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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

今は半身の構えで相場に向き合う

04月28日
日経平均で見る相場全体は中期上昇トレンドを描いています。つまり、株価という現象面では地の利は「買い」です。しかし、現象を裏付けるファンダメンタルズ面は依然として地の利は「売り」です。米国をはじめ、世界主要国がなりふり構わない財政政策を発動し、株式市場はその効果を先取りして動いています。日本政府の財政政策も今年度に限っていえば、GDPを間違いなく2%程度押し上げるでしょう。問題は、来年以降がどうなるかです。財政政策の波及効果が来年以降も持続して起らなければ、残るのは多額の財政赤字のみです。その効果がどの程度あるのかどうかを見極める最初の試金石が、おそらく来月以降に再び観測される日経平均ベースの予想EPSです。これが低下し続ける限り、現象面の株価の中期トレンドは「メッキ相場」であり、早晩、剥がれ落ちることになります。

上げ相場であれ、下げ相場であれ、我々が自信を持ってポジションを維持できるのは、現象面である株価の中期トレンドとその裏付けであるファンダメンタルズの地の利のベクトルの方向性が一致しているときだけです。それ以外の期間では、株価の中期トレンドを主としながらも半身の構えで相場に挑むことが基本です。
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36業種全ての遅行スパンが好転

04月19日
4月17日現在、36業種全ての業種が完全に26日前と比べて高くなっている、つまり、一目均衡表で言う「遅行スパンが好転した」状態となっている。

しかし、まだ日経平均ベースの予想EPSは下げ続け、47.56円(4月17日現在)となった。ファンダメンタルズの裏付けが取れないので、今回の反発がどこまで持続するか不安が残る。ポジションとしては半身の構えで買い、中期上昇トレンドラインを割り込めば即つなぎ売り、というところか。2003年度のパターンと同じように、3月期決算会社の次年度決算予想が発表される5月初旬から予想EPSの反発が確認されれば、持続的な反発相場となりそうだが。

その前にスピード調整が必要だ。4月に入ってから騰落レシオが120を超える日が続いているので、加熱気味だ。このような状態はそう長くは続かない。業種間、銘柄間の循環物色が上手く回転しているうちは騰落レシオは上昇し続けるが、やがて、どんな業種もどんな銘柄もそれ以上高くなれない水準まで買い進まれる。後は当面は利食い先行となるのが道理だからだ。
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中期トレンドが上向いてきたが・・・

04月12日
日経平均は2008年10月28日安値@6,994円を起点とすると4月末で6ヶ月経過します。日柄調整としても十分でしょう。3月13日には1月7日以降続いていた下降トレンドラインを上抜けした後、反発を開始し4月7日には遂に90日線形回帰トレンドの傾きは上向きに転じました。次の目標は1月7日高値@9,325円、昨年11月5日高値@9,521円です。この目標を終値で完全に抜けると反発に加速が出てきて、2008年3月17日安値@11,619円の抵抗線を目指す動きとなると見ています。

業種別では、90日線形回帰トレンドの傾きで判断すると36業種中、上昇トレンド業種は20業種、下降トレンド業種は16業種です。

ただ、目先の高値警戒感が強まっており、3月10日を起点とする上昇トレンドラインを割り込んだら即、買い玉は手仕舞いするのが基本です。以前から何度も繰り返し強調していますが、継続した反発のためには予想EPSも明確な上昇トレンドに転じないと相場は簡単に失速します。4月10日現在、50.99円まで低下しており、下げトレンドが継続中です。

相場も人生も本質は同じです。順風満帆はいつまでも続かず、必ず、どちらも上げ潮と下げ潮がやってきますが、本質的には2つの要素しかありません。自分でコントロール可能なことと、自分ではコントロール不可能なことです。それ以外はありません。これさえ悟れば、やるべきことは自ずと見えてきます。

水は地球というシステムを循環し、お金は経済というシステムを循環し、血液は生命体というシステムを循環し、その循環のバランスが上手く維持されているときが健康、つまり安定状態です。循環のバランスが大き崩れると、バランスを一挙に取り戻そうとして、必ずどこかに異常な現象が起こります。地球環境で言えば、水の循環システムがおかしくなるとある国・地域では干ばつが起こり、反対に別の国・地域では集中豪雨が起こります。世界経済におけるお金の循環システムが上手く機能しなくなったために、今回の世界同時金融危機が起こりました。今回ほどの異常な機能障害が起こらなくても、経済は通常状態でも必ず景気循環という循環を繰り返します。これは経済の本質です。この必ず起こる景気循環の視点が欠けている投資家は本質を無視しているわけだから、長い時間軸の中では生き残れないでしょう。

本質を常に考えるようになると、物事の見方が変わってきます。人の見た目や印象、世間の評判(現象としての株価)などの輝きや魅力は、その内なる誠実さや信念、慈悲、愛、教養など(ファンダメンタルズ)が源泉となってるのか、或いは、すぐにはげ落ちる運命の単なるメッキ張りの見かけ倒しなのかを見極めることが非常に大切です。殆どの場合、その真贋は時間の経過が暴いてくれます。
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真水で15兆円の財政支出

04月10日
本日(4月9日)の日経平均は前日比321円高の8,9162円となりました。

事業規模で56兆円、真水で15兆円の財政支出はかなり好感されたと思います。現在のGDPが約500兆円だから、必ず政府支出の増加15兆円分だけ、つまり3%の押し上げ効果はあります。さらに、どの経済部門に資金が使われるかにより異なりますが、乗数効果(経済の波及効果)が期待できます。例えば、あり得ない仮定ですが話を分かりやすくするため、15兆円全額を輸送機器に支出したとしましょう。現行の産業関連表からその乗数効果を計算すると2.8152倍です。

すると、15X2.8152=42兆円余の経済波及効果が期待でき、42÷500=8.4%のGDP押し上げ効果があります。これはあまりにも非現実的なので、もう少し現実的に6.5%のGDP成長率を市場が一時的にせよ、期待したと仮定しましょう。

国債の利回り:1.4%
日本株のリスクプレミアム:6%
β:1.0

とすると日経平均株価が投資家から要求されるリターンは7.4%(1.4%+6%)と計算できます。

昨日、4月8日現在の日経平均株価の予想EPSは78.26円(終値8,595.01÷予想PER109.82)でした。

これらのパラメーターを永久成長年金モデルに当てはめて、日経平均株価のフェアバリューPVを計算すると次の通り、8,695.55円となります。

PV=予想EPS÷(r-g)
=78.26÷(0.074-0.065)
=8,695.56

本日の終値、8,916円にかなり近い値となります。差額は今後、予想EPSが徐々に回復することを織り込んでいると考えられます。
さて、今後どうのような展開になるか?
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