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優利加

2003年8月から個人投資家に株式トレード技術の指導をする「優利加塾」を開講。2007年4月から准教授として大学及び大学院にて「数理ファイナンス」、「金融工学」、「ファイナンス概論」、「経営財務」などの科目を講義する一方、学部生及び大学院生の「演習(ゼミ)」の指導も行っている。モットーは「自他共楽」と生涯現役の株式トレード。著書の『 生涯現役の株式トレード技術』は、2006年2月出版以来、続々と感動の声が殺到。 ブルベア大賞2006 大賞を受賞。

「生涯現役のトレード日記」

底堅い動きだが、テールリスクを警戒して

05月30日
昨日の米国株は反発した(DJIA +125.86 @12,580.69, NASDQAQ +33.46 @2,870.99)。中国の景気対策発動を期待してアジア株が上げたことが理由とされる。しかし、本日の米国株は高安まちまちで下げる銘柄数の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が658に対して、下落銘柄数は868となった。騰落レシオは66.99%。東証1部の売買代金は9,494億円となり、依然として1兆円割れが続いている。

TOPIXも日経平均も昨日の値動きの範囲内で小動きして、終値では小安く終えた。株価の動きは下方向から横方向へ変わった。この動きは単なる下げ途中の保ち合いなのか、底値固めのための値動きなのかは後になってみないと分からない。ギリシャの再選挙とユーロ圏離脱の可能性が高まり、さらにスペインでも金融不安が高まっているので、テールリスク(確率的には滅多に起こらないが、起きた時は甚大な被害をもたらす脅威のこと。例えば、東日本大震災の津波)を警戒して世界中の投資家がリスクオフの姿勢を続けている。

TOPIX -4 @723
日経平均 -24円 @8,633円

映画監督の進藤兼人氏が老衰で亡くなった。享年100歳。大往生の生涯現役の映画監督だった。100歳まで現役でトレードを続けたいが、あまりに野心的な目標か。
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このまま反発を続けるとは思えない

05月29日
昨日の米国株式市場は祝日で休場だった。スペインの株式市場が大幅安となり、さらに10年物スペイン国債の利回りが6.4%台まで上昇したことを警戒して、本日の日本株全般は下げて始まったが、その後切り返した。東証1部では、上昇銘柄数が1,130に対して、下落銘柄数は423となった。騰落レシオは68.30%。東証1部の売買代金は9,387億円となり、3日連続で1兆円を割り込んだ。

TOPIXも日経平均も陽線で反発した。しかし、このまま反発を続けるとは思えない。安値圏である程度もみ合いながら十分な日柄調整をこなしてから本来の水準まで再上昇すると見ておきたい。まずは中期下降トレンドラインを上方ブレイクする必要がある。

TOPIX +6 @727
日経平均 +64円 @8,657円
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下方硬直性が強まってきたようだが

05月28日
先週金曜日の米国株はメモリアルデイの祝日を前に手仕舞い売りが多かったようで、下落して終えた(DJIA -74.92 @12,454.83, NASDAQ -1.85 @2,837.53)。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では上昇銘柄数が418に対して、下落銘柄数は1,116となった。騰落レシオは62.67%へ低下した。東証1部の売買代金は大幅に減少し、7814億円となった。外国人は今や日本の株式市場の売買高の約7割のシェアを占めるようになり、彼らの本国での事情が日本株の動向に大きな影響を与えている。本日の売買代金低迷は米国市場が休日だから米国人の参加が殆どなかったからと考えられる。

TOPIXも日経平均も殆ど変わらずであった。下落銘柄数の方が遥かに多かった割に指数は底堅い動きとなった。ローソク足だと分かりにくいが、終値の折れ線チャートでみると、下向きの傾きが弱くなってきたので、下方硬直性が強まってきたようである。そうは言っても6月17日のギシシャの再選挙という大きな不安材料が待ちかまえているので、悲観と楽観が交錯して不安定な相場が続くと見ている。また、4月27日以来時の利は売りが続いていることも忘れてはならない。日柄調整に3か月かかるとすればあと1ヶ月ほどは調整局面が続くのではないか?

