他方、短期的な過熱感から個人は利食い売り先行となり、相場の上値を抑えた。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の「上放れ並び赤」の後、定石通り高値を更新してきた。目先の上値抵抗線は12月3日の戻り高値@22,699円である。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、海運(2位)、輸送用機器(3位)、石油・石炭(4位)、銀行(5位)となった。
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「上放れ並び赤」の変形 ⇒ ジリ高となるか?

04月17日
昨日の米国株は小幅安となった(DJIA -27.52 @26,384.77, NASDAQ -8.15 @7,976.01)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が698に対して、下落銘柄数は1,346となった。騰落レシオは104.61%。東証1部の売買代金は2兆929億円。

TOPIX -1 @1,626
日経平均 +53円 @22,222円

米国株が小幅安となり、材料不足からTOPIXは小幅安となったが、日経平均は続伸した。日経平均は4日続伸となり、連日で年初来高値を更新した。ただ、ファーストリテイリング、KDDI、ソフトバンクグループの3銘柄だけで日経平均を98円押し上げた。これらの銘柄はPBRが高い銘柄(日経平均=1.14倍と比べ)が、それでも買われる。

日経平均の日足チャートを見ると、下から順番に、上向きも60日移動平均線、上向きの25日移動平均線、上向きの10日移動平均線ときれいに揃っている。株価は10日移動平均線の上で推移しており、さらに、昨日、上放れして陽線で終わり、本日も陽線で高値を更新している。「上放れ並び赤」の変形である。上放れ並び赤が出ると、その後はジリ高になりやすい。大きな悪材料が飛び出してこなければ、しばらく強含みの展開となると見るが、果たして定石通りの動きとなるかどうか。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、パルプ・紙(1位)、鉱業(2位)、電気・ガス(3位)、石油・石炭(4位)、卸売り(5位)となった。
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「株価サイクル3(着実な上昇局面)」

04月15日
先週金曜日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +269.25 @26,412.30, NASDAQ +36.80 @7,984.16)。ドル円為替レートは111円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,910に対して、下落銘柄数は190となった。騰落レシオは109.82%。東証1部の売買代金は2兆3924億円。

TOPIX +23 @1,628
日経平均 +299円 @22,169円

米国株の大幅上昇を受け、TOPIXも日経平均も大きく続伸した。中国人民銀行が発表した3月末の人民元建て融資残高の増加を受けて、中国の景気改善が期待された。

日経平均の日足チャートを見ると、日経平均は戻り高値で上値抵抗線となっていた21,900円前後を上抜け、さらに心理的な節目でもある22,000円も上抜けした。下から順番に、上向きの60日移動平均線、上向きの25日移動平均線、上向きの10日移動平均線、そして一番上に株価が来る「株価サイクル3(着実な上昇局面)」の形となっている。

33業種すべてが上昇した。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、倉庫・運輸(2位)、保険(3位)、機械(4位)、非鉄金属(5位)となった。
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日経平均、株価サイクル3(着実な上昇局面)

04月13日
昨日の米国株式相場は小幅に下げた(DJIA -14.11 @26,143.05, NASDAQ -16.88 @7,947.36)。ドル円為替レートは111円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が809に対して、下落目柄数は1,219となった。騰落レシオは95.46%。東証1部の売買代金は2兆2522億円。

TOPIX -1 @1,605
日経平均 +159円 @21,871円

TOPIXはわずかに下げ、日経平均は続伸した。日経平均は終値ベースで年初来高値を更新し、2018年12月5日以来約4ヶ月ぶりの高値となった。2018年9月〜19年2月期の連結純利益が過去最高を記録したファーストリテイリングが大きく買われ、この1銘柄だけで日経平均を約160円押し上げた。この銘柄が前日比同じだったならば、日経平均も前日比ほぼ変わらずということだった。

日経平均の日足チャートを見ると、下から順番に、上向きの60日移動平均線、やや上向きに変わりつつある25日移動平均線、そして一番上に上向きの10日移動平均線と並び、その上で株価は推移している。株価サイクル3(着実な上昇局面:生涯現役の株式トレード技術 海図編 210ページ)である。ただ、3月4日戻り高値@21,860円と4月8日戻り高値@21,900円が上値抵抗線として株価の頭を抑える構図となっている。来週はこの上値抵抗線を一気に突破できるかどうかに注目している。

33業種中12業種が上げた。上昇率トップ5は、情報・通信(1位)、その他製品(2位)、サービス業(3位)、保険(4位)、輸送用機器(5位)となった。
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チャートを素直に読むと上に抜ける可能性の方が高い

04月11日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +6.58 @26,157.16, NASDAQ +54.97 @7,964.24)。ドル円為替レートは111円前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は1,222となった。騰落レシオは93.49%。東証1部の売買代金は2兆545億円。

TOPIX -1 @1,607
日経平均 +24円 @21,711円

日本国内の材料不足からTOPIXも日経平均も小動きだった。日経平均の高値と安値の幅はわずか93円だった。強いて特徴を挙げれば、米長期金利の低下を嫌気して銀行などの金融株が売られ、食料品や医薬品などがディフェンシブ銘柄として買われた。

EUは英国の離脱期限を10月31日まで再延期すると発表した。市場では「想定の範囲内」として影響は限定的だった。欧州経済に大打撃となる「合意なき離脱」はひとまず遠のいたが、市場からは「問題の先送り」と受けとめられた。欧州景気の失速という懸念は根強く、欧州関連とされる銘柄(三菱自動車、NTN、ニコン、マキタなど)は低迷している。決められない英議会に対する不信感が高まっている。ユーロ圏のPMIなどの景気指標は低迷しており、現在の景気と株価の下支え材料は欧州中央銀行(ECB)による金融緩和の継続だけである。

