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角山智の「株本執筆記」
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4月に新刊を出版します 03月27日
大変ご無沙汰しておりました。角山智です。 
 
この4月、パンローリング社より新刊を出版する運びとなりましたので、久しぶりにブログを更新します。 
 
『「敵」と「自分」を正しく知れば1勝1敗でも儲かる株式投資』 
 
当初は『バリュー投資の強化書』の続編として、一般向けにあまりマニアックでない銘柄分析を取り上げるつもりだったのですが、以前より私の書籍を担当してくださっているIさんの一言で方向性が変わりました。 
 
どうせ新刊を書くのなら、今までなかったような本にしてみませんか。 
 
というわけで、あれこれ考えた結果、次のような章立てとなりました。 
 
●グレアム流PERの使い方 
●バフェット流エクセレント・カンパニーの選び方 
●相場全体を見る上で、あまり知られていない割に重要な指標 
●記帳の重要性(フォーマット付き) 
●自己分析と投資の改善プロセス 
●どうやって「勝ち逃げ」すべきかの考察 
 
バリュー投資の2大潮流であるグレアム流、バフェット流に関しては、日本株をケーススタディとして取り上げたものはほとんどなかったはずです(見た記憶がありません)。 
 
相場全体が割安か・割高かを見る指標も「知る人ぞ知る」ものを紹介しました。 
 
そして、本書最大の売りは「記帳 --> 自己分析 --> 投資の改善 --> 勝ち逃げ」といったパフォーマンスの向上につながるプロセスを解説していることです。 
 
私自身、まだまだ未熟者ですし、おそらく完成形はないと思いますが、失敗だらけの己の投資を振り返る「傷口に塩の塗る作業」に取り組めるか否かが「勝ち逃げ」できる投資家への第一歩であるような気がしてなりません。 
 
「手っ取り早く、楽をして儲けましょう」的な書籍とは対極の位置付けですが、まじめに株式投資に取り組んでいる皆さんの参考になれば幸いです。 
 
なお「1勝1敗でも、なぜ儲かるか」は、本書を読めば納得していただけると思っています。ヒントはリスク・リワード・レシオです。 
 
 
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