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林知之
うねり取り 基本と実践 1963年東京都杉並区生まれ。1976年から商品のサヤ取りを始め、相場の世界に入る。FAIクラブの誕生とともに株式へ移行、証券会社3社で営業を経て、2000年に林投資研究所の代表取締役に就任する。
一般社団法人投資顧問業協会において、業務第五部会員、自主規制第五部会員、関東部会幹事を兼任。
『林知之の相場「確信ある自分流」』

「ドボン」を避けろ!

07月13日
「ドボン」とは、損失を出して資金を大幅に減らしてしまうことです。

株価変動は、日常における変化とは比べものにならないほど大きく、また、一般的な仕事における数字の変化と比べても大きいので、「そんなバカな……」と感じながら対処が遅れ、資金の大半を失うケースが意外と多いのです。

これが、いわゆるドボンです。
つづけて戦うことが、物理的にできなくなります。
マーケットから“退場宣告”されてしまうのです。

そこまでヒドい損失でなくても、例えば資金の半分を失ってしまったら……「ミスした」「マズかった」というネガティブな気持ちを抱えたまま必死に頑張りつづけ、資金を2倍にして、やっと原点回帰です。

「上がる銘柄はどれだ?」
「儲かったら車を新しくしよう」

ワクワク感のあるポジティブなことに気持ちを向けるのが当たり前ですが、一部のプロが本音で語る、「負けないやり方をしろ」「とにかく生き残れ」といった極端な表現が、決して異常なことではなく、意識すべき大切なことだと認識してほしいのです。

でも、そんなキツいことを並べても、「よし、こうしよう」と行動に移せないのも現実。

少しばかり説教じみた話をしたあと、「ラクに実行できる、負けないやり方」を紹介します。、しばし、おつきあいください。

以前と比べたら、「ポジションサイズ」とか「ドローダウン」とか、論理的な思考を助ける言葉が豊富にあると思います。売買内容を精緻に考えるきっかけとして、とても有効です。

でも、考えすぎ、計算しすぎてしまうケースも多いようです。

誰だって、儲かることを前提に売買します。
儲かるとは、「一定期間が経過した時点で、プラスの成績が残っていること」です。

例えば、3カ月間の売買で資金が10%増加したとします。
この状況を見て、「次の3カ月間も10%利益が出る」と期待するでしょう。
でも、もしかしたら……「次の1カ月で5%マイナス。合計4カ月間で5%増加」が、一定期間の結果かもしれません。

だから、「よし、10%増えた。これからはポジションサイズも10%増でいこう」なんて計算は、おそらくキケンです。

こうした計算、“攻める”方向への傾きについては、つい積極的になります。
その結果、多くの個人投資家が「やりすぎ」の状態だと感じるのです。

でも、やりすぎを警戒したら、動きがギクシャクします。
そこで、「子どもを安全に遊ばせる環境」を考えてみてください。
活発な男の子が好き勝手に遊んでも安全──どんな工夫をすればいいでしょうか?

一瞬でも目を離すと、ダッシュしてはるか遠くに行ってしまいます。
安全を確保するのがたいへんです。
だから、ある程度の広さが必要ですが、囲いを作り、その内側には危険なものがいっさいない状況をつくります。そして、「さあ、自由に遊びなさい」と。

これが、子どもがナチュラルに遊べる理想的な環境です。
全く同じような状況を、自分の売買でも設定するのです。

例えば、銘柄を一定範囲に限定します。
「限定」というと苦しく感じるかもしれませんが、手がける銘柄がある程度まで絞られていたら、「慣れている」「よくわかる」といったプラスのイメージをもつことができます。有利です。

やり方を限定するのも、当然です。
相場つきによって対応が異なるとか、引き出しが多いのは重要なことですが、「保合のときは逆張りでコツコツ取り、大きく動くようなら順張りで飛びつくこともいとわずに売買する」なんて考えは、完全に非現実的です。

得意技をもち、その得意技で勝てそうな場面を狙うのが王道です。

当然、状況も限定します。
「どんな場面でも上手に乗りこなす」なんて、やはりムチャですよね。

限定する、絞り込む、守備範囲を決める──ストイックに聞こえるかもしれませんが、子どもの遊び場を一定範囲にするのと同じことで、あまり難しいことを考えず、「自由に」「感じるままに」値動きに対応すればいいのです。

ドボンしない、ムチャをしない、という抑圧的な言葉を実践論に落とし込むと、ラクに売買できる状況が浮かび上がります。

同じテーマの動画は、こちらです!