TOPIX -1 @721
日経平均 +13円 @8,593円
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日経平均は8週連続の下落

05月25日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA +33.60 @12,529.75, NASDAQ -10.74 @2,839.38)。本日の日本株全般も高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が668に対して、下落銘柄数は837となった。騰落レシオは69.54%。東証1部の売買代金は9,683億円へ低下し、再び1兆円を割り込んだ。

TOPIXは前日比変わらず、日経平均は小幅高となった。日経平均は4月27日を起点とすると下方新値10本となった。3月27日高値から昨年12月19日安値に迫るまで下げてきたので、下げ渋り感がより一層強くなってきた。既に他でも指摘されているが、週足で見ると日経平均は8週連続の下落となり、1992年5月の9週連続下落以来20年ぶりの記録となった。チャートで見る限りは底値圏でうろついていると判断できるが、欧州情勢次第では底抜けも警戒しておきたい。株価が大幅に下げており、且つ、出来高が際立って小さくなっている銘柄は底値圏である確率が非常に高い。

TOPIX ±0 @722
日経平均 +17円 @8,580円
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強気で買い上がろうとするトレーダーは殆どいないだろう

05月24日
昨日の米国株は終値では前日比ほぼ変わらずだった(DJIA -6.66 @12,496.15, NASDAQ -11.04 @2,850.12)が、ギリシャのユーロ圏離脱を警戒してザラバでは大幅下落した。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄が814に対して、下落銘柄数は682となった。騰落レシオは70.26%。東証1部の売買代金は1兆155億円。

TOPIXも日経平均も僅かに反発したが、前日比殆ど変わらずで終えた。上下にひげを引いた短陽線となり、下げ渋りも感じられる。しかし、ギリシャのユーロ離脱の可能性が高まっている中、強気で買い上がろうとするトレーダーは殆どいないだろう。また、ユーロ圏が不安定になるほどユーロ安円高となり易く、本日現在、ユーロが99円台まで円高ユーロ安になっていることも相場の重しとなっている。

TOPIX +1 @722
日経平均 +7円 @8,563円
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下げ三法ならぬ下げ二法

05月23日
昨日の米国株は小幅安となったが実質的にはほぼ変わらずであった(DJIA -1.67 @12,502.81, NASDAQ -8.13 @2,839.08)。しかし、本日の日本株は大幅反落した。東証1部では、上昇銘柄数が246に対して、下落銘柄数は1,366となった。騰落レシオは67.19%へ低下し、再び60%台へ沈んだ。東証1部の売買代金は1兆920億円へ上昇し、1兆円台を回復した。

TOPIXも日経平均も大幅反落した。5月18日(金)の陰線を今週月曜日と火曜日でほぼ打ち消すまで反発したが、本日の陰線でその反発以上に反落して今回の下げの安値を更新した。下げ三法ならぬ下げ二法とも言うべき下げ方となった。ギシシャ債務不安問題が再燃しているため、悪材料により敏感に反応する状況が続くだろう。

TOPIX -12 @721
日経平均 -179円 @8,556円
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反発したが売り買いのエネルギーが拮抗している

05月22日
昨日の米国株は大幅反発した(DJIA +135.10 @12,504.48, NASDAQ +68.42 @2,847.21)。これを受けて、円高への動きが小休止したこともあり、本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,081に対して、下落銘柄数は471となった。騰落レシオは73.14%。東証1部の売買代金は9,174億円と1兆円を割り込んだままなので、反発力が弱いと言える。

TOPIXも日経平均も反発したが、ほぼ寄引同事線となり寄り付き後の売り買いのエネルギーが拮抗している。海外株式市況次第で、日本株は大きく揺り動かされる。一方向へ大きなポジションを取るにはまだ早い。

TOPIX +8 @733
日経平均 +96円 @8,729円
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下げ渋ったが・・・

05月21日
先週金曜日の米国株は続落した(DJIA -73.11 @12,369.38, NASDAQ -34.90 @2,778.79)。しかし、本日の日本株全般は踏ん張った。東証1部では、上昇銘柄数が958に対して、下落銘柄数は587となった。騰落レシオは72.61%へ上昇した。東証1部の売買代金は8,656億円へ低下し、1兆円を大幅に割り込んだ。

米国株が続落したにも拘わらず、TOPIXも日経平均も下げ渋った。しかし、10日移動平均線は下向きであり、且つ、株価がその下に沈んだままであるので、時の利は売りのままである。逆張り建て玉なら打診買いも可能だが、順張り建て玉のスウィングではまだ手出しできない。

