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鎌田傳


「ラリー・コナーズ氏(「コナーズの短期売買入門」「魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門」)の経営する、TradingMarkets.comでテクニカル・アナリストを務め、現在証券会社に勤務。訳書に、「スイングトレード入門 短期トレードを成功に導く最高のテクニック」(パンローリング)、そして電子書籍「トレード成功のヒント - 米国株式市場の習性と特徴」(パンローリング)がある。」

鎌田傳の「South Bayトレーダー」 日記

予想されたとおりQEは終了: 専門家たちのコメント

10月30日
FOMC:量的緩和を終了、超低金利は「相当な期間」維持へ(ブルームバーグ)

さっそく買われたのはドルです。



見てのとおり、FOMC終了直後、急騰しています。日足チャートで見るとこうなります。



長い陽線が形成され、レジスタンスラインに挑戦中です。

専門家たちのコメントです。

・ 量的緩和の終了は皆が予想していたことだ。今日の発表に驚きは無い。 -- JJキナハン(TDアメリトレード)

・ QE(量的緩和)は、巨大な経済実験として歴史に残ることだろう。しかし、この実験結果が分かるのは、まだまだ先のことになるだろう。 -- ライアン・デトリック(テクニカル・アナリスト)




・ 量的緩和第4弾が始まるのはいつ? -- ヘレン・マイスラー(TheStreet、マーケット・テクニシャン)

・ 予定どおりに量的緩和が終了した。となると、金利の引き上げは予想されているように2015年の中頃になるだろう。 -- ジョセフ・ラボルグナ(ドイツ銀行)

・ 今月の初め頃、金利引き上げの時期に関して見方が混乱してしまったが、今日の発表で、皆の意見が来年の中頃に再一致した。 -- グレッグ・アンダーソン(バンク・オブ・モントリオール)

・ 連銀は超低金利の継続を約束した。しかし声明文を読んでみて分かることは、連銀は米国経済の見通しにやや楽観的になり、株投資家の立場から見ると、この声明はどちらかと言えばタカ派的な内容だ。 -- ダン・グリーンハウス(BTIG)

・ 予想どおりにQEが終了となった。強い回復を見せる労働市場、それに低インフレという環境が明確になり、投資家たちは金を売った。 -- クリス・ガフニー(エヴァーバンク)


(参照した記事:FOMC:量的緩和を終了、超低金利は「相当な期間」維持へ

First Sell-Side Responses To FOMC Trickle In: "This Should Be A Risk Off Trade"

Dollar Rises Most in 4 Weeks as Fed Ends Buying on Labor

Fed completes the taper)



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大きく売られたブラジル株、ルセフ氏の再選に投資家たちはガッカリ

10月28日


ルセフ氏がブラジルの大統領に再選され、投資家たちはガッカリです。マーケット終了まで、まだ2時間半ほどありますが、下はニューヨークに上場されている主なブラジル株の様子です。

Petróleo Brasileiro S.A.(ペトロブラス): -12.80%

Vale S.A.(ヴァーレ): -5.56%

Itaú Unibanco Holding S.A.(イタウ・ウニバンコ): -5.52%

Banco Bradesco S.A(バンコ・ブラデスコ).: -4.80%


注目したいのは、10%を超える大幅下落となった石油会社のペトロブラスです。先ほど、ビジネス・ニュースに出演したアナリストが、こんなことを語っていました。

とにかく売られすぎだ。ファンダメンタルズが完全に無視され株が投げられている。



株価が割安なのか、それとも割高なのかを判断するために株価収益率、PEGレシオなどが使われますが、上の赤で囲った数字は一株当たり純資産です。この数字によれば、もし今日ペトロブラスが清算したとすると、一株につき22ドル9セントが投資家の手に入ります。しかし、現在の株価はたったの11ドル14セントですから、アナリストが指摘しているように、あまりにも売られすぎな状態です。