日経平均の日足チャートを見ると、下から上向きの60日移動平均線、その上にほぼ横向きの25日移動平均線、さらにその上に上向きの10日移動平均線が走っており、株価は10日移動平均線の上で推移している。そして、4月8日の戻り高値@21,900円が上値抵抗線として株価の頭を抑える構図となっている。ざっくり言って、2月13日以降は22,000円と21,000円の間を上下するレンジ相場が続いている。上に抜けるか下に抜けるかが問題だが、チャートを素直に読むと上に抜ける可能性の方が高い。しかし、相場は突然、不測の大きな材料が飛び出してきてそれまでのベクトルの方向が急転換することはよくある。目先は上方向だろうと見当をつけてポジションを持ちながらも、常に下振れにも心と建玉の準備をしておく必要がある。これができることが「技術」である。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、不動産(1位)、銀行(2位)、鉄鋼(3位)、証券(4位)、鉱業(5位)となった。
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総合判断は強含みの展開を想定している

04月10日
昨日の米国株式相場は大きく下落した(DJIA -190.44 @26,150.58, NASDAQ -44.61 @7,909.28)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が485に対して、下落銘柄数は1,572となった。騰落レシオは92.96%。東証1部の売買代金は1兆9674億円。

TOPIX -11 @1,608
日経平均 -115円 @21,688円

米トランプ大統領がEUに対して1.2兆円の報復関税を検討していると発表し、米欧の通商摩擦への警戒感や国内の経済統計の弱さから、TOPIXも日経平均も下げた。日経平均は前場では200円を超える下げもあったが、切り返して陽線で終えた。上海株が落ち着いた動きだったことや、日銀によるETF買いの観測が相場を支えた。東証1部の売買代金は4日連続で2兆円を割り込んだ。4日連続の2兆年割れは今年1月21日〜24日以来である。

ダウ平均は最高値まで1.9%、S&P500種株価指数は1.2%、ナスダック総合株価指数は2.0%まで迫っている。3指数とも最高値を更新しそうな勢いである。対照的に、東京市場では3月第4週まで9週間連続で外国人投資家は売り越した。そろそろ買い越しに転じるのではないかと期待される。2018年度の外国人の日本株売越額は約5兆6300億円と、ブラックマンデーの株価暴落があった1987年以来の高水準だった。また、毎年4月は外国人が買い越しになる傾向がある。もし、今年も買い越しならば、2001年から19年連続となる。2001年以降の4月の日経平均の騰落は11勝7敗と、上昇した年の方が多かった。さて、今年の4月はジンクス通りに上げるか?

日経平均の日足チャートを見ると、株価は今日は下げたものの陽線で引けており、上向きの10日移動平均線の上にある。25日移動平均線はほぼ横向きで、60日移動平均線は上向きである。総合判断は、3月4日の戻り高値が上値抵抗線ではあるが、強含みの展開を想定している。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、建設(3位)、その他金融(4位)、電気機器(5位)となった。
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日経平均、総合的に見て上方向へ動きやすいが・・・

04月10日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -83.98 @26,341.02, NASDAQ +15.19 @7,953.88)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が705に対して、下落銘柄数は1,318となった。騰落レシオは94.29%。東証1部の売買代金は1兆9426億円。

TOPIX -1 @1,619
日経平均 +41円 @21,803円

TOPIXはわずかに下げたが、日経平均は小幅高となった。米市場で半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体指数(SOX)が7日続伸し、連続で最高値を更新したことを受けて、東京市場でも東京エレクトロンなど半導体関連銘柄が上げた。他方、リビアの内戦で供給が減るとの思惑からニューヨーク原油先物相場が上昇したことを受けて、石油関連株も上げた。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線の上にある。10日移動平均線は上向きとなり、ほぼ水平の25日移動平均線を上抜けた。その下に上向きの60日移動平均線がある。総合的に見て上方向へ動きやすいが、3月4日の戻り高値@21,860円が上値抵抗線として上がろうとする株価の頭を抑えている。この抵抗線を一気に突破するには何らかの買い材料、或いは大きな弾みが必要だろう。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、電気・ガス(1位)、小売(2位)、不動産(3位)、陸運(4位)、建設(5位)となった。
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10日、26日、60日の各移動平均線が上向きに揃った

04月05日
昨日の米国株は上昇した(DJIA +166.50 @26,384.63, NASDAQ -3.77 @7,891.78)。ドル円為替レートは111円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,311に対して、下落銘柄数は729となった。騰落レシオは104.15%。東証1部の売買代金は1兆9652億円。

TOPIX +6 @1,626
日経平均 +83円 @21,808円

米国株高を受けて、TOPIXも日経平均も上げた。トランプ米大統領が貿易協議のために訪米した中国の劉鶴副首相と会談し、米中貿易交渉の合意が近づいていると期待されたことが背景にある。海外企業から入る配当金の再投資の買いも混じっている。ただ、4月5日夜には3月の米雇用統計の発表を控えて利益確定売りも出て、上値を抑えた。

日経平均の日足チャートを見ると、今日の高値@21,839円は3月4日高値@21,860円にほとんど並んだ。10日、26日、60日の各移動平均線が上向きに揃った。世界経済の減速懸念や英国のEU離脱問題など不安材料はあるが、これまで株式に慎重だった一部の投資家が、日米欧など主要中央銀行が金融緩和気味なことを背景に「持たざるリスク」を意識して買い始めているようだ。

33業種中20業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、金属製品(2位)、繊維製品(3位)、その他製品(4位)、空運(5位)となった。
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上昇トレンドライン上に戻ってきた

04月04日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +39.00 @26,218.13, NASDAQ +46.86 @7,895.55)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が873に対して、下落銘柄数は1,158となった。騰落レシオは99.36%。東証1部の売買代金は2兆1147億円。