TOPIX ±0 @725
日経平均 +22円 @8,633円

6月中旬のギシシャの再選挙が済むまでは、下げ過ぎると自律反発するが直ぐに頭を押さえられてまた下げるとう動きを繰り返し、楽観と悲観の綱引きが続くと見る。最悪シナリオは反緊縮財政の政権が誕生し、これまでのEUやIMFとの合意を破棄し、追いつめられてユーロから脱退してドラクマが復活することだ。その場合、ドラクマは暴落するはずなので、ユーロ建ての債務の返済は極めて困難になり、第1次世界大戦後のドイツのようにギシシャ経済にはハイパーインフレが待っている。その大混乱は大地震のように欧州各国へ伝播し、欧州だけでなく巨大な津波となって世界経済を襲うだろう。この最悪シナリオは外れて欲しい。これから1ヶ月ほどは欧州動向から目が離せない。
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投げ売りの様相を呈してきた

05月18日
昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -156.06 @12,442.29, NASDAQ -60.35 @2,813.69)。ギシシャ債務問題が消えない中、ムーディーズがスペインの金融機関16社を格下げし、さらに米国経済の減速懸念が強まったことが背景にあった。為替が円高方向へ動いたことやアジア株が下げたこともあり、本日の日本株全般は大幅下落した。東証1部では、上昇銘柄数が186に対して、下落銘柄数は1,443となった。騰落レシオは68.06%。東証1部の売買代金は1兆2187億円。投資主体別売買動向では外国人のシェアが6-7割にもなるので、海外発の材料にもより敏感に反応するのも仕方がない。

TOPIXも日経平均も陰線で大幅下落して今回の下げの安値を更新した。投げ売りの様相を呈してきたが、欧州情勢次第でもう少し突っ込みそうだ。突っ込みすぎると自律反発があるだろうが、再度下げる可能性が高い。6月中旬に予定されているギリシャの再選挙が一つの節目となるだろう。しかし、その後も余震は当分続くはずだ。

TOPIX -22 @725
日経平均 -265円 @8,611円

昨日つなぎが外れた銘柄は本日後場、再つなぎとなった。
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売られ過ぎ感から一服する自律反発

05月17日
昨日の米国株は小幅続落した(DJIA -33.45 @12,598.55, NASDAQ -19.72 @2,874.04)。しかし、本日の日本株は小幅反発した。特にこれだという材料はなかったが、強いて言えば円高が一服したこと、アジア株が反発したこと、そして前場寄り付き前に発表された1-3月期のGDP成長率が年率+4.1%増(市場予想+3.5%)となったことであろう。東証1部では、上昇銘柄数が1,173に対して、下落銘柄数は419となった。騰落レシオは71.42%へ上昇した。

米国株は続落したにもかかわらず、TOPIXも日経平均も陽線で切り返した。売られ過ぎ感から一服する自律反発と考えられる。ある程度自律反発すると再度下げるというのがよくあるパターンだが、今回はどうなるか?

TOPIX +9 @747
日経平均 +75円 @8,876円

一部銘柄のつなぎ売り玉を外した。今回の下げ過程の安値を更新すると自動的につなぎ売り玉が建つようにしてある。


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ギリシャの再選挙はまだ織り込み済みではなかった

05月16日
昨日の米国株は続落した(DJIA -63.35 @@12,632.00, NASDAQ -8.82 @2,893.76)。ギリシャの再選挙は織り込まれていたようでまだ十分織り込まれていなかった。これを受けて本日の日本株全般も続落した。東証1部では、上昇銘柄数が325に対して、下落銘柄数は1,260となった。騰落レシオは64.88%。東証1部の売買代金は1兆1862億円。

TOPIXも日経平均も陰線で続落した。日経平均ベースの予想EPSは765円(5月15日)まで高まっており、日経平均ベースPERも11.6倍まで低下した。東証1部ベースのPBRも0.91倍まで下げてきた。バリュエーション面ではかなり割安感が高まってきたが、市場は恐怖に駆られるとそんなことはお構いなしに売りが殺到する。ギリシャのユーロ脱退が真剣に議論され始めた。もし、本当に脱退すると史上初であり未体験ゾーンへ突入するので欧州経済は勿論、世界経済に与えるインパクトの大きさを市場は図りかねている。どんな相場も下げ続けることは決してなく、いずれ陰の極は必ずやってくるが、つなぎ売り玉はまだ外せない。