下は、アナリストたちが予想しているペトロブラスの利益成長率です。



・ A: 今年の成長率 2.21%

・ B: 2015年の成長率 19.75%

・ C: 2016年の成長率 18.28%

・ D: 2017年の成長率 23.22%

・ E: 向こう5年間の成長率(年率) 14.50%


下は週足チャートです。



見てのとおり、株価はブレイクアウト(1)が起きる前に形成されていたレンジの中へ逆戻りです。言い換えると、このレンジがサポート・ゾーンになる可能性がありますから、既に買い始めている人も多いことでしょう。今日ここでの買いは、あくまでも試し買いであり、もしゾーンの下限を割るようなことになれば損切りです。もし思惑どおりに進んだ場合は、上限(2)の突破で買い足しです。

(参照した記事:ブラジル大統領選、ルセフ氏が再選

Petrobras, Brazil Stocks Dive On Rousseff Re-Election

Brazilian Stocks Are Getting Decimated)



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株式市場、投資家、アナリストの真実???

10月25日
・ 株式市場というのは奇妙な所だ。買い手が現れると必ず売り手が現れ、その反対に売り手が現れると必ず買い手が現れる。面白いことに、両者に共通していることは自分が正しいと思っていることだ。

・ 株のアナリストがレストランへ行ってピザを注文した。「ピザの切り方ですが、6つに切りますか、それとも8等分にしますか?」、という質問にアナリストはこう答えた。「今日はとても腹が減っているから8つに切ってくれ。」



・ 株の掲示板に書き込む人には三つのタイプがある。

1、株に関して全く何も分かっていない: 約10%

2、株に関する知識が少しある: 約10%

3、株に関して全く何も分かっていないことが分かっていない: 約80%

・ オンラインでのトレードは迅速でとても便利だ。お陰で、追い証も普段の5倍のスピードでやって来る。

・ 割安株投資の意味: 大きく下げた株を買い、それが更に安くなったところで売却すること。

・ 長期投資とは失敗した短期投資のことだ。

・ 午後のトレード: 午前中の利益を全て失うトレードのこと。

・ 金曜日: 今週のトレード利益を全て失う日。

・ マーケットの底: あなたが株を買うことができない場所。

・ マーケットの天井: あなたが株を買った直後に起きる現象。

・ 優良株: その株についてあなたは何も知らないが、うまく利食うことができた株のこと。

・ 小型株専門の良いファンド・マネージャーを見つける方法: 先ず、良さそうと思われる大型株のファンド・マネージャーを見つけること。そして、しばらく待つことだ。

・ 移動平均線: あなたが実際にポジションを持つと役に立たなくなる不思議な線。

・ スカルピング: 小さな損を迅速に何度も繰り返すトレード方法。

・ リポーター: 収入はどれくらいですか?差し支えなければおしえてください。

ファンド・マネージャー: 平均で20万ドルくらいです。

リポーター: すみません、それは月収ですか?

ファンド・マネージャー: いいえ、一日当たりに換算した収入です。

・ 投資アドバイザーのモットー: 全ての顧客は破産が証明されるまで顧客だ。

(参照したサイト: Best trading jokes

Forex Humor)





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久しぶりに310オシレーターの話

10月22日

MACDを利用した310オシレーターの動画です。(約8分)

下記からアクセスしてください。


http://youtu.be/alPI9OJD1yQ?list=UUg9-_5EiepNrdIPZZDbUEQA

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グーグル、重要なレベルをテスト中

10月19日
金曜、NYダウは+1.63%の反発となりましたが、グーグルは予想以下の決算が売り材料となり2.54%の下落です。下は、グーグルの日足チャートです。



大きな売り圧力を示す突出した出来高(A)、そして長い陰線が形成されましたが、見てのとおりサポートライン(1)を割ることはありませんでした。グーグルは、この辺で買いでしょうか?
予想を下回る決算発表後、アナリストたちは、グーグルの目標株価を下方修正しています。

・ ドイツ銀行: 645ドルから615ドルに引き下げ。買い推奨は継続。

・ バンク・オブ・アメリカ: 670ドルから600ドルに修正。買い推奨は継続。

・ スティーフェル・ニコラス: 700ドルから610ドルに修正。買い推奨は継続。

・ CRTキャピタル: 660ドルから620ドルに変更。買い推奨は継続。


ということで、目標株価は下げられてしまいましたが、アナリストたちの買い姿勢に変化はありません。

株価はサポートラインに迫り、アナリストたちは揃って買いを勧めているのですから、単純に結論するとグーグルは買いです。しかし、最近のグーグルには以前のような爆発的な人気がありません。