TOPIX -2 @1,620
日経平均 +12円 @21,725円

フィラデルフィア半導体指数(SOX)が過去最高を更新したことで、米国市場ではハイテク株が大きく上げた。東京市場でも、半導体関連や電子部品などの銘柄上げた。ただ、日経平均は前日までの3日間で500円超上げたので、短期的な過熱感から利益確定売りも出やすい。

4月27日から始まる10連休に注目が集まっている。連休中に米連邦公開市場委員会(FOMC)、4月の米雇用統計など重要なイベントがある。連休中であるため、海外の株式市場が大きく動いても日本株は取引できない。したがって、ポジションを縮小しておこうという動きが予想される。

日経平均の日足チャートを見ると、60日移動平均線は上向き、10日及び25日移動平均線はほぼ水平で且つ、収斂しておりエネルギーが蓄積されている。保ち合いを放れるときは動きが速くなりそうである。さらに注目すべきは、昨年12月26日安値と3月11日安値を結んだ上昇トレンドライン上に戻ってきたということである。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ・紙(2位)、陸運(3位)、電気・ガス(4位)、医薬品(5位)となった。
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10日及び25日移動平均線が上向きに転じれば、上昇に弾みが付きそう

04月03日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -79.29 @26,179.13, NASDAQ +19.78 @7,848.69)。ドル円為替レートは111円台前半の水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,480に対して、下落銘柄数は588となった。騰落レシオは101.47%。東証1部の売買代金は2兆4166億円。

TOPIX +10 @1,622
日経平均 +208円 @21,713円

TOPIXも日経平均も反発した。ファイナンシャル・タイムズ電子版が午前9時半頃、「米中閣僚級協議で米中両国の最終合意が近い」と報道した。また、中国の3月の財新非製造業購買担当者景気指数(PMI)が54.4と、1年2ヶ月ぶりの高値水準だった。本日の日本株はこれらを好感して反発した。

日経平均の日足チャートを見ると、10日及び25日移動がほぼ横向きに収斂しており方向感がはっきりしないが、60日移動平均線は上向きである。現在は横向きの10日及び25日移動平均線が上向きに転じれば、上昇に弾みが付きそうである。3月4日高値@21,860円を明確に上抜けできるかどうか。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、証券(2位)、非鉄金属(3位)、機械(4位)、電気機器(5位)となった。
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昨日に続き上値では根強い売りが出てくる

04月02日
昨日の米国株式相場は大幅続伸した(DJIA +329.74 @26,258.42, NASDAQ +99.59 @7,828.91)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多くなった。東証1部では、上昇銘柄数が886に対して、下落銘柄数は1,181となった。騰落レシオは96.21%。東証1部の売買代金は2兆3336億円。

TOPIX -4 @1,612
日経平均 -4円 @21,505円

米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を上回って上昇し、米ダウ工業株30種平均はほぼ半年ぶりの高値を付けた。これを好感して、TOPIXも日経平均も高く始まった。しかし、買い一巡後は国内金融機関の益出しの売りに押された。日経平均は一時200円超高くなったが、後場の寄り付きから下げ始めた。

中長期志向の海外投資家の買いも入っているだろうが、売り圧力は消えない。3月第3週まで海外投資家は8週連続で売り越している。都銀・地銀も3月第3週まで31週連続で売り越している。また、月末から始まる10連休を控えて、買い持ちポジションを一旦手仕舞いする動きも増えるだろう。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ水平の10日及び25日移動平均線の上に株価はあるけれど、昨日の長い上ひげに続いて今日は陰線で終えた。上値では根強い売りが待っていることを示している。

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、非鉄金属(2位)、機械(3位)、銀行(4位)、証券(5位)となった。
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改元(令和)のご祝儀相場気味

04月01日
先週金曜日の米国株式相場は続伸した(DJIA +211.22 @25,928.68, NASDAQ +60.16 @7,729.32)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数は1,837に対して、下落銘柄数は259となった。騰落レシオは101.63%。東証1部の売買代金は2兆4846億円。

TOPIX +24 @1,616
日経平均 +303円 @21,509円

米国株が続伸し、中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善し、円安となり、改元のご祝儀相場もあり、TOPIXも日経平均も大きく上げた。日経平均は一時500円高に迫る上げ様だったが、上値では利益確定売りに押された。3月の日銀短観の業況判断指数(DI)は悪かったが、想定の範囲内ということで影響は限定的だった。株価が大きく上がる雰囲気ではないが、中国が景気対策を行い、先進国は金融引き締めを停止したので年後半にかけて世界景気が回復するとういシナリオも描ける。

日経平均の日足チャートを見ると、10日移動平均線と25日移動平均線がほぼ横向きで収斂しており、株価はその上に浮上してきた。長めの上ひげを引き、始値と終値がほぼ同じ寄り引き同事線となった。上値では売り圧力が強いことを示している。しかし、60日移動平均線が上向きに転じてきたので、上方向に分がありそうである。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉄鋼(2位)、金属製品(3位)、非鉄金属(4位)、輸送用機器(5位)となった。
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やや上向きとなった60日移動平均線の上を維持している

03月29日
昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +91.87 @25,717.46, NASDAQ +25.79 @7,669.17)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄数が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,199に対して、下落銘柄数は857となった。騰落レシオは93.55%。東証1部の売買代金は2兆390億円。

TOPIX +9 @1,592
日経平均 +172 @21,206円

米国株高と円安を受けて、TOPIXも日経平均も反発した。米中の閣僚級貿易協議が再開されたことで、交渉の進展が期待された。上海株が大幅上昇し、円相場は円安方向へ動いたことも株式相場を支えた。ただ、3月31日には中国製造業購買担当者景気指数(PMI)の発表を控えて、積極的に売買する雰囲気ではなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ横向きの10日及び25日移動平均線の下に沈み込んだが、やや上向きとなった60日移動平均線の上を維持している。3月4日以降の動きはざっくりと、21,000円の下値支持線と22,000円の上値抵抗線の間を上げ下げしながら推移している。やがてこのレンジ相場を放れて上下どちらかに動くが、今、どちらへ動くかは分からない。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、医薬品(1位)、食料品(2位)、海運(3位)、倉庫・運輸(4位)、情報・通信(5位)となった。
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また60日移動平均線が下値支持線として機能するか?