TOPIX -9 @738
日経平均 -99円 @8,801円


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続落したが下げ渋りの兆候も

05月15日
昨日の米国株は大幅下落した(DJIA -125.25 @12,695.35, NASDAQ -31.24 @2,902.58)。ギリシャが組閣できずに混迷し再選挙が濃厚となったためだ。仮に再選挙の結果、緊縮財政を放棄する政権が誕生すると、ECBを中心としたギリシャに対する追加融資が実行されなくなる。すると、ギリシャは債務不履行に陥るだろう。さらにギリシャがユーロを脱退するとドラクマは暴落し、ユーロ建ての既存債務は返済できない。するとギリシャ国債に大量投資している欧州の銀行を中心に大量の不良債権が発生し、銀行の信用不安につながり、銀行株は暴落するだけでなく、その信用不安がマネーの流通を止めるので世界経済が大きなダメージを受けるという連想が市場に拡大した。当然、ユーロは売られて安くなり、米ドルや日本円が買われて高くなった。

このような海外市況を受けて、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が358に対して、下落銘柄数は1,237となった。騰落レシオは66.85%。東証1部の売買代金は1兆1584億円。

TOPIXも日経平均も下放れて始まり、一時は深く下げたが切り返して、実体部分に比べ長い下ひげを引いた短陰線で終えた。つまり、下げ渋った。ギリシャの再選挙が決ったが、既に相場に織り込み済みのようだ。

TOPIX -9 @747
日経平均 -73円 @8,900円
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依然として弱い罫線であるが

05月14日
先週金曜日の米国株は終値ではほぼ変わらずであった(DJIA -34.33 @12,820.60, NASDAQ +0.18 @2,933.82)。本日の日本株全般は下落銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数は391に対して、下落銘柄数は1,198となった。騰落レシオは68.14%。東証1部の売買代金は9,919億円へ低下し、再び1兆円を割り込んだ。大統領によるギリシャの組閣の仲介も失敗し、再選挙が濃厚となってきた。ギリシャ債務問題の先行きは不透明なままなので、市場は警戒モード継続中だ。

TOPIXは続落し日経平均は小幅反発した。依然として弱い罫線であるが、かなりの安値圏にあるのでさらに下を売り込もうという動きではない。昨年11月の安値では3市場信用評価損が-20.97%(11.25.2011)まで拡大した。最新の数値がまだ公表されていないが、4月27日時点では-11.78%であった。

TOPIX -2 @756
日経平均 +20円 @8,973円
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日経平均ベースの予想EPSが663円へ上昇

05月13日
昨日付の日本経済新聞の1面記事によれば、2013年3月期の連結経常利益は前期比24%増の見通しであるとのこと。ならば予想EPSも増加しているはずなので、チェックして見ると5月11日(金)現在の日経平均ベースの予想EPSは663円に増加している。10年物国債の利回りを0.9%、株式リスクプレミアムを5%、日本の名目GDP成長率をゼロと仮定して日経平均株価のフェアバリューを簡易計算して見ると、11,237円となる。これは今年3月27日高値@10,255円よりも高い数値である。現在の業績見通しが正しければ、これ以上の下げは長くは続かないだろう。

今日は東京Eureka!!会支援のため東京へ行きます。ついでにパンローリングの編集者とも打ち合わせをします。
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下げ渋り感が強まってくる

05月11日
昨日の米国株は高安まちまちとなったが実質的にはほぼ変わらずであった(DJIA +19.98 @12,855.04, NASDAQ -1.07 @2,933.64)。本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が198に対して、下落銘柄数は1,415となった。騰落レシオは66.54%。東証1部の売買代金は1兆2328億円。

ソニーの株価は私が大学1年生の頃の1980年以来32年ぶりの安値まで下げてきた。業績悪化に歯止めがかからない。"It's a Sony"のCMが見られなくなって久しい。中学生の頃からソニーの短波ラジオ「スカイセンサー」で内外のラジオ放送を聞きながら勉強をしていた。私の学友の殆どもスカイセンサーを持っていた。大学生になると「ウォークマン」に魅せられた。あのソニーはどこへ行ってしまったのだろうか?