上半分がグーグル、下半分はS&P500指数です。決定的に明らかなことは、グーグルは3月の高値をまだ更新していません。見てのとおり、3月以降もマーケット(S&P500指数)は上昇を展開し、9月に最高値を記録です。言い換えると、グーグルの伸びはマーケット以下であり、投資家たちにとって、さほど魅力的な株ではありません。たしかに、グーグルはサポートラインに迫り、位置的には買い候補と言えます。しかし、アナリストたちに目標株価を引き下げられ更に魅力を失ったグーグルだけに、ここで積極的な買い手が次々と現れることはないような気がします。

(参照した記事:Google Profit Misses Estimates on Slower Advertising Growth

How Will Google (GOOG) Stock Be Affected Today by This Analyst Action?)



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米国株式市場: 小型株指数に違った動き

10月17日
荒れるマーケットが続いていますが、下は10月9日から10月15日までに、資金が最も流入したETFのトップ10です。



トップは約31億ドルの資金が流れ込んだiShares Russell 2000 (IWM)、小型株専門のETFです。Russell 2000というのは小型株指数を指し、言い換えると、このETFはラッセル2000指数に連動するように作られています。しかし何故このタイミングで、こんなマーケットが大幅に下げている状況で、今年避けられていた小型株ETFに資金が流れたのでしょうか?下が、iShares Russell 2000 (IWM)の週足チャートです。



正に、天井の形成中といった様相です。現に、先週のローソク足(1)はサポートラインを割り、多くの人たちがダウントレンド入りを確信したことでしょう。しかし、最近の資金の流入で、ローソク足はサポートラインの上に戻ってしまいました(2)。このブレイクダウンはダマシ、単なる罠だったのでしょうか?

さっそく、こういう見方が出ています。

小型株に変化が見られるようになった。今週、大型株指数は下げているが、それとは反対に小型株指数は上昇している。今年嫌われ続けた小型株を考えると、これは見逃すことができない変化だ。もちろん、完全に底を打ったという確信はまだ無いから、ここで小型株を積極的に買うことはできない。しかし、そろそろ起きそうな反発ラリーに備えたい。 -- グレッグ・グエントナー(米公認テクニカル・アナリスト)

ライアン・デトリック氏(テクニカル・アナリスト)は、こんなことを指摘しています。

私の友人であり、そしてマーケットの優れた分析力を持つクリス・キンブルは、小型株の上昇開始を予想している。下が、その理由を示すチャートだ。



キンブル氏のブログにアクセスし、上のチャートの説明を読んでみました。下記が要約です。

下半分はラッセル2000指数/S&P500指数レシオ、上半分はレラティブ・モメンタム・インデックス(相対力指数と同種の指数)だ。ラッセル2000指数/S&P500指数レシオが下げている時はS&P500指数の成績の方が良く、逆に上昇している局面は、小型株指数ラッセルの方が大型株指数S&P500より好調であることを示す。

現在の位置(1)だが、レラティブ・モメンタム・インデックスは売られ過ぎゾーンに入っている。そしてラッセル2000指数/S&P500指数レシオは、サポートになる可能性があるチャネルの下限に接触中だ。言い換えると、小型株指数ラッセルの下降が終わり、そろそろ上昇に転じる可能性がある。現在の状況は、9ヶ月前とは正反対だ。その時、レラティブ・モメンタム・インデックスは買われ過ぎゾーンにあり、ラッセル2000指数/S&P500指数レシオはチャネルの上限に達し、小型株の売り、そして大型株買いのシグナルが出ていた。


もう一度、小型株指数に連動するiShares Russell 2000 (IWM)の週足チャートを見てください。繰り返しになりますが、なだらかな半円が描かれ、どう見ても天井の形成中、といった様相です。更に、今日の投資環境は大きく変わり、投資家たちが資金を安全なものへ移動させていることを考えると、ここから小型株の上昇相場が再開するとは中々思えません。しかし、キンブル氏、グエントナー氏のような見方もあることを頭に入れておきたいと思います。


(情報源:ETF Fund Flows

A “Silent Buy” Signal in One Unloved Market Sector

What Does The Small Cap Outperformance Mean

Small Caps: Is It Time For A Rally?)