03月28日
昨日の米国株式相場は反落した(DJIA -32.14 @25,625.59, NASDAQ -48.15 @7,643.38)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が229に対して、下落銘柄数は1,878となった。騰落レシオは92.41%。東証1部の売買代金は2兆2696億円。

TOPIX -27 @1,583
日経平均 -345円 @21,034円

米国株が下げ、なかなか解決しない英国のEU離脱問題やトルコの信用不安を嫌気して、TOPIXも日経平均も大きく下げた。日経平均の下げ幅は一時400円を超えた。また、国会で消費増税対策が盛り込まれた予算案が成立したことで、一部で期待されていた消費増税延期が遠のいたため、売りが増えた。

日経平均の日足チャートを見ると、また大きく下げてやや上向きの60日移動平均線にほぼ接するまで調整してきた。再度、60日移動平均線が下値支持線として機能するかどうか?3度目の正直。

33業種中32業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、海運(2位)、倉庫・運輸(3位)、証券(4位)、金属製品(5位)となった。
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日経平均、実質的には121円高

03月27日
昨日の米国株は上昇した(DJIA +140.90 @25,657.73, NASDAQ +53.98 @7,691.52)。ドル円為替レートは110円台半ばの前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が792に対して、下落銘柄数は1,266となった。騰落レシオは99.88%。東証1部の売買代金は2兆3799億円。

TOPIX -8 @1,609
日経平均 -50円 @21,379円

米国株は上昇したが、配当権利落ちのためTOPIXも日経平均も小幅安となった。しかし、日経平均で配当権利落ち分が171円ほどあったことを考慮すると、実質的には121円高ということになる。為替が円安・ドル高に動き、上海株や香港株も高く推移したことが日本株を支えた。

日経平均の日足チャートを見ると、下ひげを引いたほぼ寄り引き同事線となっており、下値では買い意欲が強い。3月8日の急落時と同じように60日移動平均線を割り込まずに切り返した。この3日間の日足安値は切り上がっている。このまま行けば、明日には10日及び25日移動平均線の上に再浮上してきそうだ。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、その他金融(1位)、卸売り(2位)、銀行(3位)、電気・ガス(4位)、空運(5位)となった。
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配当の権利付き最終売買日で大幅反発

03月26日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +14.51 @25,516.83, NASDAQ -5.13 @7,637.54)。ドル円為替レートは110円台前半の前日比やや円安水準での動きだった。本日の日本株全般は反発した。東証1部の売買代金は3兆2338億円。

TOPIX +41 @1,618
日経平均 +451円 @21,428円

続落が心配されていた米国株は下げが止まり、TOPIXも日経平均も大きく反発した。今日は3月期期末配当の権利付き最終売買日だった。配当再投資後の株価指数に連動して運用する期間投資家が受取配当分を自動的に買った(約7000億円)。短期筋の先物の買い戻しも入り、反発に弾みが付いた。日経平均の上げ幅は2月12日(531円)以来の大きさだった。明日は、配当権利落ち分だけ下げると見られる。明日以降は配当狙いの買いはなくなるため、日本株の本当の実力が試される。

日経平均の日足チャートを見ると、昨日の陰線にたすきを掛けるように陽線で反発する「たすき線」となった。これで、ほぼ横向きの10日移動平均線と25日移動平均線に接するまで戻った。さらに、昨日割り込んだ上昇トレンドライン上に辛うじて戻った。

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、陸運(1位)、その他製品(2位)、金属製品(3位)、倉庫・運輸(4位)、建設(5位)となった。
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米金利の「逆イールド」ショックで株価大幅安に

03月25日
先週金曜日の米国株は大幅下落した(DJIA -460.12 @25,502.32, NASADQ -196.29 @7,642.67)。ドル円為替レートは110円を切る円高水準まで円高が進んだ。本日の日本株全般は下げた。東証1部では、上昇銘柄数が104に対して、下落銘柄数は2,014となった。騰落レシオは101.40%。東証1部の売買代金は2兆3917億円。

TOPIX -40 @1,577
日経平均 -650円 @20,977円

米国株の大幅下落を受けて、TOPIXも日経平均も大きく下げた。日欧の金利低下と景気指標の悪化も混じり、米国債が一段と買われた。その結果、米長期金利が一段と低下し、10年物が3ヶ月物を下回る「逆イールド」が発生した。これは不況の前兆とされる現象であり、過去30年で3回発生しており、その後、景気が後退した。なぜ逆イードが発生するのか?好景気が終盤に差し掛かると、中央銀行は景気の過熱感を冷やすために短期金利を上げる。他方、債券の投資家は将来の景気後退による金利低下を見越して残存期間が長い長期債を買うため、価格が上昇して利回りは低下する。その結果、短期金利が上がり、長期金利がそれを下回る「長短逆転」、つまり「逆イールド」が発生する。

米10年債利回りは一時2.41%台に下げ、約1年3ヶ月ぶりの低水準となり、2.46%台で推移していた米財務省証券(TB)3ヶ月物を下回った。10年と3ヶ月の金利が逆転するのは2007年8月以来、11年半ぶりである。

世界景気の減速懸念からヘッジファンドなどの短期筋が株価指数先物を売り、上海株も大幅安で始まったため、日経平均は一時700円超下げた。先週末までオプション市場では下値は限定的と見て行使価格20,500円や21,000円のプットを売る動きが優勢だった。しかし、本日の株価急落でプットの売り手による損失回避の先物売りが急増したことも株価下落に拍車をかけた。日柄面からも今週は売りの佳境になるかもしれない。日経平均が高値をつけた昨年10月2日からもうすぐ半年になり、制度信用取引の期日到来が近づいているからだ。さらに、相場の変動率に応じて資産の保有高を変えるリスクパリティ戦略のファンドは、相場が下がるほど売りを出して来る可能性が高い。また、3月期決算銘柄の配当権利付き最終売買日は明日、3月26日である。配当狙いの買いは明日で出尽くす。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は10日及び25日移動平均線を大きく下抜けた。辛うじてほぼ横向きの60日移動平均線の上で踏み留まっている。3月8日急落の時と同じである。しかし、12月26日安値と3月11日安値を結んだ上昇トレンドラインも下抜けたため、続落に警戒する必要がある。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、医薬品(2位)、鉱業(3位)、ガラス・土石(4位)、非鉄金属(5位)となった。
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保ち合いを少しだけ抜け出し始めたか?