TOPIXも日経平均もさらに小幅下落した。既に指摘されているが、昨年11月25日安値から今年3月27日高値までの上昇幅に対して黄金比率である61.8%押しまで下げてきた。日本企業全体としての業績見通しは悪くないので、よほど大きなショックでも続かない限り、下げ渋り感が強まってくると見ている。

TOPIX -7 @758
日経平均 -56円 @8,953円
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下げ渋り

05月10日
昨日の米国株は続落した(DJIA -97.03 @12,835.06, NADAQ -11.56 @2,934.71)。ギリシャの政局混迷により欧州諸国の支援策実施が不透明となったらだ。これを受けて本日の日本株も続落する銘柄が多かったが、下げ過ぎという意識も強くなってきた。東証1部では、上昇銘柄数が814に対して、下落銘柄数は696となった。騰落レシオは68.17%。東証1部の売買代金は1兆1473億円。

TOPIXも日経平均も続落して始まったが、TOPIXは切り返して陽線で終えた。日経平均はほぼ寄引同事線となり下げ渋りを示した。海外株式市況次第だが、5月7日に空けた窓を埋められるかどうかに注目したい。

TOPIX ±0 @765
日経平均 -36円 @9,009円

当面はギリシャの政局から目が離せない。
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騰落レシオ65.97%へ

05月09日
昨日の米国株は続落し、これで5日続落となった(DJIA -76.44% @12,932.09, NASDAQ -11.49 @2,946.27)。ギリシャの政局混迷により欧州株が全面安となったことが背景にあった。中国株をはじめとしてアジア株も全面安となり、対ユーロで円高が進み、本日の日本株全般は続落した。東証1部では、上昇銘柄数が152に対して、下落銘柄数は1,478となった。騰落レシオは65.97%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1941億円。コンプリートガチャで問題がクローズアップされたグリーもディーエヌエーも大きく続落した。

TOPIXも日経平均も下放れて、且つ陰線で終えた。欧州情勢と為替相場次第でもう少し下げ余地は残っているが、騰落レシオは60%台半ばまで下げてきたので、特に悪材料がなく連れ安している銘柄は下げ渋りそうだ。

TOPIX -11 @765
日経平均 -136円 @9,045円
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下振れしやすい脆弱な相場

05月08日
昨日の米国株は高安まちまちとなった(DJIA -29.74 @13,008.53, NASDAQ +1.42 @2,957.76)。ユーロ安も一応止まり、円高も一服した。これを受けて本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,137に対して、下落銘柄数は416となった。騰落レシオは70.43%。東証1部の売買代金は1兆1070億円。昨日消費者庁がコンプリートガチャが景品表示法に抵触する可能性を示したことで、ストップ安となったディーエヌエーとグリーは今日は乱高下した。中学生が月に40万円も請求されるような仕組みは問題があるだろう。

TOPIXも日経平均も小幅反発したが、前日の陰線の範囲内にあり強い反発とは言えない。まずは昨日空けた窓を埋められるかどうかに注目したい。関西電力やシャープなど100銘柄以上が年初来安値を更新したので、まだ下振れしやすい脆弱な相場である。そうはいっても騰落レシオが60%台まで低下し、今期業績見通しが悪くない状況ではポジショントレーダーなら銘柄次第だが打診買いも可ではなかろうか。

TOPIX +4 @776
日経平均 +63円 @9,181円
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騰落レシオ67.94%へ低下

05月07日
先週金曜日の米国株は雇用統計が市場予想より悪かったため景気の先行き不安から大幅下落した。さらにフランス大統領選挙の決選投票で現職のサルコジ氏が対抗するオランド氏に敗れた。フランス国民は緊縮財政一辺倒に「ノー」を突き付けた。欧州債務危機を乗り切るため、ドイツのメルケル首相と推し進めてきたギリシャをはじめとする欧州の緊縮財政政策の実行が危ぶまれ、ユーロ安・円高となった。この結果、本日の日本株は大きく下放れて始まり、大幅安で終える銘柄が多かった。東証1部では上昇銘柄数が109に対して、下落銘柄数は1,516となりほぼ全面安。騰落レシオは70%を割り込み、67.94%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1732億円。