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米国株式市場は今回も住宅市場を追う?

10月14日
米国株式市場は3連敗です。ダウ平均は200日移動平均線を先週既に割り、そして今日、注目されていた8月の安値を下回りました。



下がったら買えば良いのだ、というマーケットが長く続いていただけに、いつもとは違う今回の下げに、多くの投資家たちは不安を感じています。

グレッグ・シネル氏(StockCharts.com)は今朝のブログで、住宅市場から株式市場に発せられた危険信号について書いています。



上は、住宅建築株に投資しているETF、SPDR S&P Homebuilders (XHB)の長期チャートです。(黒い線がETF、赤はS&P500指数) 左端から見て行きましょう。

・ 2007年早々(1)、住宅建築株のETFは天井となり下落が始まっています。しかし、S&P500指数がピークとなったのは2007年の秋(2)ですから、株式市場が住宅市場を追う形となりました。

・ 2010年(3)、2011年(4)の場合は、ETFとS&P500指数の天井は、ほぼ同時です。

・ 最も注目したいのは現在の位置(5)です。今日、住宅建築株のETFは52週間ぶりの安値を記録です。2007年の再来なら、株式市場も1年ぶりの安値に転落することでしょう。


(参照した記事:The HomeBuilders ETF (XHB) Breaks Down to 52 Week Lows)






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米国株式市場は発見期にある??

10月10日
The market is going through a period of discovery. -- クインシー・クロスビー(マーケット・ストラテジスト)

現在の株式市場は発見期にある、という意味になります。いったい、何を発見しようとしているのでしょうか?下はダウ平均の日足チャートです。(木曜のマーケット終了45分前時点)



昨日の上げは今年最大だったのですが、今日の大幅下落で、いとも簡単に帳消しとなっています。円で囲いましたが、最近は値幅の大きな上げ下げが交互に展開され、投資家たちの迷いが明確に表れています。言い換えると、マーケットは方向の模索中であり、クロスビー氏の言葉を借りると「発見期」ということになります。しかし、矢印の方向から考えると、マーケットは8月の安値をテストしそうな様相です。

下は、ダウ指数に連動するETF、SPDR Dow Jones Industrial Average (DIA)の日足チャートです。



位置的には200日移動平均線が迫っていますから、8月の時のように、この移動平均線がサポートになる可能性があります。気になるのは出来高です。最近のマーケットは、出来高を増大させながら下落しています。特に今日の出来高は、ここ6ヶ月間で最高であり、不安な投資家たちの心理状態が明確に表れています。



入れた指標はオン・バランス・ボリューム(OBV)です。矢印で分かるように、買い圧力が強いときはOBVは上昇し、売り圧力が強いときは下降します。注目は1と2です。ETF価格は8月の安値をまだ割っていませんが、OBVの方は8月の安値を既に大きく割っています。最近の下げには極めて大きな売り圧力が伴っていますから、8月の安値が崩れる可能性を頭に入れておきたいと思います。


(参照した記事:Volatile markets are facing the 'old normal')



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パーティー・ムード復活の米国株式市場

10月09日
議事録によると、FOMCのメンバーたちは、弱さが顕著になった海外の経済と強いドルが回復中の米国経済に与える悪影響を心配している。 -- ジョン・ヒルセンラス(ウォール・ストリート・ジャーナル)

FOMC議事録発表直後ドルは急落、ダウ平均は急騰です。





議事録が示していることは、連銀はそう簡単に金利を引き上げることはない、ということだ。低金利は、皆が思っている以上に長く続く。-- ビジネス・インサイダー


強いドルが売り材料になっていた金は、このニュースで、どっと買いを集めています。下は、金のETFの5分足チャートです。



確たる証拠があるわけではないが、金は先週の金曜に底を打ったと思う。 -- リチャード・ラセル(ダウ・セオリー・レターズ)

とにかく今日の議事録でムードは一転、パーティー・ムードがマーケットにまた戻ってきました。マーケットは目先底打ち、ここからは積極的に買っていけば良いのでしょうか?