03月22日
昨日の米国株式相場は大幅高となった(DJIA +216.84 @25,962.51, NASDAQ +109.99 @7,838.96)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円高水準での動きとなった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多くなった。東証1部では、上昇銘柄数が1,392に対して、下落銘柄数は653となった。騰落レシオは106.79%。東証1部の売買代金は2兆6254億円。

TOPIX +3 @1,617
日経平均 +18円 @21,627円

米FRBが年内利上げを見送る方針を示したことで米国株式相場は大幅高となった。しかし、そのため円高ドル安となり、本日の日本株は上下に揺れ、結局、陰線の小幅高で終えた。米国市場では、ハイテク株やIT株が買われ、その流れを受けて東京エレクトロンやアドテストなどが買われた。他方、10年物国債の利回りが約2年4ヶ月ぶりの低水準となったことで、資金運用が難しくなるとみて銀行株が売られた。また、英国のEU離脱の決断が4月12日まで延期されたことで不透明間が長引くことも株式相場の重しとなった。

日経平均の日足チャートを見ると、3月12日以来の保ち合いを少しだけ抜け出し始めたか?

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、鉱業(2位)、海運(3位)、その他金融(4位)、機械(5位)となった。
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月末に向けて横ばいから強含みの展開となるか?

03月21日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -26.72 @25,887.38, NASDAQ +9.47 @7,723.95)。ドル円為替レートは111円台半ばの水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,371に対して、下落銘柄数は676となった。騰落レシオは103.96%。東証1部の売買代金は2兆863億円。

TOPIX +4 @1,614
日経平均 +42円 @21,609円

米中の通商交渉の進展に対する過度な期待が後退して上値を抑えたが、3月末決算期末を控え、配当取り狙いの買いが勝って株価は少し上げた。FOMCの結果の内容を見極めたいとして積極的な買いは入らず、方向感がはっきりしなかった。

日経平均の日足チャートを見ると、25日移動平均線は迷うことなく上向きだが、10日移動平均線はやや下向きで25日移動平均線を下にやや突き抜けた。株価は両平均線の上で推移しているが足元の動きは横ばいである。大きな売り材料が飛び出して来ない限り、株価は横ばいから強含みの展開が月末に向けて予想されるが、果たしてどう動くだろうか?

33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、金属製品(2い)、卸売り(3位)、非鉄金属(4位)、食料品(5位)となった。
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一旦下値を探りにいったが買い戻された

03月19日
昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +65.23 @25,914.10, NASDAQ +25.95 @7,714.48)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比やや円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が597に対して、下落銘柄数は1,464となった。騰落レシオは103.71%。東証1部の売買代金は1兆8954億円。

TOPIX -3 @1,610
日経平均 -18円 @21,567円

米国株は続伸したのだが、ここ数日間の上昇をけて利食い売りに買いが押された。寄り付き直後には日経平均は一時150円ほど下げた。しかし、3月期末を控えて配当狙いの買い(権利確定日は3月26日)が支えとなり、下値は限られた。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ寄り引き同事に長めの下ひげを引いた形となっている。売り買いがほぼ拮抗している中、一旦下値を探りにいったが買い戻されたことを示している。25日移動平均線は上向き、10日移動平均線はやや下向きで25日移動平均線を下に突き抜けそうな動きである。60日移動平均線はほぼ水平となってきた。

33業種中19業種が下げた。下落率トップ5は、小売(1位)、電気・ガス(2位)、その他製品(3位)、陸運(4位)、繊維製品(5位)となった。
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消費増税が再々延期されるのではないかという観測が浮上

03月18日
先週金曜日の米国株式相場は上昇した(DJIA +138.93 @25,848.87, NASDAQ +57.62 @7,688.53)。ドル円為替レートは111円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は上昇した。東証1部では、上昇銘柄数が1,695に対して、下落銘柄数は385となった。騰落レシオは113.70%。東証1部の売買代金は1兆9134億円。

TOPIX +11 @1,614
日経平均 +134円 @21,585円

米国株が上がり上海株も上がったことが追い風となり、TOPIXも日経平均も上げた。積極的に上値を追う動きは乏しいが、かと言って下値を売り込む動きもない。米中貿易交渉の行方と消費増税を巡る思惑がぶつかりあい、上下とも大きくは動き難い。国内外の景気減速懸念が強まっており、消費増税が再々延期されるのではないかという観測が浮上してきた。増税対策を盛り込んだ予算成立や改元を考慮すると、10月の消費増税を最終決断するタイミングは3月末か遅くとも4月上旬までと考えられる。なぜなら住宅など10月1日以降に受け渡しされる契約は、請負契約が3月31日までに完了する場合を除き、新税率で契約しなければならないからである。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの25日移動平均線(これだけでも買い狙い)の上にやや下向きとなった10日移動平均線があり、その上に株価がある。今日のローソク足はほぼ十字線であり、寄り付き後の売り買いの力が拮抗している。少し左を見ると3月4日高値@21,860円の戻り高値があり、これが当面の上値抵抗線となる。