TOPIXも日経平均も大きく下放れ、陰線で終えた。欧州債務危機がまだ解決していないことを改めて印象付けた。十分な流動性を供給することでその場その場をしのいできたが、構造的な問題には手つかずであるため、欧州債務危機は何度も蒸し返されるだろう。その度に世界の金融市場に大きな悪影響を与える。私の記憶では、緊縮財政政策は80年代に南米各国がディフォルトしてIMFの管理下に置かれた時からの常套手段である。他に処方箋はないのかと言いたくなるほど毎回同じ処方箋が繰り返される。大衆は易きに流れる。緊縮財政は嫌われる。

TOPIX -20 @772
日経平均 -261 @9,119円

騰落レシオは60%台へ突入したので、割安銘柄も増えてきたはずだ。ポジショントレーダーには絶好の仕込み時が来た。但し、銘柄分散と時間分散は必須だが。
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日経平均のフェアバリューは9,800円だが・・・

05月06日
2012年3月期決算発表が相次ぎ、日経平均ベースの予想EPSの値が大きく変わってきた。4月末まで430-450円ほどで推移していたが、5月に入ってからは570円台に上昇してきた。5月2日現在では579円である。これを基に日経平均のフェアバリューを簡易計算してみる。10年国債の利回りを0.9%、株式リスクプレミアムを5%、日本の長期的な名目GDP成長率をゼロ%(甘いかも?)と見積もると日経平均の理論値はざっくり計算で9,813円となる。

PV=579/(0.59-0)=9,813円

この9,813円から海外発の不安要因や過度な円高不安分だけマイナスとなり、9,400円程度まで下げていると見ることができる。逆に言うと、海外発や円高の不安要因が緩和されれば、9,800円くらいまでは戻る可能性が高いということだ。しかし、それは直ぐには期待できなさそうである。先週発表されたアメリカの非農業部門の雇用者数増が市場予想(約16万人)を大きく下回り、11万5千人となったことを受けて失望売りが殺到し、米国株は大幅下落した(DJIA -168.32 @13,038.27, NASDAQ -67.97 @32,956.34)ためだ。上記フェアバリュー9,800円レベルを市場参加者の過半数が同意していれば、月曜日の日本株は大きく下げて始まるだろうが、直ぐに切り返して陽線で終える銘柄が多そうな気がするがはたしてどうなるか?騰落レシオも60%台へ突入する可能性が高い。
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地の利も時の利も売り

05月02日
昨日の米国株は反発した(DJIA +65.69 @13,279.32, NASDAQ +4.08 @3,050.44)。円高が一休みしたこともあり、本日の日本株全般は反発した。東証1部では、上昇銘柄数が1,075に対して、下落銘柄数は431となった。騰落レシオは70.69%へ低下し、60%台突入まで後少しまで迫った。東証1部の売買代金は1兆円を割り込み、9225億円となった。連休の谷間で参加者が少ないのでやむを得ないか。

TOPIXも日経平均も小幅反発したが、陰線が陰線をはらむ形となり、反発力は弱い。10日及び25日移動平均線は勿論、60日移動平均線も割り込んでおり、地の利も時の利も売りである。

TOPIX +3 @792
日経平均 +30円 @9,380円


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為替相場に一喜一憂する日本の株式相場はまだ当分続きそう

05月01日
昨日の米国株は小幅反落した(DJIA -14.68 @13,213.63, NASDAQ -22.84 @3,046.36)。ドル円の為替相場が79円台の円高方向へ動いたことも重なり、本日の日本株全般は大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が296に対して、下落銘柄数は1,290となった。騰落レシオは73.96%へ低下した。東証1部の売買代金は1兆1574億円。オーストラリア準備銀行が政策金利を0.5%(事前予想は0.25%)引き下げ、3.75%にすると発表したため、円は対オーストラリアドル以外にも連想で対米ドルや対ユーロでも円高方向へ動いたことが嫌気された。

TOPIXも日経平均も陰線で下げ、下値支持線と目されていた4月11日安値を割り込んだ。高値を切り下げ、安値も切り下げたので、名実ともに下げ相場と言える。チャート的にはもう少し下げそうである。米国株が大幅反発すれば下げ止まる可能性はあるが、円高傾向が止まらないとしばらくは下振れし易いだろう。為替相場に一喜一憂する日本の株式相場はまだ当分続きそうである。

TOPIX -15 @789
日経平均 -170円 @9,350円
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