米国株式市場が危険な状態から脱したとは思わない。しかし、空売りは一先ず手仕舞いだ。 -- WallStreet Window

歴史的に見た場合、現在の株は割高だ。S&P500指数のPER(株価収益率)は19倍という高レベルにあり、これは2010年の春以来最高の数値だ。経済が回復、そして成長しているのだから高いPERは当たり前だ、という意見がある。しかし、アナリストたちが企業利益の下方修正を発表していることを考えると、現在のPERは明らかに心配材料だ。 -- マット・ウェラー(FOREX.com)


下はS&P500指数の60分足チャートです。



高値、安値が切り下がりダウントレンドが示されています。確かに今日の上げは力強さがありますが、Aの高値(6日)を突破できない限りトレンドは上向きに変わりません。ということで、Aの高値に注目です。



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改めて感じる素早い損切りの重要性

10月07日


90%の暴落となったGT Advanced Technologies (GTAT)の日足チャートです。(月曜のマーケット終了90分前時点) 今朝の始値は11ドル6セント、そして現在の株価は1ドル4セント、正に悪夢のような下げ方です。

一気に売られた原因は、GTATが連邦破産法第11章に基づく破産保護の申請を行ったためです。今日の陰線があまりにも特大で9月9日(1)の陰線が全く目立たなくなってしまいましたが、この日GTATは12.9%の大幅な下げを記録しています。売り材料は、期待されていたGTATのサファイアガラスがiPhone 6に搭載されていなかったためです。見てのとおり翌日は窓を開けての下げ、そしてその後は横ばい状態でしたが、けっきょく回復することなく今日の暴落に至りました。「今日の株価の暴落は、GTAT社がアップルとの関係が完全に切れたことを示唆し、GTAT株はナスダック市場から外されることになるだろう」、とレイモンド・ジェームズ社のアナリストは語っています。

こんなチャートを見る度に思うことは、「損切りの重要性」です。GTAT株の最近1年間の動きを見るとこうなります。



ヘッド・アンド・ショルダーズの売りパターンです。1は9月9日の陰線、そして翌日の窓を開けての下げ(2)で起きたことは、売りシグナルとなるネックライン割れです。言い換えると、この株を保有していた人は、2の日が最後の損切りチャンスとなりました。繰り返しになりますが、こんなチャートを見る度に、損切りの重要性を強く感じます。

(参照した記事:GT Advanced Tech files for bankruptcy protection)



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銀行の貸し渋りを愚痴る前FRB議長

10月05日
これは本当なのだろうか、と疑ってしまうこんなニュースがあります。



前FRB議長ベン・バーナンキ氏が、家のローンの借り換えが出来なかった、という意味になります。FRB議長を歴任した人が金を借りることが出来なかったのですから、銀行の審査というのは、いったいどれほど厳しいものなのでしょうか?

シカゴで開かれた会議に出席したバーナンキ氏は、司会を努めていたマーク・ザンディ氏(Moody’s Analytics Inc)に、こう語った。「先日、住宅ローンの借り換えをしようとしたのですが、銀行に断わられてしまいました。」 これを聞いて、どっと笑い始めた人たちの方を向いて、バーナンキ氏はこう言った。「作り話ではありません。事実です。」

審査に合格しなかった具体的な理由は報道されていないので詳細は分かりませんが、バーナンキ氏は、2009年と2011年にローンの借り換えを行ってなっています。短期間に2回借り換えたので3度目はお断り、ということなのでしょうか?会議の出席者たちに、バーナンキ氏は銀行の貸し渋りを愚痴ったようです。

記事を読んだ人たちの書き込みを、いくつか見てみましょう。

・ バーナンキ議長、現実の世界へようこそ!(ted1478 )

・ サブプライム・ローンの過ちを繰り返したくない、ということは分かる。しかし、今日の銀行の審査はあまりにも厳しく、これでは住宅市場の回復にブレーキをかけているのと同じだ。(JerseyJeff78)