33業種中32業種が上げた。上昇率トップ5は、その他製品(1位)、金属製品(2位)、化学(3位)、証券(4位)、その他金融(5位)となった。
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今月末に向けて需給が改善すると予想される

03月15日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA +7.05 @25,709.94, NASDAQ -12.50 @7,630.91)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,434に対して、下落銘柄数は634となった。騰落レシオは101.84%。東証1部の売買代金は2兆7889億円。

TOPIX +14 @1,603
日経平均 +164円 @21,451円

円安と上海株の上昇を好感して、TOPIXも日経平均も上げた。日経平均は一時230円ほど上げた。中国の全国人民代表大会で李克強首相が減税や社会保険料引き下げの日程を明らかにしたことで、上海総合指数が上昇した。今まで上値を抑えていた国内金融機関による決算対策売りや持ち合い解消売りも今週いっぱいで出尽くしそうである。その先、3月下旬には配当権利取り狙いの買い、配当再投資を目的とした先物買いが増えると予想され、需給が改善することが期待される。

日経平均の日足チャートを見ると、ほぼ横向きとなった10日移動平均線と上向きの25日移動平均線の間に挟まれてはいるが、辛うじて10日移動平均線の上にまた浮上した。ただ、上に動こうとする力はまだか弱い。しかし、今月末に向けて需給が改善すると予想されるので、意外とするすると上がるかもしれない。

33業種中31業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、その他製品(2位)、繊維製品(3位)、医薬品(4位)、銀行(5位)となった。
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少し上げたらすぐに利食い売りが出てくる

03月14日
昨日の米国株は上昇した(DJIA +148.23 @25,702.89, NASDAQ +52.37 @7,643.41)。ドル円為替レートは111円台半ばでの動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が783に対して、下落銘柄数は1,257となった。騰落レシオは94.62%。東証1部の売買代金は2兆1866億円。

TOPIX -4 @1,588
日経平均 -3円 @21,287円

米国株が上がり、英国がEUとの合意なき離脱に反対する動議を賛成多数で可決したことを好感して、TOPIXも日経平均も高く始まったが次第に失速し、小幅安となった。1〜2月の中国の工業生産高の伸びが市場予想を下回り、中国の景気減速が意識されれたことも相場の重荷となった。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの25日移動平均線に対して、10日移動平均線はやや下向きとなり、株価はその間に挟まれるような形で推移している。昨日に続き今日も陰線で終わり、高く寄り付くのだが売り圧力に負けて下げて終わるというパターンである。相場が持続的に上がるという確信が持てないため上値を取りに行くのではなく、少し上げたらすぐに利食い売りをするスタンスのようだ。

33業種中22業種が下げた。下落率トップ5は、化学(1位)、その他製品(2位)、繊維製品(3位)、海運(4位)、ガラス・土石(5位)となった。
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保ち合い相場に入ったかもしれない

03月13日
昨日の米国株式相場は高安まちまちとなった(DJIA -96.22 @25,554.66, NASDAQ +32.97 @7,591.03)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が411に対して、下落銘柄数は1,648となった。騰落レシオは95.75%。東証1部の売買代金は2兆1523億円。

TOPIX -13 @1,592
日経平均 -213円 @21,290円

前の2日間で大きく上げたため利食い売りが優勢となり、TOPIXも日経平均も反落した。1月の機械受注が市場予想を大きく下回ったことも売り圧力になった。さらに、英国のEU離脱案が3月12日にまた大差で否決されたことで先行き不透明感が増したことも売りを誘った。しかし、下値では期末を意識した配当狙いの買いが入っている。

日経平均の日足チャートを見ると、再び10日動平均線を割り込み上向きの25日移動平均線に接するまで下げてきた。25日移動平均線の傾きが上向きである限り、買い狙いが確率的に正解なのだが、上値22,000円、下値21,000円のレンジでの保ち合い相場に入ったかもしれない。

33業種中30業種が下げた。下落率トップ5は、石油・石炭(1位)、証券(2位)、保険(3位)、その他金融(4位)、金属製品(5位)となった。
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日経平均、25日移動平均線と10日移動平均線を一気に回復

03月12日
昨日の米国株は久しぶりに反発した(DJIA +200.64 @25,650.88, NASDAQ +149.92 @7,558.06)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,893に対して、下落銘柄数は185となった。騰落レシオは102.84%。東証1部の売買代金は2兆3266億円。

TOPIX +24 @1,605
日経平均 +379円 @21,504円

米国株が反発し、米中通商交渉の進展が期待され(劉鶴副首相が米通商代表部のライトハイザー代表と電話協議したと発表)、英国の「合意なきEU離脱」が回避される(メイ英首相とユンケル欧州委員長が懸案だったアイルランド国境問題の見直しで合意した)との観測から、TOPIXも日経平均も大幅続伸した。また、1月の米小売売上高が市場予想を上回ったことも株式相場のプラス要因となった。

日経平均の日足チャートを見ると、25日移動平均線と10日移動平均線を一気に回復した。これで短期トレンドは上向きに戻ったが、目先の上値抵抗線は3月4日高値@21,860円にあり、この前後で戻り売り圧力が強くなりそうだ。

33業種すべてが上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、電気機器(2位)、不動産(3位)、その他製品(4位)、精密機器(5位)となった。
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自律反発狙いの買いが優勢

03月11日
先週金曜日の米国株式相場は小幅続落した(DJIA -22.99 @25,450.24, NASDAQ -13.32 @7,408.14)。ドル円為替レートは111円台前半での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,335に対して、下落銘柄数は730となった。騰落レシオは102.74%。東証1部の売買代金は1兆8418億円。

TOPIX +9 @1,581
日経平均 +100円 @21,125円

米国株は小幅続落して5日続落となったが、日経平均は4日間で800円ほど下げていたため自律反発狙いの買いが優勢となった。しかし、世界経済の先行きは依然として不透明感が強く、また、2月の米雇用統計が低調だったため、力強い買いは入らなかった。商いも少なかった。今夜発表される1月の米小売売上高に注目が集まる。