YouTube動画 【初心者から抜け出すための技術】 「ドボン」を避けろ!





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相場で大切なのは「待つ」こと

07月06日
株式市場では、株価が目まぐるしく変化します。
そして、その変化こそが利益のもと、私たち実践者の狙いです。

だから、どちらかというと「待ったなし!」のイメージでしょう。
でも実は、「待つ」という抑圧的なイメージが大切、そんな発想が利益をもたらしてくれる、という考え方を紹介します。

「えっ?」と感じながらも、まずは耳を傾けてみてください。
多くのマーケット参加者が「待たない」「待てない」ので、「待つ」を重視することで、紙一重で競争するほかのマーケット参加者にビシッと差をつけることができる──言いすぎでしょうか?

最も多く見かける「待つ」は、塩漬けでしょう。
買った銘柄が上がらず、そのまま放置したような状態です。
わるい場合は、かなり下げてしまっています。

これは、たしかに待っているのですが、戦略的に待っているのではなく、たいていの場合は“やせガマン”です。

主な原因は、「待つ」ことをせずに慌てて買ったことかもしれません。
いい銘柄を見つけた、早く買わないといけない、ガマンできない→まとめて買っちゃった、というパターンです。

「あっ、しまった」とか「早かった……」と思っても後の祭り、なんとなく持っているわけです。「待つ」のイメージを明確に、ひと呼吸おいてさぐりを入れる、試し玉を入れてみる、といった対応をすれば、塩漬けとは縁遠い状態で前に進むはずです。「これは見込み違いかも」と思ったときでも、少なめの株数をサッと切って出直しをはかることが可能です。

塩漬け状態について、3つの認識を示します。


  1. 待つしかない(完全容認)

  2. ツラいかも(疑問あり)

  3. こんなのダメ! 本来の自分じゃない



「1」のように当然の状態だと認めず、「2」のように疑問をもつか、できれば「3」のように、こんな状態を脱しよう、次は上手にやろう、と考えるのが正解です。

そもそも、いろいろなパターンに手を出してしまう姿勢が、安易な仕込みと塩漬けをつくる大きな要因だったりします。

自分が上手に対応できる値動きパターン、銘柄、マーケットの状況に的を絞り、そんなチャンスを待つ、という考えが重要です。

すでに、2つの「待つ」を示しました。
手がけようと思って、ひと呼吸おく「待つ」。
それから、そもそも手がけるかどうか、本当に「自分の出番」かどうかを考える「待つ」。

こうした「待つ」が、売買という継続的な行動のなかにポツンポツンとあるだけで、全体の流れはよくなるはずです。例えば新しい銘柄を見つけたときに、「あっ、なにか売らないと買えない」なんて、苦しい“やりくり”を強いられることも激減します。

私が考える『待つ』を、3パターンの言葉で示します。



「建てないで待つ」は、安易に手を出さないことです。
手がけるときにも、まずは試し玉から、そして丁寧な分割で仕込みます。

次の「手仕舞いして待つ」は、1番目と近いのですが、手仕舞いしたあとに慌ててポジションをつくらないという姿勢です。「取り返したい」と思う損切りでも、「よし次も」と感じる利食いでも、ひと呼吸おいてから次のチャンスをさぐるべきです。区切りをつけて頭をスッキリさせるだけでなく、慌ててポジションをつくらないようにするわけです。

最後の「手仕舞いせずに待つ」は、予想が当たった、値動きの波に乗れたときの対応です。

見込み違いのときは、時間をかけず、値幅が小さいうちに、分割で株数も少ないうちに始末するのが正解ですが、当たった予想は育てる、確実な利食い手仕舞いを目指しながらも一定の期間ねばってみたいものです。「利を伸ばす」努力です。

「利食い千人力」という言葉がありますが、決して、小すくいの利食いが正しいと述べているものではありません。

「待つ」というイメージ、いかがでしょうか?
気に入ったらら、売買に取り入れてみてください。

同じテーマの動画は、こちらです!


YouTube動画 【初心者から抜け出すための技術】 相場で大切なのは「待つ」こと





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