・ 問題なのは、経済政策立案者たちには、銀行から金を借りることの難しさが分かっていない。米議会の議員のほとんどはミリオネアであり、彼らには一般市民の苦しみが理解できない。(jvflyer)

・ よく分からないのだが、なぜバーナンキ氏はローンの借り換えをしようとしたのだろう?聞くところによると、氏は講演する度に25万ドルの講演料が手に入る。金に困っている訳ではないのだから、わざわざ借り換えなくても、残高を今日全部払うことが出来るくらいの金は持っている筈だ。(elixer8062 )

・ バーナンキ氏の話題からはそれるが、今日の米国経済は大混乱状態だ。国は膨大な赤字を抱え、米国の経済政策を一言で言えば「無責任」だ。こんな状態を永久に続けることは不可能であり、米国は第3世界に仲間入りすることになるだろう。(Michael Kastre)

・ 銀行側に何らかの間違いがあったのではないだろうか。たとえば、書類の記入ミスだ。バーナンキ氏が、庶民と同様に金を借りることに苦労しているなどといった話を信じることはできない。(JohannIvan)

・ バーナンキ氏が借り換えを出来ないという事実を知った今日、議会は状況改善のための話し合いを早速するべきだ。(Bob Sushi)

・ バーナンキ氏は現実を思い知ったことだろう。大金融機関を助けることが経済の回復に結びつくのではない。本当の経済回復が欲しいのなら、中産階級を先ず助けることだ。(Brandon Marcus)

・ この記事には思わず笑ってしまった。正に、詩的正義の実現だ。(Smart Guy)


(参照した記事: Former Federal Reserve Chair Ben Bernanke Can’t Refinance His Home

You Know It’s a Tough Market When Bernanke Can’t Refinance)





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10月にドルが下げる確率は70%??

10月01日


原油が3%を超える大幅下落です。低迷が続いている原油ですが、今日の日足チャートに現れた陰線は特大です。



見てのとおり、目立つ陰線が形成されています。こんな下げ方ですから、多くの人たちは、レンジの下限割れを予想していることでしょう(A)。最近の強いドルが原油の売り材料になっている、と言われていますが、それ以外の要素としてジョー・ワイセンタル氏は次の8つをあげています。

・ リビアの原油生産量が2013年以来最高に達した。

・ 9月のOPEC諸国の産油量が上昇、そして上方修正された。

・ 緊迫する香港情勢でアジアの経済スローダウンの心配が出てきた。

・ ロシアとEUの関係が更に悪化し、欧州連合加盟国の経済が冷え込む可能性がある。

・ 水曜に発表が予定されている中国、ヨーロッパのPMI(製造業)は、予想より悪い結果になる可能性がある。

・ メキシコの石油会社ペメックスは、原油の更なる下落を予想し既にそれに備えたトレードをしている、と噂されている。

・ 今日の特大陰線が更なる売りを呼びそう。

・ 四半期末ということで、ファンドが原油を含めて下げが顕著な商品を一斉に空売った可能性がある。


今日の原油の下げは確かに大幅ですが、長期チャートはまだ崩れていません。



原油価格に連動するETFの週足チャートです。今のところ、なだらかに上昇する下辺に支えられています。言い換えると、現在の位置はサポートレベルですから、ここで買っている人もいることでしょう。

さて、原油や商品の売り材料になっているドル高ですが、アンドリュー・ナイクイスト氏(SEE IT market)は、こんなことを指摘しています。



ドル指数の過去20年間の10月の成績です。2011年の10月はマイナス3%、そして2008年10月は+7.8%でしたが、過去20年間の平均値はマイナス0.3%です(A)。そして、10月が下げる確率は70%(B)ですから、10月はドル指数にとって良い月ではありません。

下は、ドル指数の日足チャートです。



力強い上昇が展開されていますが、この勢いを永久に続けることは不可能です。歴史的にドルは10月に弱くなる傾向がありますから、ここから積極的に買うのではなく、押し目を待つことが無難と思われます。もし一時的にドルが弱くなれば、叩かれている原油や商品に短期的な反発ラリーが起きる可能性もあります。


(参照した記事:OIL CRASHES

Why The US Dollar Rally May Stall Out In October)
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