日経平均の日足チャートを見ると、先週金曜日に上向きの25日移動平均線を長い陰線で割り込んだ後、今日は下ひげ付きの短陽線で下げ渋りを見せた。ただ、まだ25日移動平均線を回復できていないので、短期トレンドが上昇トレンドに戻れるかどうかは明確ではない。

33業種中25業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、パルプ・紙(2位)、不動産(3位)、水産・農林(4位)、非鉄金属(5位)となった。
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日経平均、25日移動平均線を大きく割り込んだ

03月08日
昨日の米国株相場は続落した(DJIA -200.23 @25,473.23, NASDAQ -84.46 @7,421.46)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が107に対して、下落銘柄数は2,003となった。騰落レシオは98.51%。東証1部の売買代金は2兆9252億円。

TOPIX -29 @1,572
日経平均 -430円 @21,026円

米国株の大幅続落、欧州を中心とした世界景気の減速懸念、中国の2月の輸出が前年同期比20.7%減少したことなどを嫌気して、TOPIXも日経平均も大幅続落した。日経平均の下げ幅の大きさは大発会の1月4日に次いで今年2番目だった。ドル円為替レートが円高方向へ振れたことも株式相場を下押しした。

米FRBが引き締め路線から転換し、景気の先行きに対する過度な悲観が後退したことで1月初旬から戻り相場になっていた。だが、FRBに続いて欧州中央銀行(ECB)も年内の利上げ断念を発表したが、株価は世界的に下落した。実体経済の弱さが勝り、金融緩和でも株価が上がらなくなっている。

日経平均の日足チャートを見ると、長めの陰線で上向きの25日移動平均線を大きく割り込んだ。数日以内に25日移動平均線を回復できなければ、短期トレンドが「上向き」から、「下向き」あるいは「横向き」に転換したと判断を変える必要が出てくる。

33業種すべてが下げた。下落率トップ5は、海運(1位)、保険(2位)、証券(3位)、非鉄金属(4位)、機械(5位)となった。
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日経平均、上向きの10日移動平均線を少し割り込んだ

03月07日
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -133.17 @25,673.46, NASDAQ -70.44 @7,505.92)。ドル円為替レートは111円台後半だが前日比やや円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が556に対して、下落銘柄数は1,505となった。騰落レシオは110.60%。東証1部の売買代金は2兆2475億円。

TOPIX -14 @1,602
日経平均 -141円 @21,456円

半導体大手企業の業績懸念が高まり、米株式相場が3日続落した。これを嫌気してTOPIXも日経平均も続落した。米国市場ではマイクロン・テクノロジーが急落し、東京市場ではルネサスエレクトロニクスがストップ安水準まで売られた。中国景気の減速と作り過ぎた反動から需要が弱くなっており、DRAM価格が下げている。工場操業の一時停止など在庫調整は免れないような情勢である。米国ではインテルやエヌビディアが大きく下げ、日本では東京エレクトロンやSUMCOも大きく下げた。

2月第4週(2月25日〜3月1日)の投資部門別株式売買動向によると、外国人は5週連続で売り越した。売り越し額は前の週の34億円から大きく拡大し1,952億円となった。個人投資家も3週連続で売り越したが、売り越し額は前の週の2,422億円から896億円に縮小した。これに対して、年金基金の売買動向を反映するとされる信託銀行は2週間ぶりに買い越し、買い越し額は222億円だった。

日経平均の日足チャートを見ると、上向きの10日移動平均線を少し割り込んだ。しかし、上下のひげが短い十字線となっており、寄り付き後の売り買いの力は均衡しており、今日のところは売り圧力が特に強まったという感じではない。数日以内に10日動平均線の上に再浮上してくれば、短期トレンドは上向きということが確認できる。ただ、悪材料が連続して飛び出しくると調整幅と調整期間が長くなる。その場合でも、上向きの25日移動平均線を割り込まなければまだ反転して再浮上する可能性は高い。もし、25日移動平均線も割り込んだ場合、株価は横ばいの保ち合いか、反落が始まった可能性が高くなる。

33業種中28業種が下げた。下落率トップ5は、非鉄金属(1位)、電気機器(2位)、海運(3位)、金属製品(4位)、銀行(5位)となった。
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日経平均、上向きの10日移動平均線に接するところまで調整

03月06日
昨日の米国株は小幅続落した(DJIA -13.02 @25,806.63, NASDAQ -1.21 @7,576.36)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が737に対して、下落銘柄数は1,291となった。騰落レシオは108.75%。東証1部の売買代金は1兆9688億円。

TOPIX -4 @1,615
日経平均 -129円 @21,597円

米国株の小幅続落と、中国の全人代で発表された財政政策が期待したほどではなかったことで、TOPIXも日経平均も続落した。日経平均は昨年10月初旬高値から12月下旬安値までの半値戻しを達成したので利益確定狙いの売りが優勢となりやすい地合いでもある。また、北朝鮮がミサイル発射を復旧させようとしているとの報道があり、これが株価に対して下押し圧力となったが、上海株などアジア株は堅調であり、日本株も大きくは崩れなかった。節目となる22,000円は目の前まで迫っているが、しばらくお預けか。今日はファーストリテイリング1銘柄だけで日経平均を約50円押し下げた。

トランプ米大統領は北朝鮮との首脳会談で非核化に向けた合意を得られなかった。これでもし、中国との貿易交渉もうまくいかない場合、矛先は今春以降に本格化する日米物品貿易協定(TAG)で日本に向かってくるのではないかという警戒感がある。日本車の輸入制限や追加関税をちらつかせて日本を揺さぶるのではないかという警戒感である。したがって、自動車株は買いにくい。

3月5日に開幕した全国人民代表大会(全人代)で、景気刺激のため、2兆元(約33兆円)規模の減税と社会保険料下げを打ち出した。しかし、これは目先の景気を下支えするだろうが、景気失速を招いた構造問題はそのまま手付かずということである。また、対GDPで2.8%の財政赤字(2019年)は市場予想の3.0%を下回り、財政健全性により配慮した判断である。前回の景気減速局面だった2016年は財政赤字の対GDP比率は2.9%だったので、これを今回は下回る。財政赤字額の前年比伸び率は2016年は0.5%増だったが、2019年は0.2%増となり、財政赤字を抑制する姿勢がはっきりしている。

日経平均の日足を見ると、株価は小幅続落して上向きの10日移動平均線に接するところまで調整してきた。目先の目標値である22,000円と上向きの10日移動平均線の間で小さな上下動を続けそうである。一時的に10日移動平均線を割り込むことがあるかもしれないが、25日移動平均性を割り込まない限り、短期トレンドは上向きと見る。

33業種中25業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、小売(2位)、医薬品(3位)、石油・石炭(4位)、ゴム製品(5位)となった。
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8〜9月くらいが日本株の戻りのピークになるか?

03月05日
昨日の米国株式相場は大幅安となった(DJIA -361.12 @25,665.20, NASDAQ -70.53 @7,524.82)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が663に対して、下落銘柄数は1,382となった。騰落レシオは112.22%。東証1部の売買代金は2兆252億円。

TOPIX -8 @1,619
日経平均 -96 @21,726円

米国株安と利益確定売りに押されて、TOPIXも日経平均も下げた。日経平均は昨年10月初旬高値から12月下旬安値までの下げ幅の半値戻しを達成していたので、目標達成感から売りが優勢となった。しかし、米国株が大きく下げた割には日本株の下げは小さかった。本日開幕した中国の全国人民代表大会では、2019年の経済成長率目標が引き下げられたが、相場に既に織り込み済みだったので株価への影響はほとんどなかった。

現在の戻り相場の背景には、米国FRBが利上げを停止し、昨年11月には3.2%台だった米長期金利が2.7%程度まで下げてきたことがある。ドイツやイタリヤでも金利低下が進んでいる。米国は大型減税効果が年後半には息切れとなり、景気拡大のペースが鈍り、他国に見劣りすると見られる。すると、現在強含みのドルは弱くなり、ドル円相場もドル安・円高方向へ動く可能性が高くなる。これは日本株にはマイナス要因として働く。さらに、今年10月には消費税率が8%から10%へ引き上げられる。政府はポイント還元などで景気への悪影響を抑えようとしているが、株式相場への下押し圧力は免れない。8〜9月くらいが日本株の戻りのピークになるか?

日経平均の日足チャートを見ると、今日は下げるには下げたが、ほぼ十字線となり、売り買いの圧力がほぼ拮抗しており、且つ、上向きの10日移動平均線の上で推移している。

33業種中31業種が下げた。下落率トップ5は、ゴム製品(1位)、輸送用機器(2位)、鉄鋼(3位)、金属製品(4位)、機械(5位)となった。
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日経平均、半値戻し達成!

03月04日
先週金曜日の米国株式相場は反発した(DJIA +110.32 @20,026.32, NASDAQ +62.82 @7,595.35)。ドル円為替レートは111円台後半での動きだった。本日の日本株全般は上げた。東証1部では、上昇銘柄数が1,481に対して、下落銘柄数は579となった。騰落レシオは111.26%。東証1部の売買代金は2兆1536億円。

TOPIX +12 @1,628
日経平均 +219円 @21,822円

TOPIXも日経平均も続伸した。日経平均は昨年10月2日高値から12月26日安値までの半値戻し(21,713円)を達成した。米中貿易協議が進展しているとの期待が株式相場を押し上げた。上海総合指数が上昇したことも株価を支えた。中国の全国人民代表大会が3月5日から開催されるが、ここで大型減税などの景気対策が打ち出されるとの期待が強い。さらに、一時、1ドル=112円台になるまで円安が進んだことも株式相場を後押しした。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は上向きの10日移動平均線の上を這い上がっている。その下に上向きの25日移動平均線があり、さらにその下にほぼ横向きの60日移動平均線がある。株価サイクルは3で「着実な上昇」局面である。半値戻しを達成したということは、次は12月3日の戻り高値@22,699円を目指す動きになるか?

M株はグイグイと上げてきた。A株は急上昇の後まだ保ち合っているが、相場全体が上げ続ければ、早晩、重力を振り切って急上昇しそうに見えるが、さてどうなるか?

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、石油・石炭(1位)、精密機器(2位)、機械(3位)、電気機器(4位)、医薬品(5位)となった。
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上向きの10日移動平均線の上を滑り上がるように推移

03月01日
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -69.16 @25,916.00, NASDAQ -21.98 @7,532.53)。ドル円為替レートは111円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,180に対して、下落銘柄数は859となった。騰落レシオは110.13%。東証1部の売買代金は2兆623億円。

TOPIX +8 @1,616
日経平均 +218円 @21,603円

円安が進行し、さらに中国の財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が改善したことを背景にTOPIXも日経平均も上げた。また、2018年10〜12月期の法人企業統計で、金融・保険を除く全産業の設備投資が前年同期比で5.7%増加して設備投資意欲の強さを示したことも株式相場にプラス要因となった。

日経平均の日足チャートを見ると、株価は上向きの10日移動平均線の上を滑り上がるように推移している。25日移動平均線も上向きだが、60日移動平均線はまだやや下向きである。株価サイクル3(着実な上昇局面)なので上げ易い局面である。

33業種中26業種が上げた。上昇率トップ5は、水産・農林(1位)、医薬品(2位)、精密機器(3位)、不動産(4位)、証券(5位)となった。
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